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シモーニャ さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/03/14

    私は、ワールドミュージックやジャズなどを幅広く聴いています。
    特にブラジルや次世代ジャズを最も好みとしていましが、
    ここ1,2年、どちらも取り上げれげられるアーティストや方向性が固まりつつある様に思え、
    新鮮味が感じられなくなってしまいました。(私の主観です)
    そこで、新たに盛り上がっているジャンルは何かと探していましたところ、
    Bachata”バチャータ”に行き着きました
    耳慣れない単語ですが、ラテン系ラブソングのことです。
    主にヒスパニッシュ系のアーティストが活躍しているジャンルとなります。
    私的には、昨年(2014年)の音楽シーンでは最も熱いジャンルと思っています。
    正統派のシンガーからラップ系のミュージシャンが、
    それぞれのスタイルで凌ぎを削り、数多くの新しいスタイルが生まれています。
    その中でも、この『Prince Royce 』は、人気急上昇で、
    容姿、実力、高い音楽性が揃った、若手No.1シンガーです。
    彼自身は、米国のニューヨーク生まれですが、両親はドミニカ移民です。
    アルバム”Soy El Mismo”は、3作目となりトラデッショナルなバチャータから、
    ラテン・ポップとR&Bをミックスしたとても心地いいラブソングまで、
    バラエティに富んだ内容となっています。
    すごいのは、どの曲も素晴らしく捨て曲なしの充実した内容です。
    彼は音楽だけでなく、そのイケメンのルックスもリスナーを虜にしてしまします。
    自分自身の名前にプリンスとつけているところもベテなのですが、
    彼の個性とラテン的な感覚を理解すると、
    ベタほどカッコよく聞こえるのが不思議です。
    ラテン音楽入門者もベテランも唸るアルバ間違いないナシです。

    私の中で、バチャータは今最もキテいます。
    ここ数年は、ラテン系の音楽に力を入れて色々聴こうと思っています。
    皆さんのオススメのアルバムや曲名などあれば教えてください。
    よろしくお願いします。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/10/25

    彼女の場合は、日本人のBossaシンガーということで、
    関心をもたないブラジル音楽通もいるだろうが、
    そんな偏見は、一切、彼女にはあてはまらない。
    日本人の枠を超えた、国際レベルでもトップにいるシンガーだと思う。
    今回もブラジル音楽ファンをときめかせるレパートリーが並ぶ。

    マリア・ヒタのバックでお馴染みのチアゴ・コスタ(p)、
    シルヴィーニョ・マズッカ(b)、ミルトン・ナシメント・バンドのドラマー、
    リンコルン・シェイブなど一流プレイヤーが全面参加!
    また、パトリシア・ロバートがM1,M2でゲスト参加!
    そして、全編ブラジル・ミナス録音ということも、
    ブラジル音楽通にはうれしい。
    Bossaファン、MBPファンは是非ともチェックを!

    原宿教会でのライブを拝見させて頂きました。Chieさんのbossaは、
    深く心に染み入ってくるような感触があります。
    そして、チアゴさんの繊細で優美なピアノと絶妙に溶け合い、
    グッと胸に響く。久しぶりに至福の時を過ごすことが出来ました。

    Obrigado!

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/21

    Grady Tate (グラディ・テイト)は、
    1932年のノースカロライナ州生まれ。
    ドラマーとして有名だが一方では、
    優れたヴォーカリストでもある。
    これまでに数枚のヴォーカル・アルバムを発表。
    73年と89年にはグラミー賞の男性ベスト・ポップ・ヴォーカルに
    ノミネートされている。

    この世代のヴォーカリストとしては、
    非常に現代的な感覚を持っている。
    スタイリッシュなヴォーカルはマーク・マフィ同様、
    今のモダン・ジャズに通用する。
    『私の好むヴォーカルスタイルはこれだ!』と確信した。

    軽快に弾むリズム華やかなホーン、
    絶妙なフックのメロディライン。
    そしてグラディ・テイトの程よくソウルフルな歌。
    素晴らしいライブです。

    クラブジャズでも再評価されると思う。(されている?)
    今まで、リスペクトしていなかったのが悔しい。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/14

    Build An Arkの3rdアルバムとなる『Love』。
    LAの奇才カルロス・ニーニョのプロジェクト。

    ヴァン・モリソン、ファラオ・サンダースの名曲など、
    スピリチャルジャズのカヴァーがずらりと並ぶ。
    みがかれたサイケデリック・チルアウト作品。
    60S〜70Sのラブ&ピースな感覚が、リアリティを増し今に蘇った。
    精神性の高いサウンドは、インスピレーションを刺激し、
    イマジネーションの世界へと誘う。
    まるで、瞑想をしているみたいだ。
    愛、喜びの光で心が満たされる。

    アルバムの流れは、非常によく構成されている。
    M1「LOVE」は、やさしくとフェードインさせてくれる。
    M2は、オリジナル曲でメンバー自らのコーラスにより高揚感ます。
    M7の「Sunflowers In My Garden」は、
    雲の上に響く澄み切った空間を感じる。
    そして最後のM13「More Love」はカーメン・ランデが参加。
    ふんわりとメローに締めくくる。

    ミュージシャンが想いを込めて演奏する音楽には、
    心の奥深くまで愛と平穏を感じることができる。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/06

    若きトランぺッター、Matthew Halsallの2nd。
    From Manchester UK!

    UKジャズ・シーンが注目するトランぺッターで、
    DJとしても活躍している。
    Gilles Petersonのラジオ番組『Worldwide』でも、
    DJとして彼のFavorite TunesをJazzyにMixしていた。

    アーバンなモード感がこれまでに無いJAZZを表現している。
    Club jazzではないので、その辺りのサウンドを期待している人は、
    試聴して確認する事。
    しかし、クラブジャズファンにもきっと受け入れられるはず。

    飾らないサウンドだが心を温かく軽やかにしてくれる。
    I’ve found joy!!! 素晴らしいjazzをみつけた。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2010/02/03

    It is the music that we hear on a snowy day.

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/31

    バート・バカッラックのカヴァーに続くトレンチャの新作は、
    2009年9月に突然亡くなったマイケル・ジャクソンのカヴァー。
    Trainchaがお気に入りのマイケルジャクソンの曲を、
    プライベートレコーディングしただけのアルバム。
    バカラック同様、タイムリーなアーティストの楽曲を採り上げている。
    しかし、単なるカヴァーアルバムではない。

    Trainchaは、ティーンの頃にマイケルとの結婚を夢み、
    12年前に憧れのマイケルとステージを共にし、
    マイケルの2009年ロンドン公演のチケットも手に入れていたのだ。
    そんな、想いや経験を持つTrainchaが歌うのだから、
    多くのカヴァー・アルバム以上の輝きを放っている。

    ほぼ全曲を通して、guitarのLeonardo Amuedoとのディオ。
    ギターとヴォーカルの非常にシンプルな録音。
    一部、SaxophoneでCan Dulferが参加。
    最小限の演奏により、マイケルへ想いや感謝の気持ちが、
    より強調され伝わる。

    いつもながら、選曲には本当に感心させられる。
    この選曲はマイケルが本当に好きでないと出来ないし、
    同じシンガーであるからこそ、曲が持つ繊細な部分が理解できている。
    彼女のヴォーカルの特徴は、心の底まで響くセンチメンタル感だと思う。
    このアルバムの前半は、さらりと洗練された感じで歌っている。
    トレンチャは、洗練された歌い方になってきたのかなと思ったが、
    M6は、感情が込み揚がるのか、いつものTrainchaでした。
    後半は、しっとりとした曲を情熱と愛情溢れる歌と演奏で聞かせている。

    このアルバムを聞いて感じたことは、
    『マイケルの曲というのは、世代を越えて歌い継がれていく。
    これから生まれてくる人たちも、また彼の歌を聴いて歌っていくんだろう・・・。』
    そんなことを、彼女の歌で実感させられた。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2010/01/24

    カナダ発のアフロ・ファンク決定版。
    フェラクッティのサウンドを継承し、
    アフロビートを現代的な解釈で突き詰めたアルバム。

    若くオシャレなメンバーが奏でるサウンドは、
    迫力があり、サウンドは熱く黒っぽい。
    そして、うねるようなグルーヴが全身を覆いつくす。
    カナダ発のファンクだからといって舐めてはいけない。
    現行のアフロファンクバンドのトップレベルにあると思う。

    マニアも納得するはず。
    このサウンドは、確かにアフロ・ファンクだ。
    『完全に参った・・・。』

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     2010/01/24

    ハンコックが惚れ込んだ西アの天才Lionel Louekeの新譜。
    3人のレギュラーメンバーを基本に、
    楽曲ごとにワールドミュージック系で活躍する、
    ミュージシャンをゲストに招いた意欲作。

    とにかく、ゲストのボーカルや演奏が素晴らしい。
    ルエケの音楽性を理解しその音楽性のなかで、
    自分達の個性を表現している。
    独自の感性を持ったアーティストたちなのに、
    それぞれの、感性が完全に融合している。
    しかし、どの曲も違和感なく一貫した
    個性を持った楽曲へと昇華している。
    ゲストの持つ個性により、
    レルケの感性がより鮮明に伝わります。
    ゲストが参加する意義はここにあると思います。

    M1から同じ西アフリカ出身の歌姫アンジェリーク・キジョー参加、
    エルケの爽やかなサウンドと、力強いキジョーのヴォーカルに、
    海、空、大地の息吹を感じます。
    素晴らしい曲です。
    M3のエスペランザ・スポルディング、温かみのある歌と演奏を、
    じっくり聞かせています。
    マーカス・ギルモア、リチャード・ボナの参加等、
    サウンド的な興味が尽きない新譜です。

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     2010/01/23

    このアルバムは、Maria Bethania晩年の名作となる作品だと思う。
    2009年プロジェクト・アルバム2作同時リリースの1枚。
    悲哀を帯びたサンバを中心に、ノルデスチの作風も多く取り入れた、
    トラディツショナルなブラジルサウンドで仕上げた逸品。
    『ENCANTERIA』と言うアルバム名の通り『魅惑』のサンバ集。

    マリア・ベターニアの新作は、良いに決っている。
    みんなの知らないアーティストを探したい私にとっては、
    確実に素晴らしいと分かっているアルバムは、
    面白みに欠けるのですが、この人だけは違います。
    前作のオマーラ・ポルトランドとの競作に続き、
    素晴らしい作品を精力的に発表し続けています。

    M-5は、兄カエターノとジルベルト・ジルが参加、
    それぞれが、大御所のアーティストにも関わらず、
    気心が知れているせいかリラックして聞けます。
    このアルバムの一番のお気に入りです。
    ベターニアの歌唱力は、どの曲にも説得力があり、
    飾らないサウンドなのに輝いている。

    11曲で33分と短いのですが、2回は連続して聞けるので
    私は、22曲相当の66分と思っています。
    新譜を聞く毎に深みを増す彼女には、
    今後も目が離せません。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/23

    新作は必ずチェックする。
    音楽ファンが、Norah Jonesに注目する。
    いつも、決して期待を裏切らない。

    新作『ザ・フォール』は、ノラ・ジョーンズ史上最もPOPなアルバムでる。
    今までのアルバムとは違ったサウンドになっている。
    彼女なら今までのスタイルでアルバムを製作しても、
    数100万枚単位でのセールスが可能である筈です。
    しかし、自身の確立したスタイルを避け、
    迷い無く新しいスタイルを選択したノラ・ジョーンズに潔さを感じる。
    そして、世界的なヒットとなる。
    実力のなせる業だと思う。
    世界的に認められたアーティストでありながら、
    チャレンジする精神には心惹かれるものがある。

    曲は、ファースト・シングルとなった『チェイシング・パイレーツ』はじめ、クールでロック色の強い曲が中心。
    ボーカルは以前よりもはっきりとしたアクセントで歌われているが、
    彼女が持つセンシティブな良さは全く変わっていない。
    私は、『チェイシング・パイレーツ』的な曲も好きですが、
    控えめな演奏の『デッセンバー』にも魅力を感じます。

    今後もノラ・ジョーンズの音楽的な表現が拡大していく事を期待します。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/21

    エモーショナルなヴォイスが聞くものの、
    心の根っこをグッと押さえつける。
    その感情を揺さぶる緊迫感と力強い歌声に、
    思わず鳥肌が立ってしまう。
    ソウルフルでありながらリリカル。
    涙が溢れ出るような高揚感が惹きつけて離さない。

    M1、M3、M4は、渋さ、スケールの大きさに圧倒される。
    新人とは思えない程の貫禄がある。
    このアルバムは、コリーヌ・ベイリー・レイ、
    ジェームス・ブラントのジミー・ホガースがプロデュースを担当、
    そして、ロンドンでの録音と、シンガーソングライターにとっては、
    最高のお膳立てである。
    アクシデントに見舞われながらも、2年をかけて制作された。
    彼女の情熱と強い意志で完成したと思う。

    このアルバムを聞いていると、
    心の中の自分と向き合える。力強い自分と向き合える。
    解き放たれる旋律と幸福感を、いつかライブで体感したい。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/19

    サンバはアフリカよりバイーアを経て、
    リオで開花したリズムであり、
    アフリカに由来する文化習慣が音楽に活かされている。
    虐げられたブラジルの黒人たちの歴史と共に、
    20世紀の初めに誕生しカーニバルを通じて、
    多くの人に知られるようになった。
    サンバは、ブラジル黒人文化の象徴でもある。
    こう云った歴史的背景を知ると、よりサンバを愉しめると思う。

    長くなってしまったが、彼女には黒人サンバのルーツを感じる。
    伝統的なスタイルでしなやかにゆったりと歌う。
    エスコーラ系の重鎮から、サンバに造詣の深いMPBアーティストなども、
    その才能を認めるシンガーだけあって、
    芯のある魂が伝わる。

    M12は、ヴェーリャ・グアルダ・ド・インペリオ・セハーノが参加してる。
    それは、彼女がサンバを愛し真摯にサンバと向き合う姿勢の表れだと思う。このアルバムがメジャーであるUniversal よりリリースされた事は、
    ブラジル・ポピュラーミュージックに、
    この様な硬派なサンバが新たなジャンルとして、
    脚光を浴びるきっかけに成ると実感する。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/17

    夕暮れに、初めて『I’d Do It All Again』を聞く。
    沈みゆく太陽と共に彼女の歌声が、
    雲に映る夕日のように胸を染める。
    傷つき切なくも、強く生きていこうとする、
    女性のハートを繊細に表現している。

    私生活の部分でも愛する夫との別れを経験し、
    そのなかで書かれた楽曲とあって、
    別れの孤独感を切実に感じる。
    活動を再開したことは、彼女なりの答えだと思う。
    前向きに生きていこうと決意した強い意志を感じる。
    愛する人を亡くし、そこから立ち直る事は
    そう簡単では無いはずです。
    このアルバムを聞く事により、
    彼女の内面が理解できるかもしれません。

    大きな悲しみを越えて?・・・超えようとする?、
    彼女が新境地に達した2ndアルバムで、
    大事に聞き込みたいアルバムでもあります。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/16

    アマゾンのジャングルをイメージするセットの中で、
    アタッシュケースを持ったスーツ姿のセウ・ジュウジが、
    シリアスに熱唱するVivo。

    都会から逃れた男が、心地いいジャングル中で、
    自身を振り返るような演出である。
    後半はスーツからTシャッに着替えリラックスした感じで歌う。
    とにかくステージ上は、熱帯の木や緑がいっぱい。
    モニターを見ている側も、このセットには癒される。
    カメラワーク、映像の鮮明さ、音質はクリアーであり全く問題ない。
    さすが、EMIだと感心する。

    セウ・ジョウジは、歌も雰囲気も、
    City of godに出演していた頃より、
    比べ物にならないぐらい、いい意味で成長した。
    歌に深みが増し、渋さや色気を感じる。

    最近のブラジルアーティストのVivoは、
    セットが豪華、テーマのあるしっかりした演出、
    ゲストが多彩とクオリティの高いエンタテーメントを提供している。
    ステージを観にいく価値が高まっていると思う。
    観客は、決して損しないはずだ。
    このセットとバンド編成で来日公演を願う。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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