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横濱の風 さんのレビュー一覧 

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     2013/08/03

    ヴィオラが活躍する曲は多くない。ここでも、編曲版で登場するのだが、これが悪くない。さすがバシュメットです。本来の曲からすれば厚めの伴奏ですが、それがかえってヴィオラの優しい音を浮き立たせるのに効果的。ただし、原典での演奏を是非聴いてから本盤に手を出すことをお勧めします。いつもと、ちょっと違うシューベルトを楽し見たいときの一枚というところでしょうか。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/07/23

    メジューエワのシューベルトは久しぶりの第4弾。前作までのペースに比べて、だいぶ間があきましたが予想通りD960の登場です。これまでも、変わったことをするわけではなく、しっかりととしためりはりのある打鍵と、優雅で繊細な表現というメジューエワの語り口は、今回も素晴らしい。まず最初に聴くシューベルトとして、強く推薦したくなります。メジューエワは基本的には完成したソナタのみをここまで収録していましたが、今回2楽章のみの第6番が含まれていることも興味深いところです。未完成でも、シューベルトらしさが出ている作品ばかりなので、できればそれらも網羅してもらいたいものです。

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     2013/07/18

    ルイスのピアノは明快で力強さがあり、現役組の中では注目度が高い。断続的に登場するシューベルトのシリーズは、録音の優秀さも手伝ってどれもが一定以上の満足を得られる。ただベートーヴェンのソナタ全集でも感じたのは、あと一歩の面白さの不足で、それはシューベルトでも出ている。理論派ブレンデルの薫陶を受けた誠実さというか、もう少しガッツ(古い!!)を出して欲しいところ。曲のスタンダードな演奏として誰にでも推薦できるのだが、ルイスならではの味を説明しにくいと思ってしまう。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/07/09

    シューベルトのヴァイオリン作品は、長らくクレメールが自分のスタンダードの地位を占めていました。しかし、初めてイブラギモヴァがその地位をひっくり返したと思いました。この若さで、これだけの表現力をもった演奏ができるとは驚きです。これまでのティベルギアンとのアルバムのどれもが素晴らしかったのですが、このシューベルトは別格です。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/22

    スコダのシューベルトは70年代に続いて2度目の全集で、とにかくいろいろと原典主義的に研究されつくしたもの。くすんだ感じの響きの少ないフォルテピアノを使用して、よりゆったりとした演奏をしているので、シューベルト独特の間が強調され音符の一つ一つが浮き立つような感じがします。フォルテピアノではビルソンのものより、より当時の空気に近いのではないかと思います。全集としての一つだけ揃えるには向かないかもしれませんが、セットになってこれだけ価格が下がれば、是非聴いておきたいセットの一つです。

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     2013/05/19

    クラシック音楽は、好きな作曲家か演奏家を中心に楽しむことが圧倒的に多い。アルゲリッチのルガーノのライブ・シリーズは、それ以外にフェスティバルとして、いろいろな曲を楽しむことができて、違った楽しみがありわくわくさせられます。今回の目玉は、何と言っても冒頭のピリスとの連弾でしょう。まさか、この二人が競演するなんてことは想像もできませんでした。さすがにベテラン同士の一糸乱れぬ演奏は、早くも気分を盛り上げてくれます。さらにマーラーの四重奏では、マイスキーと二人のこどもの競演で、こういうお祭りらしいキャスティングも楽しめます。あとは、アルゲリッチ・ファミリーが名を連ね、細かいことよりも雰囲気を楽しみましょう!!

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/19

    モーツァルトの全集としては、最も学問的に追求しつくした比較的高価な名盤が、格安になって再登場したことは喜ぶべきだろう。ベーム盤のようなモーツァルトの時代にはあり得ない超重量級の音も音楽としては楽しめるが、ホグウッドの目指した物はより原典に忠実なもので、比較して優劣をつけるようなものではないだろう。間違いなく、もう一つ手元に置いておくべきセットである。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/05

    ピリスにとって、シューベルトは3枚目で、キャリアからすると少ない気がする。ソナタだけを収録した物は初めて。それにしても、この人は古典〜ロマンについては、どれもが一級品だと思う。アルゲリッチのような攻撃的な面白さはないが、エモーションについてはピリスのほうが上か。21番は、リヒテルが絶望なら、内田は永遠、ピリスは未来という感じでしょうか、

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/05

    廃盤になっていたエンドレスのシューベルトの2つのセットがあわさって、破格の値段で再登場した。もともと、歌伴が得意というピアニストだけに、ものすごく鳴らすわけではないが、つぼを押さえた聴き心地の良い演奏。一度に全部揃えたい向きにはちょうど良いと思う。

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     2013/04/28

    ヘブラーのモーツァルトはすでに定評があり、今までにも幾多のボックスで登場して、いまさら言うことはありません。モーツァルトのピアノ曲の規範としての価値は確立されており、文句のつけどころがありません。ただし、シューベルトはどうか? ヘブラーのタッチはモーツァルトのままで、転がりすぎのシューベルトです。陽気なシューベルトを聞きたい向きにはいいかもしれませんが、シューベルトの独特の感性は感じにくい。このあたりは、内田光子と対照的なピアニストであると言えるかもしれません。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/28

    ベートーヴェンの次に聴かなきゃと思って、最初に聞いたのがケンプ盤。最初は、何だか掴みどころが無くて、何がいいのかよくわからなかったのですが、我慢して聴き進めていく次第にはまってしまいました。シューベルトの天性の美しい旋律と微妙な間が、何とも心地よい。ケンプは、そういう感性を刺激する演奏が出来る人なのだと思います。だからと言って、自由奔放というわけではなく、きっちりと抑えるべきところをわかっている感じで、シューベルトの全集のスタンダードとしての価値も高い。ただし、最近登場したソロ全集ボックスなら、さすらい人や即興曲、楽興なども網羅されてお買い得です。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/28

    シューベルトのピアノ曲を聴きたいときの定番として人気のあるセットが、廉価版ボックスになったことは素直に嬉しい。シフの演奏は端正で、シューベルトの美しい旋律に合っている・・・と言いたいところだが、実は自分はちょっと好きになれない。シフの演奏は弱々しくて、シューベルトの詩人的な旋律に埋もれてしまっている、とするとファンからはお叱りを受けるかもしれない。このあたりは、好みの問題。いずれにしても、ピアニストの個性がしっかり出ていることは評価すべきだし、このセットが名盤としてランクされることには何の問題もないと思う。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/19

    廃盤になっていたアラウの傑作の復活は大歓迎。このセットでは、まだまだ若い力を感じることが出来る素晴らしい演奏が聴けます。バックハウスに軍配を上げる方が多いのですが、個人的には演奏者の人柄がにじみでるようなアラウやケンプの演奏の方が楽しめる。
    それにしても、80年代の演奏がまったく姿を消してしまったのはなぜでしょうか。老境にはいり、ゆったりとした演奏に中により曲想がにじみ出るものです。こちらも是非再発売してもらいたいものです。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/19

    あまり多くないシューマンのピアノ独奏曲全集としては、最高点をつけたい出来。もちろん、録音も優秀ですが、ル・サージュのピアノのクリアな音色が、大変心地よい。内容は文句の付けようがありませんが、単独のアルムでそろえた立場としては、ちょっと複雑な気持ちもある。通常安価になってまとめて手に入れることができるボックスの発売は嬉しいところで、室内楽のボックスも先に発売になっていま。ただし、このシリーズは独奏曲と室内楽曲が絶妙のバランスで組み合わさっていたシリーズでした。そういうアルバム・コンセプトがよりシューマンの楽しみを広げていたことは間違いない。安くなった分、そういう楽しみが減ってしまったことは残念かもしれません。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/08/17

    これは困ったセットだ。1981年録音のアウトテイク以外は、基本的にすでにすべて既出で、これほどのセットを買おうかと思う者ならたいてい持っています。確かに1981年アウトテイクは聴いてみたい気がしますが、所詮没テイクですから、それだけに1万円以上の価値が見出せるか?
    SONYの商法として、そのうち単品での再発売で必ずボーナストラックとして追加収録することは間違いないので、今回はやめておきましょう。ですから、内容の評価は★5つですが、売り方に対しては★4つと言う感じです。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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