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チッチ さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/05/13

    例えば「未完成」。約20分の高速演奏にして刻みも強烈。その劇的なたたずまい(人によっては切れば血が吹き出るとでも表現するのだろう)も、初めは目先が変わって新鮮だったが、4・5回も聴くと、何となく意図が見えてきて鼻に付く。一言で評すれば「うるさい」。録音のよさ!!と楽器編成のシンプルさも手伝って、随所にえもいえぬチャーミングを発見できるが、演奏本位となるとけっきょく半世紀も前のワルター(あるいはシノーポリ/フィルハーモニアも別のアプローチで印象的だった)あたりに回帰しそう。それでも本CDにおける「グレート」第V楽章の歌いまわしなどなかなかのものと聞こえるのだが…。シューベルトの音楽は頭ではなく、心(意味不明な言葉かな?)で聴くものだと、あらためて感じた次第。

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     2011/03/26

    とんだ拾い物だった。予備知識のない指揮者とオーケストラ、「又新しい5番が出たか…」程度の認識だったが、つくづく世間は広いと思い知らされた。演奏は、ちょうど今の季節−、厳しい寒さの中に梅の花がちらほら咲き始めたような雰囲気。彫たくが深く、ひどく新鮮に聞こえる。また録音がすさまじい。こんな切れ味の音はあまり経験がない。6本のスピーカーが小気味よく吠えるように鳴っている。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/03/23

    100%好みの問題で恐縮だが、どうもこのピアノの音は好きでない。ベートーヴェンでもモーツァルトでも、協奏曲でこの音が気に入った例がない。(ヴァイオリン・ソナタの伴奏では違和感がなくいろいろ聴いているが)今回も懲りもせず、しかも興味津々で取り寄せてみたが結果は同じ。ピアノは、特にショパンのピアノはそれなりの音量で玲瓏と鳴ってくれるのが当方の好みらしい。ちなみにSACDでは小山盤を選ぶ。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/03/23

    消去法でいくと、当曲はSACDなら当盤だと思う。LPの頃から、7番あたりにはお気に入りが多すぎて困るくらいだったが、9番では巡りあえなかった。SACDではヴァント・ズヴェーデン・アーノンクール・ヤノフスキーなどを手元に置いたが100%満足できるものはなかった。ヴァント/ベルリン盤は車のFMで聴いた時ひどく良かったが、マルチで朗々と鳴らすと感動は今一。当分ヤルヴィ盤を聴くことが多くなると思う。

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     2011/03/23

    演奏そのものは模範的で優秀。むろん過去のあらゆる盤と比較してベストというわけではない。意地の悪い表現になるが、面白味に欠けやや退屈。音はヤルヴィがさかんに交響曲収録を行っていた頃のもの。ここ1・2年の他社の鮮やか過ぎるほどの録音成果を耳にした今となっては、やや古びて鈍い。収録直後に聴いていたら大いに感心したかもしれない。それでも現時点で当曲をSACDで選ぶなら当盤なのかな? 個人的にはムストネン盤を聴くことが多いけれど…。 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/10/02

    素晴らしい演奏です。録音も秀逸で、音が消えた時の静寂が印象的です。安易な表現をすれば、日本人による良質なワーグナー? 過去に、セル・カラヤン・マゼール・ショルティ・バレンボイム・ヤルヴィ等好んで聴きましたが、本盤が感覚的には一番かな。最後の拍手、個人的には絶対不要ですが、楽曲の一部と思えば、控えめで許容できる範囲でした。

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