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oza。 さんのレビュー一覧 

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     2021/02/24

    前作でも書いていますが「RTF(特に第2期)はほとんど思い入れのないバンド(ていうか当時リアルタイムでジャズなど聴いていない)なので、懐かしさでホロッとかそういうことはなく(でも、懐古的な気分も感じてるのは事実)」という状況は、変わるわけもなく..
    ギタリストが変わっても、バイオリンが加わってもそういう意味では違和感が感じません。
    とはいえ、彼らが古き良きRTFのサウンドに溶け込んでいるなんて状況にはなっておらず、しっかり彼らの個性を爆裂させ、(RTFとしては相対的に)新しいサウンドを引きだしていることは間違いのないところであります。
    この盤では、いろんな曲のイントロ部分の劇的(大仰)感とか、School Daysのテーマにアレンジを加えていたり、ちょっとずつ(新しいことをやっているというよりは)趣向を変えた演奏をしていることろが好感触だったりします。

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     2021/02/24

    演奏内容に不満が出るわけも(当然)なく、ただただその美しい音世界を楽しめば良いというアルバムで、それぞれ持ち味がしっかり出た極上の演奏だと思います。
    たしかに、そこここにスリリングな展開を感じる部分ってのは感じてますし、満足度の充分高いものがありますが、...。
    が、そこに将来性を感じたりジャズの新しい一面を見出す必要もない(もしかしたら新しい2者の交歓なんてのがあるかもしれないが)というふうにも感じておりまして、ただひたすらにその音世界をどっぷりと楽しめれば良いアルバムと認識しています。

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     2021/02/24

    一番最初のImprovisationこそ思索的な探り合いのような演奏からのスタート(後半になって会話が成り立っていくさまはそれはそれで面白いですが..)となりますが、全般的には陽性な演奏を繰り広げており、どの曲を演っているかがいつでも判るようなコードとテンポはしっかり維持しながら、その制約の中でテーマ、即興を入れ替わりつつ、お互いがお互いの演奏から絶妙な反応で役割を入れ替えたり、跳ね返したり。バッキングで相手を煽ってみたり逆にハズしてみたりと縦横無尽な演奏が繰り広げられます。

    この守るべきところをどちらかが守る体制をとりながら(どっちが守備をとるかの応酬)、攻撃者がどれだけジャズとしての自由度の高い演奏で攻めたてるか。もちろん、守備側も”こうきたらこう返す”みたいな感じで、守備に徹することなく、いつでも攻撃に転じられるようジャブを出し続けているような。。というスリリングな展開が安心して聴ける安定感を持ちつつ、緊張感をも感じさせる演奏となっており、これは唸らざるをえません。

    これだけ好き勝手に相手とのやりとりをしていると聴ける演奏であるにもかかわらず、そこに表出するのが”ケンカ”ではなく”一体感”であるというのも恐ろしいところであります。

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     2021/02/24

    2枚組ですが、1枚目がトリオでのアコースティック基調な演奏。2枚目がゲストをむかえたエレクトリック基調の演奏となっています。
    Chick Coreaの懐古的アルバムの場合、スタンダード(とその周辺の)曲とchick coreaのオリジナルが並ぶ構図になり易いのですが、そうなると完全にchick coreaのオリジナルのほうに分がありましてオリジナル曲の良さと楽しさが映えるところがありまして、この盤でもオリジナルのほうがベタ過ぎて笑っちゃう(苦笑含む)ところも含めて、印象はとっても強いと感じられます。

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     2021/02/24

    なかなか良い演奏でStanley Clarke節炸裂で思わずニヤついてみたり、そんなに悪くないんじゃないの? と思ったら、2曲目で上原に色目でも使ったのか”さくらさくら”なんてやってて、ちょっと”?”が点灯。4曲目。?ピアノ出てきた・・・?

    この盤を見せられたら実質的主役は”上原ひろみ”で、彼女がピアノトリオフォーマットでジャズをどう料理するかが、興味の主流をなすと邪推するのが筋だと思うのですが、実際には、主役は主役、脇役は脇役と至極まっとな状況になっています。
    ということで、上原のピアノは旋律楽器でありながらピアノトリオで脇役に徹するという不思議な立ち位置になっていて、彼女自身もとまどっているのか彼女の真骨頂をとらえているという感じではなくなっています。

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     2021/02/24

    演奏ですが、再結成バンドとは思えないほどの一体感とテンションの高さに圧倒されます。
    RTF(特に第2期)はほとんど思い入れのないバンド(ていうか当時リアルタイムでジャズなど聴いていない)なので、懐かしさでホロッとかそういうことはなく(でも、懐古的な気分も感じてるのは事実)、ただただすんごい演奏に圧倒されっぱなしの2枚でした。お腹一杯です。
    ボーナストラックとなっている最後の2曲のうち、500 Miles Highは良いとして、 Romantic Warriorは前半のアナウンスも含めて余計な内容が入っているところも含めて余計だったんじゃないかと思います。まぁ、最後なので聴かなければ良いんですけど。

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     2021/02/24

    演奏ですが、基本は上記の通りMiles Davisの楽曲で、特に大きく崩して演奏するようなことはしていないので概ね違和感なく聴けると思います。
    演奏がそんな感じなので、インド楽器は音色として加わっているという印象が強い感じでしょうか。
    でも曲の冒頭が思いっきりインド音楽してるというありがちなアレンジもありまして油断がなりません。

    全体的には、よくできたアルバムだと思います。各曲ともアレンジ面での完成度は高いとと思いますし、上記(以外も含め)のメンツ(特に同窓生側?)が良いソロをしていたりと、聴き応えも充分だと思います。
    思いますが、全体的にきれいにまとめすぎているような印象があったり、ちょっと冗長に感じる部分もなきにしもあらず、2枚組にする必要があったのか?
    というのが、個人的には正直なところ。

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     2021/02/24

    1枚目は、オーケストラ入りと言うことでアレンジも周到に用意されていたんだと思いますが、1曲が10分超になっているものが大半を占め、全部で5曲と抑えめな曲数となっています。
    2枚目は、逆に10分超は最後の1曲だけで全部で8曲。
    こちらはテーマの後、2人のソロまわしでまるく収めていると予感させてくれます。
    2枚目の2人の一心同体的な音、ツーと言えばカーと言うほどにそれはそれは見事な一体感。
    もしかして、細部までしっかり譜面になっているんじゃないかってくらい、どの曲も荒れずに進行していきます。
    それでいて作られた感ってのが実は希薄で、緊張感を感じさせるってのはいったい何なんでしょう。

    1枚目のオーケストラの迫力も相当聴き応えありますが、2枚目を聴いちゃうとやっぱりこっちが本編なんだろうなぁと思ってしまうのでありました。

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     2021/02/24

    バンジョーの音自体は、一般常識的には知っていますが、いつものチックフレーズに、この音がこんなに合うという想像はつきませんでした。
    奏法が、一般的なバンジョーのものとはちと違うのかもしれません。
    というよりは、普通にギター系弦楽器として扱っているようなところがあるのかなぁ..。

    さらに、chickの曲と、Belaの曲の間にあまり違和感がなく、アルバムを通して気持ちよく聴けてしまうというのも特筆すべきところでしょう。

    これも、各人(と言っても2人)の持ち味が充分に発揮されている印象で、ベストとは言いませんが満足度の高いアルバムだと思います。

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     2021/02/24

    Avishai Cohen, Jeff Ballardという当時の新名手2人を従えてのトリオということで、期待度は相当高いのですが、その期待度の高さを考えると、ちょっと。。でしょうか。
    たしかにうまいし、おもしろいし、聴いていて楽しいのですが、1〜2曲ダルな曲が紛れ込んでいるのともっとテンションの高いというか緊張感がほとばしるというか、丁々発止と言えるような演奏が、あったら良かったのになぁと思ってしまうのは、贅沢な発言です。
    新名手2人を起用している、大御所のチックコリアの演奏だから、こう高望みをしてしまいますが、普通のレベルでは、充分良い演奏でありまして、Chick Coreaのスパニッシュなピアノも充分堪能できますし、同じ人選で、新しいアルバムが(当時のライブの発掘でも)出たら迷わず買ってくるのは間違いないです。

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     2021/02/24

    coltraneは自分の内面への探求を生涯してましたが、coreaの場合は半分以上外(聴衆)に向かっての探求という違いになると思いますが、その曲を通した探求心に違いはないのではないかなんて感じでして。
    事実、この盤も毎度おなじみの曲をやってるのですが、どれもちゃんと、耳をそばだたせ、心を引きつける力を持った演奏がされている。

    個人的にはガッドというと、手数多い軽いドラマーという印象が強かったのですが、なかなかどうして重い演奏をしてまして、演奏に重厚感を与えていると感じました。
    特に6曲目はドラムが印象的で、ガッドあなどれず などと思ったのでありました。
    (ただ、年取って枯淡の境地ってだけかもしれませんが)
    マクブライドも、還暦越え重鎮のお二方に気後れせず(いや、若干その気はあるか?)、重厚感に違和感のない演奏をがんばってやっています。

    ただ1つ難点がありまして、最後の曲がフェードアウトで終わってしまうのです。
    CDの時間制限のため泣く泣くだとは思いますが、ちょっとちょっと です。
    どれか1曲を、ちょこっと編集してでも最後まで収めて欲しかった...。

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