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Yog さんのレビュー一覧 

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     2009/05/23

    「Next Level(Premier RMX)」と同ネタ「Ghetto」、InterludeでのPremierとの共演や「The Rhythm」へのGodfather Donの参加などヒップホップファンを楽しませる要素満載のレア曲集。朋友Big Lの曲や、自身がFunky Man名義でリリースしたDiamond Dとの「Do Your Thing」などD.I.T.C.ファンなら持っていたい曲が収録されているのも嬉しい限り。

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     2009/05/23

    隠れた名曲「Soul Plan」(Feat.Roy Ayers)の収録がとにかく嬉しいシリーズ第2弾。レア曲集なので散漫な印象は拭えないが、他では聴けない曲の数々はファンにはたまらない。個人的にはLord FinesseはDJ Premier、Pete Rock並ぶ天才プロデューサーだと確信している。

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     2009/05/23

    Mark Sparkプロデュースの「I LIke It (I Wanna Be Where You Are)」だけのためにもこの再発には意義があると思うが、OC「Far From Yours」と同ネタの「Amazing」、Dante Rossの「Change Gonna Come」など他にも名曲揃いの良作。「I Like It (Buckwild Remix)」が収録されてるのも嬉しい限り。

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     2009/05/23

    異常な完成度の高さはギャングスタが苦手なヒップホップファンも認めざるを得ないはず。下品極まりない(褒め言葉)ラップに不似合いとも言える美しすぎるトラックの素晴らしさはインスト版を聴けば明らか。一つの音に対するこだわりはBusta Rhymesの『The Big Bang』でも健在だったし、そろそろ『Detox』を聴きたい。

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     2009/05/23

    プロデューサーチームUmmahの最高到達点にして、ヒップホップの極北に位置するランドマーク。あまりに革新的なサウンドは一部のリスナーを置き去りにした様だが、彼らの正しさはその後のヒップホップの歩んだ道が証明している。1stで「でもさ〜Qちゃん」と喋っていたTei Towaと再開した「Find A Way」からTribeなりの愛を勝手ながら感じてしまう。

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     2009/05/23

    冒頭から一貫してDa Beatminerzらしい黒さに満ちた傑作インスト。90年代から変わること無くヒップホップマナーに則ったビートを創造し続ける彼らはもっと評価されて然るべき。2作目『Fully Loaded w/Statik』(KRS-Oneとの「Let’s Go」、The Last Emperorとの「Mafia Don」)の再発も強く望むところ。

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     2009/05/23

    ライブではおなじみ「You Know What I’m About」のオリジナル・ヴァージョンや「S.K.I.T.S.(Shorties Kaught In The System)」のCD化などLord Finesseファンには嬉しい選曲。欲を言えば「Soul Plan」や「Check The Method」を収録して欲しかったが十分に楽しめる内容。ちなみに正しいアルバムタイトルは『From The Crates To The Files ...The Lost Sessions』です。

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     2009/05/23

    The Ummahが関わってからのA Tribe Called Quest作品の延長上にあるQ-Tipソロ1作目にして傑作。Jay Deeとの革新的な音作りはヒップホップファンに驚きと感動を与えてくれたし、今後も色褪せないと信じたい。

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     2009/05/23

    ここ数年の一連の再発ラッシュの中でも最も待ち望まれた作品ではないだろうか(とは言っても正規リリースはされてないはずだが…)。「Ijuswannachill」「Mad Scientist」は言わずもがなの傑作だが、「For My People」「Get Off That Bullshit」がCD化されるのが個人的にはたまらない。

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     2009/05/23

    シンプルなビートにサンプリング、にもかかわらず問答無用のかっこ良さ。DJ PremierのセンスとGuruのクールネスにひたすら脱帽させられる。『Moment Of Truth』以降のネタを細切れにする手法に移行する(もちろんライセンスの問題からだが…)直前のPremoの到達点がここにあると思う。

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     2009/05/23

    Queensの雰囲気を見事に切り取ったヒップホップ史に残る傑作。意外にもMobb Deepが憧れたというQ-Tipとの競演は素晴らしいが、それ以外の曲こそがMobb Deepの神髄だと思う。「Survival Of The Fittest」、「Shook Ones Pt. II」の不穏な空気感は他では味わえない。

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     2009/05/23

    Pete Rockが最もいい仕事をしていた時期に完成させたにもかかわらずお蔵入りしていた傑作。A Tribe Called Questの『Love Movement』に匹敵する完成度と90年代ヒップホップの空気感を併せ持つマスターピース。Jay Dee『Welcome 2 Detroit』、Pete Rock『PeteStrumentals』のリリースなどBBEの功績の大きさは計り知れないと改めて感じさせられる。

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     2009/05/23

    ニュー・クラシック・ソウル的センス溢れるブラックミュージックの快作でありブラックとしての意識を前面に押し出したコンシャスな作品だが、ループの快感原則を知る者にとってはヒップホップ史に残る傑作とは言い難い。ある意味『Finding Forever』以降の90年代ヒップホップ回帰の端緒がここにある気がする。

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     2009/05/23

    サンプリング・ミュージックとしてのヒップホップに閉塞感が漂っていた当時、新たな地平を切り開くべくSoulsquariansが生み出した意欲作。従来のファンには受け入れられなかったかも知れないが、この開拓精神はもっと評価されてしかるべきでは?

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