トップ > My ページ > saitaman さんのレビュー一覧

saitaman さんのレビュー一覧 

検索結果:192件中1件から15件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/05/09

    チェコを代表するピアニストだったイヴァン・モラヴェツの主要な録音をまとめた記念ボックス。すべてステレオ録音だが、スタジオ録音とライブ録音のものがある。粒立ちのしっかりしたタッチから、芯がありながら非常に美しい音色で、硬軟使い分けた優れた表現力の演奏を展開しているものが多い。ショパンのマズルカや舟歌そしてドビッシーは、数あるこれらの曲の名演の中でも卓越している。抒情あふれる熱血ノイマン&チェコフィルと組んだベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番もかなりの名演である。フランクも悪くないし、地元チェコ出身の作曲家の作品を集めたCDも1枚ある。DVDはコンサートでのラヴェルやプロコフィエフのピアノ協奏曲の演奏の様子などが収録されている。出身地のプラハ中心に活動した人で知名度は当時の国際派の名手たちには劣るが、非常に実力のあるピアニストであったことがよくわかる。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/05/02

    英文のライナーノートによると、パルムグレリンは「北欧のショパン」と言われているらしい。70分以上の収録時間となっており、5作あるピアノ協奏曲のうち第1番から3番までとピアノとバイオリンのための小品が7作収められている。ピアノ協奏曲の第4番と第5番はない。作風としては、すべてロマン派に分類できる作品である。録音は北欧の演奏家たちによる完成度の高いもので、音質も極めて優秀であり、条件としては文句のないものであると考えられる。個人的には、作品そのものが取り立てて推すほどのものではないかな、もっとはっきり書けば、期待したほどではなかったかなと思ったが、あとは好みの問題である。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/05/01

    長い間かかってようやく全部聴き終えた。バーンスタイン晩年のDGの録音集。2集に分かれていて前半はベートーベンなどアルファベットの前半の方の作曲家の作品となっており、こちらはMから。シューベルトやシベリウスも名演だが、なんといってもこの中で特筆すべきはマーラーだろう。マーラーの録音史の中でも欠かせない全集といえるからだ。特に、第6番はかなりの名演である。第9番は複数録音が入っている。最後の数枚は古い録音を使ったレクチャーみたいなものになっている。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/03/14

    ウラディミール・ホロヴィッツがRCAとCBSに遺したショパンの録音を全てまとめたボックスセット。モノラル、ステレオ、ライブ、スタジオ録音とひと通り集めてあり、年代の幅も広い。ただ、モノラルの古い録音は音が悪く、よほどのファンでない限りオススメできるものではない。ライブは近年多い最初から録音を意識したものというよりは、あくまでその場の聴衆のために演奏されたものを記録したものではないか思われるものが含まれ、演奏はミスが結構あるし、音質的にもマイクのセッティングが十分とは思えないものが含まれる。曲の解釈は個性的である。教科書的なショパンの演奏からは離れ、かなり自由な感性で弾いており、そこが琴線に触れる人がいるのは理解する。選曲も特定のピースへの偏りがみられ、いかにもこのピアニストらしいと思う。ショパンというよりはホロヴィッツが弾くショパンの記録を楽しむアルバムであり、ホロヴィッツのファンにとっては貴重なセットであると思う。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/02/14

    この全集はずいぶん前に発売されたものを持っているが、かなりお安かったので他のCDを買うついでに新たにリマスタリングされたこのセットを一緒に買って聴いてみた。驚いた。全く音質が変わっている。とてもステレオ初期の時代の録音とは思えないくらい、劇的に改善している。かといってオリジナルの良さが損なわれているわけではなく、むしろその逆で、ワルターとコロンビア管弦楽団がいかに素晴らしい演奏を遺したのかがより鮮明になった。リマスタリングの重要さをここまで痛感させられたセットは無い。ワルターに聴かせたいくらいだ。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/02/13

    このCDは当たりだった。器楽と電子楽器の融合による2作品が収められている。1っ曲目のReponsは1982年の最初の版が17分、第2版が35分、1984年の第3版が45分となっているが、この録音は1984年の第3版に基づいており、しかしそれと全く同じではなく42分の長さなっている。器楽と電子楽器のコンビネーションによるテーマを突き詰めたような極めて密度の濃い作品に仕上がっている。アンサンブルの集中度も高い。2曲目は男女の影の対話をテーマにした作品で、クラリネットのソロが素晴らしい。どちらもSix loud-speakerを採用しており、通常の2Wayのオーディオでもホールと同じ効果が出るように専用のソフトウェアを持ちて編集してあるそうで、非常に鮮明かつ立体感のあるサウンドになっている。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/02/07

    面白い曲集である。古典風であったり、ストラビンスキー風であったり、ショスタコービッチ風であったりと、室内音楽という枠組みの中でいろいろな可能性が試されている。アンサンブルだけでなく様々なソロパートの出番も多く、表情が多彩であるため、技術だけでなく高い表現力が求められる。名手ぞろいのベルリンフィルは、さすが、の一言である。録音も良い。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/01/17

    スヴェトラーノフ&ロシア国立交響楽団は、個人的にかつてサントリーホールと東京芸術劇場でそれぞれ足を運んで聴いている。どちらもLiveなのに素晴らしい完成度で、指揮者の統率力と熱量が生み出すオーケストラの一体感が素晴らしく、さらに骨太で力強くぶ厚く、ロシア音楽はこうやるんだという自信と説得力にあふれている演奏だったので、今でもよく覚えている。ただ、このコンビは、録音に関しては、数はたくさん残しているものの、旧ソ連の録音技術が西側に比べて遅れ気味であったために音質の面で同じ時代の西側の演奏家に比べて多少損をしているように思われる。その点で、デジタル録音が完全に安定期に入った1995年に行われたこのセッション録音は非常に鮮明かつしっかりしたものになっており、とても安心して聴ける。スタジオ録音だしあくまでも録音だからLiveと同じということではないものの、これぞスヴェトラーノフ&ロシア国立交響楽団のスタイルと特徴がきっちり残されている。非常に良かった。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/01/10

    ミシェル・ベロフは若いころに旧EMIで素晴らしいドビッシーの演奏を録音し、有名になった。これはDEONで行った2回目の録音である。デジタル録音で音質がとても良い。演奏そのものはEMIのときの録音のようなみずみずしさはそれほど感じないが、その分、スペシャリストとしての解釈の落ち着きは増している。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/12/13

    ルービンシュタインに激賞され、ドラクロアの描いたショパンの顔に似ているとされ、しかし51歳であっさり引退してしまったデュシャーブルのショパンの演奏を集めたBOX。ポーランドやロシア系の奏者とは違う、フランスらしいある種のエスプリ的な感じはある。Scherzos、Etsudesの後半の流れ、ソナタの第3番、ピアノ協奏曲の第1番などは非常に良い演奏である。かなりお安くてお買い得。Nocturnsが少ししかないのが残念。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/12/12

    バレンボイムによるブルックナーの交響曲の2回目の全集。全曲がベルリンフィルとのライブ録音である。交響曲第2番は1997年のこの時点の最新改訂版を使っている。ライブなので多少の傷はあるしバレンボイムの唸り声がよく入っていたりするが、生演奏ならではの熱気もある。全体的に、歯切れよく、明快で、見通しの良い演奏となっている。全曲が天下のベルリンフィルだし、良い演奏ではあるのだが、個人的には、大河のようにゆったりと包み込まれるような安定感とスケール感というところでもうひとつしっくりこないところがある。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/29

    ラローチャの若き日の録音をまとめたもの。かなり昔の録音なのでステレオ録音でリマスタリングもされているとはいえ特に1960年代前半のものは音質的にそれほどよくはないが、地元スペインの数々の名曲を次々弾きこなした特徴的なBOXになっており、こうやってまとめた形になったのは意味深い。デビュー録音のときには妊娠していて産婆つきだったそうで、そのときにお腹の中にいたという女性が短いが印象的なエピソードをいくつかブックレットで紹介している。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/08

    ABQは間違いなくクラシック音楽におけるこの分野の歴史を作った弦楽四重奏団である。これはその一通りの録音をすべてまとめたもので、貴重な録音遺産といえるBOXである。さすがに、これだけ枚数が多く、しかも同じ曲の新旧録音や同じ演奏のCDとDVDが集まっているので、もともと持っていて聴いているものもかなり多いこともあり、続けて聴くととても大変だったが、それはある意味うれしい悲鳴であって、ABQについてはこのBOXだけとりあえず手元に残しておけばいいので、非常に嬉しい。ジャケットもオリジナル仕様で、コンパクトに詰めてあってありがたい。個人的にかつてABQのコンサートに2回足を運んでおり、ライブでも極めて正確かつ芳醇な演奏をするので非常に感銘を受けたが、このBOXにはD62のCDに加えてDVDが8枚ついており、実際の演奏の様子も見られる点も良い。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/09/25

    信じがたい高コストパフォーマンスのセットである。EMI音源による名手たちのフォーレの録音をまとめたもの。フォーレは美しい旋律の曲をいくつも書いているが、この1セットだけでフォーレの主要作品をひと通り網羅できる上に、演奏家もフォーレを得意とするフランス語圏の一流奏者たちが中心であり、かつステレオ録音が安定期に入ってからのものばかりなので音も悪くない。コラールやデュメイはかつてEMIの廉価版CDを買ったが、それより音質はよくなっている。おススメ。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/09/20

    ドイツ・レクイエムが素晴らしい。シュワルツコフとフィッシャーディスカウの2人を擁し、貫禄の名演。交響曲の中では4番が良い。リマスタリングで音質はかなり良くなっているものの古い録音だしオーケストラもそれほど凄いというわけでは無いが、過剰な情緒的な表現は避け、正攻法で演じきるクレンペラーは流石である。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:192件中1件から15件まで表示