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またたび度々 さんのレビュー一覧 

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     2009/05/16

    映画アマデウスでは悪役として描かれたサリエリ。勿論、本書ではそのような通説などは関係ない。サリエリ幼少時代から青年時代、あれよあれよと宮廷楽長に上り詰めるさま、そして宮廷楽長ゆえの苦労の逸話などが載っていて楽しめる。
    モーツアルトは「自分の作品がなかなか上演されないのはサリエリの陰謀があったからだ」と、しばしば語っているが、本書を読むと、それが意図的ではなく、当時の状況から、やむを得ず延期されていた事が分かるはずだ。

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     2009/05/16

    モーツアルトには多くの伝記や書物が数多く存在する。本書の伝記部分では、父親レオポルドと共に二人三脚で、就職先を探し続けるモーツアルトが中心に描かれている。映画アマデウスのような人物像やモーツアルトの人格などを読みたい人にはお勧めできない。作品編は、さらりとモーツアルトの全作品分野を書記している。末巻の作品リストは参考になる。私のように作曲家を書物の面から学び始めたいという人には、価値がある本である。

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     2009/05/10

    録音面では諏訪内さんのヴァイオリンは美音だが、線が細い感じ。チャイコではオケとのバランスがあまり良好ではない。オケに音量を合せるとヴァイオリンがやせ気味になり、ヴァイオリンに合せるとオケ総奏の際に近所迷惑になる。メンコンはレンジが狭くなる分だけ聴き易くなる。チャイコの第一楽章がやや遅めのテンポで、最後はアシュケナージもノリノリで指揮している感じだが、それ以外では奇をてらった部分がない。その点では親しみ易い演奏。メンコンはテンポ設定が標準的。悪くはないが、やはり他のCDを聴きたくなる。

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     2009/04/27

    本盤は交響曲全集に余白に収録されていた序曲とスケルツォに、序曲集用に新たに収録された序曲を追加して1枚のCDとしてまとめたものである。全体にはソフトなサウンドバラスで、オフマイク気味の録音で統一されていが、序曲集用に追加録音された曲では、若干の響きが明瞭になっており、録音年の差が感じ取れる。真夏の夜の夢は、アバドには珍しくインテンポで堂々としている。美しいメルシーネでは、冒頭の木管によるフレーズがとても美しく印象的である。フィンガルではもう少し深い表現があると、よりベストである。

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     2009/04/25

    アシュケナージ/ACOによるラフマニノフ交響曲全集シリーズの1枚目の録音。同曲再評価のきっかけとなった。ここでの指揮者アシュケナージは、ピアノ協奏曲と同様に速めのテンポを採り、音楽の流れを停滞させないことを重点と考えているようだ。2番に限らず、このシリーズでアシュケナージはオケを殆ど抑制しない。この為、第三楽章や両端楽章の第二主題(副主題)部などは歌い過ぎと感じるかもしれないが、ラフマニノフの濃密な音楽との相性は良いと感じる。こうした点が専業指揮者の録音とは大きく異なる。尚、第一楽章の反復は未実施である。

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     2009/04/25

    デュトワ/モトリオール響コンビの黄金期の録音の1つである。スッペの序曲集と言うと、ダイナミックな響きを思い浮かべるが、本盤ではデュトワらしく流麗で、色彩鮮やかなスッペを聴くことが出来る。「ウィーンの朝・昼・晩」などは、オペレッタの楽しさを想像させてくれる程軽快。「農夫と詩人」のチェロの独奏部分の美しさはデュトワ/モトリオール響ならではである。

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     2009/04/25

    デュトワ/モントリオール響のコンビがある程度の録音こなして、落着きはじめた頃に録音された交響曲と、同コンビがまだ初期段階で試行錯誤していた頃の謝肉祭である。交響曲の方は全体に速めのすっきりとしたテンポで進む。第2楽章1部でのピアノは圧巻である。オルガンは特にピックアップされていて、2部ではオケからくっきりと浮かび上がる。謝肉祭の方は「亀」、「水族館」の表現が印象的でハマっていると思う。「ピアニスト」ではデジタル初期録音の技術的限界を感じる。

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