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ゲゲゲアサ さんのレビュー一覧 

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     2015/09/04

    〜宮下武蔵の剣使いを思わせる・疾風怒濤の弓さばき・今聴かずしていつ聴くの・今でしょ!〜
    クライスラー、ティボーは伝説的なヴァイオリニスト。この二人は軽妙な弓さばきで、まるでヴァイオリンを縦横無尽に切り裂くような演奏でSP時代を魅了した。この二人の編曲による「タルティーニ/クライスラー編:ヴァイオリン・ソナタ ト短調『悪魔のトリル』、「ヴィエニャフスキ/ティボー編:創作主題による変奏曲 Op.15」
    この2曲はパガニーニのように決して技量に溺れず、「女心を鷲つかみ」にするしたたかな戦略に溢れた、のびのびとした弓使いで聴く者の心を捕える。
    録音はややオンマイクであるが、歪みがなく一音一音をのがさず、惰性に流れた音楽になっていない。
    恐るべき、1989年生まれ。

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     2015/07/31

    東京厚生年金会館で1974年初来日(労音主催で確か非公開)・シューベルトの「さすらい人幻想曲」を2階席の前列で聴いた若々しいポリーニの演奏の感動が甦ってきました。SHM−CDでピアノの音がグラモフォンにしては鮮明に聴くことができます。二度とない全集でしょう。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/07/24

    1970年代のドイツ・グラモフォンのリマスタリングにしては、オーケストラの奥行き感があって、リマスタリングの音を弄くり回した悪いリマスタリングになっていない。エッシェンバッハのピアノとボストン・小澤のコンビネーションは悪くない。
    エッシェンバッハのはつらつとしたベートーヴェン「皇帝」はとても壮快で聞き応えがある。
    このような演奏こそリマスタリングの価値があるのではないだろうか。欲を言えばピアノのマイクが少し近すぎるように思う。

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     2015/07/18

    1978年録音の2014年のリマスタリング。リマスタリングのSACDはとてもよくない。商売の邪魔ををするつもりはないが、エソテリックなどはとてもよくない。初めからSACDで録音されたものとそうでないものの違いは歴然としている。SACDの出始めは解らないで購入したが、最近ではその違いがハッキリしてきたので、リマスタリングは避けるようにしている。確かに貴重録音をSACDにリマスタリングするのは意味があるだろう。ところで、ヴァーシャリ、ベルリン・フィル はモーツァルトのピアノの音の録音としては、あまり感心しない。バレンボイム、ベルリン・フィルの演奏はベルリンで何度も聴いているが、こちらのほうがはるかにすぐれている。多分、1978年ころのドイツグラモフォンが録音に使用していたマイクロフォンとSACDの録音で使用しているマイクロフォンは違うでしょう。また、マイクアレンジも異なっているはずです。ピアノはスタインウエイ・ハンブルクを使用していると思われるが、ヴァーシャリのピアノはモーツァルトの粒立ちが生きていない。ティンパニーの録音は最低である。まあ、知らずに買ってしまったが、机の下に行く運命のSACDである。

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     2015/07/14

    ストラヴィンスキー、シュトックハウゼン、ベッファの作品の組み合わせは奇妙な物だ。ストラヴィンスキーは確かに近代ピアノ作品。ヴァネッサ・ベネッリ・モーゼルの力量が素直にでている。現代音楽のピアニストとしては作品解釈の点で、私とは違うが、このような解釈もあろうか。シュトックハウゼンは「時空」こえた音の奥行きを感じたい。ベッファは初めて聴く作品。1973年生まれであるから、若手の部類に入る現代作曲家か。あまり新しさを感られないが、「カロル・ベッファ ピアノと自作自演の時」というCDもでているようなので、こちらも聴いてみないと一概に判断出来ない。ピアノのCDとして録音はディテールを良くとらえている。

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     2015/07/13

    トロンボーンとオルガンによる即興演奏はかなりレヴェルの高いCDである。「レクイエム」という題材を中心にすえて即興で演奏することは、「ジャズ」のような演奏形態でない限り、演奏家が「イデー」を共有して認識をすることは難しい。録音も「即興演奏」の録音としては満足いくものであろう。多分繰り返し、セッションしてトロンボーン・オルガニスト・音響ミキサーの三者が納得して出来たCDではないかと推察する。一度は傾聴に値するCDである。

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     2015/07/13

    クレア・ハモンドの演奏はおいといて、リャプノフ、チン・ウンスク、シマノフスキ、カプースチンの作品は「現代音楽もどき」、と言いましょうか、アントン・ウエーヴェルンのピアノ作品を超える作品ではありません。まして、高橋アキが演奏する「日本人のピアノ作品」のほうが、はるかに水準の高い現代音楽であり、ピアノ作品の演奏として完成度が高いといえましょう。クレア・ハモンドの演奏はピアノという楽器の多様性を引き出してはいない。彼女はこれまでに、アントン・ウエーヴェルンのような作品を演奏したことはないのではないか、と思わせる演奏です。このような演奏がピアノの現代作品であると誤解されると、現代音楽がさらに誤解される事になるのです。初期のウエーベルンの演奏CDのレベルがクレア・ハモンドの演奏レヴェルであったために、長い間誤解され、つい最近真っ当な演奏がでてきました。このCDは残念ながら、過渡的な時代の演奏と言えるでしょう。

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     2015/06/23

    ダニエル・ゼペックはこのCDのほかに「四季」「ラ・ホリア」などドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンのCDを出しているが、いづれもすぐれた録音で聴きごたえのある演奏である。
    是非「四季」「ラ・ホリア」ともに合わせて聞くことを推奨します。

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     2015/04/25

    MJQを初めて聴いたのは、35年ほどまえ。中野のサンプラザだったと思う。
    ミルト・ジャクソンのビブラホンに強烈な魅力を感じた。そのコンサートを彷彿とさせるSACD 是非一度は聴いておきたいMJQの演奏である。

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     2015/04/10

    ボレットが注目されたのは、リストの演奏によるところが大きいでしょう。デッカのリストによる「シューベルト歌曲トランスクリプション」など「リスト弾き」として一世を風靡した演奏はボレットがキューバ出身であったため、我が国で聴けるまで相当な時間がたっていました。ポリーニやアルゲリチに夢中になっていた昭和の日本ではボレットの名前すらきいたことはありませんでした。ところが、最近になって数多くのボレットのCDがデッカから発売され、ボレットは注目されるようになったのです。その理由はデッカのピアノ録音技術によるところも大ですが、作品の演奏解釈がヨーロッパの伝統的な解釈とは異なり、ピアノという楽器を中心に縦横無尽に扱っているところにあると私は思っています。この9枚のCDはその意味でヨーロッパの伝統ピアノ音楽とは異なりますが、一度は聴いて損はないでしょう。とてもおもしろいです。

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     2014/01/17

    オーディオ・マニアにとって注目すべき驚異の録音。楽器の定位やダイナミズムをチェックするのに最適なCDである。仲間うちにこのCDの存在を話したところ、録音技術のチャレンジとして是非とも購入しておきたいCDに推薦されています。

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     2012/06/20

    いまさら、CDなんてどうせならSACDで出して欲しかった。ティーレマンはカラヤン亡き後を引き継ぐ、ドイツを継承する指揮者として嘱望される存在である。「ベルリンドイツオペラ」で勉強したころの逸話を聞いたことがある。最初にベルリンフィルを指揮した時に、フルトベングラーのまね?をして、顰蹙をかった、というエピソードを持つがまぎれもなく、ドイツの伝統を持つ期待の指揮者である。

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