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つよしくん さんのレビュー一覧 

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/05/27

    エルガーのがチェロ協奏曲の女王だとすれば、ドボルザークのは王様。その王様のチェロ協奏曲を帝王カラヤンとチェリスト最高峰のロストロポーヴィチ、そして世界最高のオケ、ベルリンフィルが互いに火花を散らして競奏する様は、正に豪華絢爛にして豪奢。協奏曲を聴く醍醐味ここに極めれりといったところであろう。SHMCD化によって、音の解像度が一段とアップしている。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/05/27

    フルトヴェングラーは、ブラームスの第1は得意な曲であったはずなのに録音に恵まれなかったが、その中ではこの演奏は第一にあげられるものであろう。面白いのは、異論もあろうかと思うが、昨年発売されたカラヤンの88年のロンドンでのライブ盤と似ていること。テンポとかは微妙に違ったりするが、全体としての造型や響きはそっくり。フィンケ氏が言っていたとおり、カラヤンが実はフルトヴェングラーの最高の後継者とも言えるということが、この演奏を聴くとよくわかる。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2009/05/26

    通常CDで聴いた時はずいぶんと軽妙で浅薄な演奏と思ったが、HQCDを聴いてみて、ラトルがベルリンフィルから、相当レベルの重厚な響きを引き出しているのに感心してしまった。その意味では、HQCD化の効果を味わえる一枚と言える。私は、ラトルにはその将来を期待するあまり辛口のレビューを書くことが多いが、この演奏に関しては、比較的高い評価したいと思う。ただ、願わくは、HQCD化に助けられないことを望みたい。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/05/26

    若き日のバレンボイムのモーツァルトは、何と純粋無垢な表情を見せてくれるのだろうか。後年、バレンボイムは、モーツァルトに限らず、フルトヴェングラーを意識するあまり、やたらテンポを動かして、せっかくの楽曲を矮小化してしまう欠点が表明化してしまうのだが、そんな欠点がこの演奏にはどこにも見当たらない。モーツァルトの音楽の素晴らしさをダイレクトに味わうことができる。まさに、至福のひとときだ。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/05/26

    冒頭のあくの強い金管の土俗的な響きにまずは驚かされる。ゲルギエフでさえも、上品に聴こえるくらいだ。ロストロは、えげつないくらいの民族臭ふんぷんたる演奏で、この曲がロシア民族楽派の急先鋒であった5人組の手による作品であることを再認識させてくれる。それにしても、オーケストラがパリ管とは!ロストロがチェロだけでなく、指揮者としても偉大な芸術家であったことを示している。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/05/25

    あらゆるブルックナーの第7の名演の中でも最高峰の一つに位置づけられるのは論を待たないところ。問題は、HQCD化の効果。XRCDと比較するとどうしても分が悪いが、従来CDよりは、リマスタリングのせいか音質が確かにクリアになった。ただ、クリアで明るくなった音質については、聴き手によって好みがわかれるであろう。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/05/24

    エルガーのチェロ協奏曲を演奏させて、デュ・プレの右に出る者はいないと思う。他の誰よりも入魂の情熱的な演奏を聴かせるが、それでいて、エルガー特有の人生の愁いとか、抒情を見事に表現し尽くしているからである。デュ・プレには他にもすぐれたライブ盤があるが、音質などを考えると、最も完成度が高いのは本盤ということになるであろう。バルビローリの指揮も好サポート。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/05/24

    プレートルの快進撃はとどまるところを知らない。このブルックナーも名演だ。冒頭から早いテンポで開始されるが、要所ではテンポを微妙に変化させてゆったりとした表情を見せるなど一筋縄ではいかない。第3楽章になると一転して、一音一音をいとおしむように情感溢れる演奏を行う。終楽章は、最強奏の金管やティンパ二が印象的だが、決して無機的になっていない。これだけテンポが目まぐるしく変化する個性溢れる演奏をしても、全体としての造型にいささかの狂いもないのは、プレートルがブルックナーの本質を掴み取っているからに他ならない。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/05/23

    これといって特徴のない幻想だ。この演奏を聴いて思うのは、ベルリンフィルがかつて有していた重厚な音色を失い、かなり重心が軽くなった感じ。そのこと自体を否定するつもりはないが、ラトルは、そうして作りかえたベルリンフィルを殆ど生かしきれていない。それは、ラトルが、ベルリンフィルに何を期待し、どのような演奏をしたいのかのビジョン、方向性がイマイチはっきりしないからではないか。その意味で、ラトルは現在岐路にたたされていると言えるだろう。今後への期待をこめて厳しく星一つ!

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/05/23

    ムーティのブルックナーというと、何となく敬遠されがちであるが、侮ることなかれ、これは、ブルックナーの第4の中でも、トップを争う名演だ。名演の最大の要因は、ベルリンフィルの重厚かつ輝かしい力演にある。そうしたオーケストラの演奏を決して邪魔をしなかったムーティの悠然たる指揮ということになるのだろうか。少し後に、マゼールがベルリンフィルを振った第7も、マゼールとは信じられないくらいの名演だった。カラヤン時代のベルリンフィルの凄さにあらためて恐れ入る。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2009/05/23

    テンシュテットの残したマーラーの第5はいずれも名演であるが、その中でも最高峰に位置づけられるのが、この88年のライブ盤だ。癌を一時的に克服して指揮台にあがったテンシュテットの渾身の指揮に、手兵のロンドンフィルも好演で応える。死と隣り合わせにいながら、一日でも指揮をしたいという切実な願いがこの命懸けの指揮に繋がっている思われるが、その姿は、死を誰よりも怖れたマーラーと見事に符号する。指揮者と作曲家の最高のコラボレーションがここにある。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/05/23

    サティと吉松のピアノ作品を交互に配置して録音するなど、アイデアとしてはやや無理があるのではと思ったが、聴いてみると、これが意外にもフィットしているのに驚いた。何よりも、ロジェの肩の凝らない演奏が素晴らしいし、それでいて、2大作曲家の楽曲の特徴を巧みに描き分け、CD全体を一大芸術作品にしてしまった。このような意表をつくアイデアと、アイデア負けしない名演を成し遂げたロジェに大拍手!

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/05/23

    録音のレベルがかなり低いのではじめはどうなのかなと思ったが、ボリュームをあげると、この演奏の素晴らしさが伝わってきた。どちらかと言えばプーランクの出来の方がいいと思うが、ダフニスの、特に第3部の合唱が入ってくる箇所の夕映えのような美しさは、さすがは巨匠ハイティンクだと思った。

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     2009/05/23

    この演奏を聴いていて実に幸福な気分になった。それは、この演奏に、どこにも恣意的な箇所がなく、ブルックナーの魅力そのものをダイレクトに伝えてくれるからなのだろう。このような演奏だから、凄味とか天才のきらめきとか言ったものは期待できないが、それこそがハイティンクの真骨頂であり、ブルックナーとの相性の良さなのだろう。CSOの超絶的な技量、そしてそれを再現した録音の素晴らしさも称賛に値する。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/05/22

    録音の悪さは、収録方法に制約があった以上いたしかたがないことと思うが、演奏そのものは壮絶な超名演だ。ムラヴィンスキーには60年のDG盤という永遠の名演があるが、ライブならではの迫力や緊迫感を考慮すると、本盤はさらにその上をいくと言ったら言い過ぎだろうか。冒頭から終結部まで、あまりの凄さに完全にノックアウトされてしまった。当日、会場でこの演奏を聴いた人たちが本当に羨ましい。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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