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ニトロプレス(Klausketeer) さんのレビュー一覧 

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     2021/09/10

    軍縮条約が生んだ「いびつな軍艦」と言うべき米戦艦群。35000トンと言う個人的に「無茶振りな制限」のなかで建造された戦艦。第一次世界大戦前(1910年代)は「砲弾は横から飛んで来るもの」だったのが、砲弾が遠くまで飛ぶようになり、つまり一直線に飛んでくるものだったのが、山なり飛んできて「横からも飛んでくるし上からも降って来るもの」になり、魚雷の実用性が向上して破壊力も大きくなり船底の防御を強く考えなければならなかった。それらの要素を満たすために横にも上にも船底にも厚く鉄板をはらなければならないし浮力を稼ぐため船も大きく作らなければいけない、そのうえスピードを出そうと思ったらそのぶん強力な動力が必要になる。強力な動力に更に重さはかさむ。更に飛行機の発展がすごくて対空火器も大量に積むことになる。35000トンと言う基準は長門型やコロラド級などの基本的に「弾が横から飛んでくる」「飛行機って何?」「魚雷なんてほとんど使えない」(言い過ぎ?)時代の戦艦の基準。それを1930年代後半の戦艦にも当てはめようなんて「無茶振り」もいいところ。しかし、そうした過酷な条件下で建造された戦艦郡は独特の魅力を放つ。
    じっくり読んだ。
    サウスダコタ級の船体の横には「大きな溝」がスーっと入ってる。
    初めて意識した。
    ただでさえ「無理した」ノースカロライナ級、さらに「無茶した」サウスダコタ級。
    左右に装備したクレーンもいつの間にか片側だけ。
    ノースカロライナ級では装甲板を船の外側にくっつけたけどサウスダコタ級では船の内側にくっつけた。
    そのくっつけた跡を消さなかったのがあの「大きな溝」なんだと知った。
    (もしかしたら溝を塞ぐことで重くなるからかなあと思った。それがまた実用性とは別のところから誕生した「条約型」の魅力なんだと思う。)
    後期、サウスダコタ級の「野太い」後部マストは魅力的だと思った。
    ノースカロライナ級の艦首(船の先っぽ)は「でっぷり」したイメージがあったけどサウスダコタ級と余りかわらないんだと知った。
    1945年に「退役準備」に入り対空火器を撤去した両艦種の独特の美しさ。
    どちらも改装のうえ「高速化」が検討されたが、そこは架空戦記的な楽しみ。
    両艦種とも時間が経つにつれ「露天」(剥き出し)だった航海艦橋がやがて「エンクローズド」(ほぼ密閉)になって行くさまも面白かった(それは「アイオワ」級に繋がっていく)。
    大西洋航海中「露天」(剥き出し)の航海艦橋に波飛沫がかぶる写真があり「なるほど」と思った。
    (そういえば日本の巡洋艦「足柄」がイギリスに行ったことがきっかけで「遮風装着」(風除け)が考案されたのだったか?)
    個人的に疑問だった「砕けた戦艦霧島の砲弾」の解説になるほどと思った。
    ノースカロライナ級の魚雷被害の記事と図も興味深い。
    (アメリカの新世代戦艦は日本の戦艦に比べ被害を受ける機会が少なく、特に船底の防御の効果はどうだったのかがわかり辛かったので)
    また、改めてじっくり読みたい。
    実用性とかけ離れた、政治が生んだ「条約型」の魅力がたっぷり詰まっている。
    ちなみに保存されているサウスダコタ級戦艦「アラバマ」はスティーブン・セガール主演の「沈黙の戦艦」に登場。
    機関銃など対空火器を撤去しミサイルやCIWSのセットを増設され戦艦「ミズーリ」として登場。
    なんと主砲が旋回!!(動態保存すごすぎ)そして主砲をぶっぱなす!!
    更に余談だけどノースカロライナ級とサウスダコタ級の艦首の違いに触れたけど、ふと大和型の艦首の話を思い出した。
    タミヤ模型の田宮俊作氏はある軍艦のプラモデルの設計に際し「そこからアンカー(錨)を落としたら船底に当たるだろう!?」と設計陣を叱ったことがあったと思う。
    わたしはそれは大和型のことだと思っている。
    タミヤの旧、そして新1/350スケールの大和型は艦首甲板の幅が広い。
    「そこからアンカー(錨)を落としてみろ」
    バルバスバウに当たる?
    (大和の船底の先端は大きく膨らんでいる)
    最近、ピットロードからリリースされた大和型は最新考証により艦首甲板の幅が広いものだった。
    現タミヤ社長の言う通りだったか?と思った。

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     2019/10/31

    これ凄く楽しみです!!
    様々な古典映画のオマージュが入ってるガルパンですから音楽で「交響曲」というある種の「古典」的手法を用いてガルパンを表現するのはある意味当然と言えるかもしれません。
    え?交響曲って何って?
    「ハリウッド映画の音楽版」ですよ!!(ベートーヴェン以降はね)
    カンタン!カンタン!
    「音楽物語」なんですよ。
    第九でも「運命」でもそうでしょ?
    まずダークな激しいバトルみたいな第一楽章(主人公ピンチ!!)があるでしょ?
    それから紆余曲折!!
    中間部はリズムを強調した「ダンス」(第九なら2楽章)とゆったりした「ヒーリング」(第九なら第三楽章)。
    それから最終楽章の大盛りあがり!!(主人公が勝利の喜びの爆発)
    例えるなら思い出してガルパンのテレビ版。
    クライマックスの黒森峰戦の前にお弁当食べたりした回があったでしょ?あれが「ヒーリング」(緩徐楽章。第九なら第三楽章)ね。
    まとめると、だいたいベートーヴェン的な交響曲なら
    第一楽章「主人公のバトル。暗く激しい曲調」
    第二楽章「ダンス」
    第三楽章「ヒーリング」
    第四楽章「主人公のバトルの結果。「勝ったぜ!!」の大盛りあがり」
    で第一楽章と最終楽章が曲のメインディッシュで「一番言いたいこと」特にに最終楽章は「結論」。
    年押しするけどベートーヴェン以降ロマン派あたりまでの作り方ね。実際どんな曲になるかはこれからだから!!でも「だいたいそんな感じ」ってコトで(いいかげん)!!
    ちなみに第二楽章と第三楽章は入れ替わったりとかするから。「運命」は第二楽章が「ヒーリング」でしょ?
    で、ちょっと期待してるんだけど、もしかして「声楽付き」ですか?
    ChouChoさんや渕上舞さんら声優のみなさんの独唱とかちょっと期待しちゃうじゃないですか!
    話は変わるけど再録された「ENTER ENTER MISSION」は嬉しかったねぇ。
    ボーカルと楽器が絡みあって(そりゃカラヤンのオペラ録音みたいに「声と楽器が完全に溶け合う」レベルは期待しちゃいけませんけど!!)。木管の愛嬌たっぷりのソロも良かった!!
    ガルパン交響曲楽しみだぜ!!
    更に余談だけど、たぶん今の時代は手抜きって言われるかもだけど作品の冒頭で「ガルパン序曲」とか流れたら良いなとか思ったことある。
    ほら古い大作映画って「ベン・ハー」でも「ローマ帝国の滅亡」でも最初に「序曲」が流れるでしょ?
    ああ言うの荘重で好きなんですけど。
    中間部で「休憩」の曲が流れて本編終わってから「終曲」流れたりね。
    今の時代は無理だろうな。エロアニメのエンディングみたいに「時間稼ぎ」と思われる・・。
    オレは好きなんだけどね。ま、しょうがない!

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     2018/08/25

    趣向を凝らした「ミュージックビデオ」が珍しい。

    「パンクヴァイオリニスト」の異名をとるケネディのため派手な衣装やセットを用意し回転する舞台の上でロンドン・フィルのメンバーも演奏。(44年?も主要メンバーだったボブ・ヒル氏やデイヴィッド・ノーラン氏も居るように見える・・見える・・自信無し。背景として映っているだけに近いので・・確かにカラオケ演奏)

    おそらくケネディの「四季」が大ヒット(200万枚だったか?)したこともあり、更なるヒットを見込んで空撮もするなどかなり力を入れた映像だと思う。
    東京は上野の文化会館のライブラリーでLDの解説書を見たときの記憶だけど製作者は

    「クラシック音楽の映像作品は退屈」

    なので面白くしようとしたんだとか。その意気込みは充分伝わってくる。

    ただ、ちっともDVDが発売されないのでコレを買うことにした!!

    第一楽章だけだけど。
    有り難いことに新品で入手出来感謝!!

    ちなみにテンシュテットは静止画像のみ!!
    しかも使い方が若干シュール・・。


    テンシュテットファンのオレ若干涙目・・・。


    2005年前後「EMI1300シリーズ」が展開され
    テンシュテットのCDやDVDが次々再発、


    所謂「テンシュテット・ルネッサンス」


    がまさかの現実となり(!!!)大感激したがケネディとキョンファの映像作品がとうとう再発されなかった。

    おそらく本人が許可したくないという部分もあるのかな?と思う。

    あまり協奏曲はわかんない(クラシック音楽もよくわかんない)んだけど、よく目にする気がするのが


    「テンシュテットは合わせものがうまい!!」


    あと、どうやら


    「ソリストの暴れっぷりが凄い」(全部じゃないらしいけど)


    テンシュテット自身がもともとヴァイオリニストなので彼女ら彼らの気持ちがよくわかるんだろうなと思う。そしてそれゆえ


    「やり過ぎ」
    「暴れ過ぎ」


    と言われることもある。
    つまり、そういうのが好きな人にはたまらないんじゃないかなあということ。(曖昧でごめん)

    このベートーヴェンの協奏曲のゆったりとした「異色のテンポ、表情」もハマる人はハマるし、駄目な人は駄目らしい。



    オレは「わーい!テンシュテットだ!」



    レベルの聞き方しかしてない(どんな聞き方だ!!?)
    キョンファの演奏は全体的に好評の印象。
    そして、絶対に忘れちゃいけない(気がする)のが



    グティエレスとのシューマンとグリーグのピアノ協奏曲!!



    聞いた人の評価は賛否わかれる面がある(つまりソリストが暴れまくる!!)けどハマる人はめっちゃハマる!!

    何で「暴れまくる」と言ってしまうかというと他の方も書かれてますが



    「テンシュテットのときは凄かったのに、他の指揮者ではそれほどでもない・・」



    と言った意見をちょくちょく見かけたので。
    やっぱりテンシュテットは「合わせものがうまい」のかなあと。
    つまりキョンファ、ケネディのDVDとグティエレスとのシューマン、グリーグの再発希望!!

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     2017/10/15

    たぶんこの本。テンシュテットに関してかなり突っ込んだ記述があるので興味のある人は見つけたら見てみて。少なくとも愛知県の愛知芸術文化センターのライブラリーにはある。たぶんいまは閉架書庫かな?

    テンシュテット
    実演でこそ真価が発揮される狂気のような情念のうねり
    渡辺和彦氏の記述から抜粋
    「彼は1979年に、ハンブルクの名門、北ドイツ放送交響楽団のポストを手にいれている。しかしこの超一級のオーケストラとは、ほんの何人かの楽員と折り合いが合わず、パリでの公演のあとでケンカ別れしてしまった。」

    「テンシュテットの作り出す音楽は、生演奏とレコーディングとで相当の違いがあるようなので、これらを分けて考える必要がある。と言っても私は、彼の実演を1983年4月に昭和女子大講堂で行われたマーラーの『交響曲第5番』とモーツァルトの『ハフナー交響曲』(第35番)でしか知らないので、あまり大きなことは言えない。ただ、実演での彼は、長身をくねくねと揺らす、やや腰の安定しない指揮姿ながら、会場の聴衆を一種の催眠状態に置いてしまう独特の雰囲気を持っていた。
    しかしレコードやCDでは、そうしたものがやや伝わりにくく、ベルリン・フィルとのデビュー盤の『ライン』のように、ともすれば雑に聴こえてしまうものもある。絵の出るビデオやLDでも実演の雰囲気は半分も伝えない。83年の初来日の演奏が後にテレビで放映された時もそうだった。
    何が原因なのか。彼の音楽が視覚効果に依存しているわけではない。誤解を招くことを承知で言えば、テンシュテットの実演には、ほとんど狂気に近いような情念の発露があり、それは二次元映像や空気の振動の記録のみに頼る録音では捉え切れないのだ。つい最近彼がベルリン・フィルへ客演した際のマーラーの『第6交響曲』なども、現地からの批評や報告を信用すれば、やはりそのような狂気に満ちたものだったようだ。彼の実演の雰囲気を一番よく伝えている記録は、今のところ1988年12月13日、ロイヤル・フェスティバル・ホールでのマーラー『交響曲第5番』ライブCDだろうか。
    ではテンシュテットの録音がつまらないかというとそうでもない。ただ、ちょっと聴き方にコツがあるように思う。彼の実演での雰囲気を少しでも知っている聴き手、想像力で補いながら、あくまでも実演を想定して耳を傾ける音楽ファンにとっては、テンシュテットのレコーディング用の演奏もまた感動を呼ぶ。マーラーの『交響曲第6番』、ブラームスの『ドイツ・レクィエム』、ベートーヴェンの『田園』や「序曲集」、ブルックナーの『第8交響曲』など。
    しかし、CDで聴く音楽を、あくまで実演とは隔絶した純粋家庭電気再現音楽として鑑賞する日本的な開き直りの側で捉えるとテンシュテットの録音はやや地味で、強烈な魅力に乏しい。逆に言うと、実演とレコードとを完全に区別して「レコードには純粋にレコードとしての価値がある」という正論をもってしては、テンシュテットの音楽の魅力は感じ取れない。「音だけで音楽の魅力を純粋に伝えるのが一流の音楽家だ」という、いちおうは誰も反論できない説を振りかざすレコード・ファンには、テンシュテットは多くを語りかけないのだ。
    実演での彼はテンポの変動が度が外れて大きい。リタルダンドしながら強烈なクレッシェンドをかけたり、テーマの前で大時代的にスローダウンしたりはしばしば。弦にことのほか細かい表情付けを施し、それでいて時には暴発気味のフォルテを要求するから、非力なオーケストラではバラバラになってしまう。音だけの記録では雑に聴こえてしまうのも、当初ベルリン・フィルとは必ずしも折り合いが良くなかったと伝えられるのも仕方がない。」

    「複数のオーケストラで聴くテンシュテット」
    「しかし、当初は全集になる予定と伝えられていたベルリン・フィルとのブルックナーの交響曲の録音は、81年に『第4番・ロマンティック』を収録しただけで、続く『第8番』(82年)はなぜかオーケストラをロンドン・フィルに変更している。私は当初、テンシュテットは(西)ドイツのオーケストラとはソリが合わないのではないか、と考えていた。ブルックナーの2つのシンフォニーを聴き比べた場合、ランクは明らかに下のはずのロンドン・フィルとの演奏のほうが、ベルリン・フィルとのものより弦の表情がより細かく(ちなみにテンシュテットはヴァイオリニスト出身で、東独ハレのオーケストラのコンサートマスターだったこともある)、そのほかの部分も、雑に聴こえる部分が少ない。むしろ逆に、ていねい過ぎて音楽の流れを堰き止めているくらいだ。仕事をしすぎるとさえ言われるロンドンのオケを指揮して、彼ほど細部まで徹底して指揮者の意思を感じさせる音楽を造るひとは稀だ。」

    以上本文から引用
    ちなみにテンシュテットの初来日は84年。
    初来日ビデオ存在するならマジ見たい!!!
    私はテンシュテットが北ドイツ放送交響楽団の首席指揮者に就任した年に生まれ、社会人になって自分で稼げるようになってから音楽を聞き出したのでテンシュテットが活躍していた時代のことはさっぱりわからない。(つまりテンシュテットが亡くなる直前くらいから音楽を聴きだした。)
    テンシュテットの時代を知っている人が本当に羨ましい!!わたしと同じような人も居ると思うから参考になれば・・。
    そうだ!だれかテンシュテットのファンブックを作ってくれ!(願望)

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     2017/08/27

    演奏内容でなくこのCDについて。
    この97年に日本で発売されたジェシー・ノーマンのワーグナーはそのCDタイトルが大変興味深い。

    「ワーグナーの神髄 ブリュンヒルデの自己犠牲」

    なんて大袈裟なタイトルだろう。

    なんの因果かテンシュテットの死の直前に発売されたものだ。まるで彼の死を予見し惜しむかのような過剰なタイトルだ。

    これを考えた担当者の「過剰な踏み込み」を讃えたい。

    基本的には当時旧EMIが展開していたレッドラインシリーズの国内版だったと思う。

    皮肉なことにテンシュテットがロンドンフィルの音楽監督を辞任したのち、おそらくライヴをふくめ最初の演奏であると思う。つまり彼の復帰を象徴する録音にあたる。

    私はこの演奏は大好きだ。
    ジェシー・ノーマンの圧倒的なパワーと厚みのある声(声楽さっぱりな私でもすげぇと思った)やテンシュテットのふくよかにやらかく、だが凄まじいエネルギーをもった演奏。
    有名なテンシュテットのホームページにもあるように確かにノーマンは息が短い・・。

    英インディペンデント紙だったとおもう。
    NORMAN LEBRECHT氏のテンシュテット追悼文にこの録音について記述があり翻訳機能によれば

    「ノーマンはテンシュテットが求める「トップノート」が出せなかった」

    とある。「トップノート」がうまく訳せないがどうやらテンシュテットは不満があったようだ。


    両者は1984年にもコンサートでワーグナーをやっていたと思う。来日公演直後にロンドンでたしか「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死「神々の黄昏」葬送行進曲とブリュンヒルデの自己犠牲など。
    録音があれば是非きいてみたい。

    なぜなら「巨匠神話」に明確にメトのレヴァインから「指環を振る機会すら与えられていた」といった記述があり、もし実現していれば上述したロンドンでの演奏会のようになったであろうと想像することが可能だからだ。
    これはスタジオ録音だがライヴではテンポもかなり揺れ動いたのではないかとおもう。


    余談だけれどもテンシュテットはEMI時代に少なくとも二回オペラ録音のチャンスがあった。

    二回ともリヒャルト・シュトラウスの「エレクトラ」。

    一回目はピアノリハーサルをはじめたがテンシュテットがキャスティングに対して違和感?を感じたため中止となり、かわりにマーラーの交響曲第六番を録音したとのこと。
    二回目は1985年にメトでライヴ録音する予定だった。(アルファベータ社「マエストロ」第二巻を参照)リハーサルも何週間かおこなったが大病を患ってしまったため実現しなかった。

    わたしは英語はさっぱりなので間違いがあるかも。よろしければNORMAN LEBRECHT氏のホームページSLIPPED DISCの「不可解なクラウス」(翻訳機能)のコメント欄を読んでいただければ。

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     2017/08/13

    アルゲリッチとテンシュテットのショパンはたぶん北ドイツ放送響とのだと思うよ!ちなみにプロフィールからリリース予定みたい!!MIKIKIだっけ?なんかインタビューでヘンスラー社長が答えてた!!ヘンスラー社長!!大学祝典序曲なんかもヨロシクね!!テンシュテットのは全部聞きたい!!楽章間ノイズや演奏会前後の拍手もしっかり収録してほしいな!!

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     2017/02/18

    正直、読み始めたとき

    「こんな装甲空母どっから湧いて出た?」

    とおもってたらなるほど!!
    あの二隻を改装したのか!!!!???

    とオレニッコニコ!!!!
    なるほど、もともと計画された時点で排水量は3万トン越えてるから十分可能に思えます!!
    計画番号も110号艦に111号艦。あの二隻より優先して建造されたわけです!!

    いいんですよ!!だって一隻は解体、もう一隻は横須賀のドッグをずっと占拠しつづけ何のやくにも立たず潜水艦に撃沈されて終わってしまったのだから・・。

    すみません、まだ最後まで読んでないけど楽しすぎます!!!

    そして、そうですか「あの人」捕虜になっちゃうんですね。
    それが随分と大きな影響出ちゃってます!!!!!

    そのあたりは読んでのお楽しみ!!!!
    また個人的にわたしが好きな人物が活躍します。
    ひとりは野中五郎氏、陸攻隊の隊長さんですね。べらんめえ調でしゃべるけどひとの名前を呼ぶときは「なあ、**くん」って敬称をつけたりするのが非常に印象にのこった人です。「17人の飛行隊長」だったかな?で読んで好きになって。
    本作では例の陸攻で敵艦隊のまわりをグルグルまわる戦法(車掛かり戦法)で戦果を挙げてます!!ただ実際には損害も少なくなく戦果もほとんどないようですが・・。敵をして「悪夢のようなギルバート海戦」と言わしめた戦法でした。架空戦記のなかではせめてといったところです。
    もうひとりは有馬正文氏、第25航空戦隊の司令官として登場します。末端の兵隊にも謙虚に接した人。「みなさん、いつもお疲れ様でございます」なんて下っ端の兵隊に声をかける艦長はほかに聞いたことがない。そして「見敵必戦」の闘将角田覚治。
    架空戦記は史実で実力を発揮する機会のなかった人物が活躍するのも楽しい。
    あと、わたしは「好きな人物」と言ったよね。いつも注意してるんだけど、単に「好きな人物」とその人物の功績や実力は別だと思ってるから。
    そこは歴史を見るうえで混同しては絶対だめだと思ってるから。
    ちなみに内田弘樹先生の架空戦記、中古でフルコンプリートした・・と思う!!

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     2017/02/17

    凄まじいパワー、そしてエネルギー。
    これ海賊盤にもなったのだよね。

    かつてNDRが自主製作LPにしたのと同内容のものではないのかな?
    テンシュテットはNDRともう一枚自主製作LPをだしていてそちらはR・シュトラウスの「ドン・キホーテ」。

    紹介文のとおりなら、おそらくレーベルが参考に代理店に渡した演奏テープは激烈、濃厚でまちがいないと思う!!(念のため。イタリア、アスコーナの「英雄」じゃないものね。あれは録音の印象でヘタをするとヤワくきこえるから。)

    さすがヘンスラー社長!!
    「いじってないね!!」
    きっと。
    もし、いじり倒してキレイにした内容のものを代理店にわたしたらコメントも

    「テンシュテットはとてもおとなしい演奏してます」

    とかになってただろうから!!
    これはおおいに期待がもてる!!
    ぜひ多くの方々にきいていただきEMIじゃ伝わりきらない「テンシュテットの実力」を堪能していただきたい。

    ただ、もしこれがLPと同じ内容(と思われる海賊盤を聞いたのだけれど)なら一か所ミスがあったと思う。
    それは編集ミスか演奏ミスかはわからない。
    演奏ミスならそのままでいいい。
    ごめんなさい、うまく言えないし間違ってたらごめんなさい。

    第1楽章の途中の静かな場面で「ターター、ターター」とやる場面が「ター、ターター」になってる。(なんつー説明・・・)
    (もしかしたら海賊盤の方で編集ミスをした可能性もあるので、そうであるなら申し訳ないです。)

    どうなってるかなあ?

    あと、ここから戯言。
    もう何度もかいて「しつこい」けど書くね。
    EMIの英雄は「キレイ作りの薄作り」
    え?あれでキレイって?うん。EMIなりにね。海賊盤にくらべて細かな音まで追えるから。
    で、そういう「作りかた」のマイナス点。

    つまり。はいっ!!

    「ある人はやる気満々だと言い
    ある人はやる気がないと言う」

    結論から言ってテンちゃんの91年の英雄は有名なテンシュテットのホームページにあるように「第1楽章からどうすちゃったの?ってくらいパワーと驀進力がハンパない」ただEMIの「作り方」は「そう聞こえない人にはまったくそう聞こえない」のが大注意。下手をすると、もの凄く悪い言い方をすると「整ってるだけのクソつまらない演奏」にきこえてしまうので繰り返すけど大注意!!!!!!「キレイ」に作ろうとした代償だね・・・。


    で。で。で。




    断言します。



    この演奏はそうした「誤解」をまねく可能性はゼロにかぎりなく近いです!!!!!!



    すなわち「超オススメ!!!!!!!!!!!!!!!」



    もちろん俺が一番好きなテンシュテットの「英雄」は91年の演奏(ただし海賊盤のほう)で不動だけど。
    え?聞く?EMIの正規の、おまえのオススメの91年の英雄聞く?って?


    や・め・と・け!


    たぶん「整ってるだけのクソつまらない演奏」にきこえるよ!!!!!!(心配が止まらないオレ)
    だからこっちの聞いてってお願いしてるんだよーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

    参考。
    聴感覚上のイメージ。
    英雄第1楽章冒頭、ふたつの和音。

    EMI盤
    「うにょん・・。うにょん・・・。」

    当ヘンスラー盤(海賊盤きいた感じ)
    「ヴァ!!ンンッッ!!!!!・・・ヴァ!!ンンッッ!!!!」

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     2016/08/04

    弟と野球の観戦に行くことになった。
    「なんでも良いから車中でかけるCDもって来いや」
    おまえが好きな「大正野球娘」でも「モーレツパイレーツ」でも良い。
    ああ「かんなぎ」のエンディングは良かったなあ。
    弟はガルパンのサントラ(オレが買った)をもってきた。
    テレビ版のサントラだ。
    出発するなりかけたがわたしはソッコーで
    「劇場版に変えようぜ。」
    「なんだかさみしい音だ」
    即座に劇場版に変えた。
    弟も

    「劇場版を聴くとテレビ版はさみしいな」

    劇場版は空気感バリバリで
    「響いてる」感じがマジでたまらねぇ。
    テレビ版はクリアでキレイだがやっぱり物足りない。

    「ここ(車内)がホールみたいに響けばいいがそうは行かないからな。」

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     2016/07/07

    大和ファンですが一言。
    マリアナ沖海戦で大和が「前衛」の低速空母と行動をともにしたのはいざとなれば敵艦隊に殴り込みをかけるため。
    南太平洋海戦でも同じような配置にして前衛が囮を演じて米国機を吸収し「筑摩」が中破してます。

    カタログスペック上の速力発揮の難しかったサウスダコタ級も高速空母を護衛している。

    対空装備の貧弱さは日本海軍全体の問題で「日本海軍の戦艦と言う艦種固有の問題」ではないと思う。
    ふと気になって投稿。

    でも世界の艦船編集部さん。
    じつはわかってて書いてるでしょ?

    俺みたいな盲目的な、悪く言えば幼稚な戦艦(特に日本の戦艦の)崇拝者に対して。(笑い)

    あと、こんなに遅くからでごめんなさい。
    いま酒飲んでる(おいおい)

    アイオワ級のルーツの話は面白かったです。
    ちなみに記憶で書いてます。
    変な事書いてたら不採用にしてねhmv様(すみません)

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     2016/04/25

    ブルーレイになるのはたいへん喜ばしいことですが・・・あの・・・ジークフリート牧歌は?たしかどちらのコンサートで演奏されDVDにもなりましたが。
    せっかくなら入れたほうが良いと思いますが。
    わたしの勘違いでしたらすみません。

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     2016/04/15

    テンちゃんのアメオケとの第九です!!
    メモリーズなので「レコード的に良い音」ではないかもです。

    ここがクライマックスだ!!というところで音質が突き抜けないところがあるけど第一楽章冒頭から音が素晴らしくよく広がり
    最初の大きな合奏の場面で

    「バガーーン!!!!」

    ぶちかましてくれます!!
    この感じ正規盤になると衰退したりします。

    ちなみにいきなり
    ライヴならではの面白い場面が来ます!!

    テンちゃん速めのテンポで冒頭部分を開始し
    最初のおおきな合奏(バガーン!)のあともう一度冒頭部分を再現するのですが・・・


    あきらかにテンポがおそくなってる・・
    テンちゃんの発するアウラに呑まれたようです!!


    これぞライヴ!!

    だいたい?6分半くらいからの音楽が疾走する場面はバーンスタイン(1979・VPOライヴ)のようにテンポを劇的にたたみかけます!!!

    すげぇ!!
    テンちゃんやりたい放題です!!

    テンシュテットの第九の面白いところはまったく同じ演奏がないこと。
    年代が離れているせいもあるでしょうがBSO(1976)LPO(1985、1991、1992)とぜんぶ変化がある!!

    もちろん豪快激烈ロマンティックは共通しますが。

    あと、わたしは気にならなかったのですが独唱のレイミー?の声が
    「気安い感じで軽い」
    そうです。

    あたしゃ何ともおもわなかったけど。

    この演奏の放送録音(だと思う)は存在しないとおもわれていたので発売告知があったときは嬉しかったなあ。
    ファンにはこのオケとのベートーヴェン交響曲第7、8番が低速超重量級の演奏であったため

    「テンシュテットはミネソタとやるときはおかしい」

    といわれたこともあります。
    やだなー。
    テンちゃんの演奏はもとからおかしいじゃないですか!!
    はっはっは。(そら言いすぎ)
    (ただ、このベト7、8は音源の問題のせいでそう聞こえるんじゃないかとどこかで疑ってる。)

    あと、この演奏はたしか1982年だったと思います。
    翌年LPO音楽監督就任演奏会で同曲を振っているのでこんなかんじの演奏だったのかなあと想像してしまいます。

    あの、本当にLPO音楽監督就任演奏会の音源も映像ものこってないの?

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     2015/05/25

    うええ!!!!??岡田暁生氏の著作って、もう一部が入手不能なの?しまったなぁ・・・。

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     2015/05/12

    友人から緊急連絡!!!「サンボの最新アルバム「キックの鬼」が特典でついてくる!!!!!!」なんだとおおおおおおおおお!!!!!!!??????たった今、このhmvで確認したぜ!!!!!!!!感極まってしまわって(byNHK「トップランナー」)思わずカンフーロック!!!!!!!!いや、これで初めて聞くんだけど。品切れにならないでくれよ!!!!!!!!

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     2015/04/28

    まちがえたー!!!!!プロフィールじゃのうて「コンセプト」だコンセプト・レーベル!!!!!!!ぶるああああああ!!!!!!書くといっっっも何か抜けてやがる!!!!!!(爆死)

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