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singet225 さんのレビュー一覧 

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/30

    ヘレヴェッヘのロ短調ミサ、コーラスの精妙な美しさはあまりに素晴らしい。冒頭Kyrieのサウンドがここまで美しく響いた事が果たしてあっただろうか。これに並ぶとすればヘンゲルブロックのもの以外は無い様に思う。経験豊富な優れた独唱者がコーラスを歌っている事も、音楽的にとても自然に感じられる。そう、自然。この自然さがこの演奏の最大の美点であり、逆に言えば欠点でもあるかもしれない。例えば、SanctusやOsanna等の華やかな音楽について言えば、もっとドライブ感を期待したいし、各声部の輪郭が明確に聴こえても良いように思う。自然すぎるあまりにミサの劇的な踏み込みが足らないと感じる方も見えるのかもしれない。ただ、これ程のコンセプトでここまで自然な音楽を見事に具現化したヘレヴェッヘと演奏者の手腕を高く評価したいと思う。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/14

    数あるバッハのモテットの演奏の中でも最良のものだと思う。最近になって鈴木盤、コーイ盤等次々と優れた演奏が登場しているが、コーラスの出来に関して言えば、この演奏は神業と言えるものだ。曲によって人数を変えている所も面白い。旧録音のような微温性が払拭されて、スタイリッシュで輝かしい音楽で実に見事。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/27

    アーノンクールのドイツ・レクイエム。オケも合唱もウィーンで固めて、ソリストも名手で揃えた。結果はアーノンクールの手腕の素晴らしさも相俟って素晴らしい音楽となった。アーノンクールの独特のアーティキュレーションも聴こえるが、ウィーン・フィルの献身的で非凡な音楽性と心を通わせているアーノルト・シェーンベルク合唱団の見事な歌唱力が、それらを実に自然に聴かせて、豊潤で柔らかで重厚な演奏に仕上がっている。アーノンクールの自然な流れに溢れた音楽がとにかく素晴らしい。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/27

    ラトルの復活の新録音。ラトルとベルリン・フィルの蜜月が生んだ最良の成果ではないかと感じる。オケは当然ながら上手い。上手いだけでなくラトルの指揮と本当に一体になった、密度の濃い音楽に酔いしれる。ソリストも素晴らしい。特にラトルの奥様でもあるコジェナーの心に染み入る歌唱は素晴らしい。また、ベルリン放送合唱団も素晴らしい。音楽の美しさを知的に捉えながらも、ラトルのこの作品への思い入れも相俟っての大変な熱演であり、名演である。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/27

    アルミンク/新日フィルによるヴェルディのレクエイム。元来慣例的にオペラティックに演奏されてきたこの作品を、オペラティックではなく精密に宗教音楽としての真価を知らしめる名演である。アーノンクールの演奏も非常に素晴らしいが、ここに聴くアルミンクの演奏も素晴らしい。オケは端正な中に非常にドラマティックな表現力が印象的。ソリストも質が高い。その中で、特筆されるべきは合唱の栗友会だ。冒頭のアカペラ部分は少し不安定だが、それでも曲が進むにつれて表現力の深さに引き込まれる。弱音から強音まで、しなやかで美しく、そしてこの団体ならではの内面的な表現力は圧巻であり、感動的だ。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/27

    ガーディナーによるヨハネの再録音。凄まじい緊張感と声も楽器も切れのあるアンサンブルを聴かせる名演となった。エヴァンゲリストのパドモアは原劇性と品性を兼ね備えた非常に知的な歌唱が印象的である。イエスのブラハマンも温かみのある声で人間味のあるイエスを歌う。そしてソリストで特に印象的なのは9曲目のアリアを歌うソプラノのラン。凛とした佇まいに純粋で品格のある歌が心に沁みる。他の独唱者も、流石である。
    そしてオケはどのパートも磨き抜かれたアンサンブルで、以前の軽く表層的な音とは異なり、豊かなサウンドが魅力的。モンテヴェルディ合唱団も同様で、コラールでも劇的な合唱部分でも軽やかで柔らかい豊かな響きとテキストを掘り下げた表現力は圧巻である。
    ガーディナーの成熟とバッハの音楽の素晴らしさを堪能できる演奏だと感じる。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/07

    あまり話題になっていないように思えるこのティーレマンのモツレク。演奏内容からするともっと話題になって良いように思う。筆者はそのくらいに素晴らしい演奏だと感じている。ティーレマンの音楽作りは伝統的な重厚なスタイルではあるけれど、美しくそれでいてテキストを聴かせる様は古楽の影響も感じさせ、新鮮味もある。そして熱狂的な音楽作りが本当に感動的である。ソリストは悪くないが、合唱団のあまりに見事な歌唱から印象が薄くなる。そのくらいコーラスが素晴らしい。さすがはダイクストラである。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/07

    ダイクストラとバイエルン放送響・合唱団のマタイ。この演奏から感じるのは、とにかく合唱団が非常に素晴らしい。シンフォニックな柔らかな響きがとても魅力的。その響きでテキストの内容の表出される様は圧巻である。この伝統的な合唱団をここまで以前の魅力を保ちながら変貌させている手腕は見事でこれからも素晴らしい演奏を期待したい。星が4つなのは、やはり全曲を通して聴きたいからである。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/07

    ショルのヘンデル。「アン女王の…」は冒頭アルトの美しいソロから始まる。ロビン・ブレイズのソロがあまりに見事だったけれど、ショルは円熟味があり人間味が感じられる。以前のあまりに美しく官能的な声から人間味のある温かな色を帯びてきたショルの声。表現も超人的なものからより人間的なヒューマンなものに変わりつつあり、魅力が増しているように感じている。クリードの劇的な音楽造りも素晴らしい。合唱団も新しい団体だが、これからが期待できる見事な演奏を展開している。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/07

    ラトルのブラームス全集。一言で言って、本当に見事!!演奏内容が素晴らしい。まず1番。演奏スタイルは伝統的なものだと感じる。奇を衒わずに個々の奏者の上手さを引き出しながら見事な造形を作り出していて感動的。4番もラトルらしく引き締まった熱演。そして個人的なハイライトは3番の3楽章。この枯れた響き、こんな音を今までに聴いた事がない。音楽の造形も感動的。1番から4番までCDとDVDがあるのも嬉しい。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/09

    全体的にはスローテンポで雄大に語られていく演奏。特にIch bin der Weltのディースカウの節度があり知性を感じさせながらも思いを込めた絶唱とバーンスタインの時を止めてしまうかのような深遠で崇高な叙情に満ち溢れた伴奏には聴き入ってしまう。聴き手一人一人に語りかけてくるような自然で雄弁な音楽が感動を呼ぶ名盤。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/09

    バイエルン盤も見事であるが、この演奏はその上を行くように思う。まず、歌手陣。やはりオクタヴィアンはオッターで聴きたいと感じる。モルもボニーもロットも見事だけれど、やはりオッターが抜きん出ている。演技も歌の表現もどれもがこれ以上ないように思えてくる。それくらいに素晴らしいものである。脇役も名手を揃えているが、強いて言えばテノール歌手役はもっと華のある人間が歌っても良かったように思う。クライバーも以前とは違い、本当に力の抜けた指揮で軽やかに自然にオケをドライブしていて見事。ラストの二重唱の美しさも比類ない。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/09

    2006年の来日の演奏を聴いて涙をしました。その涙は本当に自然と心から湧き出たものでした。アーノンクールは旧録音でかなり批判をされましたが、そこから古楽を飛び出し、様々なレパートリーに挑みながら高みに到達した素晴らしい芸術家と感じます。この録音でも時折斬新なことをやっているように見えますが、モーツァルトの音楽が生き物のように聴こえるものです。コーラスもオケもソリストも献身的にアーノンクールの要求に応え、一つの音楽を作り上げている見事な演奏。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/09

    ガーディナーのカンタータ巡礼ツアーの録音の中でもとりわけ充実した演奏を聴かせる。バッハのカンタータの中でも屈指の名作たちが聴けるのも嬉しい。そしてモンテヴェルディ合唱団の活き活きとした声によるアンサンブルが非常に心地よい。またテキストが聴こえるのも美点である。ガーディナーの音楽も表情付けが凄く豊かで自然でさえある。古楽の音楽は美しい…と言った固定概念を覆すガーディナーのパッションを感じる演奏が感動を呼ぶ。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/09

    ガーディナーのブランデンブルク。まず音楽的に非常に充実している。そしてガーディナーらしく活き活きと軽快にどの作品も演奏されているが、そのどれにも熱い血が通っているように感じられる。カンタータ巡礼でバッハの音楽の深層に入り込んだ演奏家の成果がこの演奏にはあり、絶賛される内容になっている。以前のイングリッシュ・バロック・ソロイスツの音は薄く表層的な響きが、時を重ね変化し薄く軽やかではあるがふくよかで非常に魅力的な音色になっている。また奏者が一体になったアンサンブルにも磨きがかかっている。とにかくこの作品の新たな名盤である事は疑いようがない。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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