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金山寺味噌 さんのレビュー一覧 

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     2014/05/11

    ボヘミア出身の作曲家ヴェンツェル(ヴァーツラフ)・ピフルは世代的にはハイドンとモーツァルトの中間で、約90曲もの交響曲を書いたという初期の重要なシンフォニストである。その作品はほとんど忘れ去られており、このアルバムは貴重な録音。4曲の交響曲とも結構大胆かつ活気あふれる内容で、聴いていて面白く感じられた。とはいえ、ハイドンほどのスケールの大きさはなく、ややこじんまりとしているところもある。またモーツァルトほどの刺激的な天才性があるというわけでもない。腕のいい音楽職人といったところか。音質は極めて良好。2005年1月、カナダ、トロントの聖アンナ教会での録音。

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     2014/05/11

    『大人なのよ!』は子供扱いされるの嫌って大人の恋へと踏み出そうとする女の子の心情を歌った軽快でダンサブルなナンバー。雅のしなやかなヴォーカルと梨沙子のヴィブラートの効いたパワフルなヴォーカルが聴き応えある良曲。メンバー全員が20歳越えしたベリにふさわしい。

    一方、『総ダイエット王国』の方は・・・・・・・・はっきり言います、駄曲です!!正月のハロコンで初披露されたのを聴いたのだけれど、困惑
    せざるを得ないシロモノだった。会場の空気も微妙だったな。つんく♂氏
    独特の遊び心は決して嫌いではないけど、この曲に関してはちょっと悪ふざけが過ぎたのではなかろうか。ダメなものはダメとはっきり言うのも愛情だと思うのであえて書きました。

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     2014/05/11

    鬼才グールドが大バッハ未完の大作『フーガの技法』に挑んだ録音。コントラプンクトゥス第1番~9番は1962年1月31日から2月21日にかけて、地元トロントとニューヨークの教会のオルガンを使用して収録。余白にはピアノ演奏によるコントラプンクトゥス第1、2,4番(1981年)&第9、11、13番(1967年、モノーラル)&14番(1981年)、さらにBACHの名による前奏曲とフーガ(1980年)が入れられている。

    オルガンを弾いていてもやはりグールドの個性は健在。オルガンを演奏するにも関わらずピアノ譜を使用していたそうで、ヴァルヒャ、リヒター、アランといったヨーロッパの大家たちによるオルガン演奏とは大分異なる。クールかつ突き放したような、非情緒的な演奏である。冷静な視点で楽曲を見つめ、理解・分析し音化してゆく。それでいて決して杓子定規ではなく、歌ごころも忘れていない。余白の一連のピアノ録音の中にはグールドの死後発見されたものもあり、こちらは完全にグールドの世界である。特に晩年の録音にはしみじみとした情感が漂っていて、20年間の演奏の変化を楽しむことが出来る。

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     2014/05/11

    オリコンCDシングルデイリーランキングで2位を獲得。購入しておいて言うのもなんだが予想以上の好発進で正直驚いた(笑)。もちろんJuice=Juiceがそれだけ魅力的なユニットであるいうことなのだろう。

    『ロマンスの途中』はクールでファンキーな、なつかしいディスコサウンドが活躍するダンサブルなナンバー。ちょっとアースウィンド&ファイアーを彷彿とさせるところがある。つんく♂氏曰く「クラシックディスコを最新式サウンドに変換させるとこうなるんだ!」というのがこの曲のコン
    セプトだそうで、ホーンセクションもゴージャスかつ洗練されている。高い年齢の人たちには懐かしく、若い人たちにはかえって新鮮に感じられるだろう。軽快なギターとベースの遊び心あふれるプレイも聴きもの。

    歌唱面においては金澤朋子が目立っている。宮本佳林、高木紗友希に次ぐポジションで重要なパートを任されていて、大塚愛菜の抜けた穴をしっかりと埋めている。あと、さゆべぇのうなり、MVでの表情の作り方などがガキさんぽくなってるのはたぶん意図的にそうしてると考えている。

    『私が言う前に〜』『五月雨美女〜』などインディーズ期の楽曲も収録されており、シングルを購入しそびれた人には朗報であろう。5人バージョンで新たに録音しなおしたもので、アレンジも新しくなっている。すでにシングル盤を購入した人は6人バージョンと聴き比べてみるのも面白いだろう。MVも撮り直されているので注目。

    オリコンウィークリーチャート2位、3万7000枚。大健闘!!

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     2014/05/11

    ロシアの爆演系巨匠シモノフとロイヤル・フィルのコンビによるハチャトゥリアン作品集、さぞかし派手に鳴らしてるんだろうなと思いきや、意外にも端整で流麗、キリッと引き締まった演奏。「ガイーヌ(ガヤネー)」
    「スパルタクス」「仮面舞踏会」の三作品ともバレエ音楽であり、バレエ指揮者としてボリショイ劇場で経験を積んできたシモノフらしくバランスの取れた、熟達した音楽を聴かせてくれる。バレエ音楽はそもそも踊る
    ための音楽であるので、ダンサー達が踊りやすいようにバランスに配慮する必要がある。シモノフはそれがわかっているのだ。

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     2014/05/11

    アップフロント期待のピアノガール、あさひちゃんのセカンドシングル。
    けれんみのない、まっすぐで伸びやかな歌声が清々しい。MVではグランド
    ピアノを弾いていたが、できればライブでもグランドピアノを弾かせてあ
    げてほしい。キーボードよりもグランドピアノのほうが演奏テクニックを
    十二分に発揮できるはずだから。

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     2014/05/11

    きっかのサイン会に参加して、初めてきっか本人に会ったのだが、その圧倒的な「華」に唖然とした。全身から明るいオーラを放っていた。その上でこのアルバムを聴くと、歌声にも華があるな、と感じる。伸びやかで力強く、広がりのある歌声。声量も豊かで、表現力も加わってきた。吉川友
    は、もっと聴かれてもいいヴォーカリストである。

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     2014/05/11

    モーニング娘。第53枚目シングルであり、卒業する田中れいなのラストシングル。両A面シングルとしたことについてプロデューサーつんく♂氏は「田中れいなのラストシングルとしてふさわしいシングルに仕上げようということで両A面シングルといたしました!」とコメント。10年にわたって娘。を支えた功労者れいなへの敬意を表したといったところだろう。

    つんく♂氏はれいなについて「見た目はヤンキー、心は優等生」ともコメントしている。派手な外見の一方で、実はストイックな努力家であったれいな。あの小さな体のどこからあんなパワフルさが出るのだろうと思わせる、パンチのきいた歌声。元々歌は上手かったが、さらに努力を重ねて歌唱力に磨きを掛けていった。つんく♂氏をして「モーニング娘。の歴史の中でも3本の指に入る程の歌唱力を誇ってきた彼女」と言わしめるほどのヴォーカリストへ成長し、卒業後はロックバンドLoVendoЯで新たな歌の世界へ挑戦することとなった。

    れいなはまた、『変わらない』ということを大切にした人でもある。つんく♂氏は「アイドルは変わってはいけない」という自論をもっているが、れいなはその自論を受けてか「アイドルは大人びたくてイメチェン
    をするとダメやね。せめて見た目だけでも変えんとこうって意識がある」とコメントしている。小さなマイナーチェンジはしつつも、根本的な部分はブレずに貫き通してきたれいな。それゆえにつんく♂氏も「見た目はヤンキー、心は優等生」と評したのだろう。

    アイドルからロックヴォーカリストへの転進を図ろうとしているれいな。彼女の抜群の歌唱力、そして努力と根性があればなんとかしてくれそうな期待感がある。楽しみにしよう。初動売上デイリー1位65,915枚、さらに2作連続オリコンウィークリー第1位獲得。れいな卒業の花道を見事に飾ることができた!!

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     2014/05/11

    旧東ドイツを拠点に活動し、特に合唱指揮のエキスパートとして一時代を築いたヘルムート・コッホ。「合唱王」と呼ばれた彼はオーケストラ指揮者としても優れていた。バロック期の作品に力を入れていたコッホは数多くの録音を残したが、この『セメレ』もそうした録音群の一つである。

    『セメレ』は全3幕、演奏時間は3時間以上という大作オラトリオ。ギリシャ神話が原作で、神々の王ゼウスの寵愛を受けたテーベの王女セメレ姫が
    ゼウスの妻ヘラの嫉妬によって陰謀に嵌められ、無残な最期を遂げるという悲劇である。楽器はモダン楽器を使用している。

    ピリオド楽器・ピリオド奏法がバロック演奏の主流となった現在では時代遅れ扱いされそうな内容だが、こうして復刻されているということはこの録音に需要があるからだろう。確かにこの演奏はすばらしいと思う。磨きぬかれた合唱とキビキビしたオケの響き、地味だがしっかりした独唱陣、その三つを統御するコッホの冴えた指揮。決して派手ではないが多くのひとに聴いてもらいたい演奏である。やや寸詰まり気味の音質が惜しい。

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     2014/05/11

    この作品は本国ドイツでは今でも視聴が厳しく制限されているという。致し方ないだろう。何の予備知識のない人がいきなりこの作品を見たら、アドルフ・ヒトラーとナチズムにハマってしまうかもしれない。それほどこの作品には高い中毒性がある。出来が良過ぎるのだ。

    レニ・リーフェンシュタールは間違いなく天才である。独創的かつスタイリッシュな映像は完成度が高く、芸術性も申し分ない。アルベルト・シュペーアの演出によって実現したという、巨大サーチライトを上空に向けて作り出す光の柱のシーンは圧巻で、神々しさすら感じさせる。登場するナチス党員たちも明朗快活な青年の集団として描かれている。

    リーフェンシュタールという天才映像作家は、アドルフ・ヒトラーという稀代の天才政治家によってその才能を評価され、彼の使徒となってしまった。問題なのは、その天才政治家ヒトラーが史上最も邪悪な天才であったということだろう。結果としてリーフェンシュタールの才能はヒトラーによって利用され、ヒトラーの恐るべき野望を助長する役割を果たしてしまった。

    「意志の勝利」を一言で言い表すならば、映画史上最もスタイリッシュで流麗な悪夢、と言えようか。

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     2014/05/10

    かのラヴェルから「将来のスペイン楽壇を担う逸材」と評価されながら、スペイン内戦で散った青年作曲家アントニオ・ホセ・マルティネス・パラシオス(1902〜36)の作品集。死後忘れ去られた人なので貴重な録音である。こういうアルバムをリリースできるのはNAXOSくらいしかいないだろう。

    作風は明朗快活、かつロマンティック。20世紀前半の作曲家にしては保守的で、親しみやすいが斬新さはやや不足気味。アリアCD店主で『このNAXOSを聴け!』著者の松本大輔氏は「30年前の香港映画のBGM」と評したが確かにそんな感じだ。ただ松本氏は同時に「その無防備さに惹かれてしまった」とも評している。音楽を創る喜びに満ち溢れていて、それを包み隠さずむき出しにしてるので、微笑ましさを覚えるのも事実。おそらく作曲家は夢多き熱血青年だったのだろう。それだけに志半ばで壮絶な横死を遂げた彼の無念は察するに余りある。

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     2014/05/10

    このアルバムを初めて聴いた時、「これは賛否両論出るだろうな」と感じた。案の定、某大手サイトのレビュワーさん達の意見はほぼ真っ二つ。賛成派・反対派、それぞれが納得のいく意見で、それぞれに娘。の楽曲への思い入れの深さを感じた。

    現在のハロプロはEDM路線中心で、それで結果が出ている以上その路線で行こう、というのがつんく♂氏の結論なのだろう。安倍なつみ・後藤真希・高橋愛・藤本美貴がやってた事と同じ事を鞘師里保や小田さくらなどの現役組にやらせても意味がないし、比較されれば現役組のほうが損をするのは目に見えている。それならばアレンジや振り付けを一新してしまえ、という考え方も分からなくはない。アルバムタイトルにUpdated(更新済み)という言葉を選んだのもそういう考えに基づくものであろう。

    ただ、娘。の歴史を飾る名曲たちを安易にイジってほしくない、というヲタの気持ちもわかる。僕自身もASAYAN以来のファンなので幾つかのアレンジには「ん?」という思いを持ったのも事実。このアルバムはどちらかというと現役組と彼女たちのファン(特に同世代の若いファン)のためのアルバムなのだろう。楽曲的には「ザ☆ピ〜ス!」「THE マンパワー!!!」はEDMと相性がいいのかな、と思った。オリジナル曲「ウルフボーイ」はつんく♂節ならではの粘っこさとEDMが絶妙に絡まった良曲。

    付録のDVDは新曲2曲のダンスショットバージョン、メンバーのインタビューとメイキングが収録されている。ダンスの迫力と完成度はさすがである。メンバーのインタビューでは新鮮な気持ち、ほとんど新曲に相対する気持ちで収録で臨んでいたことがよくわかる。特に小田ちゃんの思慮深い受け答えが印象的。

    オリコンウィークリーチャート第6位、16,527枚。いろいろ言われてたわりには健闘したと言ってもいいのではないだろうか。

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     2014/05/10

    1987年に第2回東鳩オールレーズンプリンセスコンテストのグランプリを受賞し、鳴り物入りでデビューした麻田華子。デビュー曲「好き☆嫌い」が『うる星やつら 完結篇』主題歌に起用されるなど、スター候補生として売り出されていた。ちょっと小生意気な感じのあどけない容姿と13歳の少女らしい明るく伸びやかな歌声、そして抜群の歌唱力には大きな可能性を感じさせた。

    しかし当時のアイドル業界は”おニャン子ブーム”が終結しいわゆるアイドル冬の時代に突入しかけていた頃。麻田華子の売上は振るわず、デビュー2年で芸名を樹本彩華に改名し女優に転向するがパッとしなかった。1994年、村上理央に再改名してヘアヌード写真集『体温』を発表、これはなかなかの出来映えの傑作だったがまた休業、その後麻田華子(2度目)、眞鍋望華(またはMOCA)と改名を繰り返しながら歌手活動を続けるがやはり振るわず、2001年以降活動を停止し、現在は結婚して芸能活動を引退とのこと。

    歌手である以上歌がうまいにこしたことはないが、本人の性格や周囲の環境、時の運に恵まれないといくら歌が上手でも売れない、というケースはまま見られる。麻田華子のケースはその典型例であろう。素晴らしい資質の持ち主だっただけにもったいない気もする。

    ちなみに僕の麻田華子フェイバリット・ソングは3rdシングルの「魔法」。超名曲なので未聴の方は是非聴いてみて下さい!

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     2014/05/10

    ℃-ute、そしてキッズの末っ子マイマイもすっかり大人っぽくなってきた。表情や歌声からも幼さが大分取れてきたけれど、彼女独特のいたずらっぽい節回し、甘えるような目線とかは健在。ソロヴァージョンではヴォーカリストとして成長したマイマイの歌唱力を堪能できる。それにしてもこのジャケ写のマイマイはたまらんなぁ(笑)。

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     2014/05/10

    2014年1月5日、正月恒例の中野サンプラザハロ紺を収録したブルーレイ2枚組。1枚目に「GOiSU MODE」、2枚目に「DE-HA MiX」&当日の朝公演(特典映像)が収録されたボリューム満点の構成。さすがブルーレイ・ディスクだけあって画質と音質は抜群。メンバーの表情やパフォーマンスを臨場感たっぷりに堪能できる。コンサート内容は流石のクオリティで、ライブにこだわってき続けてきたハロプロならでは。新ユニットBitter&Sweet
    のお披露目も収録されている。個人的にはりほりほ&まいまいの『奇跡の香りダンス』となっきぃの『笑顔に涙~THANK YOU!DEAR MY FRIENDS』がツボ。こういう過去の名曲を後輩達が歌い継いでくれるのはファンとしてはうれしいことである。

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