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馬羅 さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/28

    運よくワゴンセールで買ったベルリン・ドイツ響とのBOXセットが素晴らしかったので、買いそびれていた8番だけ今回の安売りで買いました。BPO盤は、なぜかざらついたサウンドが気に入らず物置にしまってしまいましたが、これは時折ざらつくだけなので、ヴァントの要求している音の質が好みに合わないことが確認できました。チェリの瞑想的な時間芸術に対して、もっと燃え上って間髪入れず拍手があった方がこっちも盛り上がりますが、チェリ以来ルーティンのようになってしまった間を開けた拍手はどうしたものでしょう。個人的にちょっと白けました。演奏も名所をドライブしたけど、事故もなく帰ってこれました的な感慨しか受けず、5番では凄い演奏をしている人と同じ人間と思えないほど、ほのぼのとした感じが残りました。ベルリン・ドイツ響のように真からオケが奉仕している様子が見えてこないのが一番の原因かもしれません。N響や都響のような日本のオケだったら、もっと緊張感が持続できたんじゃないかな。それから、これはADにプレスされたそうですが、演奏に伴うガチャガチャしたノイズが多く。(マーラーやストラヴィンスキーのように複雑な曲ならこれくらい出てもしかたないが、8番みたいにシンプルなオーケストレーションでこのレベルはきつい。)CDでは、下位ビットがカットされて適当に聴き易くなるけど、ADでは細かいノイズまでリアルになって聴いていられるか心配です。まあインシュレーターをたっぷり効かせた柔らかい音のプレーヤーがADの音だと信じている人には関係ないだろうけど。

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     2011/07/27

    7番は、5.1chでティンパニーがぴしっと決まって気持ちよかったですが、8番では、4.0chに限りなく近い5.0chでちょっと残念です。でも、音場感は素晴らしく、再生音であることを感じさせない美しいサウンドも健在です。今回は、コントラバスのゴリゴリした音が強調気味ですが、XRCDのマタチッチのようなのしかかるような重量感はなく、ドレスデン時代のブロムシュテットを思わせる爽やかな演奏です。個人的に、ハース版ならこのスタイルでも満足ですが、ノヴァーク版なのでスクロヴァチャフスキーのようにもう一歩楽譜に深く切り込んだ個性が欲しかったです。

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     2011/07/07

    初出時から、拡がりがなくティンパニが床下で鳴っているような録音に不満を持ち続けていたましたが、ようやく他の演奏と同じ土俵で勝負できるレベルの音になりました。コーダに関しては、75年の録音の方がティンパニの打音が鮮明でクレッシェンドが感動的と思っていました。でも、今回のマスタリングで、ティンパニの弱音のモガモガとしたカオス状態からしだいに力強くクレシェンドして遂に爆発するさまがあたかも見えるがごとく鮮明になって、やっと感動できました。当時、これだけの音で聴きたかったです。

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     2011/05/11

    ヴァージンのサラステ盤に40番が入っていないので、店頭で偶然見つけて買いました。ノーザン・シンフォニアは、以前ウルフとのベートーヴェン全集がよかったのですが、期待通りに切れのよいチャーミングな演奏を聴かせてくれます。シフは、ドイツ・カンマーフィルとのベートーヴェンと同じく、モダンスタイルの生き生きとした指揮ぶりで、古楽器スタイルよりも好きです。入手したばかりの2A3アンプで再生すると生で聴いたサウンド(チェコの合奏団)に負けません。

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     2011/05/06

    以前全集が高かったので、ウルトラアナログの「復活」と故岡俊雄氏が高く評価していた7番だけ買いました。モルモン教の総本山での録音なので、「復活」の壮大さは比類がなく、今でもディエス・イレのドラムロールは、この録音を凌ぐ物はありません。反面、細部が大味でオーマンディの演奏と共通した聞きやすさがあり、個人的に好きです。「復活」の凄さに比べて、7番はマスターの痛みもあり、岡氏が評価したウェット感があまり感じられず残念でした。「復活」のコーダで銅鑼が聞こえないなど、使用している版にも独自のものがあるかもしれません。3番は、70年代の4CH時代にマルチCHのテープでリリースされ、高いところからと指示された児童合唱がリアCHから聞こえると評判になったので、今回安くなったので、ぜひ買いたいです。

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