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馬羅 さんのレビュー一覧 

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/31

    どちらかと言うと、バルビゼのピアノが聴きたくて購入したけれど、ちょうどヴァイオリンを練習中の息子がブラームスのスケルツォのCDがないかと言うので聴かせたら、この人は凄くうまいと驚いていました。他のレビューにあるとおりルクーが一番気に入りました。他の曲は、フランス風というのとは違う泥臭さを感じました。カラヤンとの共演が人生を狂わせたのかも知れませんが、ヴァイオリニストはパガニーニのように破滅的な人生を送った人が多いので、神経をすり減らす楽器なのかも知れませんね。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/31

    この代理店のCDは高いので普段は買わないのだが、カードの移行で使えなくなるHMVカードに残ったポイントを全部使って購入しました。他のレビューで言われているとおり、でかい軍楽隊みたいな響きで、古楽器的なおもしろさとはちょっと違う感じがします。ツィンバルンにもっと切れがあるとよかったのですが、ノスタルジックな感じは捨てがたいです。選曲については、メフィストワルツとかタッソーのような曲が入ってると、カラヤンやショルティとの聞き比べがもっと楽しめたと思います。日本語解説に引用された演奏意図が、見事に再現されているところは高く評価できます。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/30

    アナログ特有のヒスノイズや転写が多めだが、強奏時の音の崩れがなく、合唱の混濁感も少なく、聴きやすい録音。ディエスイレは、やや大太鼓が突出気味だが迫力があり、トゥバミルムでのトランペットの遠近感もよく出ている。しかし、全体的にイタリア系のドラマティックな演奏とは対極の穏やかなスタイル。どちらかと言うと、声高に叫ばず、叙情的な側面に主体を置いた平明な演奏。秋の夜長に音量を落として、しんみりと聴くのに向いている感じです。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/29

    現代音楽らしくない、親しみやすい曲ばかりで、適度にかっこよさもあり楽しめた。コンチェルトは、プーランクの曲に比べると、あまりオルガンぽさを前面に出さないので、ピアノやチェンバロでもよかった気がしないでもない。一方の、弦楽合奏曲は、曲の良さも含めて、近年のSACDの中でもピカ一のできばえ。音の美しさだけでなく、拡がりや、残響など装置が嬉しそうに音を出してる様子が伝わってくるかのよう。この、オケの他の録音も聴いてみたくなった。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/29

    我が家の装置では、全てモノラルです。しかし、細かい音はしっかり録れていて迫力もあります。さすがにSACD化されたクリュイタンスのライブに比べるとAMラジオ程度で、ちょっと残念ではあります。しかし、オケはUNO氏がけちょんけちょんにけなす程ひどくはなく、故志鳥氏の「レコードと同じ音で安心した。」発言の方が信用できます。鐘の音が独特で、どんな鐘を使ったのか?それともテープ再生なのか?気になるところです。リストでは、オルガンと一体になった迫力あるサウンドも聴け、デッカのレコードが決して録音のマジックではなかったことが伺い知れます。最近、こういう色彩的なオケの鳴ら仕方ができる職人指揮者がいなくなったと、しみじみ感じさせられました。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/28

    かなりハイ上がりの録音で、トーンコントロールで補正して聴きました。ギアチェンジをして、歌わせるところもありますが、基本的にスポーティーで爽快な演奏です。わりとプレートルの演奏に似ています。ハンマーは、鳴ってます程度ですが、3台のシンバルは拡がりが出ている方です。コンドラシン=ロシアンマーラー=重戦車風という図式で考えると、ちょっと違うかも知れません。意外と洗練されています。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/25

    全集が高いので、好きな4番だけを買いました。ちょうどプリをソニーの中古(¥5000)S1から、CDより遥かに高いのに無理して同じくソニーの中古(¥30000)F5000(プリ部のみ使用、メインは中古2A3シングル)に換えたら、音が激変!SACD並みに高弦の切れが増し、個人的に理想のオーマンディ盤(LP:未CD化)に近づきました。でも、7番はさすがにクライバーのSMH=SACDの高弦の艶には及びません。しかし、演奏では全然負けてなく、年齢を感じさせないリズムの冴えと躍動感に圧倒されます。全集を買っておけばよかったかな。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/23

    T.フィッシャーになってから、名フィルのプログラムが激変、ティンマーマンのトランペット協を聴きに行ったらゲストコンダクターで、本人の演奏を聴くのはこのCDが初めてです。47年で付け足された音響効果をむしろ控えめにして、まるで印象派のように淡い色彩でちょっとユニークです。オケはややもたつく感じもしますが、よく健闘しており好感が持てます。人形劇に見せかけながら、人生の縮図を鋭く抉る作品の本質(他曲のレビューでこの言葉を使って誤解を招いたので今後気をつけます。)をちらっと見え隠れさせるバランスが絶妙で満足できます。この作品を高く評価した、ドビッシーの視点から描いたようでおもしろかったです。一方のリャードフは、ボレイコやゲルギエフで聴いた生に劣らず幻想的な情景が見事です。こうやって並べて聴くとストラヴィンスキーに流れるロシアの血を改めて実感させられました。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/22

    CBSの1812年合唱入り盤をCDで買い直してなかったので、見つけて買いました。4番が予想外にいい音です。LPでは、キンキンカンカンした音で感心しませんでしたが、このCDでは低音の厚みがあり、シンバルもこんにちでは聴かれないほど華やかで厚みのある音で迫力満点でスッカとします。すっかりこの演奏を見直し(聴き直し)ました。一方の1812年は、古さが目立ち、高域が伸びず、低音も伸びずでいいところがありません。LPでは、度肝を抜かれた大砲も腰砕けで不発です。最後の異常に尾を引く鐘の音だけおもしろいです。スラヴは、手持ちのCDが唐突に始まる冒頭がちょっと切れていたので、こちらは、ちゃんと入っていてよかったです。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/22

    個人的に以前、1500円以上のCDに手がでなかった時期があって、買いそびれていましたが、廃盤だと思ったら在庫があって、しかもマルチバイで安かったので遅ればせながら購入しました。ペトルーシュカは、47年版らしく色彩感が豊かで情景も鮮やかです。ラスト、11年版だけにある(聞こえない盤が多い)タンバリン落下時の大太鼓のロールが聞こえるので、よく聞き直したら会場の低域ノイズでした。でもそれが独特のざわつきを演出して、不気味さを盛り上げています。結婚では、ヒルス女史による素晴らしい合唱が堪能できます。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/22

    中古で入手したEMI盤に高弦の切れがないので、SACDに期待して購入しました。残念ながら、43年のブラームス4番での高弦の冴えには及びません。もともとこういう音なのか、ピッチ未修正の初期LPからの復刻を聴いたことがないので分かりませんが、ちょっと弦の音が遠い感じは変わりませんでした。ただ、ノイズがほとんどなく驚くほどナチュラルな音で、フルトヴェングラーらしからぬサウンドにちょっと困惑したかも知れません。RIASBOXのような、リアル系の音ではなく、Tahraらしい聴きやすい音にリマスタリングされたようです。おかげで、ラストで暴発気味だったティンパニが自然なバランスになって、ちょっとインパクトが弱くなった気がしました。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/22

    初回盤ではないので、ジャケットの写真が巨匠のポートレイトに変わっています。アセテート盤によるエアチェックとは思えないほどいい音で、ティンパニやグランカッサの強打でも音が崩れません。ノイズは処理されていると思いますが、びっくりするほど少ないです。(よく戦時中にこんな録音ができたものだ!)Vor Gottの盛り上がりは、これが一番スゴイかも。フィナーレも落ちがなく気迫がスゴイです。演奏が終わってしばらくしてからわき起こる拍手が、特別な日の公演であることを感じさせます。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/13

    EMIのマーラーのSACDがヴォルフとの2枚組みで購入を迷っていますが、こちらは同じマーラー目当てでもマルチバイ価格で迷わず買ってしまいました。マーラーでは、ウィーンフィルがワルターでも出したことのないような耽美的で甘い音色を出すので驚きです。皮肉なことにワルターやクレンペラー以上にマーラーの音楽に流れるユダヤの血の濃さを実感させられました。ディースカウの歌唱も、巨匠にマーラーを開眼させただけあって、その天賦の才を持つものが若き日にしか発揮できない感受性の鋭さに圧倒されます。他の曲では、BPOとのRIASBOXに比べて、巨匠もずっとリラックスして音楽を楽しんでいるように思えます(特にストラヴィンスキー)。評判の悪いリマスタリングですが、確かに高弦の艶やかさを強調しようとイコライジングしているように感じますが、我が家の2A3シングルと自作SP(小音量でも低音が軽やかに出るタイプ)で聴く限り、バランスよく不満はありません。ただ、RIASBOXに比べるとラジオ程度の音なので4点です。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/13

    ハルサイは、POとの旧盤ではマルケヴィチ以上の野生派の快演をしていましたが、ちょっと落ち着いたのか、腰の据わった重厚な演奏をしています。読響との来日公演が病欠だったので、やっと聴けて満足です。一方のペトルーシュカは、濃厚で生き生きした表情付けが凄く、目からうろこが取れそうな怪演です。一瞬「三角帽子」を聴いているかと思うほどの熱気に圧倒されます。人形劇ではなく、どろどろとした三角関係の昼ドラを見ているみたいで最後まで耳が離せませんでした。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/13

    正統派のクラシックに禿げんでいる兄ヤルヴィに対して、フージョンもこなす弟が放つスマッシュヒット!このカップリングの見事さには脱帽です。アダムスの曲は、斬新さとしてはザヴィヌルとの共演盤の素晴らしさに比べるとちょっと物足りないですが、シェーンベルクは、メータのロスフィル盤以来の名演です。ラ○ルの最新盤(店頭試聴)のような重さがなく、楽譜から解き放たれたような開放感が爽快です。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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