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joe さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/04

    往年のブリストル系が大好きな私としては期待大で購入。マッシブでしょ,スミス&マイティ,ポーティス・・とダークでダビーでチリチリしたスクラッチに,メランコリーな往時の音を「踊れないダンスミュージック」と評した記事もありましたっけ。ホレスの声はやや掠れた感じはしますが,相変わらずのハイトーンVo。そこにアルファの2人のヌメっとしたエレクトロなダブ処理が加わり,あの頃の雰囲気が充満した盤です。曲の構成は1曲の前半が歌モノで後半がドボドボなDUBになっていく,言わば「ショウケース」スタイルになっているものが多く,これも自分的ポイント高し。しか〜し・・・なんだろう?・・まるで時間が止まってしまったようなこの感覚は?確かにブリストルの血筋の後継者として100%な音を出してはいるのだが,あのブームから10数年,その先を見せて(聞かせて)欲しかったというのが偽らざる心境。1曲目のストームなんかは風の渦巻くSEを上手く取り入れたかなりドープなダブに仕上がっている。全体的にかなり良くできた盤だと思う。しかし・・・その先を。・・・・わがままなリスナーはそう思うのでした。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/03

    日本盤を購入。帯には訳詞付とあったが,どこを探しても(探す場所などほぼゼロですが)付いておらず,メーカー側の封入ミス盤と思われます。まぁいいけど・・。で,内容は「最高」です。68年〜70年代のアーリーレゲエ期の名曲・ヒット曲がタビーの手によってDUBWISEされています。ミキシングボードを楽器に変えた男・ミキサーという裏方をミュージシャンにした男KING-TUBBYの初期の仕事を知る上で避けて通れない盤でしょう。しかし,そんな学術的?な意味を知らずとも,初期のレゲエの心地よいリズムやラヴァーズ好きな貴方にも十分に伝わるハズの名盤です。音の抜き差しやドラム・ベースの強調,そしてエコーとディレイというダブの基本中の基本がここにはあります。何より基となった楽曲のチャーミングさ! こんな音が毎晩町の広場で大音量で流れていたジャマイカのサウンドシステムを想像するたびに,羨望と郷愁にも似た不思議な気持ちになります。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/25

    当代名うてのDJ,ミキサー達がMJのJ5時代の曲を中心に(ソロとなっての曲も幾つか)リミックスしております。盤名も「MJ,リミックス組曲」。全体的にピコピコ・ドッスン系のクラブミュージックになってしまっているので,それが苦手な人は注意。私なりのこの手の盤の楽しみ方は,ReMixer達が原曲に対しどのような距離感を取るかということ。寄り添い派(オリジナル尊重派)か突き放し派(対象を切り刻み自己の持ち味の中に素材として取り込む派)か。で,最初の数曲はJ5時代の若々しいフレッシュな熱唱を上手く生かしたモノ。MJの歌にバックトラックも上手く重なっており,違和感も少ない代わりに昨今のクラブ系としても可もなく不可もなくといった感じ。ところが様相が一変するのがM5の超有名曲ABCから。ダンスホールレゲ化され,次のM6のフランキーナックルズ編からは,MJの音も声も素材としてハードテクノハウスとして生まれ変わる。さすがこの道で長年飯を食ってきた親父らしく,執拗なリズムの繰り返しの中にMJの声・音を上手にサンプリングし,上質のアッパーチューンになっている。そっからはかなりディープなテクノ・ダンスミュージックが続き,とても面白く聴けた。寡聞にして名を知らないリミキサーもいるが,個人的お気にはEmile Haynieが担当したM10の「マリア」 一途な歌声と泥臭いリズムがやがてクラブ系の音の中に取り込まれ消化されていく様が気持ち良い。盤の後半,最後はやはりオリジナル尊重派の音に戻り,「ベン」のしっとりしたアレンジで終わる。時節柄,MJへのトリビュート盤が雨後の竹の子状態だが,その中でも異色な盤としてオススメできる。ただし・・ピコピコ系が苦手な方は・・。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/25

    Stones Throwと言えば,かのMadlib大先生を始めとするjazzy系Hip-Hopのレーベルだとばかり思っていたら,ありゃま!こんなレトロ&ブルーアイドソウルシンガーまで擁するとは。で,聞いてみたら軽くタイムスリップに巻き込まれること間違い無し。音はモロ60年代から70年代のR&B(今の時代のR&Bじゃなく,ちゃんとリズム&ブルーズって言われてた時代のR&Bね。)打ち込み一切無しの生音に,彼の微妙にヘタウマな歌,多用し過ぎなファルセット,そして懐かしさを感じさせるハートウォームなメロが絶妙に絡まって,至福の一時を味わえます。どっかバカラック的なtwistedな面もあり,自分はそこも気に入ってます。

    やがてStones ThrowのDJたちが彼の曲をサンプリングとかしちゃうんだろうな・・。それも楽しみ。

    今朝,朝食後にコーヒー飲みながらこのCD聴いてたら,窓の外の景色が確実に変わりましたもの(自分の中での話)。木々の葉の色づきも一段と濃さを増した感じ。メロウ&スウィートな歌モノを探してるなら,ピッタリですよ。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2009/09/27

    自分的密かな名盤ミニマル・アンビエント・ダブ・テクノの「45:33」 部屋で流しっぱなしでも,仕事してる時でも,外出時でも,ジョギング時でも,どんな状況にでも対応可だった守備範囲の広い名盤を今更REMIX? というのが正直な感想でした。オリジナルが生音を生かしたジャズ・ファンク的なミニマル・アンビエントだったとすれば,今作は数々のリミキサーによるよりエレクトロライクなアプローチでしょうか? リミックスの意義をオリジナルの解体・再構築と考えると,この盤にはどぎついリミックスは無く,オリジナルを生かした手法が取られています。では果たしてこの「リミックス?の意味は?」となるのですが・・。相変わらず聴いていると時間を忘れてしまう気持ち良さに,小難しいコトはさて置いて・・。となってしまうのでした。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/23

    群雄割拠・栄枯盛衰・去るものは追わずなダンスミュージック界において,10年以上の長きに渡り第1線を守り通してきた彼らの秘訣は?・・・1リスナーな私はそれを彼らの「抽斗(引き出し)の多さ」だと思っています。あらゆるジャンル・音響を上手く組み上げ,そしてBasement印の見事なダンス・ポップ・チューンにまとめあげる手腕は今回も十二分に生かされています。まさに痒い所に手が届くような気持ち良さです。同時期にリリースされたSMDの新譜がイマイチどころかイマ3〜4だった消化不良さ加減をこの盤で救ってもらいました。(比較は意味ナシなのは十分分かってますが・・ゴメンンサイ)

    p.s. 輸入盤を購入しました。紙ジャケ・デジパックっていうの?3折のキレイなジャケですが,なんとシールでジャケが開かないように留めてあります。つまりCDを取り出すためにはこのシールを剥がすわけですが・・・。新品の紙ジャケが見事に破れました。ジャケ写でいうところの「左肩辺り」です。メーカーの再考を願います。

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     2009/09/13

    私は,彼らの出自であるバンドには全く馴染みはありませんっていうか分かりません。レーベルはXLです。ってことはゴリ押しのエレクトロ?いえいえ,タヒチ80の1stにも通じるようなエヴァーグリーンなポップさに溢れた名盤と言い切ります。音の感触は今,流行のエレポップ。POP-MUSICの美味しいところをしっかりと踏襲した,捨て曲なしの実験性溢れたエレクトロポップ。全体で30分という短尺とはいえど夢見心地な気分にさせてくれます。M1に東京 M2に大阪が出てきます。かなりの知日家なのかも? 暖色から寒色へとグラデするジャケもきれいだし,ブックレットはレディヘのin Rainbowsのように単語をバラした歌詞が載ってます。数曲Voがオートチューン化されており,このエフェクトかけられると猫も杓子もT-Painみたく聴こえちゃいますね。でも良し! 聞くべし。

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     2009/09/02

    1stアルバム「スペシャルズ」
    79年 時代はパンク・ニューウェイブムーブメント吹き荒れる中,2トーンという白人黒人混合のバンドでデビューした彼ら。当時はモッズ・パンクス・スキンヘッヅ(そこにナショナルフロント等極右思想信奉団体までいたからややこしい)ファッションや信条・好みの音楽での住み分け・いがみ合いが激しかった時代だ。そこにブラック&ホワイトのバンドがデビューするなんて余程の覚悟が要ったに違いない。しかし彼らが奏でた音は誰もが踊らずにはいられない程の飛びっきりのダンスミュージックで,尚且つその中に辛辣なメッセージも含まれていて,あっという間に若者の耳目を集めたのだった。そう!彼らの音楽は先ずそのポップさで聴く者を楽しませ,そしてジワジワとメッセージを伝え,聴く者の考えを揺さぶっていく。パンク・ニューウェイブの流れでレゲエが注目されてはいたものの,彼らはレゲエよりも前時代のスカという強力なリズムを武器に,人種や思想の壁を越えた融合をたった1枚のアルバムで見せてくれたのだ。それは見事なモノだった。

    2ndアルバム「モア・スペシャルズ」
    当時,スタカンになっていたP,ウェラーがお気に入りのアルバムとして挙げていたインタビューを思い出す。この「モア〜」には1stのスカ一辺倒から音楽的に成長し,様々なジャンルやボーダーを越えた雑種・雑食性に溢れた音が詰め込まれている。それらが雑多に散らかされることなく,スペシャルズmadeの音に消化(昇華)された,これまた見事なポップさに(そして1st以上のインテリジェンスさえ感じさせる)溢れた名盤だった。

    で,この3rdアルバム・・・
    契約の問題やメンバー間のトラブルもあり1人去り2人去り・・・,最早スペシャルズではなくなってしまった後に,残った主要メンバーのジェリー・ダマーズが作ったアルバム。スペシャルズを名乗る前のバンド名スペシャルAKAに戻し,2ndまでに積み上げた音楽的成長を生かそうとしたアルバム。しかしそこにはもう,飛び跳ねるような強烈なスカも,ゆったりとくつろぐレゲエのリズムもなく,ダークな音調に彩られたソウルミュージックとでも言うべきものに変わっていた。当時の流れでポリティカル・コンシャスな曲も多く,ワムを皮肉った曲やマンデラの釈放を訴えた曲もある。

    1つの偉大なバンドが1stと2ndで時代を画し,3rdで終焉を迎えたのだ。30年近く経っても私の中ではまだ彼らの音は死んでいない。この鬱屈した3rdでさえも愛おしく聞こえる。踊り,口ずさみたいなら1st どんな状況でも楽しめるのが2nd  そして1人ジックリ聞きたいのなら3rd 余りに勝手だが自分はそうやって聞いている。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/08/24

    輸入盤を購入。全10曲で43分弱。昨今のエレクトロ・ダンス系では珍しい?短尺盤。振り返れば彼らの1stも短時間だった。思うに彼らのスピリットの根っこにはパンクロックに通じるクイックさがあるのでは? で,今作,思いの外Voをフィーチャーした曲が多い。またリズムや音色的にラテン・東洋をイメージしたものもある。彼らお得意のバウンスするベース音とそれらが相まって,聴いた感触はかなりヒューマンな温かみがある。今までの彼らには無かったものだ。それが好きになれるかどうかで評価は分かれるかも。私としてはイメージがとっ散らかっている感じがどうしても拭えず,★3といったところ。

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     2009/06/28

    ジャケ見た限りではドラ&ヘビの1st「ワンパンチ」のパクり? 実際,メンバーに元ドラ&ヘビの超重量級ベーシストHeavy秋元氏が関わってると知って納得。ライナーによれば音楽的結び付きより,人間的結び付きを重視したメンバー構成だとか。(それってダチ仲間?)そして練習に練習を重ね今作でのデビューに至ったという。基本インスト系のレゲなのだが,軽く聞き流せるモノではなく,スピーカーの前で音と対峙する感覚。いくつかの曲でダブ的な処理はされているのだが,これをダブ作品として捉えるのはいかがなものか?重く推進力のあるベースラインとソウルフルな鍵盤が彩る素晴らしい作品。最後2曲は秋元氏がジャマイカまで赴き,名ドラマーSLYとコラボした道場破りなモノ。スライのドラミングの素晴らしさに改めて気付かされる。そして2人のネーミングがSLY&HEAVYとは・・・・。全体的な演奏に固さは感じられるものの,レゲに対する熱意や石のような意志を感じる作品。オススメです。

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     2009/06/21

    “50年分のアメリカン・ミュージックが生まれ変わる”とは明らかに誇大宣伝。まぁジャーナリズム(特に音楽業界)には常にポップアイコンが必要なわけで,ぽっと出の新人を大きく持ち上げて,あたかも新時代の到来を匂わせる手法は,洋の東西を問わず既に使い古されたやり方で,食傷気味。じゃあ悪いのか?と問われれば,否,決して悪くはない。秘めた大きな才能を感じさせるし,それこそ50年来のアメリカン・ミュージックの伝統の上に立ち,その資産を十二分に使いこなした耳心地の良い佳曲が並ぶ。でも「もし無人島に1枚だけ女性SSWのCDを・・」と尋ねられたら?ん〜今の私なら「やはりキャロル・キングの・・」と答えてしまうだろう。(人によってその1枚は様々ですね)40年近くも生き延びてきた歴史的名盤と,この1枚を同等に比較することはまだ出来ない。でも,悪くはないのだ。次回作に十分期待できるし,密かに成長を見て行きたいアーティストの1人。

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     2009/06/19

    1stが今だに愛聴盤の私にとって期待に胸を震わせながら新作購入。

    今作はパオロの音楽的趣味全開で前作からの確かな成長を感じさせる快作。ニューオリンズ風の軽やかなブラス・レゲエ10/10から幕を開ける。(この曲を聴いたとき,一瞬B.マーリーが歌ってるの?と勘違いしました^^)ラグタイムあり,カントリーあり,弾き語りフォークありのバラエティ豊かな内容。

    しかし全編を貫いているのは,まごうことなき50年代〜60年代のR&Bへのリスペクト! ライアン・ショウも真っ青の直球ど真ん中R&B。多少の青臭さは感じられるものの,物真似に終わらずに,しっかりパオロらしい歌唱になっている点は高く評価できる。

    気になる点は声質がファーストよりも明らかにかすれ・ダミ声に近づいていること,味のある声と言ってしまえばそれまでだが,まだ20代前半の声として,この先どうなるのだろう?と余計な心配もしてしまう。ツアーのし過ぎなのか?お酒なのか? まるで入れ歯の老人(リー・ペリーを想像してください)が歌っているように聞こえるときもある。あぁ,彼が決して酒やドラッグにおぼれませんように,そんな堕ちた偶像はもうたくさん。音楽に歌に真正面から勝負を挑むパオロでいて欲しい。

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     2009/06/13

    スペインはバルセロナで結成された6人組のレゲエバンド。ガンジーの思想にインスパイアされた音楽はフォーキーで軽やか。どのくらい軽やかか,と言うと,音の非暴力主義とも言えるくらいな軽やかさ。スーっと流れてスーっと消えていく。それをナチュラルと呼んでもいいし,オーガニックと言う人もいるだろう。彼らの欲の無さと言ってもいいかも。まぁ,休日の晴れた午後にビール飲みながら,お気に入りの本でも読みながらBGMにしてても全く邪魔にならない種類のライトレゲェチューンって,いいのかそれで?

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     2009/06/10

    CD2枚組で,1枚目が生音中心,2枚目がRemixとHMVの解説にはありますが,なかなかどうして1枚目からふか〜いエコーとおも〜いベースがびしばしと響き渡り,差し込まれる音響もかなり鋭い,良質なDUBが味わえます。ここ最近のPerry爺様が関わった仕事の中では,かなり上位に来る作品だと思います。オーストリアのDUBバンド ダブルスタンダートなるメンツが如何程のモノか?という心配はありましたが,ここで聴く限りは,かなり名うての実力派とお見受けしました。ルーツに根ざしエレクトロを駆使した音作りは,スペーシーでスモーキーで,70年代のルーツダブが好きな方にも十分満足できるのではないかと思います。2枚目は様々なリミキサーが縦横無尽にイジッた変態Dub-Mixが楽しめます。クレジットを良く見れば,プリンスファーライやらデビッドリンチやらをフィーチャーした意外な曲が目白押しです。しかし特筆すべきは2009年の今,リ・アレンジされたブラックボード・ジャングルダブが再び聴ける点でしょう。あのふてぶてしい・ぶっ太いベースラインが聞こえるだけで,身体がムズムズしてくるのです。

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     2009/06/04

    「精神病院のサージェント ペパーズ」か?はたまた「カサ流狂気のサタニティック・・」か? 私には様々なジャンルの曲に挑戦しバンド的成長を狙った過渡的な普通の作品に聞こえました。前2作に比べ音の破壊力は明らかにダウン。この程度の着地点ならば,もっと優れた先達が数多くいます。狂気の世界ならば何でもアリだろうという風呂敷を広げた割には,最後のHappinessがあまりに予定調和過ぎ。例えは古いがドアーズならば,その狂気の先までも見せてくれていた。カサ流の「その先」が聞きたかったのに。

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