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内田(HARU さんのレビュー一覧 

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/30

    西山瞳さん会心の一作でしょう。
    前作までとは異なり、自身がリードするレギュラーバンドによる1枚、過去の作品から現在の作品まで、コンポーザーとしての西山瞳、プレイヤーとしての西山瞳を堪能できる1枚に仕上がっています。
    疾走感あふれるナンバーから、西山さん独特の非常に美しいナンバーまで幅広く収録されており、ジャズファンでなくてもとても楽しめるアルバムになっています。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/29

    西山瞳さんの3作目は待望のライブアルバム。
    しかし、バリバリブリブリと弾きまくるようなライブではなく、静かに、そして穏やかに、時にスリリングに聴く者の周囲の空間を音で満たしてくれます。
    特に3曲目、SAKIRAから本作中唯一のカヴァーである4曲目Carrying Youへの流れは出色の出来だと思います。
    5曲目のGiraffe’s Danceはまさにキリンがその長い首を左右に振り回しながら踊っている様を目の前に浮かび上がらせてくれます

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/29

    一生聴き続けたい1枚です。
    この人はとても変拍子の使い方が上手。本作中には、冒頭のFloodともう一曲、Loudvikが変拍子による作品です。Floodはスリル溢れる作品である一方、Loudvikは変拍子であることを気付かせないほど美しい佳作、う〜ん、素晴らしい。変拍子でこのようなメロディを紡ぎだせるコンポーザーは、私は知りません。
    でも、個人的に白眉だと思っているのは、3曲目のさきら。滋賀にあるさきらホールという場所でコンサートを行った際に、遠方から来るお客さんに対する感謝の意をこめて作曲した作品とのことです。地味ではあるのですが滋味溢れる曲であり、聴けば聴くほど、この曲の持つ暖かさを感じることが出来ます。作曲者自身のお人柄を感じさせてくれる1曲だと思います。
    全体を通じて、メロディーセンス、和音のセンスともに、非常に洗練されたものを感じさせてくれるアルバムになっています。狭い意味での所謂ジャズ的なものを期待すると肩透かしを食らわされるかもしれませんのでご注意を。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/29

    コンポーザーとしても、アレンジャーとしても、ピアニストとしても稀有な存在かもしれません、西山瞳さん。
    本作に収録されている10曲のうち、自作曲が8曲、スタンダードは2曲のみ。オリジナルで勝負する、という強い意志を読み取ることが出来ます。
    オリジナルの各曲は、都会的な構築美の中にリリシズムを漂わせ、独特の世界を形づくっています。各曲は具象的なようであり、また抽象的なようでもあり、聴く人の耳を捉えて離さないでしょう。
    4曲目に収録されているYou Are Not Alone、エヴァンスへのトリビュートであるとのことですが、エヴァンスを思い起こさせるようなとても美しいメロディーです。私は自分の葬式にはこの曲をエンドレスで流してもらおうと思ってます。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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