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プリン さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/06/21

    交響曲といっても、9の部分が連続して演奏される現代音楽で、伝統的な交響曲の体裁はない。作品は非常に優れた音楽と感じた。線的動機が対位的にかさなり、響きは透明感を保ちマスとして不協和音が鳴り響く事はない。非常に多彩変化を伴いながら進行し、全曲1時間を越える長さだが、あきることがない。最後の9番目の部分は伝統的音楽に回帰し悲歌風の旋律が奏される。
    前レビューの方の言うとおり緊張感が最後まで持続する。一聴をお勧めします。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/06/20

    SACD盤を購入したが、実況録音であり、スタジオ録音の良質のものに及ばないしかし実況録音としてはかなり録音はいいほう。
     歌手はみな力量がそろい頑張っている。スター歌手はいないが水準がそろっていて傷がない。
     クイケンの指揮はなじめなかった。フレーズのおわりを短めに切る場面が目立ち、旋律が歌い切れてなく寸詰まりに聞こえる。僧の行進の管弦楽の部分。つづくザラストロのイシス、オシリスのアリア、パミーナが2幕で歌う「ああ、私にはわかる」の静かなアリアなど、パミーナ役は可愛らしい声で役柄ぴあありだが、クイケンの指示であろう、寸詰まりの歌い方になって、残念だった。管弦楽の扱いは、他の名演に比べそん色がある。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/06/20

     管弦楽と声楽のバランスについて、歌手が引っ込んだ録音で、カラヤンの方針なのだろうヴェルディーのオテロ、アイーダなどもそのようなところがある。魔笛は色々きいたが、このような録音は初めてである、こうしたバランスは好まない。
     歌手について、タミーノ役のアライサは最初のアリアから不安定なでき、絵姿のアリアから落ち着いてくる。声質は王子役の向いていそうでどこか終始違和感がある。つづくパパゲーノはどの歌手も役柄を配慮した歌い方だが、そのような気配なし。そのほかの歌手も、二人に足をひっぱられたのか水準程度をでない。正直のところいいできとは思えない。

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     2017/06/20

    アーノンクールのモーツアルトというと、トランペット、ティンパニーを強調した演奏を思浮かべるが、魔笛にあっては、序曲に一部その傾向がみられるだけだ。それ以降テンポ、造形とも伝統的な演奏で、すばらしい音楽性を発揮している。歌手について、タミーノ役は王子様のイメージによく合致し非常にいい。夜の女王、パミーナも申し分ない。特に弱いと感じられる歌手なない。
    ただ、パパゲーノ役の歌手はかなり個性的、最初のアリアでは、最初の音符の音価を大きく伸ばし、テンポをゆるめたりもする。管弦楽もつきあって最初の音符の音価を伸ばしている。首吊りの場面のアリアも普通に聞かれるより遅いテンポで粘り気味の歌い方をしている。オペラ全体指揮者がテンポを決め進めているとおもわれるが、この部分歌手の注文を受け入れている。とくにいやな感じをうけるものではないが、この歌手はよほどの巨漢のようで、ところどころ声にすごみが付く。陽気な鳥刺しというより、森から出てきた異形の怪人に聞こえる部分がある。録音はこの当時のスタジオ録音として普通の出来。
    全体として理想的な出来栄えと思います。

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     2017/06/19

     1959年の実演のモノラル録音、音質は期待外れ、歌手の声は滑らかに出てこない。セルの指揮はきびきびしたテンポですすめながら、細部の表情もでている。歌手については、パパゲーノ役のワルターベリーが子の録音では、若々しい声で、傑出している。タミーノは最初の出だしから妙な歌い方でかんしんしない。夜の女王は1幕2幕ともコロラトーラの部分を歌いきれていない。今まで聞いたCDで一番聞き劣りする。セルのテンポが速いせいもあるかもしれない。その他の歌手は良好、しかし全体として、生き生きした雰囲気で進んでいくのは聞いていてきもちがいい。昔のスタイルについて興味ある方、音質の悪さを我慢できるかたには一聴の価値あり。

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     2017/06/19

     主要な歌手の力量がそろい、VPOを指揮するショルティーも見事なできでクレンペラー盤に次ぐ愛聴盤になっています。パパゲーノ役のプライははまり役に聞こえる。タミーノ役は王子様という感じでなく、パミーナ役は老けた感じに聞こえ、ぴったりとはいえないが、大きな不満もない。夜の女王をうたうドイテコムはかなり癖のある歌い方で、はじめなじめなかったが、なれると結構いいかなとも思える。弁者のF.Dは立派。ショルティーの運びは、メリハリが強いと感じるところがかなりあるが、まず見事な出来。録音もよく名盤である。

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     2017/06/19

     素晴らしい名演。ややゆったり目のテンポで、微妙な呼吸のとりかた、細部の表現、バランス、見事としか言いようがない。歌手について夜の女王を歌うポップは聞いた中で随一の出来。タミーノ、パパゲーノ、パミーナを歌う、ゲッタ、ワルターベリー、ヤノヴィッツもいい。ザラストロはまあまあ。
    気になる弱い箇所なし。台詞の省略も賛成。

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     2017/06/19

     古楽器を使用し、テンポの速い演奏だ。古楽器による演奏がどんなものかと思い購入したが。現代楽器による演奏がずっといい音に聞こえる。
     歌手については、声の質が男性陣、女性陣とも似た人が多く,個々の声と技量はいいが、とりあわせが疑問。ドンジョバンニを歌っている歌手を聞いていると善良な好青年の顔がうかんできて、悪人に聞こえない。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/06/19

     フィッシャーディースカウをはじめとする歌手陣はみな充実して、弱いところがない。フリチャイの指揮は安定したテンポで進めどの部分も見事である。
    録音もよく申し分がない。
     大詰めの騎士長とドンジョバンニの対決の場面は両者威力的な声を発揮し、これまで聞いた同曲最高の迫力だった。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/06/19

     名前も知らない指揮者だったが、ニキッシュに師事した当時の大指揮者との説明をみて購入。1961年の録音としては、かなりいい。リマスターはあまり大きくいじってないようで、音に輝きはないが響きは充実している。
     当時の演奏家としては、おおむね早めのテンポで進め、大きくテンポを変化させることはない。第5の1,3楽章のみたっぷり目の表現だ。全体を通し出来栄えにむらがない、しかも高水準の演奏だ。声部の浮き上がらせ方、細部の工夫された表現にひきつけられる。第9の声楽はルーマニア語でやられていて違和感はあるが、非常な名演と思う。国際的名声の獲得は、政治的要因などもあるのだと知らされた。

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     2017/06/18

     この時期の録音としてはピアノを全面にたてたもので、ミケランジェリのピアノは鮮やかに響く。オーケストラは反面添え物に響く。ジュリーニの演奏をこうした録音のためもあるが、それほど良くない。
     ミケランジェリの演奏は威容に満ちたものですばらしい。ただ2楽章はオケが静かな音量で進むため、ピアノが出すぎに聞こえる。

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     2017/06/14

    このオペラのCDを聞いて、歌手の声がイタリアオペラらしく、朗々と響いてこない、、管弦楽はよく響く、だからボリュームを上げると管弦楽がとんでもない音量になる。このCDのレビューをかかれたかたのなかに、1987年発売の日本版はおとがいいが、この新しくリマスターしたCDは、情報の欠落を感じるとの指摘があった。1987年版はもっていないが、この再発版についてまえの方の意見に賛成する。
     よって、セラフィン指揮、ヴィカーズ他に買い直した。こちらな十分満足なできだった。 モナコについてトラヴォトーレ、ノルマなどはすばらしいのでエレーデ版を買い直そうかとも思う。

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     2017/06/03

     バロック期の作曲家ハッセの同名のオペラを購入し、ヴィンチの作品の聞いてみよう思い購入。大変充実した作品で、多彩なアリアに満ちている。管弦楽も充実した扱いである。スタジオ録音で音は優秀、台本もついていて現状大変買い得なCDだ。
     歌手について、このオペラの重要な役アルバーチェを聞いていて、どこから声を出しているのかと思うエコーがかかった声質、はっきりしない発音は先に聞いたハッセの同名の役を歌っている歌手と同じだった。女性の役が2名いるが、いずれもカウンターテナーが起用されている。当時そのようにやられたといってもカストラートと同じではない。なぜ女性歌手を起用しないのか疑問だ。女性役のテナー2人とも、男性が歌っていると気づく声質でアルバーチェ役とともに、気持ちのいいものではない。タイトルロールを歌うカウンターテナーは大変すばらしい。若干不満もあるが、他のCDもないので5点とした。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2017/06/02

    ギリシャ神話のヤソンとメディアが題材である。17世紀のイタリアオペラの最大成功作とのこと。実況録音で歌手の足音がうるさく入っているが、録音はいい出来である。台本はなし。
     バロックオペラの良く知られた作品と比べ、だいぶスタイルが異なる。レチタチーボが中心となって進行し、たっぷりしたアリアはすくない。しかしレチタティーボがすすむうちアリオーソ風になったり、歌になったりする。その時極めて美しい旋律が聞かれ飽きることがない。音楽じたいどこか異国的な音律
    (ペルシャ風か)に満ち、1幕ラストのメディアのアリアは聞いたことない響きにみち感銘を受ける。歌手の出来もよく、勧められます。

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     2017/05/30

     力に満ち、技巧的パッセージを朗々と歌い上げる場面が目立つ華やかなオペラである。 カウンターテナーが3人使われている。舞台で上演を聞いたら
    声と技巧の競い合いで見ごたえ満点と想像する。初録音のようだが、素晴らしい作品だった。
     台本付き。スタジオ録音で、これだけいい録音もめったにない。演奏も見事だった。

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