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サラリーマン さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/07/03

    これは大変な名盤なのではないだろうか。端正で、少しの憂いが感じられるけれど、それだけではない。これまでの名演のどれとも違う。吉田秀和さんなら何と評したろうか。繰り返す音型がくっきり浮かび上がる感じは、ジョージセルの指揮したモーツァルトと似ている気もするが、もっと近代的で、透明な感じがする。オーケストラが中途半端に古楽風なのも、わかりにくくしている。是非一聴ください。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/02/15

    VPOの木管がこんなに鮮明に聴こえることにまず驚き。やはりすばらしいブラームス。ハイドン変奏曲もあらためて感心しました。シベリウスもEMIの録音のキンキンする感じが薄れる一方、鮮明さは増している。心穏やかになります。BPOとのマーラーも十分に改善されているが、コロナ下で聴きとおすのが少しシンドイ。ヴェルレクと蝶々夫人は大好きな愛聴盤で、最後に聴こうかと温存中。しばらくは楽しみな時間が続きます。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/12/21

    深く美しい抑制的な一音一音、という解説どおりのすばらしい演奏と録音。何故3曲のみで、しかもCD2枚なのか、という当然の疑問はあるものの、CDの冒頭には6番がきていて、そのすばらしい第1曲目が鳴り出せば。ただただ簡単するばかり。この名曲のグールド以来の名演。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/05/13

    セルに匹敵する伴奏の見事さ。もちろんピアノも。いぶし銀とはまた違う、達観したようで、温かい、すばらしい演奏の数々です。カデンツアは定番ではないものもあり。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/02/07

    先日のサントリーホールのリサイタルを聴いて感じたのですが、CDでは意外におとなしいと思ったところで、実に多くの音が鳴っている、エネルギーに満ちて鳴っているということでした。すばらしいリサイタルでした。グァルネリの方が好きですが、ストラディの名器の鳴りっぷりはなるほどと思わざるを得ません。音量は少しあげて聴いたほうがいいかもしれません。あらためてこのCDを聴くと、その素晴らしさに揺さぶられる思いです。ブラボーの声が蘇ります。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/10/03

    一聴して、RCA盤とは別の演奏のよう。明らかに異なるのが、最後のソプラノのソロの部分の音型で、本盤では最高音を避けて低い音程で流している感じ。想像するに、リハーサルの演奏ではないか。リハーサルではソプラノは、よくこういう歌い方をする。また、トスカニーニの唸り声が聞こえないのも既に指摘のあったとおり。トスカニーニもフルパワーではないのだろう。しかし、オケと合唱は、トスカニーニを前にしてか、普通の本番以上に力演している。音は期待以上。少々作っている部分もあるのかもしれない。NBCとの最後の演奏会のほうが、トスカニーニの音という意味では、よく伝えている気がする。聴いたことがないので、もちろん想像にすぎないが。もちろん、この音源が残っていたことは感謝するしかない。お買い得。

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  • 11人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/09/01

    いろいろなBOXがあって、いずれもお買い得なものばかりだが、いわゆる座右の書として考えた場合に、これ以上のものはないと心底感じるもの。すばらしいCDを聞いた後で、セルはどうだったかなと思い、聞き直してみれば、やはりセルだと思いをあらたにすること度々。不思議なことに、自分の気持ちの状態で聴こえ方が大きく変化するので、そういう意味でのバロメーターにもなる演奏で、感服する以外なし。何を差し置いても購入をお薦め。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/06/17

    各旋律が独立的に存分に奏でるというのが、マーラーの演奏の真髄というようなことを複数の有名は指揮者が述べていたと記憶していますが、これはまさにそのうような演奏です。イスラエルPの技術上の問題なのか、意図的なものなのかはわかりませんが、特に金管の自由奔放さは学生オケのようです。弦の粘りっけというか甘さというか、これは他では聴けない本場感があります。NHKホールの演奏よりも、すばらしい演奏だったのだろうとは思いますが、実演の印象には及ばないということは当然ではあります。しかしCDとしても一聴には値しますし、カラヤンもレヴァインもワルターも大好きですが、是非是非お勧めしていい演奏です。廃番にならないうちに是非。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/06/15

    89年盤の4楽章の拍手は約90秒。つまり、88年盤に比べて、実際かなりテンポは遅いです。その他の楽章もいろいろと趣が異なる部分がありますが、この4楽章における違いが突出している印象。88年盤はEMIのブルックナー交響曲集の中でも一番の出来という人も多い名演ですが、89年盤の方がスケールも大きく、ライブの高揚感も勝るという意見も多くなるのではないでしょうか。個人的には88年盤の様式美は捨てがたいものがあり、おそらく数あるMPOとのテイクの中から最初のCD化に選ばれたことだけのことはある名盤と思います。それにしても、第4番のフィナーレをこのように締めくくるということに、どちらの演奏にも感嘆せずにはいられません。一聴を強くお勧めします。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/11/14

    バーンスタインはグラムフォン盤を中心に聴いていたので、未聴のものが多くお値打ちの本セットを購入して、聴き始めているところです。何曲か聴いたことがるマーラーはかなり音が良くなっていると思います。加えて演奏がすばらしい。特に前半の曲は最高の演奏ではないでしょうか。また、VPOとのベートーヴェンはあれだけ評判がいいのに話題にものぼらない本盤のものも、一聴すべき演奏です。シベリウスや新世界やショスタコービチなど、もともと評判のいいものも、荒削りで非常に生々しいともいえる演奏で、こういう録音は最近はできないのではないでしょうか。どの演奏にも言えるのですが、曲によって好き嫌いはあるにしても、とにかく音楽的だということが滲み出るような演奏ばかりです。バーンスタインは50年代から非常に優れた指揮者であったことがよくわかるセットとして、売り切れる前に購入されることを強くお薦めします。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/08

    バーバーのアダージョは意外にあっさりしているが実にいい。ストコフスキーのバッハ編曲は他盤もあるが、これがベストと思える演奏。カルミナブラーナはヨッフム盤の方が過激か?ボックスで聴くと1950年代の音楽シーンを考えさせられるよいセットと思う。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/08

    悲愴、ワグナーとも間違いないステレオ。トスカニーニの響きというものが実演でどのようなものだったか知る上で必聴のもの。振り間違いもあるが、NBCのようなスーパーオケがトスカニーニの棒にいかに忠実だったかがわかって興味深い。演奏自体もミス以外の部分はすばらしいもの。在庫がある時に買っておいた方がいい。3度目で漸く購入できました。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/08

    ケルン放送響の音色は硬質だが、テーマを奏でる時の弦楽器は実に繊細。いまにもブルックナーらしい。テンポは総じて速めで、ブルックナー特有の長大な主題をくっきり描き出す。後年のテンポの遅い演奏もいいが、これはこれで実に聴きごたえがあるし、平均水準ではより好ましい。5番は有名な名演だが、6番8番9番も特にいい。それにしても70年代後半のドイツでは各地で個性のあるすばらしいブルックナーが演奏されていたのだとつくづく思う。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/24

    テンポは総じて遅い。随所にグールドの演奏を思わせるような表現がある。録音はモノラルとしては充分な水準。価格は驚くほど安い。E.フィッシャーの平均律に惹かれる人には、間違いなく良い演奏。そうでない方にも、是非聴いていただきたい歴史的な録音。そう思います。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/13

    グレの歌はその昔にレコードアカデミー賞を受賞した名盤でしたが、正直よくわからなかった記憶があります。ケーゲル盤でグレの歌とモーゼとアロンのすばらしさを再認識するまで二十数年。今回ブ―レーズ盤をあらためて聴いて、これはやはり、ただならぬ名盤であると思いました。透明感だけでなく、一種異様な緊張感を漂わせる70年代のブーレーズに引き込まれます。未聴の方には、信じられないほどの廉価盤となったこのシリーズを心よりお勧めします。

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