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yumeno さんのレビュー一覧 

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     2024/01/30

    このBOXは、他のシリーズと少し異なり、ベスト盤な立ち位置にある様なので、この仕様(2〜3のジャケット写真が並んでいる・ルーペで見ると楽しい)で良いのではないかと私は思います。2015年にリリースされた大型全集(CD67枚・計2万円超)から合計27のアルバムをチョイスし、その中からランパルが演奏する曲だけを、出来るだけ沢山、12枚のCDに入れた形になっています(一枚あたり60〜80分)。これを全てオリジナル・カップリング仕様にしてしまうと、ランパルが演奏していない曲も多数入れることとなり、枚数も体積も価格も倍以上に膨れ上がるのでは。2015年版が高価で手が出せなかった私の様な者にとっては待望というべき選集です。ちなみに、2011年に出たゴールウェイの12枚組選集(SONY MASTERS BOX)と比較すると、あちらは曲の並びが時代順・バロック多めで、こちらは(大まかに)録音年代順・現代音楽多め、たぶん4割くらい?選曲が異なるのが興味深いです。そういえばロストロポーヴィチのエラート録音も現代音楽が多かった。レコーディング・クレジットもしっかり記載されてあるし、リマスターされた音もナチュラルで聴きやすいです。可能ならば室内楽やソナタ選集も聴いてみたいと思いました。

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     2022/11/01

    旧盤との差異について一言。私は2013年発売のセット(緑の箱)を所持しており、Exact Audio Copyで2020年盤と一緒に数曲リッピングして波形を比較したところ、全く同じに見えました。さらに、いくつか無料の音声ファイル比較ソフトにかけてみても、やはり同一音声とみなされました(もっと昔の盤からは改善しているかもしれませんが)。残念!ただパッケージに関して言えば明らかに2020年の箱のほうが満足度は高いし、だいいち文句を言えるような値段でも無いわけだし、次に再発されるとしてもおそらく2027年か2032年(ヨッフム没後40周年と生誕130周年)だろうなと想像して自分を納得させることにしました。文庫版の装丁が新しくなって買い替えるくらいの気軽さです。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/01/03

    2020年末に購入。元々メータに興味はなかったし、当初買う気は無かったのだが……思わぬ「お年玉」に喜んでいる。

    昨夏にジョン・カルショウの「レコードはまっすぐに」を読んで、デッカ・レーベルへの興味がわき。
    所有していた「デッカ・サウンド」赤青箱と白黒箱を全編聴き倒して。
    で、カルショウの本で肯定的に書かれていたショルティとモントゥーの全集を年末に買おうと思ったら、現在どこのショップでも入手困難な模様。
    たまたまメータが売れ残っていたので、自分へのクリスマスプレゼントにでもと思い購入。
    (購入前の試聴サンプルは、デッカ・サウンドの箱に入っているCD2枚分のみ)
    購入後、その他のCDを聴きながら、メータの評判をネットで集め、彼について勉強した。……

    若いころはデッカのスター指揮者として、カラヤンの後継の一人として目されていた……
    ロサンゼルス・フィルを一躍有名にした立役者……
    メータ&ロス・フィル&デッカ・チームのコンビは次々と名演名録音を生み出し話題をかっさらっていた……
    ところがニューヨーク・フィルに移ってからはいまいちな評判?となり次第に忘れ去られていった(すくなくとも日本では)……
    だが、少なくともデッカ時代に遺した録音は、ウィーン・フィルとのものも含めて未だに価値の高いものが多い……と、なるほど。

    この箱に入っているのは、まさに全盛期のコンビとアナログ録音最盛期の名録音が融合した音楽の宝箱なのだろう。
    簡潔に表現すると「明快な録音、俊敏で活きのいい演奏、奥行きのあるホールによる立体感のあるサウンド」だろうか?
    なんとなく、バーンスタイン&ニューヨーク・フィルのコロンビア録音を彷彿とさせるものがある。
    あと、打楽器や管楽器がずいぶん頑張っているというか、はっきり聴こえる。
    チャイコフスキーにしろ何にしろ、カラヤンのDG録音に聞きなれた耳にも「ここでこんな楽器が鳴るのか〜」と新鮮な感動があった。

    さらに付け加えると、フルカラーブックレットと、ダブル厚紙ジャケットの上に裏ジャケまで精密に再現されている!ソニー系列の箱とほぼ同等クオリティ、おそらくデッカでここまで作りこんだのは初めなのではなかろうか。
    デッカ90周年とメータの85歳の誕生日を祝うのに万全を尽くしたと言える。

    結論としては、これは思わぬ良い買い物をしたものだと思った。おかげで年末年始をTV無しで楽しく過ごせた。
    ここには、純粋に「楽しい音楽」が詰まっていると感じた。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/01/31

    DGの紙ジャケがついにSONYレベルになった!このセットの紙ジャケは今までの同レーベル製品にありがちな薄っぺらいつくりとは違い、SONY&RCAのオリジナルジャケット全集(ハイフェッツやルービンシュタイン等)のものと同じ紙質や折り方です(裏ジャケットは再現されていないけれど)。これはすごく嬉しい。いつからこの作りに変わった?のか分かりませんが、これからもこの作りでお願いしたいですし又、さきに出たカラヤン年代別Boxなどもこの「SONY紙ジャケ仕様」で作り直していただきたいものです。 /ちなみに一部、余白に収録されてある音源もありますが、その音源の表ジャケットは裏に小さく印刷されてあります。あと、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲全集は3枚組(1-3,5-7番 全集のジャケ)+1枚(8-11番+街の歌 街の歌のジャケ)となっています。 /ブックレットもSONY風といいますか、録音詳細と作曲家別インデックスが掲載されてあります。 /音質はまちまちというか、リマスター表記は一切無し。「無伴奏」が一番音が良いように?私には聞こえました。 /以前のフルニエBoxと組み合わせまで一緒ではありますが、私は前のBoxをまだ買っていなかったため、ついに念願のオリジャケ仕様で揃えられて大満足です。とてもコレクションし甲斐のあるセットだと感じました。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2015/10/20

    先に出たクーベリックの箱と装丁は同じ。ワーナーやソニーの5CDBOXみたいな、ひじょうに簡素極まりない(省スペース化をつきつめたような?)箱の中に紙ケース10枚のみが一切スペースの余裕無しにキツく詰め込まれてある。BOXサイズはわずか 12.5×12.5×2cm。紙ケースは全て表紙の絵画風ジャケと似た様なデザイン、見た目鮮やかで現代ウケしやすいがオリジナルジャケットは一切ナシ。その裏に簡潔な独語トラックリストと奏者、タイム、○Pマークだけが載っている。つまり「レコーディングデータが一切無い」。まるで「ドイツのローカルリリースだし、今時ネットがあればすぐにジャケなり録音データなり調べられるし、音さえあればいいでしょ、お安くしとくしさ」といったぐあいか。なので私もはじめ困惑したが確かにこのやり方だと、作る側の手間も最小限、受け取る側も非常に安価でこれ以上無理って位コンパクトに受け取れるため、ライトファンからすればWIN-WINといったところか?音質もCOLLECTORS BOX並のようだし、あれの更に簡素化・特価版というかたちかな。ちなみに、各CDのデータを調べておいたので以下に記しておきます、ご参考までに(間違っていたら失礼):
    【Disc1-4】録音:1988年4月18-27日ケルン,WDRゼンデザール
    Executive Producer:Charlotte Kriesch, Dr. Andreas Holschneider
    Recording Producer/Balance Engineer:Gernot Von Schultzendorff
    【Disc5】録音:1984年ハンブルク,Friedrich-Ebert-Halle / *1995年4月ケルン(七重奏曲)
    【Disc6】録音: 2001年9,11月ケルン,WDRゼンデザール[4Dオーディオ・レコーディング]
    【Disc7】録音:1999年10月ケルン,WDRゼンデザール[4D]
    【Disc8】録音:1979年1月19-21日ミュンヘン,ヘルクレスザール
    【Disc9】録音:1986年6月 ケルン,WDRゼンデザール
    【Disc10】録音:2004年5月 ケルン,WDRゼンデザール[4D] 
    ※願わくばHMVさま、先頃出たMAK第2弾のバッハBOX(13CD)のトラックリスト&録音詳細もできるだけ詳しく記載していただけると有り難いです。どのみち旧CD盤のリイシューばかりでしょうから。恐らく本BOXと同様、詳細がほぼ記されていないおそれがあります故。ネット時代ならではのリリース方法、と言ったところかな。

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     2014/09/18

    平均律+ゴルトベルク81年版1枚を合わせただけの本BOX。
    平均律のみとどちらにしようかお悩みの方へ;
    ・ゴルトベルク81年版を比較したところ、2002年アナログマスターからのDSDリマスター音源を採用しているみたいです。02年記念盤(アナログ)と07年オリジャケ版(デジタル)、両方と比べてみると、トラックタイムの区切りが前者の盤と一致しました(総合タイムは51:20と同じ)。Foobar Freedb(インターナショナル&日本) でも02年版として認識しました。このアナログ盤、デジタル盤と比べるとピアノの音が柔らかいのです。グールドの特徴と思われている「とんがった音」が好みの方には賛否両論でしょうが。味わい深いと私は感じました。ご参考までに。
    ・平均律4枚も、おそらく2012年リマスターとほぼ同じか?12年に再発されたリマスター盤はよく「ピアノの音が以前より柔らかくなっている(逆に言えば、とんがった感が薄れている)」と評されている様ですが、本BOXの平均律もそれに近い感じを受けました。
    ・ですので、平均律2012年版にゴルトベルク1枚を合わせて、スリムな紙ケース・クラムシェルBOX仕様にまとめた、というのが本商品。11年発のBOX VOl.1をお持ちの方には、対になって良いかなと。どちらを選ぶかはお好みでどうぞ。
    ・それにしてもこの12年盤、グールドって取っつきにくいなぁと感じていた私の様な者にとってはかなり有り難い。・平均律も、リヒテルのと全く解釈が違うなぁと。なんだかお互い、自分のためにひっそりと弾いている様であり、全く異なった方向から、ピアノを通して「バッハとの深い対話」を試みようとしているみたい。

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     2013/03/01

    新ウィーン学派。
    ぶっちゃけ大半の人にとっては、まず頭が痛くなるような音楽だろう。
    だって、複雑・難解・学術的・顕微鏡で覗いてるみたいと言われれば、まあそうでしょうねと思うもの。
    じっさい私もはじめヘッドホンで聴いていた時は、頭が痛くて嫌になりそうだった。
    けれどそれじゃなんか悔しいので(?)、見方を変えてみよう。
    そして自分がクラシックを聴く前にはまった、
    プログレやエレクトロニカ(IDM)を聴くような耳(視点)に切り替えて
    スピーカー越しに聴いてみると、だんだんこの刺激が心地よく感じられてきたのだ。

    /たとえばAutechreに惚れたときもそうだったが、刺激が強く敷居の高いアートは、
    いったんその刺激になれてしまうと、もう他では代用できないくらいのめり込んでしまえる。
    独自の刺激が心地よく感じられてくるのだ。
    そんな感じで、ここ数日はウィーン古典派と交互に聴くのが気持ちよくなってきた。
    自分なりに緩急をつけながら聴いた方が、惰性にのまれず、いつまでも刺激的な聴体験が出来るからだ。

    /20世紀ならではの、混沌の音楽。
    あたらしい世界を切りひらこうとする音楽。
    プログレやIDMの元祖っぽいとこがあるかも、と思った。
    それになんだか、「哀しい」かんじがしたのだ。
    激動の時代らしい、混沌とかなしみのラインをえがいて音符が踊っている、と捉えたら考えすぎだろうか。

    /こういう共感ができるのも、このラサール四重奏団の演奏に「血の流れ」が感じられるからかもしれない。
    各人が楽譜を筆写して演奏に臨んだとは、なるほど、いっけん無機的にも見える音の並びを見事に生き生きと、つややかに表現できている。
    音符の「こえ」がきこえてきそうなのだ。

    /これとカラヤンの3枚組であれば、
    難解と捉えられて避けられてきた新ウィーン学派とも自分なりのつきあい方を見いだせるのかもしれない、と感じた。
    /あらたな聴体験をおさがしのかた、ちょっと現代音楽でもいかがでしょうか。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/28

    HMV掲載の曲目だけでは、ちょっと分かりづらかったので、自分で加筆修正してくわしい曲目一覧を作ってみました。やはり素晴らしい音楽をものにしたければそれなりに努力を払わねばならないものなのでしょう。うまく表示されるといいけれど。
    こうして見てみると、フーガの技法以外の有名曲、大フーガ&小フーガ、パッカサリアとフーガ、聖アン、目覚めよと呼びわたる物見のこえ、などほぼ入っています。
    モノラルですが、調整してあげれば低音もそれなりに出てきます。
    ヴァルヒャのオルガンは他と違うというか、この全集からは、戦後のドイツを何とか励まそうという意志の強さがびしびしと感じられる気がするのです。聴いていて前向きになれるのです。ちなみに英語版Wikiによれば、この47年録音がアルヒーフ録音第1号らしいです。今度出るアルヒーフBOXでも1枚目に選ばれていますね。//

    CD-1[75:02]
    ・トリオ・ソナタ第1番変ホ長調 BWV525
    ・トリオ・ソナタ第2番ハ短調 BWV526
    ・トリオ・ソナタ第3番ニ短調 BWV527
    ・トリオ・ソナタ第4番ホ短調 BWV528
    ・トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV529
    ・トリオ・ソナタ第6番ト長調 BWV530

    /CD-2 [64:30]
    ・前奏曲とフーガ ハ長調 BWV531
    ・前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532
    ・前奏曲とフーガ ホ短調 BWV533
    ・前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV534
    ・前奏曲とフーガ ト短調 BWV535
    ・前奏曲とフーガ イ長調 BWV536
    ・前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
    ・前奏曲とフーガ イ短調 BWV543

    /CD-3 [68:39]
    ・前奏曲とフーガ ロ短調 BWV544
    ・前奏曲とフーガ ハ長調 BWV545
    ・前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546
    ・前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
    ・前奏曲とフーガ ホ短調『楔(くさび)』BWV548
    ・前奏曲とフーガ ト長調 BWV550
    ・前奏曲とフーガ イ短調 BWV551

    /CD-4 [72:26]
    ・トッカータとフーガ「ドリア調」ニ短調 BWV538
    ・トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540
    ・トッカータ,アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
    ・トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
    ・前奏曲とフーガ ホ長調 BWV566
    ・パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582

    /CD-5 [60:46]
    ・幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537
    ・幻想曲とフーガ ト短調(大フーガ) BWV542
    ・幻想曲 ハ短調 BWV562
    ・幻想曲 ト長調 BWV572
    ・フーガ ト短調(小フーガ) BWV578
    ・カンツォーナ ニ短調 BWV588
    ・アラブレーヴェ ニ長調 BWV589
    ・パストラーレ ヘ長調 BWV590

    /CD-6 [69:37]
    オルゲル・ビュヒライン(オルガン小曲集) BWV599-637

    /CD-7 [72:11]
    オルゲル・ビュヒライン(オルガン小曲集) BWV638-644

    6つのコラール(シューブラー・コラール) BWV645-650
    ・第1曲「目覚めよと呼びわたる物見の声」BWV645
    ・第2曲「われいずこに逃れ行かん」BWV646
    ・第3曲「ただ尊き御神のままに」BWV647
    ・第4曲「わが魂は主をあがめ」BWV648
    ・第5曲「われらとともに留まりたまえ」BWV649
    ・第6曲「主を頌めまつれ」BWV650

    18のコラール BWV651-657
    ・“来ませ,聖霊,主なる神”に基づくファンタジー BWV651
    ・来ませ,聖霊,主なる神 BWV652
    ・バビロンの流れのほとりに BWV653
    ・装いせよ,おおわが魂よ BWV654
    ・“主イエス・キリストよ,われらを顧みて”によるトリオ BWV655
    ・おお,神の小羊,罪なくして BWV656
    ・いざやもろ人神に感謝せよ BWV657

    /CD-8 [73:35]
    18のコラール BWV658-668
    ・われは御神より離れず BWV658
    ・いざ来ませ,異邦人の救い主 BWV659
    ・“いざ来ませ,異邦人の救い主”に基づくトリオ BWV660
    ・いざ来ませ,異邦人の救い主 BWV661
    ・いと高きところには神にのみ栄光あれ BWV662
    ・いと高きところには神にのみ栄光あれ BWV663
    ・“いと高きところには神にのみ栄光あれ”に基づくトリオ BWV664
    ・われらの救い主なるイエス・キリストは BWV665
    ・われらの救い主なるイエス・キリストは BWV666
    ・来ませ,造り主なる聖霊の神よ BWV667
    ・汝の御座の前にわれはいま進み出で BWV668

    ・前奏曲とフーガ 変ホ長調『聖アン』BWV552〜プレリュード

    21のコラール前奏曲 BWV669-689より
    ・キリエ永遠の父なる神よ BWV669
    ・すべての世の慰めなるキリストよ BWV670
    ・キリエ,聖霊なる神よ BWV671
    ・いと高きところにまします神にのみ栄光あれ BWV676

    /CD-9 [74:37]
    21のコラール前奏曲 BWV669-689より
    ・そは聖なる十戒なり BWV678
    ・われらみな一なる神を信ず BWV680
    ・天にましますわれらの父よ BWV682
    ・われらの主キリスト,ヨルダンに来り BWV684
    ・深き淵より,われ汝に呼ばわる BWV686
    ・われらの救い主なるイエス・キリストは BWV688

    4つのデュエット BWV802-805 (チェンバロ)
    ・第1曲 ホ短調 BWV802
    ・第2曲 ヘ長調 BWV803
    ・第3曲 ト長調 BWV804
    ・第4曲 イ短調 BWV805

    21のコラール前奏曲 BWV669-689より
    ・キリエ,永遠の父なる神よ BWV672
    ・すべての世の慰めなるキリストよ BWV673
    ・キリエ,聖霊なる神よ BWV674
    ・いと高きところにまします神にのみ栄光あれ BWV675
    ・フゲッタ『いと高きところにまします神にのみ栄光あれ』 BWV677
    ・フゲッタ『そは聖なる十戒なり』 BWV679
    ・フゲッタ『われらみな一なる神を信ず』 BWV681
    ・天にましますわれらの父よ BWV683
    ・われらの主キリスト,ヨルダンに来たり BWV685
    ・深き淵より,われ汝に呼ばわる BWV687
    ・フーガ『われらの救い主なるイエス・キリストは』 BWV689

    ・前奏曲とフーガ 変ホ長調『聖アン』BWV552〜フーガ

    /CD-10 [52:57]
    ・パルティータ『ようこそ,慈悲あつきイエスよ』 BWV768
    ・クリスマス歌『高き天より我きたりて』によるカノン風変奏曲 BWV769
    ・バビロンの流れのほとりに BWV653b
    ・フーガ『高き御空よりわれは来れり』(キルンベルガー・コラール集より) BWV700
    ・わが心の切なる願い BWV727
    ・フーガ『マニフィカト』 BWV733
    ・いざ喜べ,愛するキリストのともがらよ,もろともに BWV734
    ・われ汝に別れを告げん BWV736

    /オルガン小曲集

    1. いざ来ませ,異邦人の救い主BWV599
    2. 神よ,汝の慈しみによりて(神の御子は降りたまえり)BWV600
    3. 主キリスト,神の独り子BWV601
    4. 全能の神に讃美あれBWV602
    5. みどり児ベツレヘムに生まれぬBWV603
    6. 讃美を受けたまえ,汝主イエス・キリストよBWV604
    7. かくも喜びに満てるこの日BWV605
    8. 高き天よりわれは来たれりBWV606
    9. 天より御使の軍勢来たりBWV607
    10. 甘き喜びに包まれBWV608
    11. 神を讃えまつれ,汝らキリストの徒よ,こぞりてBWV609
    12. イエスよ,わが喜びBWV610
    13. キリストをわれらさやけく頌め讃うべしBWV611
    14. われらキリストの徒に今や喜び来たれりBWV612
    15. われとともに神の慈しみを讃えよBWV613
    16. 古き年は過ぎ去りぬBWV614
    17. 汝にこそ喜びありBWV615
    18. 平和と歓喜もてわれはいまBWV616
    19. 主なる神よ,いざ天の扉を開きたまえBWV617
    20. おお神の小羊,罪なくしてBWV618
    21. キリストよ,汝神の子羊BWV619
    22. われらに救いを賜うキリストはBWV620
    23. イエス十字架につけられたまいし時BWV621
    24. おお人よ,汝の大いなる罪を悲しめBWV622
    25. 主イエス・キリストよ,われら汝に感謝すBWV623
    26. 神よ,われを助けて成させたまえBWV624
    27. キリストは死の縄目につながれたりBWV625
    28. われらの救い主なる主イエス・キリストはBWV626
    29. キリストは甦りたまえりBWV627
    30. 聖なるキリストは甦りたまえりBWV628
    31. 栄光の日は現れたりBWV629
    32. 今日神の御子は勝利の凱旋をなしたもうBWV630
    33. 来ませ,造り主なる聖霊の神よBWV631
    34. 主イエス・キリストよ,われらを顧みてBWV632
    35. いと尊きイエスよ,われらはここに集いてBWV633
    37. これぞ聖なる十戒BWV635
    38. 天にましますわれらの父よBWV636
    39. アダムの堕落によりてことごとく腐れたりBWV637

    40. われらに救いの来たれるはBWV638
    41. われ汝に呼ばわる,主イエス・キリストよBWV639
    42. われは汝に依り頼む,主よBWV640
    43. われら悩みの極みにありてBWV641
    44. 尊き御神の統べしらすままにまつろいBWV642
    45. 人はみな死すべきさだめBWV643
    46. ああ,いかにむなしき,いかにはかなくBWV644

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     2013/02/18

    なんてやわらかく、やさしいモーツァルトなんだろう。「微笑みのような」とはよく言ったもの。気分が躁状態の時、激しい曲ばかりでなく敢えてこれを流しこころを安らげるというのも良いと思った。ノイズリダクションひかえめで音が自然にさらさらと流れてくる感じもいい。懸念はひとつ、どうか限定と言わずずっと発売していてほしい。SONY・RCA系は世間で定評のある名盤なのに廃盤、というケースが多すぎるので。

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     2013/02/04

    法悦の極み。ただただ、この巨大であたたかい轟音の渦に飲まれていたい。音の大海に身を任せる、という快感をまさに味わえるアルバム。/ところで、CD1と2が逆にレーベル印刷されているという噂は、やはり本当なんでしょうかね。たしかにCD1をヘッドホンにて轟音で聴くと、91年国内版では聞こえてこなかった音のピースがちらりと見えてくるような?より荒々しく、より柔らかく、より立体的に且つもやがかってきこえてくるような。CD2のほうがどこかくっきりしている気がする(あまり高価なヘッドホンではありませんが)。/ついにニューアルバムも発売されてしまいました。しかも24bitWAV。同じく、法悦。彼らのサウンドはまだまだ古びない。

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     2013/02/03

    現在入手困難のピアノ・トリオだけでも単品販売していただけないだろうか。交響曲・弦楽四重奏・ピアノソナタと協奏曲、これらはすでにお気に入りの演奏をお持ちの方も多いだろうし、ダブリ無しで買うのは非常に難しい気がする(それぞれ同じ演奏者であったならば…)。たとえばこれを買ったところで、ガーディナーとバーンスタインの全集がまた欲しくなったりはしないだろうかと思う。目当ての盤だけ聴いてあとは適当に捨てる、みたいな買い方は音楽好きとしてなるべくしたくないのだ。購入者に会わせたバリエーションを増やしていただきたいと願うのは我儘だろうか?

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     2013/01/23

    まるでテクノを聴いているみたい−−それが第一印象。冷たく機械的という訳ではなく、理知的で整然としてる感じ。ヘッドホンで聴くと頭がスッキリしてなんだか気持ちいい。音が軽いとの評判もあったが、それほどでもないと思う。厚さ1.5cmのコンパクトBOXなのも良い。勉強のBGMに使いやすそう。勿論、往年の名演奏達とはひと味違った爽快な感動もあり。

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     2013/01/23

    まだ書かれていないようなので補足しておくと、裏ジャケはオリジナルではありません(曲目と録音データのみ)。全体的にカラフルなパッケージ。あと、カップリングもオリジナルでないのか?6,70分代のディスクが多く、聴きとおすのがちょっとたいへん。ノイズリダクションが少なめなのかな?もこもことした感じもなく、まるでホワイトノイズの向こうからウィーンの風が吹いてくるかのような、どこか生き生きとしたサウンド、演奏。モノラルにあまり慣れていない私でも、けして「古くさい」録音ではないと思いました。/私がこのレーベルと出会ったのは、ぐうぜんレンタル屋で借りたウィーンコンツェルトハウスのハイドンでした。そのふくよかで甘美な雰囲気に酔いしれて、他のCDを探してみるも、輸入盤国内盤ともにあんまり無い。その中でお手頃なのがこのBOXくらいというので、思い切って買ってみました。室内楽でこれほど大規模なBOXというのも珍しいですね。おまけに演奏自体もまろやかなものが多く、長くゆったり聴けそうです。ウィーン古典派〜シューベルト好きは買って損は無いでしょう。「デジタル写真の時代に感じる油彩(アナログ?)の香り」はいかがでしょうか。

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     2013/01/05

    いまDeccaSound版で聴いてきた(リマスターは多分Originals版と同じ)。ただただ、圧倒された。第1部は立派すぎて笑いが出てきて、いつのまにか終わっていた。第2部の前半はじっくり聴かせてもらい、最後の神秘の合唱とオルガンにまた圧倒された。あっという間の、宇宙を感じた80分だった。以前ヘッドホンで1回聴いた時には、この音の広がり・空気感が分からなかった(今もけして立派なスピーカーではないが)。ショルティって日本ではあまり評判聞かないけれど、凄かったんだなぁ。Deccaの録音技術も凄かったんだなぁ(リマスター版でないと分かりにくい気がするが)。マーラー好きな人は一度聴いてみてほしい。

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     2013/01/04

    どうせなら、「ウィーンフィルから最も美しい音を引き出せる」と誰かが評していたベームとのコンビでの全集を出して欲しかったな(それとレヴァインのモツ全集を単体で)。クライバーやバーンスタインは持っているし、また現在手に入りやすいので。ベームの輸入盤をもっと出して欲しい。後、SONYやEMIはまだしも老舗DGが限定激安大型BOXを乱発するのは何だか複雑な心境だ、伝統を安売りしているみたいで。そろそろ叩き売り合戦は一時休戦にして、一枚一枚の重みをじっくり味わわせてくれる余裕を与えてはくれまいか。DG111からクラシックに入門した、遅れてやって来た幸せ者の独り言だけど。クラシックに馴染みの薄い若い人に、いきなり50枚まとめて買わせるのもちょっときついだろう。この前同世代の友人にLivingStereo60を勧めたら「興味はあるけど、いきなり60枚は多すぎる」と返されたので。

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