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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/09/23
ヨハン・シュトラウスの後の世代を代表するウィーンのワルツ作曲家と言えば、カール・ミヒャエル・ツィーラーを外す事は出来ない。 このCDはオーストリア放送管弦楽団と、シュトラウスやツィーラー等のウィンナ・ミュージックの権威であったマックス・シェーンヘルの指揮によって録音された物。 ツィーラーは現在でもオーストリアでは人気であり、作品を集めたCDも出ているが、日本で国内盤となるとこのアルバムぐらいではないだろうか? 『ウィーン娘』『扇のポロネーズ』と言った代表作品の他に、マイナーな曲も収められており、ツィーラー節を存分に味わえる選曲だ。 演奏も地味だけど、しっかりウィーンの香りを伝えてくれる優秀な物。 録音年不明だが、解説書によればシェーンヘルはこの録音が最後となったらしく、だとすれば1984年ぐらいか。 音質も特に問題なし。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/09/22
ロシアの最初期のプロオーケストラのコンサートを再現したアルバム。 レフ・コルヒン指揮、サンクトペテルブルク・ペテルスホフ管弦楽団の演奏で収録されている。 このCDの収録曲19世紀、ロシアで初めて活躍したプロオケのプログラムを再現した内容で当時ロシアで活躍したダルゴムスキー、アリャビエフ、それより下の世代のルビンシテイン、チャイコフスキー、同時代に絶大な人気を誇ったJ.シュトラウス、ラビツキー、グングルらの作品を収めた内容となっている。 軽めの作品が中心であるが、珍しい曲も多い。 オケは編成はそこまで大きくなく、当時の編成に近いだろう。 演奏は名演はないが、どれも安定してるし、作品を知るに十分な物。 録音は1991年、サンクトペテルブルクで行われた物で音質良好。 この盤はOpus111というレーベルから出ていたCDを東京エムプライスが日本語の背表紙と英語解説を訳した物付けた物で、珍しい作品が多いながら楽曲解説や演奏者のプロフィールがないのが残念。 日本語解説が要らないなら、ボンバ・ピーテルから再発されているので、そちらをお勧めします。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/09/21
オットー・アッカーマンは、1950年代にフィルハーモニア管弦楽団とレハールとJ.シュトラウスのオペレッタ録音をしていて、歌手の豪華さも手伝い、それらは名盤として知られ、復刻もなされている。 しかし晩年に入れたシュトラウスの『こうもり』は何故か復刻機会も少なく現在も廃盤状態である。 これは同じレーベルにカラヤンがフィルハーモニア管弦楽団を振ったこうもりの全曲盤があるため、そちらを優先したためではないかと思われるが、このアッカーマン盤も歌手の豪華さは十分だし、演奏もメリハリがあり有名な音源にも匹敵する。 珍しくバレエが他作品を引用していないのも良い。 復刻はEMIだからか、ちょっとイマイチだが、まぁ聴けるだろうか。 廉価盤なので台詞はライナーにはないが、有名な曲なので調べればすぐ分かるだろう。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/09/20
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で、1957年に録音されたアルバム、ウィーンの休日。 名盤と名高いだけあり過去、デッカ本家から別のアルバムと組み合わせたりして発売されましたが、オリジナルは久しぶりの登場です。 シュトラウス親子と後継世代にあたるツィーラーとコムツァークを集めたアルバム、その個性的な演奏から名盤と名高い物。 私は全てを絶賛するわけではないにしろ、意表をつく解釈があり、これはこれでありかなと思います。 今回の復刻、やや音は丸く聴きやすくなり、解説書に録音時のエピソードが収録されているので、ファンの人はおすすめです。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/09/19
ベルリン・クラシックスの保有する音源から、ヨハン・シュトラウスの作品を集めたアルバム。 3人の指揮者の音源が集められており、ケンペ指揮、シュターツカペレ・ドレスデンのウィーンの森の物語、スウィトナー指揮、シュターツカペレ・ドレスデンのラデッキー 、美しく青きドナウ、オーストリアの村つばめは、国内盤でも何度も出た有名音源、定評あるだけに演奏は素晴らしい。 マンフリート・ホーネック指揮、バンベルク交響楽団の録音は、あまり有名ではないが、こうもりなどドライヴ感が凄く、中々聴かせてくれる演奏である。 録音は古くは1972年から、1993年(?)ぐらいで音は充分聴ける。 デジパック仕様で解説書などは無し。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/09/18
ロシアの作曲家、アントン・アレンスキーのピアノ協奏曲を中心に、管弦楽曲を集めたアルバム。 ドミトリー・ヤブロンスキー指揮、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録。 ピアノはコンスタンティン・シチョルバコフ。 強烈な個性が強いロシアの作曲家にしては、アレンスキーは独自性は薄く、抒情性が売りでチャイコフスキーとフランスの作曲家を足して割ったような作風であるが、どれも親しみやすくわかりやすい。 収録曲はいずれも知る人ぞ知るに近いが、アレンスキーの作風が良く分かる作りになっています。 ヤブロンスキーとロシア・フィルの演奏、これが中々良くて、メリハリが良く効いており、オケもロシアオケらしい力強いサウンドが聴けたりします。 親しみやすさ、聴きやすさがアレンスキーの聴きどころなら、このコンビによる演奏は模範的と言えます。 行進曲『スヴォロフの思い出に』がその最も分かりやすい例ではないでしょうか。 ピアノのシチョルバコフはナクソスからいくつものアルバムを出している名手、技巧派として知られてますが、ここでは繊細に弾いています。 録音は2008年、ロシア国営TV &ラジオ放送クルトゥラ第5スタジオで行われた物で、音質は良好。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/09/16
マテス・ヤンハーゲン指揮、スウェーデン王立陸軍中央軍楽隊が1999年に行った演奏会の音源を集めた物。 ヤンハーゲンと陸軍中央軍楽隊は多数のCDを残しているが、それらはスタジオ録音かつ、行進曲のアルバムが多く、このCDのようにライヴ録音、多種多様なジャンルの作品を集めたアルバムは珍しい。 この盤はサミュエル・サミュエルソン作曲、スウェーデンの知られざる名作行進曲、『落下傘猟兵』から始まり、指揮者ヤンハーゲンの自作『ポルタヴァ』で終わる内容である。 北欧の軍楽隊はウィンド・アンサンブル編成の少人数による団体も多いがこの陸軍中央軍楽隊は50名程の団体。 スウェーデンの吹奏楽団らしい洗練された清涼感のあるサウンドが特徴で、ライヴだが、大きなミスもなく、スタジオでの録音と同じく質の高い演奏が聴ける。 但し、録音場所が3つのホールでされているので、多少音質やバランスにはばらつきがあるが、誤差の範囲だろう。 解説書はそこそこ詳しく書かれており、使用譜も書いてあるので演奏する人の参考にもなるかもしれない。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/09/13
昨年の生誕200年を記念して新しく、ハイペースで新譜が出ているジャック・オッフェンバック。 近年ではドイツやフランスを中心に、マイナーだった作品も取り上げられるようになり、この盤に収録された喜歌劇『ペロニラ先生』もその一つ。 オッフェンバックの晩年1878年に初演されたこの作品は、SP時代から作中のアリアなどが録音されていましたが、こうして全曲盤が出るのは珍しいでしょう。 この盤はミュンヘン生まれの指揮者、マルクス・ポシュナーが、フランス国立管弦楽団を振って録音したもの。 昨年の5月から6月にかけてシャンゼリ劇場でライブ録音された物です。 合唱はフランス放送合唱団。 歌手は他にも録音を残している人や、この盤以外に見かけない人など様々。 また調べるとミンコフスキなどの、過去のオッフェンバックの録音に参加している歌手が多いのも特徴だ。 で、演奏であるが、とりあえず作品を知るには十分と言ったところ。 演奏自体は悪くないのだが、これといった曲があまりないので、演奏も印象に残りにくい。 オッフェンバック後期らしい、美しいメロディはある物の、CD2の2曲目のような楽しいナンバーが続けばよい作品になったと思うが、残念ながらそうではないので、1度聴くと再度聴くには時間がかかるかもしれない。 それよりこのCDの売りはCDの解説にある。 このCD、いわゆるCDBOOKと言われるタイプだが、実質本にCDが付いてると言った表現がピンとくるのではないか。 作品について、台詞集、演奏者やトラックリストが載ったこれ、ライナーというより一冊の本と表現していいだろう。 決して安値ではないが、この本を読むためだけでも元は取れる。(もちろん日本語はない、仏語と英語だそうだ) 但しデメリットもあって、サイズは本と同じなので、本棚でも無ければ、収納場所に困る事、CDは本の見返しのところに収納されているが、これがまた取りにくいのでキズがつかないか気を使うという点である。 それでもオッフェンバックのファンなら買いだろう。 録音は新しいだけあり、問題ない。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/09/12
アゼルバイジャンの作曲家、カラ・カラーエフの管弦楽曲を集めたアルバムです。 演奏はボーンマス交響楽団、指揮は同楽団の主席指揮者を2008年から務めているキリル・カラビツ。 この盤に収録されているのは、カラーエフの管弦楽曲では代表的な作品で、民族色を取り入れたバレエや、卓越したオーケストレーションによるドンキホーテなどなど、シンフォニーやコンチェルトでは聴きにくいこの作曲家の作品の中でも聴きやすい物です。 カラビツ&ボーンマス響の演奏はどちらかと言うと純音楽的な演奏。 もちろん水準には達している。 収録曲全てナクソスのヤブロンスキー盤という競合盤があるが、オケの上手さならこのカラビツ盤であるが、ヤブロンスキー盤もカラビツ盤にはない魅力があり、両方聴き比べてみても良いのだろう。 最近のシャンドスの録音なので、音は良いです。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/09/05
昨年2019年は、ジャック・オッフェンバックの生誕200年であったため、各社、新録&旧譜の再発が相次いだが、今年もまだその波が残っているようで、ポツポツ新しい録音が出ている。 この盤は、ニコラス・クリューガー指揮、ライプツィヒ交響楽団によって昨年の3月に録音された物で、オッフェンバックのオペレッタの序曲と間奏曲と言ったオーケストラナンバーを集めた内容となっています。 昨年発売されたグリフィス盤の序曲集と同じく、録音される機会の少ない珍しい作品がずらりと勢揃いしているのが特徴で、例えば、最初の『悪魔の3つのキス』や『憎しみ』、近年、初演以来初めて再演された『バルクフ』など、オッフェンバック・ファンなら目を引く作品があるし、『ファンタジオ』『月世界旅行』『ラインの妖精』『にんじんの王様』『ロビンソン・クルーソー』と言った過去録音はある物の、音源の少ない作品が収録されているのも嬉しい。 演奏団体は、有名なゲヴァントハウス管弦楽団でも、放送交響楽団でもない、別の団体。 ドイツの地方オケらしい2管編成のようで、サウンドは現代的だが、美しくキレの良い演奏を聴かせてくれる。 ややリズムが重たい感じもするが、それはドイツオケならではのサウンドからくる物だろう。 録音は新しいだけあり良好で、ケースはデジパック仕様です。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/09/04
このCDはイギリスのテレビ、ラジオのテーマソングを集めたアルバム。 演奏はロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、指揮者は、ギャヴィン・サザーランド、ポール・マーフィー。 大体が1950年代前後に作曲れている。 馴染みのない作曲家の作品が多数だが、放送のための作品という事で、どれも聴きやすい、記憶に残りやすい作品です。 演奏のロイヤル・フィルは言うまでもなく上手く、また2人の指揮者も、バレエ音楽を中心に活躍する指揮者で、品の良い上質な演奏に仕上げてます。 2005〜2006年、ロンドン・エンジェル・スタジオで録音された物で、音質は良好です。 あまり知られた盤ではないですが、ナクソスの名盤の一つと言えるのではないでしょうか。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/09/02
アメリカのマーチ王、ジョン・フィリップ・スーザとスーザ吹奏楽団の演奏を収録した物です。 スーザは録音自体はあまり好んでいなかったようですが、当時のスターという事もあり、各社が録音用バンドを編成し、スーザ吹奏楽団の名前でSPとして発売しました。 このCDはそれの復刻盤です。 但し、基本的にはおすすめしません。 まず曲目解説も無ければ、収録曲(スーザの作品以外も入ってるが、それらの作曲者の名前がない)しか書いてない、更に実はスーザ吹奏楽団の演奏ともスーザの指揮とも書いてないというないないずくし。 まぁ、調べればすぐもとの音源、演奏家は分かりますが。 またプレス盤ではなく、R盤なのも余り嬉しくありません。 唯一の売りは価格が安いという事です。 肝心のスーザ吹奏楽団の演奏は資料としての方が価値が高いでしょう。 復刻は可もなく不可もなくといった所です。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/08/25
ヴォルフガング・アンハイサーの歌唱によるオペレッタのアリア集。 往年のエレクトーラのオペレッタ録音にも参加したアンハイサーですが、突然の死の為か、録音はそこまでないようです。 このアリア集は数少ない貴重なソロ・アルバムとの事。 選曲がなかなかマニアックで、珍しい作品が揃っているのがまず特徴です。 アンハイサーの歌は朗々と歌っていて、喜劇オペラによくあっていると思います。 伴奏はヴィリー・マッテス指揮する、北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団が担当しています。 マッテスはウィーン生まれの作曲家ですが、指揮者としての活動が有名で、特にエレクトーラに入れた一連のオペレッタ録音は名盤として名高い。 このCDでもオケを豪快にドライヴするマッテス流の演奏が味を出しています。 録音年代の割に音質は良い方でしょう。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/08/16
アーノルド・ゲイブリエル大佐は約19年間アメリカ空軍軍楽隊の指揮者を務めましたが、在任中は軍楽隊の商用録音が禁止されていた時代にあたるため、名前が有名な割には同軍楽隊との演奏は知られていませんでした。 マークカスタムから出たこのCDは1978年に録音された物で、恐らく自主盤として制作された音源をCD化したものです。 内容はクラシックのオペラの序曲を吹奏楽に編曲した物です。 演奏は評判通り凄いもので、最初に収録されたローエングリンからこのバンドの金管のパワー全開なサウンドや、次の売られた花嫁の細やかなメロディをこなすクラリネットセクション、極め付けはキャンディードの熱いパッション溢れる名演奏! 個々の技術力も高く吹奏楽でここまで出来たら見事と言って良いでしょう。 前述の通り録音年が古いため、多少音質に難はありますが、基本的に充分聴ける水準です。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/08/15
ケテルビーと並びイギリス・ライト・ミュージック音楽の作曲家として肩を並べるのが、エリック・コーツである。 指揮者として自作自演を多数残しており、幾つかのレーベルから出ているが、これはイギリスのニンバスが復刻したもの。 1930〜1950年代にかけての録音なので、さすがに古さは感じるが、年代の割にどれもまずまずといった録音で、復刻も悪くはない。 コーツは『ナイツブリッツ』『ダムバスターズ』と言った行進曲で名前を残したが、パストラーレやワルツ、組曲と言った演奏会用作品も多数あり、このCDも大半はそれ。 但し、ライト・ミュージックで名を残したコーツらしく、作品は聴きやすく親しみやすい。 作風はいかにもイギリス紳士といった生真面目さが全編にあるので、流石に何度も聴くのはしんどいのだが。 ここで、コーツが降ったオケはロンドン交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団といった一流どころから、録音用と思われるニュー・クインズホール・ライト・オーケストラ、ニュー・シンフォニー・オーケストラ等幾つかのオケを振っているが、どれも作曲家がタクトを取った時によくある、一歩引いた演奏。 どれも一定の水準はあるが、これといった演奏もなく、資料的な価値の方が高いだろう。 メーカーオフィシャルのR盤ではあるが、やはりプレス盤でリリースして欲しかったところではある。
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