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tanglaw さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/10

    透明感にあふれる響きで丁寧にじっくり演奏し尽くされたよどみのない気品ある音楽の怒涛の流れに、ただ畏敬の念を持って聞き入ってしまう、すばらしい演奏です。この作品のひとつの究極のかたちと呼んでもよいのではないかと思います。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/21

    落ち着いたオーケストラのトーンと、てらうことはないがアーティキュレーションの明瞭な音作りが組み合わさっている。手堅くオーソドックスで落ち着いた重厚な響きに欠けない。しかし「こういうバランス、テンポ以外はダメ」というような因習めいたものに拘泥することなく、作品を正面から捉えているためだろうか、端整でさっぱりとし、音楽がよく見渡せる新鮮さも持ち合わせている。いい意味でバランスのよい名演奏だと思う。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/04

    この傑作を見事に表現したすばらしい演奏だと思います。

    やわらかいが鮮明な録音、透明感があり引き締まった管弦楽団と合唱、抑制の効いた響きづくりで、不協和音が頻発するこの作品も非常に耳なじみやすいものになっています。

    強烈さは過去の演奏より弱いかもしれませんが、和声の精妙な美しさがしっとりと再現されており、作品のひだに触れるようです。イエスの覚悟、その苦悩、捕縛と暴虐、十字架と死、そして最後には復活と勝利が、現代的なシリアスさで見事に表されています。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/15

    DVDで視聴しました。
    力みかえることなく、しかし決して弛緩せずに丁寧に深く音楽が積み重ねられているように思いました。
    ペライアのピアノも悠然としており、それを支える指揮者、オーケストラの控えめながらしっとりした美しさは素晴らしい。
    そしてブルックナー9番。激烈な演奏に慣れていたためか、この終始穏やかでじっくりと丁寧に響きを作り上げていく、コクで聞かせるような音作りに感嘆しました。この作品が、演奏者の高い技術と芸術性に支えられて、不思議な正統性を生み出しているということでしょうか。本当はこういう曲なのだ、と納得させられるような感じでした。ハイティンクの円熟とオーケストラの技量、ホールトーンの美しさと相まって、比類のない名演奏だと思います。
    画像もバタバタせず落ち着いていて、すばらしいと思いました。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/31

    基本的に落ち着いた堂々たる旧スタイルのベートーヴェン演奏です。基本的にノイマン/チェコフィル演奏の基本特徴である端正で透明感のある響きはそのままに、しかし民主化政変直後という背景(新政権のハヴェル大統領が最後に現れて喝采を受けるシーンも収められており、そういう意味で歴史的な映像ドキュメントでもあります)のせいか、響きに厚みと勢いを感じます。ベートーヴェンにも優れた解釈を示してきたノイマンの数少ない録音の一つとしても貴重です。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/19

    極めて高い水準で演奏された優れた演奏です。華やかさという点では他にもっと良いものもあるかもしれませんが、いわゆる古楽器演奏のしなやかさと透明感の中でも、その鋭い表現性は余すところなく発揮されていると思います。特にキリスト教の聖書をベースにしたテキストの宗教的、まがドラマ的な意味が丁寧に受け止められ、浮き上がらさせられる仕方は実に巧みで、指揮者、そして演奏者の表現者としての意志が作品への献身と結びついて見事なものとなっています。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/16

    フォーレの管弦楽集の類をこれまでいろいろ聞いてきましたが、これが一番作品の世界をのびやかに表現した演奏ではないか、と思います。

    フォーレの管弦楽作品は室内楽的な性格が強く(厚みのあるオーケストラでは大げさな感じになってしまう)、明瞭な主題を繊細な和声進行で色づけしていくため、明瞭過ぎてもぼかしすぎてもよくないと思います。これまでどれを聞いても、なんとなく…と思えたのは、作品世界の再現が意外に容易でない、ということなのかもしれない、などと思ったりします。

    そんな中で、この演奏は実にみずみずしくここぞというところで上品に美しく歌い、全体としてやわらかく、のびやかに、しかも明瞭に鳴りきっていて実に見事だと思います。Naxosとて侮るなかれ。非凡な名演奏です。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/08/22

    遅めのテンポで悠然と演奏されており、気品ある音色、丁寧な表情付けとスケール感が実に魅力的で、作品の魅力を豊かに引き出した名演奏だと思います。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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