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sk1 さんのレビュー一覧 

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     2010/12/18

    YUKI、Leyonaと同じ今年3月の発表作品。今年は30代の女性の輝きが凄い。もう14作目になるこのアルバムでも、アダルトなAORがアルバムを通して活き活きと鳴り響く。70’s-80’sのソウル、ファンクの味付けがふんだんに織り込まれていて、ニヤリとさせられる。コード進行が縦横無尽にループする彼女独特の曲展開も絶好調だ。彼女は自分自身が経験した恋愛の歌しかしか歌わない。恋について歌えなくなったら歌手をやめると言っている。恋愛至上主義。素晴らしい。女は愛する男に抱かれ、一つになって溶け合う時、言葉で表すことのできない美しい表情を見せる。その色は、ピンクでも赤でもない。「パープル」だ。本当の女の色だ。男は「パープル」を求め、「パープル」に出会い、圧倒される。♪髪の先から爪先まで|あなたにだけはわかって欲しい|本当の女になってく|どこまでも深く複雑なパープル・・・

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     2010/12/18

    のっけからもろスタイリスティックスだったり、”Got to be Real”ベースのダンス・チューンがあったりで、ニヤリとさせられる場面多し。本人も「自分が作りたかったアルバムを作りたいように作ったので、とても気分がいい」と言っているけど、全編とても気持ちいい内容で、レコーディングでのノリノリ感が伝わってくる。そして、満載された魂のファルセットには心が揺さぶられるようだ。白眉はファースト・シングル、”Sometime I Cry”。本当に甘く、美しい今年一番のソウル・バラードだと思う。この季節、暖かい部屋でいちゃつきながら聴いてチルするに相応しいアルバム。愛し合う二人に超おすすめ

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     2010/12/05

    渋谷から世界へ飛躍したコーネリアスこと小山田圭吾が、1997年に発表したサードアルバム。ヘラヘラした「渋谷系」に銃口を突き付けて撃ち抜いた強烈なミクスチャーサウンド。今や90年代、20世紀のロックを代表する作品としての評価も定着している作品。この間、このリマスターCDをかけながら、当時「世界でいちばんレコードがある街」といわれた宇田川町界隈を車で走った。窓越しの風景がちょっと寂しく感じたな。10曲目のタイトルは、くしくも「2010」。HMV渋谷店が閉店してしまった2010年にこそ新たに発見されるべきこの大傑作。みんなこれ聴いて、もっと尖がらなきゃいけないと思ったよ

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     2010/12/05

    ブライアン・フェリー。還暦を過ぎてなお色気を増して黒光る男。リアルタイムで最初に出会った25年前の『ボーイズ&ガールズ』に比肩するカッコよさ。ブライアン・イーノ他、メンバーとの37年振りの共演ってこともあって(?)、ロクシーのデビュー・アルバムみたくジャケ写に美女が。何とケイト・モスを起用(ブックレットの中の写真はもっと魅力的!)。あー、俺もこんな65歳になりたい

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/12/05

    ピアノ・マン、リクオの新作は、タイトル通り、全編がピアノ弾き語りスタイルで貫かれたカヴァー・アルバム。井上陽水、沢田研二、ユーミンからハナレグミ、おおはた雄一まで、日本のロック・ポップの名曲がずらり。かなり幅広いレンジなのに、全部が「リクオとピアノ」の「うた」になっているのがすごい。関東の若者だともう知っている人が少ないかもだけど、伝説のバンドBo Gumbosの「魚ごっこ」をお得意のブギウギピアノ全開でやってるのも嬉しいね。そしてラストは、今から20年くらい前、僕が大学生だった頃、大阪のFM802でヘヴィー・ローテーションだった「胸が痛いよ」のセルフ・カヴァー。この曲がリクオとの出会いだった。昨年亡くなった忌野清志郎との共作シングル。あのバンドサウンドももちろん心に沁みたけど、清志郎亡き後の今、ピアノ一本で聴くと泣けるなぁ。かなしくて、やさしくて、あたたかい。ここ数年のオリジナル作品もどれも素晴らしいのにあまり店頭に並ばないのが残念。オリジナルの「胸が痛いよ」が入ったSHOUT SHOUT SHOUTも廃盤みたいだね。皆さん、損してますよ。ライヴ聴けば一発なんだろうけど、まずは是非このCDを聴いてみてください

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     2010/12/05

    何と16年ぶりの待望の新作。1994年の前作”Heart, Mind & Soul”が今でもお気に入りな僕としては、当然即手に入れなければ、とネットで購入申し込んだら、翌日在庫切れの通知メイルが・・・。トホホと思ってたら今日川崎のHMVの店頭で発見してラッキー。お店で仕入れてくれた人、ありがとう。きっと趣味が合うんだね。この16年の間に、薬のことなどでエル・デバージは3度も逮捕されている。去年の秋に釈放されたみたいだ。もちろんいいことではないけれど、様々な苦しみを生きてきたんだろう。タイトル曲”Second Chance”をはじめ、自分自身のことを語る歌が多い。過去の自分としっかり向き合いながら、前を向いて進んで行く気持ちが伝わってくる。20年のソロキャリアで初めて、メアリーJブライジのオープニングアクトとしてツアーもやるそうだ。特に後半の蕩けるようなファルセットヴォイスでのバラード攻めは圧巻。50を前にして、彼のロマンティックはさらに深みを増し、今溢れるほどいる若手R&Bシンガーとの格の違いを見せつけるような素晴らしい熱唱だ。カナダ盤にはクリスマスソング3曲を収めたbonus discが付いてないから注意。US盤がおススメです

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     2010/11/08

    メンバーもずっと変わらず、全員40代になり、来年結成20周年を迎えるというスピッツ。この偉大なバンドの約3年振り13枚目の新作アルバムが出た。成熟とフレッシュは共存できる。自信と謙虚を併せ持つことができるなら。んな傑作だ。稀代のメロディメイカー草野マサムネの歌が、8ビート中心の小細工無しのバンドサウンドに乗って突っ走る。最初から最後まで一曲もハズれ無し。こりゃ、全部シングルでもいける。でも、何度も聴いていると、曲の作りはものすごく凝っているのも分かる。ギターの音やコーラスの声の重なり方が半端なく凄い。草野氏は、「20代のころは、あわよくば遊びみたいな気持ちがあったし、ほかにも色んな人生あんのかなーと思ったりもした」らしいが、「もうここまで来たらほかに道はないなって思ってる」と言っている。このアルバムには、デビュー以降、全くブレることなく同じことをやり続けた自信と、これからもこのまま行くぞというような覚悟も感じられる。いつの日か、「無理に変えようとすることがモチベーションにつながらないことがわかってきた」んだそうだ。タイトルは、「いつもスピッツは”とげ”と”まる”を意識した曲作り」をしてきたからというネイミング。合ってるね。ホント合ってるよ。1991年に日本でデビューした510組のバンドの1つだったスピッツは、もはや奇跡のようなバンドになった。いつまでも、いつも平気な顔で、ザラッとした声とバンドサウンドで、心が揺さぶられるような歌とメロディーで、”とげまる”な音楽を、僕らに聴かせ続けてほしい。

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     2010/10/24

    浅田香織ちゃん。同世代で同郷でもあるものだから、僕の彼女への思い入れは人一倍だ。ついこの間デビュー10周年のベスト・アルバムが出たと思ったら、もうあれから5年。どんどん魅力を増していく、BONNIE PINKの15周年記念な11枚目のニュー・アルバム。今回は、全体にいい意味での軽さというかポップ感が強くあって、余裕を感じる。15年の間に彼女自身がモノにした深みと、成功によって勝ち取った国内外の辣腕プロデューサーの充実したサポートが有機的に結びついて、クォリティーが本当に高い。いつもながらシンプルだけど、揺れる想いが深く広く伝わる歌詞も素晴らしい。歌詞と曲は同時進行で書くって前に言っていたけど、今もそうなのかな。だからいいのかもしれない。そして、彼女の最大の素晴らしさ、それは間違いなく声。学生時代に友達のライヴに乱入したら、あっという間に評判になって、そのままデビューというストーリーがその証明だろう。透明で、甘くゆらめき、心に響く彼女の声に、俺は15年間やられっぱなし。あと、ルックスも大好きなものだから、もはやメロメロです・笑

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     2010/10/24

    いやー、期待を裏切らない、いやいや、期待以上の出来です。イタリア発の最強ジャズ・バンドのブルーノート2作目。「バンド」と呼ぶに相応しい本当に刺激的な5人組。速い曲もスロウも、最初から最後まで乗りに乗ってる自信満々の演奏でまっしぐら。メーター振り切れるかという勢いのハード・バップ。そしてファブリツィオ・ボッソの甘くエモーショナルなトランペットが唸る歌心溢れるバラード。オリジナル曲とスタンダード曲が極上のバランスで並ぶ。あっという間に最後まで持ってかれます。ジャケ写も前作に続いてまたまたいかしてるしね。あー、充実感満載のカッコよさ。超おススメ。

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     2010/10/10

    この人は本当にロックな人だ。絶唱が甘くて熱い。誰の書いた曲も、紛れもない彼女の歌でしかなくなる。稀代のヴォーカリスト、ストーリーテラー。発売から半年以上も経ってしまったけれど、3月に出たこの最新アルバムもまた素晴らしい。少女であり大人の女。現実と夢見る想いがいつも繋がっている、最高にいい女だ。抱き合って一つになって蕩けてしまいたいと思うとともに、同世代として心から尊敬している。彼女の歌を聴くたびに、もっと前にもっと先に行けると感じる。そう、♪夢の場所へ 夢のままに 汽車に乗って…。

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     2010/10/03

    これは凄い!超名作2枚が1枚のCDになってリイシューされた。リマスターされて音質もとても良い。といっても僕もこれがキング・サニー・アデ初体験。この2枚のアルバムが出た頃の僕は、欧米のメインストリームのポップ、ロックに夢中の小学生。リアルタイムで体験するチャンスを逃してしまった。ここ数年ニュー・ワールドに踏み込んで、やっとということだけど、本当にもったいないことをしていたなぁ…。何故ボブ・マーリィを聴きながら、キング・サニー・アデを聴かなかったのか。その要因の一つには、誰にもカヴァーできない凄さがあるからに違いない。30年近く経った今の音楽に、大きな影響を与えているのは明らかだけど、こりゃ誰にも真似できない。そして、本当に素晴らしいけど、形容する言葉が見つからない音楽だ。評論家のレビューを見ても、ただ美しいとか、深いとかそんな言葉しか残っていない。でもその通りなんだからしかたないね。僕みたいにもったいないことしてる人、早く聴いた方がいいよ。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/27

    ブルーズ、ジャズはクラプトンのルーツだからこそ、それをカヴァーしまくるとなれば、この道で偉業を成したクラプトンであるが故のプロフェッショナリズムが冴えわたるという感じのアルバム。
    若者には真似のできない凄味が、質の高いギターとヴォーカルからガンガン伝わってくる。歳を取っちゃったから懐古趣味?、そんなことは微塵も感じない。前向きで尖がっているとすら感じる。
    ゲストメンバーも、デレク・トラックス、ウィントン・マルサリス、トロンボーン・ショーティ、アラン・トゥーサンとそりゃぁ豪華だけど、皆さんとても気持ちの入った切れのある演奏してる。クラプトンに呼ばれりゃあそれもまた当然か。
    発売されてからほぼ毎日家でも車でも聴いてるけど、聴けば聴くほどいいなーとしみじみ思う素晴らしい出来。秋めいてきたこの季節にもピッタリ。

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     2010/09/19

    ニュー・オーリンズ代表、否、世界最強のブラスバンドが1984年に発表したデビュー・アルバム。この度デビュー25周年記念で初CD化ということで飛びついて買った。
    僕がこのバンドのことを知ったのは、それから5年後の1989年だった。きっかけはエルヴィス・コステロの89年のアルバム「スパイク」で大きくフィーチャーしていたこと。それまで「ブラバン」なんてカッコイイものとは思ってなかったのに、強烈な存在感を感じた。
    ハリケイン・カトリーナに襲われた故郷に捧げた最新アルバムも大好きだ。でも、やっぱりデビュー作の勢いってすごいね。若さが迸り、汗が飛び散り、水も滴るいい感じ。チューバもトロンボーンもトランペットもサックスも、高い音も低い音も真ん中の音もガンガン来てる。素晴らしい。
    そう言えばコステロの「スパイク」にはアラン・トゥーサンのピアノも入ってたな。1989年と言えば、ネヴィル・ブラザーズの「イエロー・ムーン」が出た年でもある。僕がニュー・オーリンズサウンドにすっかり嵌っていった記念すべき年だったんだと改めて思った。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/12

    この人の佇まいが好きだ。可憐で甘く、艶やかで熱い。存在そのものがそれを表現している。この人の声が好きだ。聴く人の心の奥を揺らす。僕を優しく抱きしめて、出口はきっと見つかると感じさせてくれる。通算5枚目のアルバム。新しいアレンジャーを起用して歌の表情も以前より多彩。それでもここには紛れもない彼女の世界が立ちあがっている。
    先日出張で使った大阪行きのStar Flyerのフライトで、「歩く」のPVを観た。ジャケ写と同じ黒のバックに黒のドレスを着た彼女が涙を流しながら優しく熱く歌いかける。本当に美しい人だ。一人で立派に立っている尊敬すべき女性なのに、彼女のことを強く優しく抱きしめてあげたいと思う。

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     2010/07/25

    2007年の暮れの作品が漸く日本盤で登場。ブラジル音楽シーンのカリスマ伊達男、セウ・ジョルジ。正直じっくり聴いたのはこれが初めてだったけれど、これまで知らなかったことを悔しく思う素晴らしい内容だ。
    年の頃も同じ男の僕からしても、紛れもないセクシーと証言せざるを得ないやさぐれ系必殺ヴォイス。そしてサンバ、ボッサにソウル、ロック・・・と多様な音楽が生々しく溶け合う力強いグルーヴが新鮮で力強い。半端ないキャラ立ち加減。情熱的で圧倒的なカッコよさ。
    そんな彼も、成功するまでの間には、路上生活も含めずいぶん過酷な人生を送ってきたらしい。であるが故の優しさも随所に感じられるとてもあったかいアルバム。アラフォー男かくあるべしですな。

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