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♂猫Junn-Junn さんのレビュー一覧 

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     2017/09/17

    今年2017年4〜6月まで放映された「ひなこのーと」
    のOP曲「あ・え・い・う・え・お・あお!!」

    カップリング曲「一緒に帰ろう」
    という2曲と、
    夫々のカラオケ(Instrumental)
    を収録したシングルCD…
    この「ひなこのーと」の原作の4コマ漫画に関しては全然知らなかったけれど、
    アニメ化されたのを視てみたら、
    うちの近所の、吉祥寺周辺が物語の舞台になっている作品だったんで、
    へぇ、と思いながら気楽に視ていた感じだったんだけど、
    放送でTVサイズのOP曲を聴いた時の、個人的な第一印象が…何となく、
    曲の最後の部分が…
    去年2016年10〜12月に放送された「刀剣乱舞-花丸-」のOP曲「花丸◎日和!」
    を連想したから、
    少し確認してみたら、編曲者が同じ人(睦月周平)だと分かって、
    それで、偶々同じ感じで曲を締めくくるパターンを使ったのかな…みたいな、
    それが先ず印象に残って…で、
    曲全体としても、明るく楽しく可愛くノリがよく…という好印象な曲だな…
    と思ってはいたけれど、アニメ放映中の時期には、
    予算の都合等もあり買わなかった…んだけど、やっぱり、買おうかな…
    ってことで、少し遅くなったけど、
    8月末に、注文して入手出来るタイミングが巡って来たので、
    入手して、フルコーラスで聴いてみて…

    先ずは最初、歌詞カードとか見ないで曲だけを10数回ずつ聴いて、
    それから、歌詞カードを見ながらじっくり聴こうか、
    とCDに付属している歌詞カードのペラペラ冊子を手に取って見てみたら…
    「あ、この歌詞カード、いいな!」
    と…その、劇団ひととせの5人の名前が色分け表示されていて、
    各キャラが1人で歌っている部分の歌詞が、
    その色分けされた色で表記されていて、
    それ以外の全員で声を重ねている部分は普通の黒色の文字で表記されていて、
    っていう感じで、
    5人で歌っている表題曲の「あ・え・い・う・え・お・あお!!」も、
    2人で歌っているカップリング曲の「一緒に帰ろう」も、
    どっちも、その表記が上手く機能していて、
    単純に耳でだけ曲を聴いているだけでも十分に楽しい曲だけど、
    歌詞カードを見ながら聴くのも、
    歌詞カードの歌詞を見る視覚的にも楽しみながら目と耳で楽しめる、
    っていう感じで…別に、特別画期的なことがされていたわけじゃないけど、
    ちょっとしたシンプルなことでも、
    好感度が上がる、いい感じのデザインの歌詞カードだな、
    と個人的には感心したり。

    あと、歌詞カードの表記を見ていて、
    「あ・え・い・う・え・お・あお!!」の、あの、上述した、
    「刀剣乱舞-花丸-」のOP曲「花丸◎日和!」
    を連想した曲の最後の締め括り部分…
    うーーーーー♪わーー♪
    っていうの…そこの部分は、歌詞カードの歌詞の中には記載されてないから、
    アレは歌詞じゃ、ないんだね…
    収録時のノリで、そういう指示を出して、入れたのかな…
    みたいな…そんなことを、
    想像したり。
    あと、歌詞内容的にも、
    早口言葉とかも、言い慣れていると、
    「生麦生米生卵」って普通に言えちゃうわけだけど、
    ソレを歌詞的に、わざと、
    「なまむぎ なみゃごめ にゃまにゃまご」
    とか
    「なまむぎ にゃまごめ にゃまたまご」
    という歌詞で、そう歌わせて、曲の最後には、正しく
    「なまむぎ なまごめ なまたまご」
    と歌って曲を締め括る、みたいなアレコレが、上手いこと考えて、
    創られているなぁ、と感心したり。


    そんなこんなで、
    表題曲の「あ・え・い・う・え・お・あお!!」は、
    明るく楽しく可愛くノリがよく賑やかで…かつ、聴いていて、
    癒される部分や、勇気を貰えるような部分もあり、
    その、
    アニメのOP曲として1分半のTVサイズではインパクト絶大だけど、
    フルコーラスで聴くと、イマイチ大したこともなかった、
    という印象になっちゃう曲もわりとある中、
    この曲は、フルコーラスで聴いたほうが、かつ、繰り返し繰り返し、
    聴けば聴くほど、好きになる、
    そんな感じの曲。
    で、カップリング曲の「一緒に帰ろう」は、
    メインヒロインの桜木ひな子と、友人の夏川くいなが2人で歌う、
    友情や青春の日々をテーマにした、
    ゆったり、のんびり、ほっこり…聴いていて、
    暖かい優しい気持ちに包まれるような、そんな曲で…
    (…あと、40過ぎたオッサン的には、聴いていて少し、ノスタルジックな、
    または、サウダーヂな寂しさや郷愁感も感じて、うるうるっと、
    泣きそうな気持ちにも、なってしまったり…)
    何だかんだで、
    っていうか、最初、手許に届く前は、
    半分、ネタ的なコミックソング的なCDっていうノリで注文した部分も、
    正直あったんだけど、
    届いて、じっくり聴いてみると、想像以上に、よく出来たいい2曲だな、
    と思えて気に入って、今後も、折に触れて繰り返し繰り返し、
    聴いて楽しみたいな、と思えているので、
    今回、入手した甲斐があったと、個人的には十二分に満足しています。

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     2017/09/17

    今年2017年4〜9月まで放映された「サクラダリセット」(全24話)
    の前半第12話までのOP曲「Reset」

    後半第13話以降のED曲「Colors of Happiness」
    と、
    その夫々の「TVサイズ」
    を収録したシングルCDと「Reset」のMVとメイキング映像とを収録したDVD
    のセット盤。
    とりあえず、「サクラダリセット」がそこそこ面白く、
    牧野由依の歌声が、そこそこ、心に響くいい感じだったので、
    買ってもいいかな…
    と思って確認してみたら、前半のOP曲と後半のED曲とが別々のCDじゃなく、
    1枚のシングルCDに収まっているっていうのも、
    貧乏人には有難い仕様だな、ってことで、注文して入手し、
    早速、じっくりと聴いてみて…

    先ず表題曲の「Reset」
    は…最初、歌詞カードとか見ずに、耳でだけ10数回聴いてから、
    MVを視て、それから、歌詞カードを開いて、
    歌詞を見ながら改めて、聴いてみたら…何故か、歌詞よりも、
    一番最初に、Piano:牧野由依、って記載されてるのが目に入って、
    おぉ、凄いな…
    と思ったり…っていうか、直前にMVを視た際に、
    ほんの1瞬程度のカットだけど、ピアノを弾いている光景も映っていて、
    そのカットはカメラアングル的には、鍵盤部分は見えないアレだったんだけど、
    でも、そんな短いカットのソレでも、
    何だか堂に入った感じっていうか、弾いている振りっていうのとは違う、
    そういう印象を受けていたから…っていうのもあってか、
    その記載を見て、本当に、この曲のピアノは牧野由依本人が演奏してるんだ、
    と知って、納得すると同時に、
    へぇ、凄いんだな、歌声だけでなく演奏も…才能あるんだな…
    と感心したり。

    カップリング曲の「Colors of Happiness」
    は…今度は、作詞:牧野由依、となってたんで、また、へぇ、
    と思ったり…
    ただ、この曲中にもピアノ音が入っているけれど、
    こっちの曲ではピアノの演奏は担当してないっぽい。とりあえず、
    フルコーラスのとTVサイズのとを聴いて…
    TVサイズのは、
    1番の歌詞とメロディで、最後の1フレーズだけ2番の最後の部分の歌詞、
    になってるんだな…と分かったり。
    その、「Reset」のほうのTVサイズは、単純に1番のみ、という形の1分半、
    だったんで…色々と考えて、その辺の編曲の微調整を、
    やっているんだろうな…と。

    …このCDの「Reset」と「Colors of Happiness」…
    どちらも印象深いいい曲なんだけど、
    やっぱ、両曲を聴いてみて素朴に思うのは、
    何故、この2曲を、これだけ歌っていて、ピアノも弾き、作詞もしていて…
    相麻菫役じゃなかったんだろう?
    と。
    今、現時点で、最終回を視終わっているんだけど…
    悠木碧の演じる相麻菫は、よかったけど、
    このCDの2曲、特に、「Colors of Happiness」のほうは、
    あのED映像とかを視ても、相麻菫視点の胸中をイメージする曲なわけで、
    かつ、それが、しっかりと心に響く歌声だったりするわけで…
    だったら、牧野由依が相麻菫役でよかったのでは?
    と。
    まぁ逆に、そこを敢えて、この2曲とは違う印象のキャラである村瀬陽香
    の役を本編中では演じている、ってことで、
    声優としての牧野由依の演技の幅の広さも楽しめる、
    と考えれば、ソレはソレで、視る楽しみの幅が広がるってことで、
    面白い配役なのかも、知れないけれど…
    どっちにしても自分は制作関係者じゃないから、どういう経緯と意図で、
    実際の配役が決定されたのかは、知りようもないんで。


    さて…
    「Reset」のMVとメイキング映像のDVDは、
    トータルの分数は14分58秒…実質の中身は正味14分40秒くらい…
    MVが4分50秒弱、メイキングが約10分、
    という感じ…
    とりあえず、MVは、曲の最後のところのシーン、
    視ていて、自分もうるうるって涙が出そうになったんで、
    …あと、その直前の、高校時代の図書室での光景で、
    一緒に勉強する彼のほうを、愛おしそうに見る表情も、いい表情だったな、
    と印象深かったり…そういう意味では、
    視た甲斐はあったな、という満足度の高い印象…
    メイキング映像は、
    その、4分50秒弱のMVを作る為に、
    撮影1日目は群馬県で、2日目は都内で、とか丸2日間かけて、
    っていう様子が興味深く視れて、
    かつ、映像では映らないけれど、その撮影の前には、
    企画し構想を立てて、色々と準備して…っていう部分が何日もあっただろうし、
    撮影終了後には、編集や仕上げの仕事等がなされて完成、
    ってことなんだろうから、
    色々と大変だなぁ、と思ったり…。
    ただ、1つ気になったのは、
    再生時に、メニュー画面を用意して、
    MVのみ再生、メイキング映像のみ再生、連続再生、とか…
    そういうのを選択出来る配慮くらいは、
    あってもよかったんじゃ、ないのかな…って正直思ったり…
    再生して、最後まで行ったら、14分58秒のとこで、
    画面真っ暗なまま、止まって終了とか…
    そこはちょっと、簡易メニュー画面を表示するとか…すればいいのに…
    その辺は、手抜きと言うか手落ちと言うか…
    若干残念かな…
    まぁ、メインのMVは、うるうるって涙が出そうになるほどに、
    よかったんで、基本的には満足なんだけど、
    付属DVDとしての1つのパッケージとしては総合的な観点からは、
    少し配慮が足りず、勿体無かったかな、と。


    …そんなこんなで、このCDの曲を聴いて、DVDのMV等を視て…
    牧野由依名義でのCDを買ったのは今回が初めてだったんだけど、その、
    これまでの声優としてのイメージは、
    フランチェスカとか、「プリパラ」の黒須あろまのイメージが強かったり、
    あとこの7〜9月の時期では「恋と嘘」の真田莉々奈も印象深いし…
    という中で、この「サクラダリセット」では、
    ソレらとは違う系統の村瀬陽香をやっていて、でもこの曲を聴けば、
    相麻菫でも十分にはまり役だったろうな、と思えたりで…
    買って手許に届く前に想像していた以上に、
    牧野由依という人の、色々な魅力に気付ける、そういうCD+DVDセット盤だったな
    …ってことで、今回縁があって買った甲斐は、
    十二分にあったな、と…個人的には、満足しています。

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     2017/09/15

    今年2017年4月から放送中の「アイドルタイムプリパラ」
    のED曲…
    第1〜13話までで使用された、
    ゆい & らぁら (Cv: 伊達朱里紗 / 茜屋日海夏)が歌う
    「アイドル:タイム!!」
    と、
    第14話以降、現時点(2017年9月中旬)も使用されている
    「アイドル:タイム!! (-SoLaMi Dressing- Ver.)」
    と、
    その夫々の「TVサイズ」と「マイク連動ver.」
    そしてカラオケ(Instrumental)
    …という7トラック収録のシングルCD。

    「マイク連動ver.」は、
    「TVサイズ」と同じ正味1分半の曲のトラックなんだけど、
    パッと聴き比べた感じでは、
    通常のTVサイズと基本的に同じで、
    ただ、曲が始まる前に短い信号音みたいなのが入ってるな、
    って程度の違いしか分からないけれど、
    どうも、確認してみると、
    プリパラの玩具のアイドルタイムマイクとかいうのが、どうやら発売されていて、
    その玩具マイクが、<マイク連動ver.>の曲の時には、
    曲から出てるシグナルに反応して光ったりする、らしい…
    自分はちょっともう、40過ぎてるオッサンなんで、
    そんな玩具のマイクを買って実際に遊んで試す機会もないんだけど…
    お店のゲーム機で遊んだり、
    マイク単独で遊んだりする小さい子供とかがいる親御さん的には、
    このCDに収録されている「マイク連動ver.」
    なら、曲を流しながらそのアイドルタイムマイクで連動して遊べる、
    ってことで、子供へのプレゼント用にもなるCDだ、
    という感じかな。

    とりあえず、曲としては、
    アニメの「プリパラ」の1stシーズンから3rdシーズン、に引き続いて、
    この4月からの後継新シリーズ「アイドルタイムプリパラ」
    も視続けている、という自分的には、
    まぁ、作品の世界観や雰囲気にもすっかり馴染んでいるから、
    普通に楽しめる曲という仕上がりの曲かな…
    その、音楽的に何かが新しいとかインパクトが、とか、
    強烈に印象に残る新しい何か、がある曲ではなく、
    むしろ、個人的に印象に残ったのは、
    20年前とか30年前とか昔のアニメ関連の曲中で、
    使われていたような細かなメロディやフレーズが散りばめられているな…
    と感じる部分があったり…特に、2番が終わってからの、
    曲終盤に突入する前の間奏部分とか…と感じる曲…かな…
    (放送で流れている「TVサイズ」は1番の部分だけなので、ほとんど、
    そういう部分も感じられないけど…)
    みたいな…
    まぁ、勿論、このアニメのメインターゲットの視聴者層である、
    小学生とか幼稚園児とか、の子供達にとっては、
    そんな昔の楽曲については知らない子供達がほとんどだろうから、
    40過ぎたオッサンの自分のようには感じることはないんだろうけど、でも、
    そういう子供達と一緒に視ている親やもしかしたら祖父母の年代、
    の人達には、昔聴いたようなフレーズが含まれているな、
    と感じて、でも、今風に洗練されているな、
    と感じるような、もしかしたら、そんな部分も意識して、
    この楽曲を制作しているのかな…
    みたいな、曲を聴きながら、そんな部分にも想いを馳せてみたり…。

    まぁ、何にしても、
    ノリのよいリズム系楽曲で心地よく聴いて楽しめる、
    夢いっぱい、キラキラいっぱい…な曲で、
    かつ、一緒に歌ったり踊ったり、
    という楽しみ方も出来て、
    更には、ゆい & らぁらの2人で歌っているバージョンと、
    SoLaMi Dressingの6人で歌っているバージョンとを、
    各キャラの歌声が際立っているんで、そういう部分の違いも、
    味わいながら聴くと、
    10回でも20回でも繰り返し繰り返し聴いて楽しめるな…
    ってことで、買った甲斐はあった、
    と満足しています。

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     2017/09/15

    今年2017年1〜3月まで放映された「けものフレンズ」のOP曲
    「ようこそジャパリパークへ」
    と挿入歌
    「大空ドリーマー」
    と、
    表題曲「ようこそジャパリパークへ」のカラオケ
    と、どうぶつビスケッツの3人による10分弱のキャストトーク
    「どうぶつビスケッツ キャストメッセージ」
    が収録されたシングルCD通常盤。

    自分はまぁ、放送当時、普段アニメを視ているニコニコ動画で、
    無料で視れる放送のラインナップに入っていて、
    キャストの一番最初に、内田彩の名前があったんで、
    じゃぁまぁ、視てみようかな、っていう程度で視始めた感じだったけれど、
    その後、何だか作品が話題になって人気爆発
    って感じに盛り上がりを見せて…みたいな状況になり…
    自分自身は、最初から毎週ずっと最終回まで視てはいたけど、
    それほど、この作品に熱中したり入れ込んだり、していたわけでなく、
    他にも視ている作品と同程度の思い入れ、くらいの感じで視ていたんだけど…
    ただ、OP曲は、音楽の音的にも、歌詞のフレーズ的にも、
    キャッチーな感じで耳に残るし、賑やかでインパクトもある…
    そんな曲だったんで、
    ちょっと、放送されていた2017年1〜3月の時点では、
    予算の都合等もあって、
    この曲のCDを買うことはしなかったんだけど…
    その後、
    やっぱり、2017年のアニメの曲と言えば、
    一番ではないかも知れないけど、コレは外せない今年の代表曲の1つだよな、
    と思ったことと、
    ちょうど晩夏頃に偶然、注文して買えるタイミングが巡って来たんで、
    今回、入手して、
    改めて、じっくりと聴いてみて…

    「ようこそジャパリパークへ」は、
    疾走感、とサビの部分の、皆で声を合わせて合唱して盛り上がる感、
    が凄くよく出ている3分24秒だな、という印象なのと、
    その3分24秒という凝縮された時間の中でも、
    1番と2番が終わって、
    最後の大サビのクライマックスの部分に突入する前の、
    間奏部分で、
    どうぶつビスケッツの3人とPPPの5人が、
    一言ずつくらい台詞を言う部分も、いい感じで雰囲気が出ているし…
    (個人的な希望としては、そういう台詞部分も、
    歌詞カードに記載しておいて欲しかったな、と思ったり…)
    濃密に色々と楽しい音楽要素が詰まっている、
    聴いていて、
    楽しくハッピーな気分にもなりリズム的にテンション上がる系、
    かつ、癒し系、でもある…
    別の観点からは、色々なモノが詰め込まれていて、やった者勝ち、
    な曲だとも言えるのかも…
    まぁ、ともかく、作品の大らかさや賑やかさのイメージを、
    的確に具現化した、そんな曲だったから、
    このアニメのファンを始めとして多くの音楽ファンの耳に残り、
    じわじわとCDも売れ続けヒットした、
    という感じなのかな…と、聴きながら思って、納得したり…
    個人的には、そんな感じ。

    「大空ドリーマー」は、
    「ようこそジャパリパークへ」と作詞作曲編曲の担当者は別の人だけど、
    「ようこそジャパリパークへ」の3分24秒よりも、
    さらに短い3分9秒の曲で、疾走感や若さや勢いっていう部分や、
    感情的な観点からは前向きさ、を感じる曲で好印象な曲。
    余談で、
    曲の序盤部分と中盤部分に、
    PPPの5人が自己紹介をする台詞部分があるんだけど…
    個人的には、やはり、
    その部分も歌詞カードに、記載しておいて欲しかったな…
    と、ソレだけは少し残念だけど、曲自体は、
    「ようこそジャパリパークへ」とセットで何度も繰り返し聴きたくなる、
    そういう曲だな、
    と。

    そして…9分53秒の「どうぶつビスケッツ キャストメッセージ」
    の3人のトークは、
    「けものフレンズ」というアニメ作品を視て楽しんだ視聴者であれば、
    ほぼ全ての人が聴いて、ほっこりと癒される、
    耳に心地よい10分弱。

    …そんなこんなな内容のCDが1300円+税、
    であれば、十分にお買い得感があるな…って感じなのと、
    この、どうぶつビスケッツとPPPの8人の顔触れを見ると、やっぱり、
    まだ声優としては、売れっ子で大人気、
    というアレじゃない人達を中心に起用していて…
    そういうアレで、10万枚以上売れるっていうのは、その、
    曲を作って歌唱指導して曲のアクセント部分のコーラスも自ら入れて、
    というミュージシャンの総合力と、それに応えた声優達の声と、
    全てが上手く噛み合って、こういう好結果になったんだろうな…と、
    そんな部分も興味深かったり。

    まぁ、ともかく、今後も、折に触れて繰り返し聴いて、
    引き続き楽しもうと思えているので、
    十分に満足です。

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     2017/09/13

    今年2017年4〜7月まで放映された「sin 七つの大罪」
    のOP曲「My Sweet Maiden」
    とED曲「Welcome To Our Diabolic Paradise」
    という2曲と、
    夫々のカラオケ(Instrumental)
    を収録したシングルCD…
    このアニメは、基本的には、深夜のエロアニメ、
    みたいな作品だったけれど、
    それでも、要所要所では、少しうるうるっとなる場面があったり、
    物語終盤の第十一話、第十二話も、
    中々いい感じの展開で上手く纏まっていて視応えがあったり…
    ってことで、
    意外と印象深く気に入った作品だったんで…
    という部分と、
    このMia REGINAという女性3人組に関しては、
    2016年10〜12月に放送された「装神少女まとい」のOP曲
    「蝶結びアミュレット」
    を買って聴いて、そこそこの満足度を得られた、
    という縁もあり…
    ということと、それと、OP曲とED曲とが1枚に収まっている
    (…多分、OP曲とED曲とが別々のCDで発売されてたら買わなかったと思う…)
    っていう…その辺が決め手になって、
    買って、実際に、TVサイズではないフルコーラスで聴いてみて…

    1曲目「My Sweet Maiden」
    は、深夜のエロアニメの曲だとは思えないほどに、
    重厚さやゴージャス感がありつつ、
    激しいロック曲であり、ゴシックな雰囲気が漂うコーラス曲でもあり、
    全体的な、ゴージャスな渾然一体感がカッコイイ曲。
    あと、繰り返し聴けば聴くほど、ハマるっていうか、色々と、
    心の琴線に響く部分がある曲かな…
    と、入手してから10数回繰り返して聴いてみて、そんなことも感じたり。

    2曲目「Welcome To Our Diabolic Paradise」
    は、作詞作曲がデーモン閣下、という…
    「sin 七つの大罪」とは地獄&魔王繋がり、でのコラボが目玉の曲…
    デーモン閣下のコーラスもあり雰囲気満点の
    地獄のヘヴィメタ系曲を、OP曲とは違う曲調だけど、でもやはり、
    地獄の魔王の玉座のような重厚感やゴージャス感が感じられる曲として、
    カッコイイ曲に仕上がっているのは、
    Mia REGINAの持つポテンシャルとデーモン閣下の音楽とが、
    上手く噛み合って相互作用した結果なのかな、
    と…そういう印象。

    …そんなこんなで、アニメのことを思い出しつつ、でも、
    純粋に曲のみをじっくり楽しむ、でも、
    どっちでも楽しめる、そこそこ高いクオリティの楽曲かな、
    と思えているので、
    買った甲斐はあったと思うし、
    今後も、折に触れて、繰り返し繰り返し聴いて楽しめればいいな、
    と、そんな感じです。

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     2017/09/13

    今年2017年4〜6月まで放映された「恋愛暴君」
    のOP曲「恋? で愛? で暴君です!」
    と、
    三幸製菓 WebCM曲「ゆき模様 恋のもよう」
    と、
    イオン東北「にぎわい東北」イメージソング「TUNAGO」
    という3曲と、
    夫々のカラオケ(Instrumental)
    を収録したシングルCD…っていうか、自分は、
    「恋愛暴君」を視ていて、
    基本的にはギャグ系ラブコメ作品って感じのアニメだけれど、
    色々とぶっ飛んだ内容や設定の物語であっても、
    最終回の終盤、意外と感動的っていうか、
    あのはちゃめちゃな感じの中でも、
    グリのピュアな想いがきっちりと伝わって来たから、
    それでウルウルって涙出そうになったのが、よかったな…
    とか、面白く最後まで楽しめたんで、
    で、そのアニメのインパクトのあったOP曲っていうことで、
    すこし遅くなったけれど、やっぱり買っておこうかな、
    と8月末に注文して…
    みたいな感じで入手したんで、お目当ての表題曲以外の、
    2曲のカップリング曲も何かのタイアップ曲になっているってことは、
    全然知らなくて、少し確認してみたら、
    そうらしい…ってことで、へぇ、と思ったりしただけなんだけど…。

    ともかく各曲を実際に聴いてみて…

    表題曲である収録曲1曲目「恋? で愛? で暴君です!」
    は、畑亜貴の歌詞が、多少内容が意味不明な感じでも聴き手
    を惹きつける何かがあるっていうか、
    曲調と相俟ってノリと勢いで、ぐいぐいと引っ張られる感じの、
    コミカルで賑やかにアップテンポな4分間の曲…
    音楽的には、
    ロックやジャズ、電子音楽系要素とか色々なモノが混ざっているけど、
    2番が終わって、最後の大サビになるまでの部分で、
    バックの音楽が激しいロック全開な感じになって盛り上がる部分が、
    カッコイイな、という印象。

    収録曲2曲目「ゆき模様 恋のもよう」
    の個人的な第一印象は、曲冒頭少ししてからのピアノの音で、
    ふと、昔何かで聴いたことがある懐かしいフレーズのような気がして…
    でも、何だったっけ?…と少し頭を捻ってみると、
    國府田マリ子の1996年夏のアルバム『Happy!Happy!Happy!』の
    1曲目「どうしよう」かな…と思い出して…
    まぁ、それで、実際に久し振りにソレを聴いて、聴き比べてみたら、
    別に、ピアノの刻むリズムとかが全く同じってわけでは、
    全然なかったけれど…あと、
    更に余談で…その「どうしよう」を聴いている時には、
    曲の中の別の、管楽器のフレーズとかで、
    また別のa・chi-a・chiの歌っていたような楽曲群を連想したり…
    まぁ、そんな風に、今の曲から、昔の何かを思い出し、
    そこから更に別の昔の何かを思い出し…
    みたいに繋がっていく広がっていくっていうのは、
    その、それらの楽曲は、
    全く別の人達が創った(時代や世代も違う)楽曲であっても、
    その中に含まれる音楽要素としては、
    日本のアニメ系サウンドとかPop系サウンドっていう大きな枠組みの中では、
    そういう音楽の世界の中で、何十年も前の過去から今にかけて、
    脈々と蓄積され受継がれてきた、何か、そういうモノがあるのかな…
    と感じたり想いを馳せたり…
    まぁ、そんなふうに聴いてみるのも、音楽の1つの楽しみ方なのかな、
    と思いつつ…
    2017年のこの「ゆき模様 恋のもよう」を聴きながら、
    恋心を歌っているという意味では共通点はあるものの基本的には別の曲である
    1996年の「どうしよう」を思い出すっていうのは、
    自分もそれだけ長く生きた、要はオッサンになった…ということなんだな、
    とガッカリというか、しみじみ…思ったり…。
    そんなことを個人的に思いつつ…
    収録曲2曲目のこの曲としては、表題曲である1曲目の「恋? で愛? で暴君です!」
    がコミカルさ全開な曲調だったのと好対照な、
    真っ直ぐでピュアな透明感を感じる歌声のハーモニーが印象深い曲だな…
    と思った後に、三幸製菓とタイアップしている曲だと知って…漠然と、
    あぁ、雪の宿って米菓のイメージソング、
    みたいな感じなのかな、と思ったり…まぁ、そう思えるってことは、
    タイアップ曲としては機能している、
    ってことかな、
    と。

    収録曲3曲目「TUNAGO」
    は、7人の歌声が繋がり重なりっていう部分と、
    その、最初1人1人が順番に歌ってから、
    7人で一緒に声を重ねるって部分から入ってくるストリングス、
    っていう曲の強弱のメリハリっていうか、
    盛上げる構成が上手く機能している感じで、歌詞の最後の部分、
    7人で声を重ねての「TUNAGO」(つなごぉおー♪)
    っていう部分が、物凄く耳に残るなぁ…
    という印象…で、全体的にも、ピュアで穢れてない系の歌声が、
    好印象の曲だな、
    と。


    …そんなこんなで、自分は今まで、
    Wake Up, Girls!の存在は知ってはいたけれど、CDを買いたいな、
    と思うほどには縁がなかったんだけど、
    今回「恋愛暴君」のOP曲と、
    7月から放送中の「異世界食堂」のOP曲も印象深かったんで、
    じゃあ、ちょっと買ってみようかな、
    と初めてWake Up, Girls!のCDを買ってみて…
    個人的には、聴きながら、色々と思い出したり、っていう楽しみ方や、
    純粋に曲の音楽や歌声自体を楽しむことも出来たり、
    ってことで色々と楽しめたんで、
    買った甲斐はあったかな、と満足しています。

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     2017/08/17

    この、NYを拠点に活動するプエルトリコ系バンド
    Los Pleneros de la 21(ロス・プレネロス・デ・ラ・ベインティウナ)
    のアルバム
    「Para Todos Ustedes」
    (全13曲計75分)は、
    2005年に発売されたアルバムみたいだけれど…自分にとっては…
    毎週聴いているNPRのAlt.Latinoの
    今年2017年2月上旬の放送で、
    「For Black History Month, Celebrate Afro-Latino Music With Smithsonian Folkways」
    という…米国では毎年2月は黒人歴史月間で、
    この番組でも、2月はソレに因んだ特集が組まれることが多いんだけど、
    ラテンアメリカ系の音楽や文化を取り上げるこの番組としては、
    アフリカ系米国人(黒人)で、かつ、ラティーノである…つまりは、
    アフロラティーノな人達の音楽…
    キューバやドミニカ共和国やプエルトリコ等のカリブ海地域、
    あと南米でもカリブ海に面したコロンビアやベネスエラの沿岸部地域、
    の音楽、更にはソレとは別件で、
    米国よりも黒人の数が多い南米の国ブラジルの音楽の特集とか、
    そんなのがコレまでに色々と放送されていて、その中で、
    上述の2017年2月上旬の放送では、
    そういう観点+Smithsonian Folkwaysの膨大なアーカイブから、
    ってことで、
    Smithsonian Folkwaysの名誉キュアレイターの人をゲストに迎えて、
    Smithsonian Folkwaysの約5万曲のアーカイヴの中から、
    厳選したアフロラティーノ系楽曲を7〜8曲紹介する…という特集放送、
    だったんだけど…その中で、
    このアルバムの中の曲も1曲紹介されていて…
    で、個人的に、プエルトリコの音楽に色々と興味はあるものの…
    自分自身の現状として、
    アギナルド、ボンバ、ダンサ、プレナ、サルサ…等々、
    プエルトリコに多様な音楽があるってことは知ってはいるものの、
    個別のジャンルの違いについて、明確に分かってない部分があるので、
    もう少し色々と聴いて、
    その辺の違いも分かるようになっていきたいな、と思っていたので…
    コレを買って聴いてみようかな…
    みたいな気になって、注文してみた、という感じ…。
    で、実際に聴いてみて…より正確には、
    7月上旬に手許に届いて、
    1ヶ月間、とにかく聴き続けてみて…


    プエルトリコの音楽ジャンルの内の、
    Bomba(ボンバ)とPlena(プレナ)の2ジャンルについて理解を深める、
    という観点では、
    このアルバムの前年の2004年発売の
    「Viento de Agua Unplugged: Materia Prima」
    を補完する形のアルバム、
    とも言えるのかもね…2004年の
    「Viento de Agua Unplugged: Materia Prima」
    だけでは、ボンバやプレナの奥深さだけは分かるけれど、
    ジャンルの全体像の把握までは、
    もっと沢山種類のあるボンバやプレナの楽曲を聴いてみないと、
    到底分かりようもない、
    って感じだったので、そこで、この2005年の
    「Para Todos Ustedes」
    で、また色々な別のリズムパターンの曲も聴けて、
    漸く、ほんの少し、
    ボンバとプレナの雰囲気のほんの一端を垣間見れたかな、
    という感じ。
    プレナはともかく、ボンバに関しては、
    これら2作品だけでは、
    一口にボンバと言っても20種類以上あるリズムパターンの内の、
    人気の高いモノを収録しているとはいえ、
    半分以下のリズムパターンしかカバー出来ていないってことみたいだから、
    パッと聴いて、コレがボンバだ、コレがプレナだ、
    と識別出来る為には、まだまだ、他にも色々と聴いて経験を重ねないと、
    無理だな…みたいな。
    まぁ、それはそれとして、ジャンルの理解云々は関係なく、
    印象に残った曲、という観点では…

    12曲目「Carmelina plena moderna」
    は、伝統的なプレナ曲である2曲目「Carmelina」の現代版アレンジ、
    って感じらしく…
    …オリジナルのが弦楽器(プエルトリコのクアトロ)
    と打楽器(パンデレタ・プレネラのレキント)
    …この打楽器は、平たく言えば、プエルトリコ式タンバリン(大)…
    …大中小と3種類のサイズがあるパンデレタ・プレネラ…
    を軸に主旋律とリズムとを奏でていたのを、こっちの曲では、
    管楽器のトロンボーンでメインの主旋律を奏でさせ華やかさと重厚感を増して、
    でもクアトロとパンデレタもちゃんと使いつつ
    って感じで全体的にバージョンアップした感じが、いいな、と。

    10曲目「Chiviriquiton」
    は、プレナとラップの融合曲で…
    曲の最後とか、
    チビリキトン♪チビリキトン♪♪チビリキ♪トントントン♪♪
    …と連呼している「Chiviriquiton」は、どういう意味なんだろうね?
    …みたいな、まぁ、言葉分かんないから意味は不明だけど、
    耳に残るキャッチーなリズムと勢いとインパクトを感じる曲で、
    面白いな、と。

    3曲目「Baila, Julia Loiza」
    は、解説によれば3種類のボンバが合わさった曲、ってことなんだけど…
    まだボンバの全体像が自分は掴み切れてないんでアレなんだけど、
    でも、聴いていれば、
    最初2拍子のリズムで曲が始まり、
    そこから途中で、3拍子のリズムが混ざってきて3拍子のリズムが主体になり、
    終盤で、また2拍子のリズムになるんだけど、
    最初の2拍子とは違う速さもリズムパターンも違う2拍子系で…
    っていうのが細かな音楽ジャンルのことは分からなくても、
    拍子やリズムパターンが変化しながら曲がどんどん盛り上がっていく、
    っていう高揚感のようなものが感じられたり、
    って感じで、このアルバム内の目玉の曲の1つだろうな、
    という印象。
    ただ、音楽自体とは別の素朴な疑問として…
    「フーリア♪ルイサァ♪バイラァ♪ビエーン♪♪」
    と歌っている、踊り子の名前「Julia Loiza」がスペイン語のアレからすれば、
    「フリア・ロイサ」なのかな…と思いきや、歌では完全に、
    「フリア・ルイサ」と歌っているんで…
    まぁ、人名なんて固有名詞だから、コレはこういう発音の名前だ、
    と言われたらもうそれまでなんだけど…
    この名前は、ロイサじゃなくてルイサって読むのか…みたいな、
    そこが、自分の中では、謎が残って釈然としないな…
    と、個人的には、そういう観点でも、印象に残った曲かも…。


    …そんなこんなで、
    入手してから1ヶ月以上、聴き続けてきたものの…
    実感したことは、
    プエルトリコ系の音楽に興味を抱いて、関連のCDを2作品入手したものの…
    今の自分には、まだまだ深遠で広大な感じの、
    プエルトリコ音楽のほんの一端、氷山の一角に触れてみた、
    っていう程度で、その全体像を理解するには、
    まだまだ沢山の作品を聴いたり、聴き比べたりしないと無理そうだな…
    という、そういうことを実感したので…
    まぁ、今後も、この作品も気長に繰り返し繰り返し聴いて楽しみつつ、
    縁があればまた、コレ以外の、
    ボンバやプレナやその他のプエルトリコ音楽の作品を収録したCD等を、
    入手して聴いて、
    自分が触れられる音楽の世界が、もっともっと広がればいいな…
    という果てしない道のりの、一歩でも二歩でも、
    前進することが出来た作品だったと思うんで、買った甲斐は、
    それなりにあったと満足しています。


    …余談で、プエルトリコは、
    米国がスペインに戦争で勝ち、スペインから1898年に割譲されて、
    米国領になった土地というか島だけれど、
    でも、プエルトリコ人に米国市民権が付与されたのは、
    1917年3月2日に成立したJones-Shafroth Act(ジョウンズ=シャフロス法)
    で、1898年4月25日以降にプエルトリコで生まれたプエルトリコ人全員
    に米国市民権が付与されるようになった時、
    が初めてで、今年は、ちょうどソレから100周年の年、
    ってことで、米国のラティーノ系コミュニティでは春頃、話題になっていた、
    んだけど…この100年の間に、
    プエルトリコ系の音楽やミュージシャンは、米国に大きく浸透して、
    単なるマイナーなラテン音楽ジャンル、
    ってだけでなく、米国のメインストリームの音楽にも組み込まれて、
    既にメインストリームの切り離せない一部分、
    になっているとも言える状況で…
    そういう今、個人的には、何となくでも、縁の巡り合わせで、
    こういうプエルトリコ音楽のボンバ等の奥深さを味わえるCDを入手出来て、
    聴いて楽しめて…という状況に、
    世界の色んな音楽に触れられて楽しめていることへの喜びのようなものを、
    改めて、感じています。

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     2017/08/15

    この、プエルトリコの音楽ジャンルの内の、
    Bomba(ボンバ)とPlena(プレナ)の2ジャンルに特化したアルバム
    Tito Matos(ティト・マトス)のバンドViento de Aguaの
    「Viento de Agua Unplugged: Materia Prima」
    (全12曲計51分)は、
    2004年に発売されたアルバムみたいだけれど…自分にとっては…
    毎週聴いているNPRのAlt.Latinoの
    今年2017年2月上旬の放送で、
    「For Black History Month, Celebrate Afro-Latino Music With Smithsonian Folkways」
    という…米国では毎年2月は黒人歴史月間で、
    この番組でも、2月はソレに因んだ特集が組まれることが多いんだけど、
    ラテンアメリカ系の音楽や文化を取り上げるこの番組としては、
    アフリカ系米国人(黒人)で、かつ、ラティーノである…つまりは、
    アフロラティーノな人達の音楽…
    キューバやドミニカ共和国やプエルトリコ等のカリブ海地域、
    あと南米でもカリブ海に面したコロンビアやベネスエラの沿岸部地域、
    の音楽、更にはソレとは別件で、
    米国よりも黒人の数が多い南米の国ブラジルの音楽の特集とか、
    そんなのがコレまでに色々と放送されていて、その中で、
    上述の2017年2月上旬の放送では、
    そういう観点+Smithsonian Folkwaysの膨大なアーカイブから、
    ってことで、
    Smithsonian Folkwaysの名誉キュアレイターの人をゲストに迎えて、
    Smithsonian Folkwaysの約5万曲のアーカイヴの中から、
    厳選したアフロラティーノ系楽曲を7〜8曲紹介する…という特集放送、
    だったんだけど…その中で、
    このアルバムの中の曲も1曲紹介されていて…で、思ったのが…
    その…現状の自分自身が、
    ラテンアメリカ系の音楽に色々興味を持って聴いてはいるものの…
    キューバとかプエルトリコの音楽ジャンルに関しては、
    色んな種類が沢山あり過ぎて…
    キューバだったら、
    ボレロ、チャチャチャ、アバネラ、クリオイヤ、ダンソン、
    グァヒラ、グァラチャ、マンボ、パチャンガ、プントグァヒロ、
    ワワンコ、ソン、チャングイ……とか他にもいっぱい…
    プエルトリコも、
    アギナルド、ボンバ、ダンサ、プレナ、サルサ…等々、
    ドミニカ共和国も、
    バチャタとメレンゲが2大ジャンルかも知れないけど他にも色々…
    ってことで、
    あの辺りの音楽ジャンルは多様に色々あり過ぎて…
    自分の中で完全には全ての違いを把握出来てなかったりするんで…、
    とりあえず、一度に全てを理解するのは、
    到底無理なので、先ずは、
    このボンバとプレナに特化したアルバムを聴けば、
    少なくとも、ボンバとプレナとを明確に切り分けて識別出来るように、
    なるかな…いや、識別出来るように、なりたいな…
    (…そして、ソレが出来れば、他のジャンルのもまた聴き比べて、
    違いを把握して理解して、徐々に全体の理解を体系的に深めていければ、
    いいかな…と…)
    …まぁ、そんなことを思って、注文してみた、
    という感じ…。
    で、7月上旬に手許に届いて、
    1ヶ月間、とにかく聴き続けてみて…


    サイトの演奏動画とかを視てみると、
    とりあえず視覚的には、
    片手で持って叩ける3種類の大きさのタンバリン状のフレームドラム、
    Pandereta pleneraとかpandero plenero
    とか呼ばれる楽器を使ってるのはプレナ、一方で、
    座って叩く大型のドラムBarril de bombaを使ってるのがボンバか…
    とか、収録曲に関しては、
    例えば、ボンバの曲なら歌詞中にボンバみたいな言葉が含まれてたり、
    プレナにはプレナって歌詞が入ってたりするなぁ、
    みたいなのは、あるんだけど…
    そうじゃなくて、
    単純に、耳で、演奏の音のメロディやリズムだけを聴いて、
    コレはボンバ、コレはプレナ、
    みたいに識別出来るその違いってのが、分かるようになりたいんだけど…
    結局、ただ聴いてるだけでは、
    1ヶ月経っても、
    まだ明確には、分からず…というのが正直なところ…。
    それに、コレの収録曲に関しては、
    ジャケットや付属冊子では、収録曲各曲に、
    コレはプレナ、コレはボンバ、と明記してあるけれど、
    耳で音を聴く限りでは、楽器構成に上述のような明確な差があるとは、
    思えないんだよね…
    リズムや曲調に関しても、
    ドミニカ共和国のメレンゲやバチャタであれば、
    明確に、コレがメレンゲ、コレがバチャタ、と識別出来るモノがあるのに…
    ボンバとプレナに関しては…
    ボンバと一口に言っても、何パターンもリズムがあり、
    プレナも同様で、それらを全部頭に叩き込まないと、
    コレがボンバ、コレがプレナ、と識別出来ないってことなのか…
    正直謎であり、困惑中…


    …それが、1ヶ月間余りこのCDを聴き続けての現時点での自分…
    っていう段階で、ここまでは、BGM的に流し聴くのが中心だったんだけど、
    答え合わせ的に、少し時間を取って、
    付属の分厚い解説冊子を手に取りながら、聴いてみることに…
    解説冊子は、英語スペイン語両対応な感じで、
    全体的なイントロ文章と、
    各ミュージシャンの経歴等の紹介と収録楽曲の紹介、
    が英語で、とスペイン語で、
    最後にクレジット表記は英語のみ…みたいな構成の冊子…
    で、とりあえず、各曲の解説のところを見てみると…
    やはり…
    あの、収録曲12曲中、ボンバの曲は4曲収録されているんだけど…即ち、
    3曲目「Del Oye」
    5曲目「Sire-Sire (Yes, I’ll Go; Yes, I’ll Go)」
    8曲目「Mayela」
    10曲目「Cucu」
    なんだけど…解説によると、
    3曲目のは、ボンバの種類の中でも3拍子のyuba形式、
    5曲目のは、2拍子系のhoyomula形式、
    8曲目のは、2拍子系sica形式のgracimaのリズムパターン、
    10曲目のは、2拍子系cuembe形式とholande形式の複合系…
    …ってことで、
    自分はこの1ヶ月間、ずっと聴いていて、何回聴いても、
    どう聴いても、この4曲は、同じリズムでもメロディでもないよな…
    と思い悩んでいたんだけど、
    ソレは、間違いじゃなかったんだね…やっぱり、違うんだ…
    ボンバと一口に言っても、
    形式も何種類もあり、更に各形式毎にリズムパターンも何種類もあって…
    結局、全部で、30種類近くパターンが、あるっぽい…。
    このCDでは、それらの中の、4つまたは5つが含まれているだけ…
    って状態で、
    つまり、
    自分がこのCDを買った目的は、音だけ聴いて、
    コレはボンバ、コレはプレナ、
    みたいに識別出来るようになりたかった、ということだけれど…
    少なくともボンバに関しては、
    このCDだけじゃ、全く無理で、もっと沢山ボンバの曲を聴いて、
    ボンバの各パターンを知らないと…
    つまり、ボンバは、メレンゲやバチャタのように単純明快じゃなく、
    多様に複雑化した音楽体系なんだな…
    と、それだけは分かった、みたいな…そんな感じ。

    あと、まぁ、自分は所詮、ドラムマスターとかリズムマスターみたいな、
    ビートやリズムの達人ってわけじゃないんでアレだけど、
    我こそは、とビートやリズムの分野で耳と腕に覚えのある人ならば、
    このCDに収録されている4種類の別パターンのボンバの曲を聴くだけでも、
    ボンバというジャンルの共通点とか全体構造を理解出来ちゃう、
    のかも、知れないけれど…
    だからまぁ、我こそは、という音楽好きの人には、
    このCDで、そういう腕試しをしてみてはどうですか?
    みたいな…そんな楽しみ方も、
    あるのかな…
    と。

    …余談で、楽器音の感じで、
    コレの収録曲に関してだけなら、ギロの音が目立つのがプレナで、
    マラカスで淡々と基底リズムを刻んでいる音が目立つのがボンバかな…
    とも、思ったんだけど、色々と確認してみると、
    プレナの曲でマラカスを使用することもあるみたいなので、
    判断の基準には、ならないな…
    という感じで、結局は、もっと沢山種類を聴いて知らないことには、
    コレがボンバ、コレがプレナと、
    パッと聴いて識別出来るようには、ならないんだな…
    と。
    まぁ、ボンバが一朝一夕では全体像を把握出来ない、
    深くて複雑な音楽要素を含むジャンルなんだ、と認識出来ただけでも、
    とりあえず今は、よしとするかな…
    ってことで、このCDの楽曲に関しては今後も末永く、
    繰り返し繰り返し聴きつつ、また別の、ボンバやプレナの楽曲集とか、
    縁があれば聴いてみて、
    そして、いつか、耳だけで聴いてパッと、
    コレはボンバのリズム、コレはプレナ…と完全に聴き分けて識別出来るまでに、
    なれたなら、より音楽が楽しめるんだろうな…
    と、夢見つつ、気長に、色んな音楽と触れ合って行ければいいな、
    と今はそんな気分です。

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     2017/08/13

    全15曲計61分…全体的な印象としては、
    アフロカリビアンな、トロピカルなテイストの曲が詰まったアルバム
    「Baile Bucanero」(バイレ・ブカネロ/踊れ!カリブの海賊よ)
    っていう感じで…
    特に細かな音楽ジャンルのこと等が分からなくても、
    気楽に約1時間、聴いて、アフロカリビアンでトロピカルな雰囲気に
    浸ったりリラックス出来る系のアルバム。

    CDジャケットの中に、分厚い冊子が付いているけれど、
    中を見てみると、個々の楽曲に関しては、
    作詞作曲楽器等の担当に関するクレジット表記があるだけで、
    個別の楽曲への具体的な解説とかは特に記載は無く…
    このアルバム制作を企画し主導した2人のミュージシャン
    Mario GaleanoとWill Hollandの連名によるイントロ文章が少し、
    と、プロビデンシア島(Isla de Providencia/イスラ・デ・プロビデンスィア)
    の景色やそこでの録音参加ミュージシャン達の様子を映した写真…
    約30ページの分厚い冊子の内、20ページ以上が、そういう写真なんで、
    そういう写真を見ながら、こういう雰囲気のカリブ海の島のスタジオで、
    これらの収録曲を録音したのか…
    とイメージを膨らませながら各曲を味わって楽しめばいいのかな、
    という感じの仕様の冊子だな、
    と。
    因みに、録音は、2015年10月27日から翌月11月6日までの期間に、
    首都ボゴタのスタジオと、その後、プロビデンシア島のスタジオでの録音を
    行って、録音に参加したミュージシャンは総勢35名…
    それから、
    ミックス作業は米国ブルックリンのスタジオで、
    マスター作業は、英国ロンドンのスタジオで行われ…
    ってことで、仕上げに録音から1年以上の歳月をかけて2017年3月に発売された
    …という、そんなアルバム…
    自分は、毎週聴いているNPRのAlt.Latinoで、4月に、
    「Alt.Latino’s Spring New Music Roundup」
    という、3〜5月の注目の新譜特集って感じの放送回を聴いて偶々知って、
    直ぐには注文しなかったけれど、
    何だかんだで購入する縁が巡って来て5月末に注文して、
    7月上旬に入手して、
    とりあえず今、1ヶ月間余り聴き続けてる…って状態。

    自分は以前から、
    Alt.Latinoで紹介されたのを聴いていたりして…コロンビアには、
    Cumbia(クンビア)、
    Vallenato(バジェナートまたはバイュェナート)、
    Bambuco(バンブーコ)、
    Bullerengue(ブジェレンゲ)
    Chirimia(チリミア)
    Champeta(チャンペタ)
    …等々…その、海側から山側、海でもカリブ海側から太平洋側とか、
    色々な各地域で特色のある局地的なものから、
    より広範囲に分布するものまで、多様に色んな音楽がある、
    ということは知っていて興味を抱いていたものの、
    ソレらの文化の外側にいる日本人の自分としては、余りにも、
    色々な種類が多様にあり過ぎて個々の違いが完全には分かんなかったり、
    って部分がまだまだ多々あるんだけど…
    少しずつ、色々と聴いて、多彩なジャンルの夫々を、
    徐々にでも識別出来るようになれればいいな…
    って感じで、このアルバムに関しては、上述の4月の放送で、
    コロンビアの音楽の中でも、
    カリブ海に浮かぶコロンビア領の火山性の山がちな島である
    プロビデンシア島の、カリビアンな音楽が含まれているのが魅力の作品だ、
    という感じの紹介を聴いていたけれど、
    幅広く色んなコロンビアの音楽が収録されている中に、
    そういうカリブ海系の楽曲も含まれている、って感じなのかな、
    とイメージしていたんだけど、届いたのを聴いてみると、
    その、自分が識別出来る範囲では、
    CumbiaやVallenatoやBullerengueといったコロンビア本土での、
    メジャーな伝統音楽ジャンルの曲は、ほぼ、なくて、
    全体的に、アフロカリビアンなテイストの楽曲群って感じだったな、
    と。但し、
    録音地のプロビデンシア島は、
    最初、17世紀前半に英国人の清教徒の白人達が発見して住み着いて、
    その少し後、スペイン領になり…その間、
    アフリカから奴隷として連れて来られた人達も住み…
    カリブ海の海賊もやってくるような場所でもあったり…で、
    最終的に、20世紀末頃にコロンビア領と国際的に認められた、というような、
    そんな場所なので…
    つまり、この島では、英国系白人文化、アフリカ系文化、スペイン系文化
    がミックスされた文化土壌が形成されていて、
    かつ、カリブ海地域の一部なので、フランス系文化の影響も受けていたり…
    ってことで、
    全体としては、アフロカリビアンなテイストの楽曲群なんだけど、
    そこには英国系音楽要素、アフリカ系音楽要素、スペイン系音楽要素、
    フランス系音楽要素なども溶け合って成立しているんだ、
    と…で、かつ、
    今はコロンビア領なわけで、コロンビア本土の音楽との相互作用、
    ってのもあるだろうし…
    そう考えて、改めて聴いてみると、
    色々と興味深く聴けるし新たな音楽的関心も広がるなぁ…
    と。
    ただ、自分は現状、アフロカリビアンって言った時に、
    カリブ海地域の北のほう、キューバ、ドミニカ共和国、プエルトリコ
    辺りの曲は、ある程度聴いて少しずつ分かってきた感じなんだけど、
    他のカリブ海地域に関しては、まだ全然って感じなので、
    Calypso(カリプソ)とかは、
    はっきりと、これがそう、と識別出来るほどには、知らなかったりで…
    だから、聴いていて、漠然と、
    カリブ海地域の南の海のトロピカルなサウンドだな、と思う程度で…
    せいぜい、
    13曲目「Trustin’」ってのは、あぁ、コレは、レゲエの系統だな、
    レゲエとレゲトンとか、そういう類の曲だな、
    というのだけは、何とか識別出来た、という感じだったんだけど…。

    収録曲に関してのその他の印象としては、
    全体的に、サックスやトランペットが多く使われていて、
    あとトロンボーンも…
    で、サックスもトランペットも使われてない曲は1曲だけ?みたいな…
    そんな感じで、全体的にメインの楽器だったな、
    という印象。
    で、コロンビア本土の音楽要素って感じになるんだろうけど、
    Gaita colombiana(ガイタ)またはkuisiと呼ばれる縦吹き系フルート
    が使用されている曲が2曲あって、
    7曲目「Caldo Parao」

    14曲目「Cumbia Bucanero」
    なんだけど…
    その辺は、コロンビア本土のアンデス山脈系の雰囲気を醸しだしつつ、
    アフロコロンビアンやアフロカリビアンなビートが多彩に交じった、
    ラテンジャズ調だったり、
    クンビア系サウンドだったり…ってことで、
    全体的に、アフロカリビアンでトロピカルなテイストの曲が多い中で、
    いい感じに、アクセントになっていて印象深かったな、
    みたいな。
    特に14曲目「Cumbia Bucanero」は、アコーディオンも入っている、
    クンビア系の楽曲で、
    途中曲が盛り上がってるところでは手拍子とかも入っているんだけど、
    特にクレジット表記がないので、
    即興でアドリブ的に入った手拍子音なのかな、みたいな…
    と言うのは、あの、
    別の曲ではクレジット表記で「CLAPS」と明記されてたりするんで、
    そういうヤツはサンプリング音でのEDM系の処理じゃなくて、
    実際に最初から手拍子担当セクション、
    で曲に組み込んであったヤツなんだろうな、みたいな…
    逆に、そういう手拍子のクレジット表記はないけど、曲中で手拍子音が、
    入っていて、シンセサイザーが使用されているヤツは、
    シンセでのサンプリング音源を使って、
    後から編曲時とかに加えたんだろうな、みたいな…
    まぁ、そんな部分も若干、印象に残ったり。
    その他で印象に残った曲は、
    12曲目「Bogota」
    が、ラテンジャズ要素、アフロカリビアンでトロピカルな要素、EDM系要素
    とが渾然一体になった感じの楽曲で、
    その渾然一体感が心地よい洗練された曲だったな、とか…
    4曲目「De Mar a Mar」
    は、収録曲中で特にカリブ海のトロピカル感が出てる曲で、
    コーラスの「デ♪マラマル♪」
    と曲名でもあるフレーズが連呼されてる部分や、
    コーラスが担当している手拍子音もいい感じにアクセントになっていて、
    心地よく印象深い曲だったな、
    とか…。
    まぁ、何だかんだで、
    よくよく聴いてみれば、各曲とも、
    何某か印象に残る特徴があって、まぁ、繰り返し聴いていても楽しめて、
    かつリラックスも出来る…
    そんな全15曲計61分だったなぁ、という感じで、
    今後も、折に触れて、繰り返し繰り返し、
    気長に末永く、聴いて楽しみ続けたいな、と…
    入手して、1ヶ月余り聴き続けてみた現時点では、自分としては、
    とにかく、そんな感じです。

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     2017/08/10

    …ベネスエラのアフロベネソラノな伝統民族音楽の一端を垣間見れる入門用としては、いい感じのアルバムだと思う…

    この、ベネスエラのアフロカリビアン系、
    またはカーニバル等の祝祭音楽系伝統音楽に特化したアルバム…
    La Sardina de Naiguatá(ラ・サルディナ・デ・ナイグアタ)

    「Parranda! Venezuelan Carnival Music」
    (全14曲計56分)は、
    2012年に発売されたアルバムみたいだけれど…自分にとっては…
    毎週聴いているNPRのAlt.Latinoの
    今年2017年2月上旬の放送で、
    「For Black History Month, Celebrate Afro-Latino Music With Smithsonian Folkways」
    という…米国では毎年2月は黒人歴史月間で、
    この番組でも、2月はソレに因んだ特集が組まれることが多いんだけど、
    ラテンアメリカ系の音楽や文化を取り上げるこの番組としては、
    アフリカ系米国人(黒人)で、かつ、ラティーノである…つまりは、
    アフロラティーノな人達の音楽…
    キューバやドミニカ共和国やプエルトリコ等のカリブ海地域、
    あと南米でもカリブ海に面したコロンビアやベネスエラの沿岸部地域、
    の音楽、更にはソレとは別件で、
    米国よりも黒人の数が多い南米の国ブラジルの音楽の特集とか、
    そんなのがコレまでに色々と放送されていて、その中で、
    上述の2017年2月上旬の放送では、
    そういう観点+Smithsonian Folkwaysの膨大なアーカイブから、
    ってことで、
    Smithsonian Folkwaysの名誉キュアレイターの人をゲストに迎えて、
    Smithsonian Folkwaysの約5万曲のアーカイヴの中から、
    厳選したアフロラティーノ系楽曲を7〜8曲紹介する…という特集放送、
    だったんだけど…その中で、
    放送内では曲は紹介されなかったんだけど、
    番組サイトの放送記事ページでは、
    このアルバムの中の曲も1曲紹介されていて…その際に、
    色々と確認してみると、
    自分は今まで、
    自分の中で縁があって聴いたことがあったベネスエラの音楽、
    っていうと、
    ベネスエラのロックバンドLa Vida Boheme(ラ・ビーダ・ボエーム)
    の音楽だけだったんだけど…
    ベネスエラにも、色々な音楽があるんだな…と分かって…
    まぁ、
    いきなりその全てを理解するのは無理だろうけど、
    とりあえず、
    このアルバムで、そういうベネスエラの地元音楽に少し親しむキッカケに、
    なればいいかな…と思って、注文してみた、
    という感じ…。
    で、実際に聴いてみて…より正確には、
    7月上旬に手許に届いて、
    1ヶ月間、とにかく聴き続けてみて…


    …全体的な印象としては、
    各種打楽器、管楽器(トランペットとトロンボーン)、
    弦楽器(エレキベイス)、あとピアノまたはキーボード系、
    そして歌声…という感じで、
    賑やかに色んな音が混ざり合い溶け合っている楽曲群、
    という印象。
    で、歌声も何か、たとえば、
    3曲目「Volvere」(ボルベレ/I will return)
    は、ボールベレー♪ボールベレー♪と連呼とか輪唱してるところが、
    強烈に印象に残る…みたいな、
    そういう感じの曲が何曲もあったな、という印象だったり…
    一方で、
    このアルバムの収録曲は、ジャンル的には5つくらいのジャンルに、
    分けられるみたいだけど、
    まだ今の自分では、全てを細かく識別出来てはいない、
    んで…今後も、繰り返し聴いて、ジャンルごとの違いを明確に、
    識別出来るように、なれたらいいかな…
    と。
    全体的には、そういう印象の中、
    個人的に、あっ!という感じで印象に残ったのは、
    7曲目「Tambores De Naiguata」
    (タンボレス・デ・ナイグアタ/Drums Of Naiguata)
    を聴いてみて、
    コロンビアのとは違って男性も歌う男女混合のBullerengue(ブジェレンゲ)
    みたいな印象を受けたというか…
    序盤から基本的にメインヴォーカルは女性だったけど終盤、
    男性ヴォーカルがメインに切り替わってるのが印象に残った…
    …っていうか、コレ、音やリズムだけ聴いてると、
    全くキリスト教と無関係な音楽かと思いきや、
    John the Baptist(洗礼者ヨハネ)に敬意を表する伝統音楽とか、
    そういうアレでもあるんだとか…
    大体、歌い踊ってるその衣装からして…あぁでも、
    こういう現地民がスペインに植民地にされた際に、キリスト教に改宗した、
    ということか……そう思うと、何か凄いな…
    みたいな、そんなことを思ったり。

    …その他、現時点までで学んだことっていうと…

    Naiguata(ナイグアタ)は、
    ベネスエラ中北部にあるバルガス州の中の区…
    バルガス州は北にカリブ海に面し東西に細長くのびる州で、
    山地が海岸まで迫り、平地に乏しい…そんな地域で、
    Pico Naiguata(ピコ・ナイグアタ)という標高2,765mの山がある、
    海岸と山の町…みたいな…
    首都のカラカスからそう遠くない場所…カラカスがある盆地の、
    北側の山地を越えて海に出たら、その辺、みたいな…。

    calipso(カリプソ)は、ベネスエラの北東部の沿岸沖にある隣国
    トリニダード・トバゴ発祥のアフロカリビアン音楽で、
    それがベネスエラの沿岸部にも伝わり定着しているという音楽ジャンル。

    parranda(パランダ)は、プエルトリコからベネスエラまで、
    カリブ海地域各地で、アフリカ系音楽要素と先住民音楽要素とが混ざり合った、
    音楽または音楽劇。このparrandaという言葉は、
    ベネスエラでは特に、お祭り騒ぎの賑やかな音楽、というだけでなく、
    クリスマスの祝祭に関連したフォーク音楽、
    ラテンアメリカ圏でのクリスマスキャロル=Aguinaldo(アギナルド)
    を指す言葉でもある、んだとか。

    fulia(フリア)は、ベネスエラ沿岸地域に根付いている伝統民族音楽で、
    5月3日の「Cruz de Mayo」とか「Fiesta de las Cruces」
    と呼ばれるキリスト教関係の祝祭または儀式で奏でられることが多いリズム、
    なんだとか…。
    そういう宗教的なアレで、ってこともあってか、
    fuliaは、リズム的にはアフリカ系の豊かなリズムを含む音楽だけれど、
    踊りは伴わないことが多い、
    という伝統音楽ジャンル、なんだとか…。

    Vals(バルス)は、ワルツ、だよね…19世紀に欧州から入ってきて、
    19世紀半ばにはもうベネスエラの音楽の一部分として組み込まれるような、
    そんなふうに浸透した音楽要素ってことに、なるんだとか。

    Ali Primera(アリ・プリメラ/1942-1985)という、
    ミュージシャンで、作曲家で詩人で政治運動家でもあったという人が、
    ベネスエラに昔いた、ってことらしい。

    Billo FrometaことLuis Maria Frometa Pereira(1915-1988)という、
    ドミニカ共和国出身の作曲家で指揮者、みたいな人が、
    1937年にベネスエラにやってきて、ベネスエラで音楽キャリアを成功させ、
    今でもクリスマスの定番曲みたいな感じで、
    彼の曲がベネスエラ国民に愛され聴かれ続けている…
    ということらしい…


    …付属の分厚い…英語とスペイン語両対応の解説冊子、
    その中には、地図も載っているので…
    …今まで、ベネスエラって国の存在や、首都がカラカスだ、
    ってことは、知ってはいたものの、
    その、土地勘的な部分ってのは、全然持っていなくて、知らなかったんだけど、
    今回の、この、
    ナイグアタの各種伝統音楽のアルバムを聴いたことで、
    カリブ海沿岸沿いの、
    ナイグアタを含むバルガス州や、
    そこの海岸に迫る形で存在する山地を越えた盆地部分に、
    首都カラカスがある、とか…その他、
    今までよりも少し、ベネスエラという国の具体的な土地勘とか、
    場所場所の魅力、みたいな部分を、
    音楽と共に知ることが出来たんで、そういう意味でも、
    今回コレを、買った甲斐があったと思う。

    今、2017年8月中旬頃の時点では、
    ベネスエラは、大変な国内情勢になっているけれど、
    今の現地の人達は、彼らの文化が育んだ、
    こういう豊かな音楽を、聴いて楽しんでる余裕とか、
    あるんだろうか?
    …そんな心配のような気持ちも抱きつつ…
    いつか縁があれば、
    ベネスエラのことを音楽でもそれ以外のことでも、
    もっと知ってみたいな、
    と…そんなふうに思えたのもよかったし、
    今後も、気長に末永く、
    繰り返し繰り返し、聴いて、楽しめればいいかな…
    と、そんな感じです。

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     2017/08/09

    …権利と自由を求める闘争の末に、安息の日曜日が、一日も早くベネスエラに訪れますように…

    全13曲計44分のこの新譜アルバム「La Lucha」(ラ・ルチャ/The Fight)
    …この春、もう4月になってからだったけど、
    3月下旬に発売になってた、ということを知って…
    去年、DL販売で前々作「Nuestra」(2010)と前作「Sera」(2013)
    を購入して、気に入っていたんで、興味は持っていたものの、
    色々と自分のタイミングもあって、
    …あと、今回のは安く買えるタイミングもありCDで買うことにしたんだけど…
    実際に注文したのは5月末、他の注文商品の入荷具合の遅れもあって、
    手許に届いたのは7月上旬、って感じになっちゃったんだけど、
    去年DLで購入した上述の過去作品は、
    NPRで何度も曲が紹介されているのを聴いたりしていたから、
    いい曲が収録されていると完全に分かった上で買った感じだったけれど、
    今回の新譜に関しては、
    出た、ってことだけ知って、どんな曲が収録されているのか、
    は全く知らない、耳にする機会がないままに、
    とりあえず、
    お気に入りバンドのLa Vida Boheme(ラ・ビーダ・ボエーム)
    の注目の、待望の新譜だから、ある程度は、間違いない作品だろう、
    という見込みで、注文した状態で、
    で、届いてみて、先ず、初めて知ったことが…その、
    ジャケットにシールが、貼ってあったんで、分かったんだけど、
    今回の新譜は、
    プエルトリコのCalle 13(カイエ・トゥレッセ)の1人、
    Visitante(ビスィタンテ)ことEduardo Jose Cabra Martinez
    がプロデュースした作品だ、
    ってことなんだとか…
    この10年間ラテンアメリカ圏の音楽界を席巻したCalle 13は、
    2年程前から活動を休止して、メンバーが夫々、
    ソロ活動とかプロデュースメインの創作活動とか、個々に活動していて、
    ちょうど、このアルバムと同時期に、
    Residente(レスィデンテ)も初のソロアルバムを出していて…
    そっちはもう即注文して聴いたんだけど…
    ともかく、
    今回のLa Vida Bohemeの新譜は、グラミー賞受賞歴もある有名アーティスト
    Visitanteがプロデュースしている、
    ってことで、付加価値っていうか箔が付いてるアルバムでもあったんだな、
    と。
    …まぁ、そんな部分でも、へぇ、と興味を掻き立てられつつ、
    とりあえず、
    7月上旬に届いてから、
    この1ヶ月間、聴き続けてみて…


    やっぱ、Calle 13のVisitanteがプロデュースしてる、
    と思って聴くと、コレまでのアルバム2作品と違って今回のは、
    曲の並びや配置の仕方が、
    (1曲目や最終曲、インタールード曲の入れ方とかが)
    Calle 13のアルバムみたいだな、と感じる部分もあったり。
    でも、同時に、
    そういう枠組みの中でも、
    前々作「Nuestra」と前作「Sera」での曲の勢いや若さとか、
    を引継いでる感じの楽曲も配曲されていて…
    具体的には、
    3曲目「Lejos」(レホス/Far Away)
    とか、
    8曲目「Mi Mar Mi Nada」(ミ・マル・ミ・ナダ/My Sea, My Nothing)
    とか、
    9曲目「Los Heridos」(ロス・エリドス/The Wounded People)
    とか、
    10曲目「No Contaba Con Eso」(ノ・コンタバ・コネソ/
    I didn’t expect that , I wouldn’t count on that)
    とか…
    どれもサビのフレーズが強烈に耳に残るロックでパンクな曲だよな、
    と。
    因みに、ジャケット内のクレジット表記を見てみると、
    VisitanteことEduardo Cabraと、La Vida Bohemeとの共同プロデュース
    って形みたいだね…この新譜アルバム。

    …そして、
    今、このアルバムを聴いていて、どうしても想いを馳せてしまうことは…
    …このアルバムが発売になったのは2017年3月下旬で、
    当然、制作は、前作が出て以降、今年までの間、の3〜4年間の間に、
    なされたんだろうけど…
    南米ベネスエラでは、その間…前作が出た2013年が、
    ちょうど、ウゴ・チャベスが亡くなって、
    その後継のニコラス・マドゥーロ政権が誕生した、っていう時期で…
    で、今回は、このアルバムが出た直後の2017年3月末から、
    ベネスエラの独裁国家化への動きが出てきて、
    反大統領デモが起こり、4月中旬頃には6人の死者が出て、
    更に大規模なデモが起こるかも…という状況になり…っていう、結局、
    その流れが、収まることなく4ヶ月間エスカレートし続け、
    ニコラス・マドゥーロ政権は、
    最初は住民を宥めようと最低賃金を60%UPとかの政策を打ち出したりも、
    していたけれど、結局は、
    最高裁も解体し、議会内での反対勢力を無力化した上で、
    形ばかりの投票で
    (今ある社会問題を解決する為という名目上で)無理矢理憲法を書き換える、
    という方向性に走り…国家としては、
    民主制度崩壊&独裁国家誕生危機、みたいな状態になり、
    世界各国からの非難も集め、国内状況は、もう内戦と呼んでもいいのでは?
    みたいになっている…
    2017年8月上旬時点でのベネスエラは、そういう状況なわけで…。
    それで、
    このアルバムは、
    今のこの状況が動き出す前に制作されて発売されたわけだけど…
    でも、いつ、こんなふうになってもオカシクない、
    そういう火種がベネスエラの人達の間に燻っているのを感じながら、
    去年から今年になるまでの時期に、
    色々な願いを籠めて、創られたのかなぁ、と想像したり…。
    今、政治的&経済的危機状況が4ヶ月以上続いているっていうベネスエラ、
    だけれど、
    既にもう5月中旬くらいの時点で、
    ベネスエラの乳児死亡率が30%UP、妊産婦死亡率が66%UP、
    マラリア罹患率が76%UPとか公衆衛生面が悪化して色々大変って話が、
    出ていたわけで…多分、今は、その時以上に、
    悪化していてもオカシクない状況だし……そう思うと、
    収録曲12曲目「La Respuesta」(ラ・レスプエスタ/The Response)
    の曲中で、幼い子供が、
    I want to be happy. I want to be happy. と連呼しているのが…
    身に沁みるというか、何というか…
    複雑な心境になったり。

    …La Vida Bohemeのメンバーは今のベネスエラの状況を、
    どういう想いで見守っているのかな…
    という部分にも想いを馳せたりしつつも、今後の、
    このバンドの音楽の進化発展を期待しつつ、
    また縁があれば、このバンドのアルバムを買ってもいいかな…
    というのが、
    1ヶ月間聴き続けての、感想…
    っていうか…現状、1ヶ月間聴き続けた、とは言っても、
    BGM的に流し聴くことが多かったりで、
    今後はもっと、
    じっくりと聴く時間を取りたいな、
    と思いつつ、このバンドの前作、前々作の楽曲群と合わせて、
    今回の新譜アルバムの楽曲群も、気長に末永く、
    聴いて、純粋にメロディやリズム等を楽しみつつも、
    何かしら感じたり学んだり、出来ればいいな、
    と思えているので、
    今回も買って正解だったな、と個人的には、十分に満足しています。

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     2017/08/07

    この、キューバのサンテリア系音楽他のコンピレーションアルバム
    「Havana & Matanzas, Cuba, ca. 1957: Bata, Bembe, and Palo Songs from the historic recordings of Lydia Cabrera and Josefina Tarafa」
    (全28曲計74分)は、
    2003年に発売されたアルバムみたいだけれど…自分にとっては…
    毎週聴いているNPRのAlt.Latinoの
    今年2017年2月上旬の放送で、
    「For Black History Month, Celebrate Afro-Latino Music With Smithsonian Folkways」
    という…米国では毎年2月は黒人歴史月間で、
    この番組でも、2月はソレに因んだ特集が組まれることが多いんだけど、
    ラテンアメリカ系の音楽や文化を取り上げるこの番組としては、
    アフリカ系米国人(黒人)で、かつ、ラティーノである…つまりは、
    アフロラティーノな人達の音楽…
    キューバやドミニカ共和国やプエルトリコ等のカリブ海地域、
    あと南米でもカリブ海に面したコロンビアやベネスエラの沿岸部地域、
    の音楽、更にはソレとは別件で、
    米国よりも黒人の数が多い南米の国ブラジルの音楽の特集とか、
    そんなのがコレまでに色々と放送されていて、その中で、
    上述の2017年2月上旬の放送では、
    そういう観点+Smithsonian Folkwaysの膨大なアーカイブから、
    ってことで、
    Smithsonian Folkwaysの名誉キュアレイターの人をゲストに迎えて、
    Smithsonian Folkwaysの約5万曲のアーカイヴの中から、
    厳選したアフロラティーノ系楽曲を7〜8曲紹介する…という特集放送、
    だったんだけど…その中で、
    このアルバムの中の曲も1曲紹介されていて…その際に、
    西アフリカのヨルバ文化由来のBata drum(バタードラム)
    に関する言及もあり、即ち、
    サイズの大中小の順に、
    Iya(イヤ)、Itotele(イトテレ)、Okonkolo(オコンコロ)
    という3種類があるんだ…という話にも、
    へぇ、と思ったり…更には、
    「Lucumi language」(ルクミ語)
    というヨルバ語の一方言、があって…
    ソレがキューバのサンテリア信仰での「典礼言語」になっている
    …という話とか…
    とりあえず自分は、前々から、
    西アフリカ由来のヨルバ文化の流れを受けたサンテリア音楽等に、
    関心を抱いていて、関連のCDを買ったりもしていたので、
    でもまだ、十分完全に自分の中で理解出来てるとも言えない感じで、
    もう少し何か買ってみたいな、という気持ちを抱いていた、
    ということもあって、
    コレも買って聴けば、もう少し、
    ヨルバやサンテリア音楽の理解を深められるかな…
    と思って、注文してみた、
    という感じ…。
    で、実際に聴いてみて…より正確には、
    7月上旬に手許に届いて、
    1ヶ月間、とにかく聴き続けてみて…


    …自分は今まで、サンテリア系のアレをそこそこ聴いて分かったような、
    気になっていたけれど、それが全然そうじゃなかったと、
    思い知らされるように、色んな分からない音楽要素が一杯詰まっていて、
    圧倒されたんだけど…
    とりあえず、
    今まで、自分は、キューバのアフロキューバン要素と、
    サンテリア信仰やヨルバ文化の要素ってのは、ほぼイコールのモノ、
    って理解をしてしまっていたけれど、
    キューバ文化の中でのアフロキューバン要素ってのは、
    今のナイジェリア近辺の西アフリカ地域のヨルバ文化やサンテリア、
    だけでなく、
    コンゴやアンゴラ等の中央アフリカ系の文化に由来するモノも、
    あるんだな…ということが分かったのが、個人的には、
    一番大きかったかな…。
    つまり…冷静に考えたら、何の不思議も無いことだけれど…
    象牙海岸とか西アフリカ地域から奴隷としてキューバに連行されてきた、
    そういう人達と、
    コンゴやアンゴラといった中央アフリカ地域からキューバに連行されてきた、
    そういう人達が、夫々別々の社会集団として、
    キューバ内で存在していて、夫々に自分達のルーツの文化要素音楽要素、
    を伝承し続けていて…
    …余談で、コレを聴く少し前に、ドミニカ共和国の民族音楽系CDを聴いていて、
    サンテリアは西アフリカのヨルバ文化に由来する、
    カリブ海地域やラテンアメリカ圏に根付いた民間信仰の1つだけれど、
    同様に、コンゴとか中央アフリカの文化に由来する、
    カリブ海地域等での民間信仰の1つに、Palo(パロ)っていうのが、あるらしい…
    という、そのPaloの音楽、ってのが、
    ドミニカ共和国にあるんだな、と知ったんだけど…
    今回、こっちのCDを聴いていて、
    キューバの文化の中にも、そういう、コンゴやアンゴラ(中央アフリカ)系の
    伝統を受継ぐ文化集団があって…
    つまり、キューバには、ヨルバ・サンテリア系(西アフリカ系)だけでなく、
    パロ系(中央アフリカ系)もある…
    まぁ、ソレは、どうやらキューバに限らず、ドミニカ共和国やプエルトリコ他、
    その辺のカリブ海地域に共通してること、みたい…
    要は、
    キューバのアフロキューバン音楽要素、と言っても、
    一口では語れないアフリカ各地の色んな文化要素音楽要素を含む、
    複雑なモノなんだ、
    という認識を自分の中で新たに出来た、というのが、
    現状、一番大きな発見。
    あと、更に、西アフリカ系の中にも、ヨルバ系だけでなく、
    西アフリカの別の民族集団の系統であるArara(アララ)という少数民族集団も、
    キューバには、いるらしい…。

    …そんなこんなで、
    一部分、スペイン語の歌詞っぽいアレが含まれてるように思える曲もあるけど、
    大半は、自分にはもう未知で謎なアフリカ系の言葉で歌われ、
    夫々の特徴的リズムを奏でている楽曲群なので、
    ソレらを、より深く理解するには、今の自分には、まだまだ時間が足りず、
    もっともっと繰り返し聴かないと、分かんない、
    って感じで、まだまだ、全体の雰囲気や空気感のみを感じ取っている、
    という状況なんだけど…。



    …というのが、1ヶ月間、とにかく聴き続けてみた現時点での印象。
    で…自分は、
    コレまで、ここ最近で縁があって惹かれるモノがあり、
    サンテリア系のサウンド…
    プエルトリコ出身でNYで活躍したパーカッション奏者
    Milton Cardona(ミルトン・カルドナ/1944-2014)
    の、サンテリア音楽をテーマにした楽曲アルバム「Bembe」(ベンべ/1986)
    や、
    最近のアーティストで、
    サンテリアやヨルバの音楽要素を含む楽曲を創ったり歌ったりしている
    Dayme Arocena(ダイメ・アロセナ)

    双子デュオIbeyi(イベィイ)
    の楽曲を聴いてきた延長線上で、それらのオリジナルの原点とも言える、
    そういうアフリカルーツの民族伝統音楽の録音音源であるこのアルバムを、
    聴いてみたわけだけど、
    今度は、
    今、注目を集めているプエルトリコのバンドで、
    サンテリア音楽と現代音楽とを融合させた新しい未来形サウンドを創出している
    IFE(イフェ)のアルバム「IIII + IIII」(Ejiogbe/エジオグベ)
    を聴いてみようかな…
    という感じで、サンテリア系やパロ系という
    西アフリカ&中央アフリカルーツの音楽に、より深く興味が湧く、
    そんな歴史的にも貴重な音源集だったので、個人的には、入手した甲斐があった、
    とマニア欲求を満足させる1枚だったことは、
    間違いないので、十分に満足しています…ただまぁ、人に薦めるか?
    という観点では、マニア向けなアレなので、
    このジャンルの民族音楽やその雰囲気に既に惹かれて興味を抱いている人には、
    …あとは、西アフリカ&中央アフリカ由来の民族音楽サウンドから、
    何かしらのインスピレーションを得たい人には…
    必聴って感じでお薦め出来るけれど、
    それ以外の人には、そう強くはお薦めはしない…そんな、
    マニア向けのアルバムです。
    英語だけど、充実した解説冊子も、音楽の伝統や歴史と、
    この録音を実現した作家で研究家の人の人生が詰め込まれている感じで、
    学術的価値も大、です。
    今後も、気長に末永く、聴いて、楽しみ、何かしら感じたり学んだり、
    していければいいな、と思っています。

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     2017/06/13

    スペインとラテンアメリカ圏での美空ひばり、
    的に活躍し愛された大衆音楽歌手で女優のベスト盤的アルバム
    「Mis Numero 1... Nostalgias」
    全20曲計80分。

    個人的には、
    去年2016年8月28日に心臓発作で66歳で亡くなった、
    ことをキッカケに、
    スペイン語圏及びそこからの移民系住民が沢山住む米国で、
    メキシコのシンガーソングライター
    Juan Gabriel(ホゥアン・ガブリエル/1950-2016)
    が定番の人気歌手という存在だった、
    ということを、毎週聴いているNPRのAlt.Latinoでの追悼特集
    を聴いて知って、それで、ホゥアン・ガブリエルの、
    「Mis Numero 1...40 Aniversario」
    を買って聴いたら…
    日本の昭和の懐メロ歌謡曲みたい、
    と思ってしまうメキシコの国民的大衆音楽歌手のベスト盤CDで、
    色々と目から鱗、的な衝撃を受けたというか、
    …雰囲気的、感覚的なアレだけど…
    日本の音楽文化との類似性とか親和性を、聴いていて感じる…
    そういう部分が面白いな、
    と思うことがあって、で、同時に…コレまで、Alt.Latinoに、
    色々とゲストで登場していたメキシコやメキシコ系のアーティストの話
    で、彼らが子供時代に親の世代がよく聴いていた…
    から彼らも聴いて育った…という形で言及されている歌手が、
    ホゥアン・ガブリエル以外にもう一人いて、
    それが、このRocio Durcal(ロスィオ・ドゥルカル/1944-2006)
    …なので、漠然と名前は記憶にあったんだけど、
    ソレまでは特に興味は湧いてなくて…
    でも、去年、ホゥアン・ガブリエルのベスト盤CDを聴いたら、
    まるで日本の昭和の大衆音楽みたい、
    と感じるほどの親和性があったんで、そこから逆に、
    じゃあ、ロスィオ・ドゥルカルの楽曲も、そんな感じなんだろうか?
    という形で興味が湧いて…
    で、少し確認してみると、最初、そういうメキシコ系のアーティスト
    の話でよく言及されていたから、
    あと、ホゥアン・ガブリエルとデュエットしてる曲が放送で紹介されてるのも、
    聴いたりしていたので、
    漠然と、メキシコの女性歌手なのかな、と思っていたら、実は、
    スペインの歌手で女優で、
    スペインとメキシコ他のラテンアメリカ圏全体で活躍した人だった、
    と分かって…
    それで、何となく、ラテンアメリカ圏での美空ひばり的な存在だった、
    のかな…という印象になって…
    ちょっと1枚ベスト盤的なのを買って聴いてみたいかな…
    と思うようになって…
    少し探してみて…最初、別のベスト盤を注文しようとしてたんだけど、
    どうも入手困難ってことでダメで…
    でも、ちょうど、その直後のタイミングで2017年3月中旬に、
    このベスト盤「Mis Numero 1... Nostalgias」
    が発売になる、と分かったんで注文して…ただ、その時に、
    一緒に注文した別商品が在庫切れでずっと未入荷だった関係で、
    結局、自分の手許に届いたのは、
    6月になってから、という状態になっちゃったんだけど…
    ともかく、全20曲計80分を実際に聴いてみて…

    先ず、去年、ホゥアン・ガブリエルの、
    「Mis Numero 1...40 Aniversario」を買って聴いた時に、
    収録曲の初出年を確認してみると…
    全20曲中18曲が、1971〜1986年の曲で、
    更にその18曲中の14曲が1980〜1986年の曲、
    残りは1994年の曲と2000年の曲が1曲ずつ…ってことで、やはり、
    日本の昭和後半から昭和末期に重なる時期に特にヒット曲を量産した人、
    だったんだな…と感じたんだけど、
    このロスィオ・ドゥルカルの「Mis Numero 1... Nostalgias」
    の収録曲全20曲は、
    1981〜1988年までの曲が7曲、
    1990〜1999年までの曲が7曲、2000〜2003年までの曲が6曲…
    という感じで、
    1980年代、1990年代、2000年代前半と、
    コンスタントにヒット曲が出ていた人なんだな…という印象。
    ただ、根本的に両者が違うところは、
    ホゥアン・ガブリエルが、
    音楽キャリアの中で、約1800曲も作詞作曲してるという
    自分で作って自分で歌う、他人にも提供してプロデュースもする、
    というシンガーソングライターなのに対して、
    ロスィオ・ドゥルカルは、
    そういう有名ミュージシャン達に曲を創ってもらってプロデュースされて、
    ソレを歌う歌手で女優だった、
    という立場の違い、かな…だからまぁ、その時々で、
    色んな売れっ子とか新進ミュージシャンにプロデュースされて歌ってるから、
    1980年代、1990年代、2000年代前半と、
    子宮癌で2006年に亡くなるまで、コンスタントにヒット曲があった、
    ということになるのかも…
    (…因みに、2001年の中頃には、子宮癌だと診断を受けていて、
    治療に専念したり、復帰して音楽活動再開したり、で、2004年までは、
    新譜のスタジオアルバムを出していた、という感じ…)
    別の視点では、ロスィオ・ドゥルカルは、
    1959年頃から芸能キャリアがあるわけで…最初は、映画等で、
    歌えるアイドル女優的歌手という感じで、
    スペインで活躍していた10代20代の頃って感じで、その後、
    1970年に20代後半で結婚してから、
    スペインだけでなくラテンアメリカ圏でも放送される
    TVショーやTVドラマに出たりとか、
    更には、メキシコでホゥアン・ガブリエルと出会って、
    彼とコラボして彼の歌を歌ったアルバムがヒットしたことで、
    メキシコをはじめラテンアメリカ圏全体での注目度が一気に増して、
    大スター歌手としての地位を獲得し、
    その後、1980年代、1990年代、2000年代前半と…亡くなるまで、
    大スター歌手であり続けた、
    という感じなのかな、と…まぁ、そう考えると、
    そういう出会いやコラボってのがあってこその、彼女の輝かしい
    大スター歌手としての芸能キャリア、
    だったんだな…みたいな部分にも、想いを馳せてしまったり…。
    …ただまぁ、
    メキシコや米国内のラテンアメリカ系移民コミュニティとか、
    その他のラテンアメリカ圏での成功でスター歌手になった人だけれど、
    他の文化圏…日本とか、ではほとんど知られてない感じ、
    だったのかな…と、実際、自分も、子供の頃とか大人になってからも、
    数年前まで、全く、この人の存在を知らなかったわけで…。
    で、前置きが長々してしまったけれど、
    全20曲計80分を聴いた印象としては…上述のホゥアン・ガブリエルの
    ベスト盤を聴いた時ほどの、
    驚きや発見は、なかったけれど…やっぱり、日本の音楽自体が、
    こういうラテンアメリカ系のサウンドを多く取り込んでいるからか…
    日本人的感覚からは、親和性の高い音楽が多い、
    のは事実だな、と…
    ただ、ホゥアン・ガブリエルのが、
    まるで日本の昭和の大衆音楽みたいだな、と思うと同時に、
    ノリとテンポがいい曲が多かった印象なのに対して、
    こっちの収録曲は、それよりも気持ちゆっくりめの曲が多いような印象…
    (…ホゥアン・ガブリエルのヒット曲のカバー、っていう場合でも、
    編曲の加減で少しゆっくりめで、よりゴージャス感が出てる…
    みたいな感じだったり…)
    まぁ、収録曲の順番、配曲の加減で、そう感じる部分も、
    あるのかも知れないけど…
    ただ、逆に、そういうゆっくりめの曲が多いことで、
    ラテンアメリカ圏での日本の演歌歌手的立ち位置の曲がヒットしていた人、
    とも言えるのかな…と感じたりも…
    個人的には、全体的にもう少しテンポのいい曲のほうが、好みかな、
    みたいな…そういう意味では、
    収録曲中の11曲目「Caramelito」(カラメリト/Candy)は、
    陽気なラテンのリズムのポップ曲だったんで、
    個人的には、特に印象深かったかな…
    でも、この曲は2003年の曲で、つまり、もう子宮癌と診断されて、
    治療で暫く休んでから復帰して、みたいな…
    そういう時期の、年齢的にももうすぐ60歳、みたいな時期に、
    そういうエネルギッシュな若々しいイメージの曲をヒットさせたんだな、
    みたいな部分も、興味深かったり…。

    …とりあえず、収録曲中の大半が、
    「スローなリズムの中でも、感情を切々と歌ってる感じが、
    (カラオケ等で)同じ様に歌えば、
    感情が発散されてスカッとするんだろうな…的な曲」
    で、そんなような楽曲でのヒット曲を沢山歌ってラテンアメリカ圏で、
    今の50代とか60代とかもっと上の世代とか、
    に親しまれ人気があった歌手で女優のロスィオ・ドゥルカル、
    という人がいたんだな…という部分は、
    このアルバムの全20曲計80分で、大体は実感出来たんで…
    とりあえず、コレはコレで、
    ホゥアン・ガブリエルの楽曲と共に、コレも、
    今後も折に触れて、聴いて楽しめればいいかな…と思えているので、
    そこそこに、満足です。

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     2017/06/12

    フランス語、スペイン語、英語、ポルトガル語、イタリア語他、
    何ヶ国語もの言語で、
    マルチリンガル、マルチカルチャラルな楽曲群を創造し、
    移民問題や民族問題等の政治的メッセージを含む歌を歌っている
    Manu Chao(マヌ・チャオ/1961-)
    の2007年9月発売のアルバム「La Radiolina」(ラ・ラディオリナ)
    全21曲計51分。

    1998年に発表された、
    マヌ・チャオのソロ活動での初のフルアルバム
    「Clandestino」(クランデスティーノ)
    を聴いてから、この2007年のを聴いて比べてみると…
    「Clandestino」は、
    収録曲全16曲中で、英語歌詞が使われてる曲は2〜3曲、
    フランス語歌詞が使われてる曲は2曲、
    ブラジルポルトガル語歌詞が使われてる曲は1〜2曲で、
    11曲はスペイン語歌詞が使われてる曲って感じだったのに対して、
    この「La Radiolina」では、
    収録曲全21曲中、英語歌詞が使われてる曲は3〜4曲、
    フランス語歌詞が使われてる曲は2曲、
    ブラジルポルトガル語歌詞が使われてる曲は1曲で、
    イタリア語歌詞が使われてる曲が1曲、
    で、スペイン語歌詞が使われてる曲は12曲…あと、
    演奏のみの曲が2曲…
    まぁ、目新しい部分としては、
    イタリア語で歌っている曲が1曲だけある、
    っていう程度で、
    …その、歌詞内容がきっちりと分かる人達にはそうでもないのかも、
    知れないけれど…
    歌詞部分を除く音的な音楽要素としては、
    あんまり代わり映えしないな、という印象もしなくはない…
    けれど、
    ラテンアメリカ圏を中心に、全世界のミュージシャン達に影響を与えた、
    マヌ・チャオ節、的なサウンドを楽しむアルバムだ、
    と思えば、コレはコレで、いいのかも…。
    で、当の本人だって、ソレは十分に分かっているから…
    この後、今まで10年間、
    新譜アルバムが世に出ていない、ということなんでしょ…。

    …出し尽くした後の生みの苦しみが10年間続いているってことなのか、
    特別、
    マヌ・チャオ自身の中での創作意欲や必然性がなくなっちゃって、
    マヌ・チャオ自身の新譜としては、この10年間は、
    特に世には出してない、ということなのか…その辺の実情は、
    自分には知りようもないけれど。
    …と、思って少し確認してみると…2017年は、
    新譜アルバムの予定があるのかどうかは謎だけど…
    マヌ・チャオ自身のサイトで、
    新曲の音声ファイルを無料でDL出来るようになってるっぽい、
    現状…
    Manu Chao名義で3曲と、新プロジェクトっぽいTi.Po.Ta名義で2曲
    という5曲程…そして、何より、
    夏のコンサートツアーの予定はコンスタントにあって世界各地を、
    回る予定になってるっぽいんで…
    この10年間、スタジオアルバムの新譜は出てないけど、
    音楽活動自体は、普通に継続してやってるんだな…と再確認は出来た感じ…
    因みに、無料DL出来る新曲を一応、DLして聴いてみたけど…
    基本的には、やっぱ、
    マヌ・チャオ節はマヌ・チャオ節なんだな、という印象かな…。

    …余談はさて置き、本題であるこの2007年のアルバムの全21曲計51分、
    に関しては…全体として、
    テンポのいい心地よい感じのメロディとリズムの…
    大半が2分前後から3分未満の長さの曲が、
    矢継ぎ早に、どんどんと繰り出されて…まぁ、アルバムタイトル通り、
    トランジスタラジオから、色んな曲が次々流れてくる、
    的な体裁というか、雰囲気を感じるアルバムで、
    個人的には、
    1曲目「13 Dias」、
    3曲目「Politik Kills」、
    7曲目「Me Llaman Calle」、
    11曲目「El Hoyo」、
    12曲目「La Vida Tombola」、
    …とかが、
    曲中のキャッチーなフレーズやリズム等が耳に残ったりで、
    その、アルバム全体としては、
    1998年の「Clandestino」と、代わり映えしないな、
    って部分はたしかにあるものの、
    何だかんだで、結局は、マヌ・チャオ節な曲調と雰囲気を、
    楽しめるようなアルバムに、
    なってるんだな、と感じるし…イージーリスニング的に、
    BGM的に聴き流すって感じの用途にも使えると思うし…まぁ、その、
    自分は、まとめ買い価格で、
    702円という値段で買えたし、その価格の輸入盤でも、
    ちゃんと歌詞カードブックレットが付属していたし、だから、
    歌詞カードブックレットを見ながら聴いて、
    スペイン語、フランス語、英語、ブラジルポルトガル語、イタリア語
    の語学学習教材的にも活用出来るし…
    って部分まで考慮に入れれば、そこそこ満足は行くし、
    今後も、気長に末永く、聴いて楽しめればいいかな…と、個人的には、
    そんな感じです。

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     2017/06/10

    この、コロンビアのアフロコロンビアンな音楽ジャンルの1つ
    Vallenato(バジェナート、バイュェナート)
    のコンピレーションアルバム
    「Ayombe! The Heart of Colombia’s Musica Vallenata」
    (全15曲計73分)は、
    2008年に発売されたアルバムみたいだけれど…自分にとっては…
    毎週聴いているNPRのAlt.Latinoの
    今年2017年2月上旬の放送で、
    「For Black History Month, Celebrate Afro-Latino Music With Smithsonian Folkways」
    という…米国では毎年2月は黒人歴史月間で、
    この番組でも、2月はソレに因んだ特集が組まれることが多いんだけど、
    ラテンアメリカ系の音楽や文化を取り上げるこの番組としては、
    アフリカ系米国人(黒人)で、かつ、ラティーノである…つまりは、
    アフロラティーノな人達の音楽…
    キューバやドミニカ共和国やプエルトリコ等のカリブ海地域、
    あと南米でもカリブ海に面したコロンビアやベネスエラの沿岸部地域、
    の音楽、更にはソレとは別件で、
    米国よりも黒人の数が多い南米の国ブラジルの音楽の特集とか、
    そんなのがコレまでに色々と放送されていて、その中で、
    上述の2017年2月上旬の放送では、
    そういう観点+Smithsonian Folkwaysの膨大なアーカイブから、
    ってことで、
    Smithsonian Folkwaysの名誉キュアレイターの人をゲストに迎えて、
    Smithsonian Folkwaysの約5万曲のアーカイヴの中から、
    厳選したアフロラティーノ系楽曲を7〜8曲紹介する…という特集放送、
    だったんだけど…その中で、
    このアルバムの中の曲も1曲紹介されていて…その際に、
    アフロコロンビアンなジャンルVallenatoのアコーディオン奏者には…
    現地で毎年アコーディオンキングを決める大会があったりで…
    物凄い達人演奏者がいるんだ、
    というような話に、へぇ、と思ったり…少し確認すると、
    Vallenatoには4つのリズムがあって、それ即ち、
    son(ソン)、paseo(パセオ)、merengue(メレンゲ)、puya(プイヤ)
    …とか、そういう部分にも興味を持ったり…
    あと、以前から、
    Alt.Latinoで紹介されたのを聴いていたりして…コロンビアには、
    Cumbia(クンビア)、
    Vallenato(バジェナート)、
    Bambuco(バンブーコ)、
    Bullerengue(ブジェレンゲ)
    Chirimia(チリミア)
    …等々…その、海側から山側、海でもカリブ海側から太平洋側とか、
    色々な各地域で特色のある局地的なものから、
    より広範囲に分布するものまで、多様に色んな音楽がある、
    ということは知っていて興味を抱いていたものの、
    ソレらの文化の外側にいる日本人の自分としては、余りにも、
    沢山あり過ぎて、個別のジャンルの定義や違い、
    っていう部分での漠然とではない、きちんとした明確な識別、
    ってのが今まで出来てなかった、要は、分からない…
    と思っていたので…とりあえず、
    このVallenatoに特化したコンピレーションアルバムを聴けば、
    Vallenatoが何かは、ある程度分かって、
    少なくともCumbiaとVallenatoとを明確に切り分けて識別出来るように、
    なるかな…いや、識別出来るように、なりたいな…
    と思って、注文してみた、
    という感じ…。
    で、実際に聴いてみて…

    先ず第一に、自分の中で曖昧だった部分の内、
    少なくとも、
    CumbiaとVallenatoの違いは、明確に分かった、
    のが個人的には一番の収穫かな…
    根本的に定番的なメロディが違うっていう面もあるけど…
    使用楽器的にも、
    Vallenatoの使用楽器は基本的に、
    アコーディオンとCaja(カハ)っていう手で叩く系の…
    円錐形の片面ドラムで、座って膝の間で内腿で挟んで固定して叩く系…
    …四角い箱型のカホンってあるけど、アレの親戚みたいな打楽器という印象…
    それと、Guacharaca(グヮチャラカ)という擦る系の打楽器…
    という3つが伝統的な基本楽器で、
    ソコに1960年代以降に、エレキベイスが加わって、
    Vallenatoスタイルのリズムをエレキベイスが刻むっていうのが定番化した…
    っていう、この4楽器と歌手、が基本構成要素の音楽なのに対して、
    Cumbiaは、
    Vallenatoと同様に、アコーディオン、カハ、グヮチャラカを使うけれど、
    他の打楽器やギター等の弦楽器も使用したり、他にも笛系の楽器や、
    クラリネット等の管楽器とかも使用したり、
    という…その辺も違うんだな…という違いも、少し確認して分かったり…
    まぁ打楽器系に関しては、
    Vallenatoでも、上述の2種類以外の、
    コンガも加えてリズム音に厚みを持たせたり、とかって楽曲もあるようで、
    このアルバムでの収録曲でも、そういうのが含まれているけど。
    他のジャンルとの識別ってことだと、
    Cumbiaから派生したジャンルで、
    楽器は主に打楽器系中心でアコーディオンは使用せず、歌手は女性のみ、
    というBullerengue…Bullerengueに関しては去年、
    コロンビア音楽の世界における芸歴53年以上の人間国宝的レジェンド、
    トト・ラ・モンポスィナのアルバム「Tambolero」を買って、
    繰り返し聴いているので、聴き比べてみて…
    Vallenatoは、そのBullerengueとも明確に違うってことも理解出来たんで、
    今後は更に色々と聴いて、
    コロンビアの音楽の中の他のジャンルとの区別もつくように、
    徐々になっていければいいかな、
    と。
    一方で、Vallenatoのジャンル内での違いに関しても…
    大きく分ければ、2つ…
    puya(プイヤ)&merengue(メレンゲ)

    son(ソン)&paseo(パセオ)
    …付属の解説冊子の説明によると、時代的には、
    puyaがあって、merengueが派生的に生まれ、
    その後、sonが出てきて、そこからpaseoが派生的に生まれた、
    という感じで、
    4つの区分の内で、今、
    大衆ポピュラー音楽的に最も多く録音されているのは、
    paseoの楽曲だとか…
    でも、
    アコーディオン奏者の高速演奏とか超絶技巧とかが聴けるのはpuyaの楽曲、
    で…その辺の、Vallenato内の4区分って部分の雰囲気の違いも、
    色々と味わえ堪能出来るように、配曲されているので、その辺も、
    いい感じだったな…と。
    あと、この観点でやっぱ絶対的に気になるのが、
    ドミニカ共和国のダンス音楽かつメイン音楽ジャンルの1つmerengue
    と同じ名前がついている、
    Vallenatoの種類がある、っていう部分…
    コロンビア北東部の山岳地域付近の音楽ジャンルVallenatoと、
    そこから見てカリブ海の向こう側のドミニカ共和国の音楽ジャンルとで、
    同じmerengueという名前がついていて…
    でも、ドミニカ共和国のmerengueは基本2拍子系で、
    こっちのVallenatoのmerengueは3拍子系の音楽という違いがある、
    んだとか(…因みに、sonとpaseoは2拍子系…)
    でも、もしかしたら、共通するアフリカの地域から、
    ドミニカ共和国へ連行された奴隷達と、コロンビア側へ連行された奴隷達…
    みたいな元はアフリカで同じ部族だった人達、
    みたいなのが夫々の地域で、音楽的に影響を及ぼして、
    merengueと名のつく音楽が別々に出来たのかも…という可能性も否定は出来ない…
    ただ、文書の形でその辺の歴史的記録が何も残ってないらしく、
    現状はもう、検証も出来ず想像の域を出ない話、になってしまうんだとか。
    あと、sonってジャンルも、
    キューバとかメキシコとかドミニカ共和国にだってあるわけで…
    でも、こっちのVallenatoのsonは、
    やはり、ソレらと直接的な関係は、ないらしい…ただ、
    元々、山岳地域的な部分で発展していたVallenatoのpuyaやmerengueに、
    その周辺地域の音楽要素も混ざって、
    より総合的なラテン歌謡的な音楽に変化した…その結果、
    速いテンポの楽曲群であるpuyaやmerengueよりも、
    スローなリズム歌謡的になったりとか、色々と幅を広げた感じなのが、
    sonであり、そこから派生したpaseoである、
    ってことのようで…
    そういう意味では、直接的な繋がりはなくても、
    キューバやメキシコのsonと、
    夫々の現地での音楽文化内での音楽的な立ち位置としては、
    似た感じなのかな…
    と思ったり。
    (あと、収録曲を聴いていると、
    puya以外の3種類では、ギターも演奏に加わってる場合が、わりと、
    多々あるんだな、と…メインの演奏楽器としてではなく、
    付加的な色添えって感じでのアレだけど…)

    …そんなことが、このアルバムを聴いて、学習出来て、
    かつ純粋に、音楽も楽しめたんで、十分に買った目的は果たせて、
    個人的には、満足度大です。

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