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COOL部長 さんのレビュー一覧 

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     2008/11/02

    全曲フリップ作曲の本作は個人的にフリップが全体のイニシアチブを取り、当時やりたいことをやった最初のアルバムと考える。ジャズ的フリーフォームにクラシック的整合性を持っている演奏はすばらしい。ところでボーカルについてだがフリップはそもそも重要視してない気がする。詩的表現が苦手かもしれない。80年代以降のKCを聴くとまた余計に思ってしまう。そう考えるとハスケルのボーカルもアルバムの質を極端に落とすほど悪くは無いが、レイク、ウェットンと比べるのはかわいそうになる。

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     2008/10/28

    恐るべき超傑作だ。ここでハミルが歌いあげる自己は決してパーソナルなものではない。自己の内面にある生と死、善と悪について時間、空間を越えて思考し苦悩し見失いかける。しかしが自己に内在する多面的自己も自己の一片であり、そんな自己も全てのもの、つまりWeの一片にすぎないことに気が付く。だから今、我々は生きていくとハミルは謳い高々と断言している。素晴らしい。

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     2008/10/25

    残念ながらベックが参加した全作品の中1番劣るがエポック的アルバムは必聴だ。この頃のベックはスーパーギタリストとして伝説となりつつあった自己を否定した。マシンガンライトハンドとアーミング、指弾き等々の今のベックに欠かせない奏法もこの頃確立した。前作発表当時はVanHalenなんて知らないと答えていたが、この頃はエディやイングゥ゙ェイについて代わりたいとは思わないがすばらしいギタリストだ、と答えている。ツエッペリンに対しても素直に負けていたと答えている。普通こんなこと言えないよ。M2のギターソロは80年代のベック最高のプレイであることは間違いない。

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     2008/10/25

    美しいコーラスをフューチャーした本作。Voの声質からYESを想起させる。曲もメロディックだ。演奏は確かだが起伏を表現するほどテクニカルとは言えず物足りない。「YESの全作品中、こわれもの収録のWeHaveHeavenが最高」と評価する方には本作品に大はまりするかもしれない。アルバムジャケットは美しい。

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     2008/10/24

    ベストな選曲だ。曲順も良く全作持っている私も敢えてこのアルバムを哀聴?してます。カレンの魅力は低音から高音まで全てにおいての美声。それと他の人が真似できないリズム感だ。一度聴いたら耳に残り、口ずさみたくなり、英語が不得意な私にも歌詞が聞き取れるのは子音と母音がメロディとリズムに完璧に乗せているから。ちなみにカレンはドラマーで初期の頃はライブでも叩きながら歌っていたとの事。美声といえば同時期ではルネッサンスがお薦め。興味がある方は聴いて下さい。

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     2008/10/24

    最高の上に超を付けなければいけない作品だ。作られたものではなく、できちゃった作品にもかかわらず、計算され尽くされたかのような整合感は驚愕の化学反応だ。その神秘的な魅力はダビンチの名画モナリザと同様に誕生の秘密を探りたくなる。たとえだめと評価したとしても、あらゆる人に聴いて欲しい。後悔しないために。

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     2008/10/23

    有名無名問わず分かる人には「ギタリストとしてやってはいけないことをやってしまう」と評価されるがこれはM6を聴けば分かるだろう。実はリフが全て違うメロディなのだ。ペイジ、リッチー、エディ、イングゥ゙ェイ等々、リフにこのようなアプローチをするギタリストは私の知る限りいない。ジミヘンさえしていない(ギターソロではとんでもないこと弾いてましたけど)。しかもヤードバーズ時代のナッズアーブルーで既に同じようにリフを弾いているから驚きだ。しかしこんなのはベックの魅力の氷山の一角。未聴な方は是非とも聴いて下さい。そして感じて下さい。

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     2008/10/20

    キングクリムゾンの1stを好んでいる方は必聴。クリムゾンの1stの名曲M2をはじめ全編に漂うあの憂愁は、イアン、あなただったのね。宮殿の香りが心地良い。にも関わらず本家のポセイドンと比べ、宮殿のコピーと言われないのは不思議だが、これは等身大のイアンが投影された本作の凄さを物語る。あまりに美しくて破壊的なものと荒波のような起伏と複雑さを求めてしまうが、本作はこれで良いと思う。VOも決して悪くない。はかなさが感じとれる。グレックと比べるのはかわいそう。ラストの終わり方、宮殿は破滅と終焉、本作は荘厳と希望が感じとれることが面白い。

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     2008/10/20

    本作品の良さは皆さんの言うとおり。M1の入り方、Yesの皆さん、FRAGILEでパクっていませんか?プロデューサーが同じEDDYだから仕方がないか。私は本作をさらに重厚なプログレ作品にするため時折JEREMYBENDERをラスト手前に挿入し聴いています。こうするとかなりプログレ特有の緊張感が増し、一つの組曲を聴くかのように一気に聴けます。たぶんアーティストが全編プログレ一色することを嫌ったのでしょう。

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     2008/10/19

    大帝さんの指摘のとおり、メロディックでイタリア特有の哀愁が漂っている秀作。私は時折入るアコースティックピアノが緊張感があり気に入っている。(音色は一工夫が必要だが)しかしどうしてもEL&Pタルカス等と比べてしまうので、すいません。OKとしました。でも曲も演奏も良いですので一聴の価値は十分あります。大帝や大佐並みのプログレ仙人の方は必聴かもしれません。

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     2008/10/19

    1stの焼き回し、コピー等と評価がいまいちの本作を敢えて最高と評価したい。(本音はすばらしいなんだけど。)1stのような大傑作は、メンバー各自の持てるアイデアと本来あり得ない偶然の化学反応で誕生したとんでもないもの。このとんでもないものを完全とは言わないが再現させたフリップ。凄いと思いません。クリムゾンの歴史として考えても評価しても良いと思うけど。焼き回しとか言っているリスナーの声を当時のフリップが聞いたら、うなずきながらニヤリとするに違いない。しかしイアンやリズム隊が抜けた穴が大きいことはフリップにはよく分かっており、同時にこの時点では新たな創造のためには新たな化学反応を求めるしかなく、メンバーチェンジを繰り返すこととなり、最後はクリムゾン自体を解散させること

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