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一人のクラシックオールドファン さんのレビュー一覧 

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     2013/07/18

    このクリュイタンス/BPOによるベートーヴェン交響曲については他盤においてかなりの数の皆さんのレビューがあり今更屋上屋を重ねる事ははいたしません。ただ本全集プロジェクトは1957年クリュイタンス52歳の頃からスタートした世界初のベートーヴェン交響曲ステレオ録音全集であり、BPO初の全集でもある記念的なものです・・・もうこのポイントだけでも最高ランクでしょう。私は全曲を聴いたわけではありませんが聴いた曲の範囲では全体に緩徐楽章はそれほど遅くなく、終楽章を落ち着いたテンポで運ぶという伝統的運びが、厚みのある響きでフレーズの出をしっかり弾き込み堂々とした推進するBPOの演奏スタイルに良くマッチしていて聴き出した当時これこそベートーヴェンだなぁと思いました。LP時代ではクリュイタンス/BPOのベートーヴェン交響曲と言えば第6番「田園」が一番好評だつた様に思えます。感情に左右されず、さりとて木で鼻をくゝった物では勿論なくあの容貌からも知的なセンスと温かさが偲ばれます。「物腰が柔らかい」とでもいうのでしょうか。演奏自体も若干角がとれた感じで幾分厚めのカラヤン時代に突入する辺りの響きとは異なって聴きました・・・ベルギー出身指揮者で当然フランス物を手がける時が多いのでしょう。楽章を通して実にバランス良く展開し最終楽章での感謝・幸福感は如何ばかりでしょうか。まぁ、とにかくこのゆっくり目のテンポの演奏「田園」(1960年、タイム@10’18A13’44B5’54C3’45D9’53)だけは、しっとりとした流れに身をまかせる様な気分で一度聴いてもらいたいですね。なお、クリュイタンスには1955年同じBPOを指揮した第6番「田園」モノラル演奏(同@10’09A13’38B6’26C2’38D10’21)が唯一本全集以外のベートーヴェン交響曲収録としてあるそうです。併録曲第4番(1959年、同@10’16A9’56B6’06C7’02)の方も同じアプローチで少し下半身安定型みたいな仕上がりでこの二つの交響曲はベートーヴェン交響曲集の中でクリュイタンスに向いている・・・というか多くの聴く者の嗜好に合って来ていますね・・・私見ですが結構彼の演奏はがっしりと押しの強い面もありますが彼のベートーヴェン交響曲本盤組合せ曲は中でも上位にランクされましょう。。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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     2013/07/17

    2004年から2008年にかけてのヤルヴィ/DKPによるベートヴェン交響曲シリーズ収録プロジェクトの一環で勿論演奏はベーレンライター版。この版の演奏は更に奏法・楽器の最近トレンドによりどの演奏もえてしてテンポが速くアッサリ味になるようです。本全集はCDではなく最近では珍しくLP組盤で価格もそれなりに相当なものですが音質に拘る会社の姿勢が窺えますね。私はCDで収録曲の幾曲かを聴いて当該盤には過去レビューを書き込んだ者で今回本全集盤にはその過去のレビューを曲順不同で転記等させていただきましたのでよろしくお願いします。ヤルヴィは私の好みを強いて言うなら偶数曲がその演奏スタイルからも合っている感じがします・・・多分穏やかな曲の多い偶数曲に対して挑発的な彼のアプローチが新鮮さを感じるのかも知れません。従ってここでは第4番(2005年録音)ということでタイム的には@10’48A8’34B5’26C6’11位で他の同傾向の演奏者ジン・マンやノリントンに似たタイムで特徴的には旧タイプの演奏だと第2楽章では9分台が多いのに明らかに一線を隔しています。さて、ヤルヴィの第4番の演奏は全楽章キレが良く時折ルバートも効かせ繊細さもあわせ持って特に絶妙な管楽器サポート・・・弦と管の渡しが上手い様に思います、時折ちょっとしたフレーズ毎にアクセントをつけたティンパニーの使い方にも神経が行き届いております。音色が冴えているのもこのシリーズの長所ですが、私自身この演奏を含め最近の演奏にかっての演奏家の個性を楽しむというより版・奏法の個性が表面的に捉えられ勝ちになってしまっている半状態でもあります・・・。2004年、2006年と一部再録したと言われる第7番(@13’12A7’42B8’51C8’27)になりますとスピード感こそクライバー辺りから慣れては来ているもののもうひとつ感慨は薄くなるのは旧イメージが私の中には強いのでしょう。ヤルヴィ一のベートーベン交響曲一環盤で他の盤レビューにも書きましたが中々意欲的に今一番仕事が面白いんだろうなぁと思いました。彼のベートーベン、偶数番(何も偶奇数の意味合いは無い事は充分承知の上で)交響曲に適した演奏に結果的になっている様に聴きました。第2番(2007年、同@11’40A9’53B3’50C6’11)では快調なテンポが颯爽さを強調、第6番「田園」(2007年収録、タイム@11’18A11’42B5’07C3’38D9’29)は丁寧に運ぶ第1楽章や第4楽章のティンパニーの扱いや終楽章・・丁寧にゆっくりした感謝の気持ちは意図的には理解の延長線上なのですがその響きが私には半ば強制的トレンドの様に感じました。まぁ、パーヴォのダイナミックな指揮ぶりとそれに反応するDKPの個々のメンバーの演奏への没入ぶりが如実に捉えられたものなのでしょう。ベートーヴェン第九「合唱」と言えば1951年バイロイト祝祭ライブのフルトヴェングラー指揮演奏がいつまでも君臨しているようで私もそれなりに長年それへの感動を持続している代表的演奏かとは思います。確かに第九の重厚長大演奏は根付いてはいるのですが最近・・・と言ってもベーレンライター版採用や古楽器演奏その他による演奏もあちこち現れて久しく少し第九(とは限りませんが)への対応態度も変化しつつある面も否定出来ません。本盤もそうしたイメージの演奏で2008年P.ヤルヴォが46歳の時に一連のベートーヴェン交響曲シリーズ録音の最後に取り上げたものでオーケストラはドイツ・カンマーフィル・ブレーメン、合唱はドイツ・カンマーコーア、独唱陣はC.エルツェ(S、当時45歳)、P.ラング(A、同46歳)、K.F.フォークト(T、同38歳)、M.ゲルネ(B、同41歳)という陣容で特に最終楽章は前三楽章収録後数ヶ月を経て・・・その間実際のコンサートで何回か演奏する過程でアプローチ・イメージ作りを固めて行って・・・満を持して録音したとのメモがあります。演奏タイムとしては@13’51A13’20B13’13C23’05と最近トレンド演奏のご他聞に漏れず短めで第1楽章から飛び跳ねる様な軽快なテンポ運びが先ず注目されます。やや弦楽器を抑えて多分オリジナルの管楽器がその分特徴的に活躍しています。活躍と言えばこの楽章中ほどでの仕切り直しでのオーケストラ盛り上がり付近での硬質なティンパニーの扱いがメリハリ感を添えておりこのティンパニーは第2楽章でも何回か微妙に表情を違えつつ活躍するのが耳に残りました。ただ第2楽章が従来の演奏より何故か映えないのは第1楽章の飛び跳ねの続編に聞えてしまった処がありこの楽章の存在感がティンパニー音の耳残りだけに終わって薄れたのは少し残念です。さっさと比較的淡々と進めた第3楽章から切れ目無く最終楽章へ入って行きますが始めの低音弦による語りは従来演奏の様に大層なものではなく前までの事との決然とした仕切り直しらしいドラマチックな要素が淡く物足りなく感じました。マァ、全体この演奏自体がヤルヴィの攻撃的挑戦の演奏として従来の荘厳型からの脱却・・・解説メモには徹底した楽譜主義による名画修復と書いてあります・・・で合唱も大人数ではないし例えばテノール独唱も独唱陣で一番若いローエングリン歌手がもう少し朗々としても良かったのではと素人が愚考いたした次第です。正直なところ本演奏については興味と感動との中途半端段階の私であります。第九には独唱陣は一部替わっていますが2009年ライブDVDもあり視覚からは又訴え処が異なって来るのではないでしょうか。その他の曲はデータのみメモさせていただきます・・・第1番(2006年、同@8’24A6’27B4’01C5’31)、第3番(2005年、同@15’20A13’17B5’29C11’02)、第5番(2006年、同@6’58A8’19B4’45C10’26)、第8番(2004年、同@8’06A3’48B5’28C6’44)・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)。

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     2013/07/16

    大オーケストラで聴くと時折暑苦しさを感じるこ幻想交響曲にもそのサウンド等の扱いによって新しい側面にスポットをあてる演奏が出て来ていますが本盤演奏もそうした類いに入るのではないでしょうか。新しいアプローチと思っていたこの演奏(2002年)も既に十年経ったのですがミンコフスキ(当時40歳)の古代オーケストラ(1982年ミンコフスキ設立のルーヴル音楽隊)と小規模モダンオーケストラ(1986年アバド設立のマーラーCO)の合体ブレンド色は確かにミンコフスキ当時40歳の意気込みに込めて新鮮な印象を私達に植え付けてくれました。とにかく独特の音色により全体透き通ったシャープな肌触りが特徴で高音と低音の対比にも工夫があります。演奏タイムは@16’02A6’17B19’34C6’26D9’16で反復が行われている為もあってタップリの時間を過ごす事となります、ライブ故か時にアンサンブルの怪しい処はありますが些細な事でこのサウンドの中で第1楽章等後段〆めでの追い込みが結構効果的だし第2楽章での軽やかな主副の綾なす旋律が印象的です。見通しの良いゆっくりした第3楽章を経て第4楽章でのしなやかさと共にティンパニーの扱いも巧みです。最終楽章は鐘も強めにグロテスクさを強調しスリリングに畳み掛けて行く様子は爽快ですね。叙情的場面「エルミニー」は私は初めて聴いたカンタータですが幻想交響曲の固定観念テーマがほぼそのまま出て来る処で親しみを感じました。ソプラノはA.ルゲイ(当時30歳)で演奏時間はトータル22’56となっており案外の聴きものでありました。素晴らしいランクとしましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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     2013/07/15

    本盤はじめアバド/VPOによるベートーヴェン交響曲シリーズのCDジャケットはクリムト作の「ベートーヴェン・フリーズ」から引用されていて中でも本盤の作品は赤裸々で甘美・妖艶エロチックに徹したものとなって(その旨表記されていないジャケット解説も有るのは残念)。ちょっとアバドの演奏スタイルとは異なってはいますが気に入っております。アバドには私個人の先入観の為かベートーヴェン交響曲では偶数番が比較的フィットしている様に思ってはおります。第5番「運命」演奏タイムは本盤1987年VPO@7’54A10’07B5’23C11’05と後年再録分・・・2000年BPO@7’16A9’10B7’48C10’41や2001年BPO@7’25A9’30B8’00C10’38とは第3楽章反復関係でタイム差が見られます。演奏自体はこの頃のアバド充実期なのか、後年再録より十年以上若い為か颯爽さがVPOの絶妙なしなやかさの中に感じられ厳しいアプローチというより柔軟性が注目されます。第1楽章の中程の管のソロの歌わせ方や〆でのファッと余裕糊代感を見せ中々特徴的だし最終楽章も切迫感一辺倒ではなく時折意外なテンポ伸縮を噛ませながら盛り上げ展開ストーリー性に巧者ぶりを聴かせてくれます。アグレッシブ性格の奇数番曲にロマン性を匂わせての仕上げになっておりますね。第2番(タイム@12’26A11’20B3’30C6’25)はアバドによく合った様で演奏自体に無理がなく第1楽章から爽快感に溢れています。曲相当の躍動感も不足ないし〆での畳みかけもテンポは速めですが見事です。後年再録分は1999年BPO(同@11’33A9’53B4’32C6’08)及び2001年BPO(同@12’13A10’50B4’25C6’12)であります。私自身この曲は余り重々しい演奏が苦手なこともあって第2楽章のVPOのサウンドと穏やかな運びも魅力的でした。録音はホール残響がやや強めですが私の聴いた演奏盤は曲閉じにライブらしい拍手がカットされているのは少し寂しかったです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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     2013/07/14

    LP時代には余り知られていなかった・・・私だけが知らなかったのかも・・・オレグ・カガンはオイストラフの愛弟子であり特に1960年代末からリヒテルと多くの室内楽共演を行っており又ライブ中心に数々の演奏を残しております。彼は存命ならまだ現在60歳代なのに「残しております」となったわけで本盤曲ベートーヴェンのVソナタ三曲を収録した1975年では彼はまだ20歳代で当時の60歳頃のリヒテルとは親子ほどの年の差での共演となっております、まぁ、それだけもう当時巨匠域に達していたリヒテルから高い評価を得ていたのでしょう。各曲演奏はカガンの若き強靭なテクニックと流石オイストラフ譲りの内側からの情感はうかがえるものの所謂共演で聞かれる「丁々発止」雰囲気には到っていないというのが第一印象でした。リヒテルの方は西側デビューした1960年から年月を経ての演奏スタイルの微妙な変転過程にもあってデビュー頃のどぎつい個性よりおそらく古典派各曲に因るのでしょう・・・そのタッチの硬質な面があくどく主導するよりサポートに徹している様にも思いました。基本的に過剰な物々しさは避けて音楽そのものの推進力に託した自然体の感じであり従って両者結果的にはあるバランスの上に立った演奏仕上がりとなったのではないでしょうか。第2番の中間楽章でのカガンの情感をリヒテルの静謐さが映えさせていると言ったバランス・・・。タイムデータは最終楽章ライブ分拍手を除いて実演奏タイムとしました)をメモしておきましょう→ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第2番(@5’23A5’30B4’46)、第4番(@6’27A8’13B6’03)、第5番(@9’54A5’59B1’09C6’21)といった処です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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     2013/07/13

    ヨッフムは私達LP世代では19世紀末生まれの諸大指揮者の影に回ったどちらかと言えば二番手的存在の指揮者ではありましたが私個人としてはARCOとのバッハ「ヨハネ受難曲」「ロ短調ミサ曲」でドイツ指揮者の割りには暖かで伸びやかな演奏が気に入りでした。さてこうした彼がブラームスの交響曲を扱った一つが本盤で交響曲第4番であります。収録は1976年ヨッフム74歳の頃LPOを振ったものでタイムは@12’56A11’53B6’17C8’52と心持ち最終楽章が速く感じました。第1楽章独特のゆっくりしたスタートをしてからその「ゆっくりさ」がひょつとして破綻に結びつくのではないかと思われるくらい中々リアルな感じでそれはLPOのアンサンブルのせいかも知れません。〆に向ってはある興奮を伴いつつライブ様に次から次へ追いかぶさって行きます、そしてラストは充分伸ばして終わるのですが寂寞感からはちょっとズレていました。第2楽章は割りと情念っぽく展開し〆はやはりゆっくりと。第3楽章はテンポ緩急を対比させ基本的には少しせっかち・忙しく思いました。いよいよ最終楽章、少し勿体ぶってスタートしますが変奏展開する内にホットな面も見せ次第にテンポアップしながら高揚感を煽って行きます。前のめりになりつつ粗っぽい表情もありヨッフムの本ブラームス交響曲シリーズ全体・・・1978年度レコード・アカデミー賞受賞分・・・に共通するパターン処となっています。まぁ、とにかくLPOのメロディに係わる響きが独墺系オーケストラとは異なった感じで我々素人からすれば分り易い元気・迫力となっていました。彼には本盤以外にこの第4番を指揮したものが多く残っておりそれは1953年BPO(タイム@12’31A12’06B6’02C8’52)、1976年ACO(ライブ、同@12’32A11’41B〜C16’22)、1979年SKDO(同@12’57A12’00B6’13C10’01)、197X年BRSO(ライブ、同@12’33A11’38B6’09C8’48)等でライブ分には最終楽章に拍手も入っているでしょうからそう見ますとそんなに曲進行タイムにはブレはないと判断されます。併録の「悲劇的序曲」(同12’16)はややテンポは速いですがjそんなに恣意的にならず真正面から取り組み緊迫感を維持した素晴らしい仕上がりと思いました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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     2013/07/12

    ヨッフムは私達LP世代では19世紀末生まれの諸大指揮者の影に回ったどちらかと言えば二番手的存在の指揮者ではありましたが私個人としてはARCOとのバッハ「ヨハネ受難曲」「ロ短調ミサ曲」でドイツ指揮者の割りには暖かで伸びやかな演奏が気に入りでした。さてこうした彼がブラームスの交響曲を扱った一つが本盤でそれも先に述べた芸風から四曲のブラームス交響曲のうち適していると思われる第2番についてメモさせていただきました。本盤演奏は1976年LPOを振ったヨッフム74歳の時の演奏(タイム@19’09A9’27B5’45C8’31)です。この曲は周知の様にブラームスが刻苦して作曲した先行第1番とは異なり風光明媚な所に浸ってその田園風景を中心とした牧歌的印象を短期間に仕上げた明るい曲です。さて、演奏の方は第1楽章はやや速めに進めて前のめりになりそうな感じもしないではありませんが反復部分の「つなぎ」のニュアンスや後半でのドラマチックな表情を面白く聴きました。第2楽章も基本的には輪郭を明瞭にしつつも力を抜いて聴かせる処や「間」を取りつつのクロージングも印象的でした。同様なアプローチの第3楽章に続いていよいよこの曲の名場面の最終楽章・・・運び自体は余り無理はしていませんがやはり歯切れ良くテンポ速めに展開して雰囲気的にはのんびりムード、団円ムードとはちょっと路線が異なり〆でのコーダ付近〆に向ってはスピードアップして気分の高揚を図りライブ的な面もありました。ヨッフムの割りには表情豊かな演奏ではありました。彼の指揮したブラームス交響曲第2番には他の演奏として1951年BPO(同@14’59A10’06B5’40C8’17)や1981年VPOライブ(同@15’31A10’14B5’56C9’03・・・拍手込み)等が記録されておりますが本盤演奏は第1楽章の反復が特徴となっています。なお、本盤併録の第3番(同@12’54A9’03B5’37C8’43)の方は未聴であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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     2013/07/11

    以前書き込みさせていただいた者ですが当時未聴の曲で第2番を別盤で聴きましたのでデータ中心に再度メモいたします。ベーム/VPOによるベートーヴェン交響曲全集からの1972年収録の第2番(タイム@10’29A13’29B4’12C7’08)ではベームは78歳の頃でこの曲の割りには正直重すぎるというか武骨さがスンナリ受け入れする感じにはなりませんでした。タイム的にも特に第2楽章がゆっくりしてVPOの弦は美しいのだけれどベートーヴェン青年期の作品に対して大きく構え過ぎというかこの辺りがクラシック好きになるか・ならないかの境目的な演奏でベームのアプローチを弁えている小生すら「シンドイ」感覚がふと過ぎりました。第1楽章出だしでは重厚なベームのベートーヴェンに身を任せようとしたのですが・・・。第3楽章以下に「勢い」も欲しいですね。ベームのベートーヴェン交響曲第2番には他の演奏も残っており1968年BPO(タイム未確認)、1973年BRSO(同@10’36A12’42B3’54C7’05)、1980年VPO(同@11’24A13’36B4’17C7’16)と年を経るに従ってタイムも長めになってしまっています。前回レビューで褒めた第5番の方は本盤1970年演奏分(同@8’32A10’52B6’16C9’21)でありますが当然この曲にも他のベーム指揮分が残っており1953年BPO(同@8’07A11’21B5’57C8’51)、1966年VPO(タイム未確認)そして1977年VPO東京ライブ(同@8’33A10’47B6’17C8’52)。なお、本盤併録の他の二曲についてはデータのみメモしました→第1番(1972年収録、同@9’44A8’45B4’03C6’32)、第4番(1972年収録、同@12’16A9’49B5’54C7’33)であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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     2013/07/10

    C.ハンゼンというドイツのピアニストはそんなにポピュラーと言うかスター性ある演奏家ではないし演奏盤もほんの僅かしか出ておらずHMVカタログでも彼のCDはフルトヴェングラー/BPOバックのベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番(1943年ライブ収録)分が手を変え品を変えいろんな盤で挙げられているだけだった様です。さてそうした状況下、同じベートーヴェン・ビアノ協奏曲で第1番(タイム@14’40A10’04B9’08)をワルベルク指揮で、第3番(同@17’02A8’57B9’05)をケルテス指揮で1960年頃に収録したものが本盤でありオーケストラは何れもバンベルクSOとなっております。ハンゼン当時は50歳代半ば、演奏スタイル確立されてどちらの演奏も奇を衒うことのない正統派の演奏で作品そのものを掘り下げて行く気骨に何か演奏芸術の普遍性を知らぬ間に植えつけられる感じがしました。教育者的存在が演奏活動に地味な印象を与えている向きもありますが第1番では比較的振り付けを重視した棒の振り方でTVでも馴染んだあのワルベルク(本盤収録時30歳代後半)がこの些か地味な作品をお得意の「光」をあてているし第3番での若きケルテス(同30歳代前半)は特に第1楽章でバランスを重視しつつ積極的な若さ溢れるサポートは素晴らしいです。音質もオーケストラが重厚に陥り過ぎずよーく鳴り切っている処をちゃんと捉えております。まぁ、今更ハンゼンという向きもおられるでしょうが飽きの来ない演奏として素晴らしいと思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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     2013/07/09

    この種の盤では多少曲目内容は変わってもスタンダードな位置づけでは確固たるものになって久しい名盤と言えるでしょう。本盤はかつてバッハを含めバロック音楽演奏で名を馳せたミュンヒンガーが主に1977年に収録したものとコレルリ「クリスマス協奏曲」等は1960年に手兵シュトットガルトCOを振って演奏したもので1960年ミュンヒンガーが40歳代半ばでレコードデビューの頃のゴツゴツした如何にもドイツ風のしっかりした雰囲気がまだ有る頃の演奏から1970年代に入ったものは若干マイルドになり温かさも加わりミュンヒンガーの個性が薄らいだ感はありますがどちらも一般家庭、喫茶店のBGMにも重宝します。一時期この類いのバロック小品集が色んな演奏家により出されましたが冒頭触れたようにこのジャンルでの確立された名盤としてヒーリング実用盤でも最高ランクにあると思います。詳細内容は次の通りです→パッヘルベル・・カノン(1977年、タイム4’35)、ジーグ(同、1’57)、アルビノーニ(ジャゾット編曲)・・アダージョ(同、7’19)、バッハ・・BWV147より(同、3’02)、BWV208より(同、4’33)、ヘンデル・・シバの女王入場(同、3’14)、オルガン協奏曲(1977年、オルガンは当時40歳のU.ブレムシュテラー、三楽章トータルタイム15’29)、歌劇「ベレニーチェ」序曲(同、7’10)、ガブリエリ・・ピアノとフォルテのソナタ(1968年、5’12)、コレルリ・・合奏協奏曲第8番「クリスマス協奏曲」(1960年、六楽章トータルタイム14’07)。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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     2013/07/08

    懐かしいLPレコードジャケットです。本盤はかつてバッハを含めバロック音楽演奏で名を馳せたミュンヒンガーが1960年頃に収録したもので私は1961年リリースのモノラルで聴いておりました・・・当時はモノラルとステレオ両建での販売がされており本盤は一応ステレオとなっております。ミュンヒンガーが40歳代半ばでレコードデビューの頃のゴツゴツした如何にもドイツ風のしっかりした雰囲気がまだ有る頃の演奏です。収録曲のタイムデータをメモしておきましょう・・・コレルリ・・合奏協奏曲第8番(有名なクリスマス協奏曲と呼ばれる曲、六楽章トータル14’17)、パッヘルベル・・カノン(ミュンヒンガー編曲によるもの、5’11)、グルック・・シャコンヌ(9’20)、リチオッティ・・小協奏曲第2番(四楽章トータル11’13)。夫々古典の精神を直視して現代・・・と言ってももう半世紀以上前のになりますね・・・に生かした演奏で先に触れた様な独特のリズム感による処理が今では流石時代を感じさせます。ミュンヒンガー自体1970年に入る前後からその演奏方向は若干マイルドになり温かさも加わり上記のバロック小品の大半の再録をはじめモーツァルト、ベートーヴェン等でも優れた演奏を残しております。現代のファンにとってはもう完全に「過去の人」となったであろう・・・私にとってはそうではありません!・・・ミュンヒンガーの珍しいLP盤は価格面はさておいてバロックの往年の名演奏が楽しめることと思われます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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     2013/07/07

    私がクラシック音楽を聴き始めてすぐに颯爽と若き指揮者アバド演奏のものがLPでもリリースされメキメキ頭角を現してやがてBPOのシェフにまで登り詰めたわけですが途中大病を経て回復後今や80歳に達して後進指導にも当っているとの事です。アバド演奏は独墺大作曲家のシンフォニー等でも一定の評価を得てはいましたが意外とロシア等ローカル物やマイナー物に結構その腕前本領を若い頃から発揮していました。本盤はそうした若きアバド33歳の頃、彼にとってファースト正規録音である1966年LSOを振った演奏のバレエ音楽「ロメオとジュリエット」抜粋版9曲(トータルタイム28’45)はやや運びが重い感じがしました。有名な冒頭曲「モンタギュー家とキャプレット家」(タイム5’35)にしても葛藤する雰囲気をテンポの緩さで表しているのでしょうか。しかし、他の曲ではちょっとした旋律の歌わせ方に新星らしさ・・・ロシア物をイタリア人が演奏するというセンス・スタンスも含めて・・・が発見されます。後年1996年にはBPOを指揮しての20曲抜粋で収録(トータルタイム68’11、内「モンタギュー家とキャプレット家」は4’51)されておりバレエ全曲と組曲版双方から重要な音楽をセレクト、ほぼ物語の進行に沿った形で並べているそうでアバドのプロコフィエフへの拘りも見られます。次に1966年録音の「道化師」はそんなにポピュラーな作品ではありませんがプロコフィエフにとって上演された最初のバレエ作品らしく本盤ではやはり9曲(トータルタイム26’04)が選ばれています。演奏の方は他と正直聴き比べもしていませんがプロコフィエフらしいリリシズムとグロテスクさを純粋に表現して素直に聴き流せる感じでもあり私には「拾い物」ではありました。次に1969年にやはりLSOを振って録音した交響曲第1番「古典交響曲」(タイム@3’50A4’10B1’30C4’15)は最終楽章を除いて若干速めに進めてキビキビした雰囲気を出してはいますがマァこんな処でしょう。彼は後年1986年ECOを指揮してこの「古典交響曲」を再録(同@4’13A3’45B1’21C3’53)しております。それと交響曲第3番(同@13’19A7’20B7’40C6’13)は最初の楽章スタートは聴き様によってはモタモタしている感じがしましたが元々この楽章自体時間的に長いせいもあるのでしょうか、戦闘的な感じは出ています。第2楽章の繊細な叙情と幻想的な雰囲気に続いて第3楽章からは調子が上がって行き最終楽章クライマックスでは鮮烈で迫力のある演奏がダメ押しで全体好印象を残します。やはりLSOを指揮した1968年録音のヒンデミットの「ウェーバーの主題による交響的変容」(同@4’09A7’38B4’03C4’32)も余り私は他の演奏を知らないのですがウェーバーのピアノ連弾「8つの小品」、「6つのやさしい小品」、「トゥーランドット」からのテーマを各楽章に割り当てて変奏させた曲で前半冒頭は土俗的なティンパニーから勢いついてパワーフルに進めて少々の管楽器の危うさも何のその。まぁ暑苦しさが晩年のアバドから想像もつきません。後半は雰囲気的に「水いり」して後スピード感溢れた感じでテンションを上げていくアバドのバトンテクニックの冴えで聴き取れます。この曲も再録されておりそれは1995年BPOとの演奏(同@4’05A7’12B4’04C4’30)であります。併録のヤナーチェツク「シンフォニエッタ」(1968年録音、タイム@2’36A5’46B5’09C2’49D7’23)は全体的には歌う叙情センスはアバドらしいのですが全体やや大人しい感じでオーケストラ性能が追いついていない様にも聞えました・・・参考までにこの「シンフォニエッタ」再録は1987年BPOを振ったもの(同@2’16A5’45B5’05C2’58D6’55)であります・・・。HMVレビュー通り若き頃のアバド演奏の聴き様では面白い曲をまとめた素晴らしいランクの2CDと思いました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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     2013/07/06

    私がクラシック音楽を聴き始めてすぐに颯爽と若き指揮者アバド演奏のものがLPでもリリースされメキメキ頭角を現してやがてBPOのシェフにまで登り詰めたわけですが途中大病を経て回復後今や80歳に達して後進指導にも当っているとの事です。アバド演奏は独墺大作曲家のシンフォニー等でも一定の評価を得てはいましたが意外とロシア等ローカル物やマイナー物に結構その腕前本領を若い頃から発揮していました。本盤はそうした若きアバド33歳の頃、彼にとってファースト正規録音である1966年LSOを振った演奏のバレエ音楽「ロメオとジュリエット」抜粋版9曲(トータルタイム28’45)はやや運びが重い感じがしました。有名な冒頭曲「モンタギュー家とキャプレット家」(タイム5’35)にしても葛藤する雰囲気をテンポの緩さで表しているのでしょうか。しかし、他の曲ではちょっとした旋律の歌わせ方に新星らしさ・・・ロシア物をイタリア人が演奏するというセンス・スタンスも含めて・・・が発見されます。後年1996年にはBPOを指揮しての20曲抜粋で収録(トータルタイム68’11、内「モンタギュー家とキャプレット家」は4’51)されておりバレエ全曲と組曲版双方から重要な音楽をセレクト、ほぼ物語の進行に沿った形で並べているそうでアバドのプロコフィエフへの拘りも見られます。次に1966年録音の「道化師」はそんなにポピュラーな作品ではありませんがプロコフィエフにとって上演された最初のバレエ作品らしく本盤ではやはり9曲(トータルタイム26’04)が選ばれています。演奏の方は他と正直聴き比べもしていませんがプロコフィエフらしいリリシズムとグロテスクさを純粋に表現して素直に聴き流せる感じでもありました。次に1969年にやはりLSOを振って録音した交響曲第1番「古典交響曲」(タイム@3’50A4’10B1’30C4’15)は最終楽章を除いて若干速めに進めてキビキビした雰囲気を出してはいますがマァこんな処でしょう。彼は後年1986年ECOを指揮してこの「古典交響曲」を再録(同@4’13A3’45B1’21C3’53)しております。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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     2013/07/05

    私がクラシック音楽を聴き始めてすぐに颯爽と若き指揮者アバド演奏のものがLPでもリリースされメキメキ頭角を現してやがてBPOのシェフにまで登り詰めたわけですが途中大病を経て回復後今や80歳に達して後進指導にも当っているとの事です。アバド演奏は独墺大作曲家のシンフォニー等でも一定の評価を得てはいましたが意外とロシア等ローカル物やマイナー物に結構その腕前本領を若い頃から発揮していました。私はかつて若きアバドがLSOを振ってのプロコフィエフの古典交響曲、バレエ音楽「ロメオとジュリエット」抜粋、バレエ組曲「道化師」等を聴いていました。因みに1966年収録のバレエ音楽「ロメオとジュリエット」はアバドにとってファースト正規録音だったらしいです。本盤はその一環として1969年に録音した交響曲第1番「古典交響曲」(タイム@3’50A4’10B1’30C4’15)は最終楽章を除いて若干速めに進めてキビキビした雰囲気を出してはいますがマァこんな処でしょう。彼は後年1986年ECOを指揮してこの「古典交響曲」を再録(同@4’13A3’45B1’21C3’53)しております。やはりLSOを指揮した1968年録音のヒンデミットの「ウェーバーの主題による交響的変容」(同@4’09A7’38B4’03C4’32)は余り私は他の演奏を知らないのですがウェーバーのピアノ連弾「8つの小品」、「6つのやさしい小品」、「トゥーランドット」からのテーマを各楽章に割り当てて変奏させた曲で前半冒頭は土俗的なティンパニーから勢いついてパワーフルに進めて少々の管楽器の危うさも何のその。まぁ暑苦しさが晩年のアバドから想像もつきません。後半は雰囲気的に「水いり」して後スピード感溢れた感じでテンションを上げていくアバドのバトンテクニックの冴えで聴き取れます。この曲も再録されておりそれは1995年BPOとの演奏(同@4’05A7’12B4’04C4’30)であります。併録のヤナーチェツク「シンフォニエッタ」(1968年録音、タイム@2’36A5’46B5’09C2’49D7’23)は全体的には歌う叙情センスはアバドらしいのですが全体やや大人しい感じでオーケストラ性能が追いついていない様にも聞えました・・・参考までにこの「シンフォニエッタ」再録は1987年BPOを振ったもの(同@2’16A5’45B5’05C2’58D6’55)であります・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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     2013/07/04

    ランドフスカと言えばプレイエル社とのモダンチェンバロの開発及び演奏で名を知られた演奏家ですが私がクラシック音楽を聴き始めた頃はもう亡くなっておりその魔法使い婆xさんの様な容貌で独特の存在感を私の中に占めておりました。その演奏スタイルは後のグールドやレオンハルト等と聴き比べますと確かに古めかしさを感じるのですがそれは彼女の収録がSP時代の古い音質である事からも起因していると思われます。さて、本盤は何れの曲も1937年彼女が58歳の時の演奏でチェンバロとピアノを曲により持ち替えたものです。チェロのカザルス、オルガンのシュヴァイツァーと共にバッハの演奏を主としていた様ですが本盤は例えばモーツァルトのビアノ協奏曲第26番「戴冠式」(タイム@13’28A7’16B9’48)では結構雄弁自在に曲を進めてカデンツァも彼女自身の作ということで何か今日の演奏には聴けない「遊び」「ロマンチックさ」が印象深いです。バックの当時34歳の独系指揮者W.ゲール指揮室内楽団も阿吽呼吸で取り次いでいる感じです。他の曲についてはデータをメモするのに留めておきますが何れの演奏も私には音質はともかくそんなに古いと言う違和感はなく時折「溜め」を噛ました演奏を楽しみました。ハイドンのハープシコード協奏曲(E.ビゴー/オーケストラ、同@7’19A7’59B4’18)もハイドン演奏によくある通り一辺の運びではなく滋味に溢れ中々表情豊かな仕上げになっており聴き入りました・・・曲を聴くというより特定の演奏家を聴くという事なのでしょう。他の併録曲はヘンデルのハープシコード協奏曲(E.ビゴー/オーケストラ、同@3’33A5’48B2’12)、ハイドンのメヌエット他(タイム4’17)、モーツァルトのファンタジアK397(同4’42)ですがHMV本盤メモではヘンデルの協奏曲について変ロ長調・作品4というのは同じなのにオルガン協奏曲となっているのは要確認ですね・・・多分HMVメモの方は原曲タイトルなのかもしれません。レコード価値としても最高ランクにさせていただきましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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