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marienbad さんのレビュー一覧 

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     2011/11/24

    フランス音楽史を紐解けば必ず名前が出てくるにもかかわらず、その音楽が全く知られていない、ヴァンサン・ダンディ。その音楽は、彼の外見からも想像できるように難渋なものだが、その渋い魅力を十二分に伝える素晴らしい演奏のCDがこれだ。代表作の一つに数えられるソナタは、40分を越す大作。ちっともヴィルトゥオーゾ的でないにも係わらず、演奏が難しいという、ピアニスト泣かせな曲を、マニアな作品ばかり録音するシェーファーが切れ味の良い音で聴かせてくれる。正直、この録音を聴くまで、この作品は駄作だと思っていたが、認識を改めさせられた。

    ダンディの音楽が果たして今日において、再評価に値するかという判断は別として、この録音のすばらしさは称えられるべきであろう。フランス音楽をドビュッシーとラヴェルばかりで語ろうとする向きは是非購入されたい。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/11

    個人録音の最長記録としてギネスにも載ったレスリーハワードのリスト全集。枚数を考えたら非常に恐ろしいペースで録音が進んでいたらしく、実際、1〜2ヶ月に1枚はリリースされていた時期もあったぐらい。それだけに、出来の良い初見の域を出ない演奏があるのも事実だし、オクターブだアルペジオだといった似たようなテクニックのオンパレードのつまらない曲も多い。それでもテクニック的な要素が簡素化された晦渋な後期作品まで網羅した全集は、資料的価値が非常に高い。ちなみにクリダの全集(レコード時代の復刻もの)は看板に偽りありで、当時すでにハンフリーサールによる研究で膨大な作品数があることを知りつつ、たったあれだけで全集を名乗っていた。リストと言う作曲家の全貌を知るには、これを買わないわけにはいかないだろう。その上で、自分の好きな曲を(自分はワイマール期のものを推す)、よりすぐれた演奏で聴くというのがオススメだ。

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