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birdy さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/23

    ’78年の10作目の問題作。ファンにとって彼らに対する期待感はあまりにハードルが高く、これですら酷評されるのが少々気の毒な感じです(笑)。今改めて聴き直すとやはりYESで、結構面白くこれも有りかなと。消化不良と言われるのは、そこは技巧派集団、天才だから未完成な印象を抱かせるのでしょう。ブリティッシュ然とした抒情的緊張感は無いにしろ、複雑なアレンジ・レシピで一味違ったポップな味付けは、これもYESです。事実この時代米では結構売れましたしね。オルジナル曲数より多い10曲のボートラ(笑)も興味深いし、何がいけないってこのジャケ・アート、全てはこれでしょう。

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     2010/06/22

    デザイン・ワークといい、楽曲といい、作品そのものは文句ありませんが、デラックス・エディションと称し2枚組SHM-CDにする意味があるんでしょうか?凝縮したオリジナルの瑞々しさが損なわれるだけの、高価販売目的の何物でもありません。えてしてデラックス・エディションはその傾向が強く感じられます。初めて聴くリスナーにはどう聞こえるのでしょうか?まずはオリジナル。評価はデラックス・エディション盤にて。

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     2010/06/15

    ’82年の彼らのラスト・アルバム。元々アーティスティックな美学を持ったアヴァンギャルドなバンドですが、本作に関して言えばその高純度な美学の構築が実を結び、成熟した芸術的な完成度を見せてます。あのごつい顔のBryan Ferryからは想像できない洗練された緻密なアレンジはとてもスマートで美しく、M1、3は今なを名曲!ほんと名盤!彼らの他のアルバムも好きですが、本作は次元が違います。ジャケット・アートはいまだにWishbone Ashの『ARGUS』と間違えます(笑)。

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     2010/05/27

    デビュー10周年にして’80年の10作目。マーティン・ターナー在籍最後の作と言う事で持ってますが、あまり聴く事の無くなった一枚。この頃になると、W・Aは既に一枚岩で無く、各メンバー単独の持込み曲の寄集め的アルバムになっていてまとまり無く(でもマーティンが4曲も書いてますが)、唯一の共作がM8の「Lifeline」。このナンバーだけが、ジャム・セッションから作り上げてく初期スタイルのハード・タッチで美しいメロディがドラマティックに展開される、まさにW・Aらしさが出てる曲で、彼らが一致団結すればまだまだらしい曲が書けるんだと思わせる名曲。それ以外は80年代風ポップ・ハード・ロックでメンバー各々の思いを込めるも、可も無く不可も無しと言ったところ。その後すぐ10周年記念ヨーロッパ・ツアーを行い、その時の音源を『Live Dates U』で発表し、これを最後にW・A第二期の終焉を迎える。個人的には憂いを感じる7th『New England』までが好み。

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     2010/05/24

    ’10年作。ジャケ買いでしたがトム・ヨーク歌ってるし、テナー・サックスのラヴィ・コルトレーンが演奏してるし、大当たり。ダンス系のビート・ミュージックでしょうが、ダークで内相的で打込みやサンプリングの多重層な中に生身の人間のプレイが効果的に使われ、そこには温かみと胸を打つ美しさが有り、その圧倒的な音の洪水はただの洪水にあらず。宇宙的曼陀羅のシャワーです。ロック好きもジャズ好きもいけます。名盤じゃないですか。

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     2010/05/24

    だいぶ大人の落着きのある上質なセンスを聴かせる’01年の作品。1stがあれ程流行っても、のんびりと言うか淡々にと言うかマイペースに時間がかかって出したアルバムな分、時は流れて大人になったんだね。お洒落でロマンティックなスタイルはそのまま、これぞと言う一曲は無いものの、美しいメロディー・ラインはアレンジに磨きがかかりアルバム全体の質感は1stより上。ネオアコと言うよりもはやヒーリングですね。

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     2010/05/21

    ’73年の4th。『Augas』の成功後、まさかの牧歌的でカントリー調と言うか、ある意味期待を裏切られ問題作。ピアノ、生ギター、ホーン有りとアコな音を多用した、しかも全曲ヴォーカル入りで意図的に前作とは違う一面を見せたアメリカン・テイストな一枚です。初のセルフ・プロデュースとの事だから、アメリカ市場は意識過剰だったのかも。でもこれもW・Aであり、ファンなら許容範囲。M6やライブの定番M8や、ベースのテッドの堂々たるヴォーカリストっぷりも聴きどころです。

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     2010/05/19

    ’76年の8作目。前作のピーター・ウッズのキーボードを大々的にフーチャーしたアメリカナイズ・サウンドが不評に終わるも、今作はタイトルとダブらせるかの様に原点回帰の快作。マイアミ録音はそのままにプロデューサーはロン&ハワード・アルバートに替り、少々サザン・ロック臭がしますが、ギター中心のトラッドの香り漂うブリティッシュ然とした顔をそこかしこで見せてます。M4「LORELEI」は名曲ですが、個人的にM5が本来の彼ららしくとても好きな一曲。カバー・アートもヒプノシスで印象的で◎。

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     2010/05/19

    ’74年ツイン・リードの片翼にローリー・ワイズフィールドを迎えた第2期の始まりの6作目。初の米マイアミ録音で湿った英国哀愁と言うより、どこか乾いた空気の太陽サンサン的シャキッとした風合いと、カントリー畑のローリーの手腕かリズミックでキビキビとしたキレが所々見え、かと言って荘厳な美しきメロディはそのままに、新境地を切り開いた問題作にしては余りある出来映えの傑作。キャッチーなM1、抒情的名曲M3、インスト定番M6他隙の無い聴きどころ満載の相当聴いた一枚。入門盤としても最適。

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     2010/05/18

    ’72年の3rdにして隙の無いアンサンブルと磨きのかかったツイン・リード、絶妙なコーラス・ワークに彩られた美しい楽曲群と、言えばきりが無い程の古典的名盤です。M4など自分の中では彼らを決定付けた一曲で、今聴いても胸が熱くなります。だから今回SHM-CDだ価格だ音だとは言いません。でもこのDX.Edt2枚組(’10年5月発売)はいただけません(DX.Edt2枚組はほとんど)。オリジナル7曲の1枚目のラスト3曲から2枚目最後まで11曲ライブ・ボートラ(カップリング、イン・メンフィス、BBCあり)。本来の名盤がだらだら間延びして、飽きて聴くのが辛くなりました。デザート食べ過ぎてメイン・ディッシュ何食べたか忘れた感じ。元来ライブ・バンドでその妙技は定評ある訳で、自分も好きですが、本当に自信を持って届けたいテイクなら別作品として出すべきで、それなら純粋に別評価します。これじゃ買得感有りと思って買ったリスナーにも逆効果。本来のオリジナルの凝縮された緊張感の素晴らしさを伝えられません。今回この盤を買おうと思うならオリジナルに近い盤をお勧めします。残ったお金で4thとLive Dates 2の足しにして下さい。評価は今盤にて。SP:レビュー書込みは盤のver.度にして下さい!

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     2010/05/18

    ’71年の2nd。前作より洗練さを増しインストを充実させた、ある意味彼ららしい色が出来あがってきた作。ドラマティックに展開される緻密に作り込まれた絶妙なアンサンブルはさすがで、とても美しい楽曲群です。次作『ARGUS』へのアプローチと感じずには居られません。がしかし、個人的にメインとなるリード曲無く、少々残念。でもセールスは良く不動の人気を手に入れた歴史的一枚には変わりありません。

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     2010/05/18

    ’70年1st。既にテッド・ターナー&アンディ・パウエルのツイン・リード・ギターが(荒く野暮ったい所あるも)、他に無い特異な存在感を放ちその未知なる可能性をを示したデビュー作。その後のスタイルとなるであろう英国風抒情性を感じる大作の「PHOENIX」など名曲です。憂いを感じるコーラス・ワークはまだなりを潜めてますが片鱗をうかがえるに充分な一枚に仕上がってます。あまり人気ありませんがいけますよ。

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     2010/05/15

    ’03年の久々の作品ですが、まだまだ現役だと思い知らされました。起死回生の力作と言うより、円熟味あふれる自然体なしみるアルバムです。耳触りが良く聴込む程味わいが増すなかなかの出来で、さすがベテランの成せる業ですね。マルチ・プレイヤーの彼ですが、ジャケ通り特にオルガンを前面にフューチャーしスタジオ・ライブさながら楽しんで作り込んだ様が伝わってきます。大人の渋さが輝きを放ってます。

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     2010/05/15

    ’91年の言わゆる複雑怪奇なYES・BIG・BAND時代の産物で、音楽的に散漫と評される一枚。リーダーが何人もいるから当たり前で、プロデューサーもさぞ困った事でしょう(笑)。このアルバムの楽しみ方は、これ程のビッグ・ネームが入替りでいろんな曲を聴かせてくれる、と言う懐を広く持った聴き方が正しいでしょう。そうすると各々の楽曲は完成度は高いし二重三重の楽しみがあります。ただリーダー曲が無いだけ。YESのアルバムでなかったら評価は高かったはず。90年代に入り多くのこの手のバンドに失望を抱かせられた中、このバンドだけはプログレ然として孤軍奮闘なのか楽しませてもらいました。不思議と言うかやっぱりジョンのハイトーン・ヴォイスがこのバンドのキメになるんですねェ。クレジットの無いトレヴァー・ラビンは可哀想ですが…。

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     2010/05/13

    ’76年7th。2nd『The Tain』を継承したケルティック神話のコンセプト・アルバム。途中プロデューサーが替りポップ寄りに方向転換しセールス落ちるも、またアラン・オダフィ復帰の原点回帰にて、サブ・タイトル通り本来の荘厳なプログレとトラッドのブレンドなるシンフォニックな輝きを取り戻した再起作(英国最高位39位)。トランペットやジェスロ・タルばりのフルートなどフューチャーし、なんとか76年と言うブリティッシュ・ロックの荒波転換期を乗り切ろうと発奮してますが、核となるメインのキラー・チューンが無く、個人的には少々物足りない印象。しかしこのジャケ・アート!インパクト大にてこれ程印象深いのを他知りません(笑)。

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