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レインボー さんのレビュー一覧 

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     2021/04/29

    ハンガリーの作曲家、フェレンツ・ファルカシュ。
    一般的なクラシック・ファンに彼の名前がどれだけ知られているかは不明ですが、まぁ無名な部類になると思う。
    ブダペストでヴァイネルに、ローマでレスピーギに学んでおり、自身の門下生にリゲティがいる。
    経歴は中々のものだが、これまで作品が殆どリリースされておらず聴くのは困難な作曲家の1人であったが、ここ近年、トッカータがファルカシュの作品集を制作、このCDは管弦楽作品集の5枚目である。
    比較的シリアスな曲中心に集められているが、基本的にメロディアスな作風を貫いた人なので、現代曲では聴きやすいだろう。
    交響的序曲での卓越した管弦楽法はレスピーギ譲りだし、ピアノ協奏曲とマートラの踊りでは、ハンガリーの民族色の入ったメロディ等、この作曲家の様々な一面が知れる。
    ガボール・タカーチ=ナジ指揮、MAVブダペスト交響楽団の演奏、ピアノはガボール・ファルカシュ。
    演奏も大変素晴らしく、作曲家への共感も豊かな演奏で良い。
    録音も最近のなので、綺麗で問題ない。

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     2021/04/28

    シカゴ響との録音が有名な、フリッツ・ライナーが前任のピッツバーグ交響楽団時代に録音した音源を復刻した内容のボックスである。
    これらの音源は永らく正規の復刻がされて来なかった物。
    今回はクラムシェル・ボックス仕様厚紙ケースであるが、アメリカで発売されたオリジナルのジャケットを使用している他、貴重な写真や詳しい解説が載ったライナーがついてる等正規メーカーらしい充実した内容となっている。

    それぞれのCDの感想を。

    CD1→ラヴェルやベルリオーズと言ったフランス物を録音したもの。
    繊細な演奏はフランスオケのようで、同じくフランス物で有名なパレー&デトロイト響を思わせる。
    CD2→得意のワーグナー・コンサート。
    ローエングリンの3幕への前奏曲が1番の名演。
    収録曲全てがSPに合わせるためかちょっとテンポが速いが、どれも堂々とした演奏である。
    CD3→ベートーヴェンからガーシュウィンまで、古典から録音時の現代作品まで収録した内容。
    メインはベートーヴェンなのだろうが、ムソルグスキーがきびきびとした推進力に満ちた好演。
    ガーシュウィンはこの曲の初演者による録音として貴重だが、演奏もなかなか。
    CD4→ゼルキンと共演したブラームスのピアノ協奏曲。
    これはゼルキンを聴くべき一枚だろう。
    CD5→バルトークの初稿エンディングが聴ける管弦楽のための協奏曲は、ライナーが鍛えあげたオケの実力を知るには最適な演奏。
    またロッシーニのブルスキーノ氏もキビキビと速めのテンポの好演だ。
    CD6→このCDはライナーというより、キャロル・ブライスを聴くCDと言ったところ。
    意外というかダニエル・サイデンバーグ指揮、コロムビア放送コンサート管弦楽団とのバッハが1番良い。
    サイデンバーグは1906年生まれのチェリスト、指揮者で、録音は少ないがなかなか良い音楽を聴かせる。
    オケは録音用かと思いきや、シリア・モスクでの録音からピッツバーグ響の変名かも知れない。
    ライナーがタクトを取った2曲はいずれも世界初録音だそうで、ファリャの方が良い演奏である。
    CD7→ウィーンの作曲家による軽めのコンサート。
    ブラームスのハンガリー舞曲は抜粋であるが、メリハリと推進力のある演奏が素晴らしい。
    J.シュトラウスはライナーがオーストリア圏出身である事を思い出させてくれる演奏。
    解釈はシカゴ時代と変わらないが、よくも悪くもアメリカらしさが無い。
    ロジャースはいわゆるミュージカル畑の作曲家で、ライナーの中でもかなり珍しいレパートリーの一つ。
    何れの曲も小品だからと手を抜かず全力なのが良い。
    CD8→リヒャルト・シュトラウスの家庭交響曲と町人貴族を収録。
    ライナーと親交があったR.シュトラウスの演奏という事もあってか、バランスの良さ、オケの鳴りの良さ等当時としては高水準の演奏。
    CD9→モーツァルトとバッハを収録。
    この中でもバッハの引き締まった管弦楽組曲やカイリエのアレンジが面白い小フーガト短調が聴きどころ。
    CD10→スラヴ圏の作曲家の作品を収めたアルバム。
    ライナーはハンガリー出身なのでやはりこの辺りの作曲家には共感があるのか、どれもなかなかのもの。
    ショスタコも珍しいが後に再録したカバレフスキーが最初から最後まで推進力があって良い。
    CD11→バッハのブランデンブルク協奏曲第1〜第3番を収録。
    演奏はコロムビア室内アンサンブル。
    オケは録音用の名前だがソリストを見る限りピッツバーグ響の変名では無いだろうか。
    ソリストは当時アメリカのオケの首席クラスが揃っており、ソロの巧さは見事なもの。
    CD12→引き続きブランデンブルク協奏曲第4番から第6番を収録。
    ライナーとマーロウのチェンバロが共演した第5番が聴きどころ。
    CD13→この巻はライナーを聴くと言うより、ソプラノのヴェリッチュを聴くCD。
    ライナーとは、メトロポリタン歌劇場管弦楽団と共演したモーツァルトとリヒャルト・シュトラウスのみであるが、サロメが中々良い。
    CD14→再びR.シュトラウスの作品で、この年代のリヒャルトの演奏では高いレベルの演奏である。
    特に、ドンファンはオーケストラの鳴らし方が良い。
    オネゲルはレヴァントと共演したもので、きびきびとわかりやすい演奏が特徴。
    コロンビア交響楽団はスタジオ・ミュージシャンによる団体が有名ですが、ここではニューヨークの録音なので、ニューヨーク・フィルハーモニックの変名なのでは無いでしょうか。
    レベルは中々のものです。

    録音年代の割にかなり音質も良好。
    何か一つ気になる事が有れば買いのBOXです。

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     2021/04/27

    トム・ヒギンズ指揮、ロンドン・シンフォニック・コンサート・バンドによるこのCDは、ミリタリー・バンド、つまり英国の軍楽隊向きに書かれた作品を集めたものである。
    このCDの1番の売りはその選曲と言えるだろう。
    エルガーの合唱団を伴う作品やオドネルの3つのユモレスク、そしてかのトーマス・ビーチャム作曲の行進曲まで珍曲が勢揃いしている。
    それらは世界初録音も幾つかあるなど、イギリスの吹奏楽に興味がある人なら必見の一枚だろう。
    一方で演奏は、前作のアルバムでも感じた一本調子なところがある。
    前作は行進曲ということもあり、それはそれで良かったが、このアルバムの様に、コンサート向きだとやや退屈に感じるのも事実。
    しかし、腕利きが揃った団体なので、どの曲もある程度には仕上がっており、作品を知るというなら問題ないレベルである。
    録音は良好である。

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     2021/04/26

    オレグ・ポルテフスキー指揮、新ロシア管弦楽団の演奏によるボロディンの交響曲第2番とリムスキー=コルサコフの組曲『皇帝サルタンの物語』を収録したものである。
    オケはロシア・ナショナル管弦楽団のメンバーを中心にモスクワ放送交響楽団やボリショイ劇場管弦楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団の楽員ら在モスクワのオケ団員で結成された録音用の団体だそうだ。
    ポルテフスキーは当時のナショナル管弦楽団の副指揮者とのこと。
    無名の指揮者、オケによる演奏ながらこれは名盤(迷盤)にあげられる一枚と言える。
    ボロディンの1楽章、大変力強い演奏で初まるが、その後のテンポがかなり特徴的。
    フェルマータを多用して、間延びしたかのような個性的な演奏である。
    この1楽章だけでも10分近くと、この曲の中でかなり遅い演奏であるが、面白いので退屈はしない。
    2楽章から4楽章はそこまで強烈ではないが、細かいところに個性が光る。
    リムスキーも同じ。
    録音は新しめなのと、デジタルなので良好である。

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     2021/04/25

    イギリスの作曲家、ヘンリー・コッター・ニクソンの管弦楽作品集。
    ニクソンは存命中は人気があったが死後、急速に忘れられたというクラシック音楽界でありがちな経歴を持っている。
    このCDは第3集にあたり今までと同じく全曲世界初録音との事。
    作品そのものはそこそこ質が高く、最後の管弦楽曲となった戴冠行進曲等、しっかりとオケが鳴った手堅いオーケストレーションが魅力だが、先人や同世代の作曲家の影響が強く感じられ、作品時代も良くも悪くも地味であり、忘れられたのもわからなくもない。
    演奏はコダーイ・フィルハーモニー管弦楽団とリエパーヤ交響楽団。
    前者はハンガリーの、後者はラトヴィアのオケだそう。
    指揮はポール・マン。
    リエパーヤ交響楽団が一曲だけ担当している他は、全てコダーイ・フィルハーモニー管弦楽団によるもの。
    演奏も作品の魅力を的確に伝えてくれる他、オケが意外と上手いのも魅力。
    音質は綺麗だが、音量が小さく迫力には欠けるのが残念。

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     2021/04/24

    オペレッタのスペイン版と言えるのがサルスエラ。
    スペイン出身の歌手が録音を残したり、舞台で歌ったりしているが日本ではあまり馴染みがない。
    チャピの擲弾兵の太鼓から始まるこのCDはサルスエラのレパートリーから序曲(前奏曲)と合唱曲を集めたもの。
    ミゲル・ロア指揮、マドリード・コミニュティ管弦楽団&合唱団によって演奏されている。
    演奏そのものは作品を知る分には問題ない水準ではあるが、それ以上のものもないともいえる出来。
    またこのCD、2003年発売ながら録音は1999年でまだナクソスの録音にばらつきがあった頃の録音。
    そのためかこの音源も、音量が小さめで迫力に欠ける所があるのは残念だ。
    良くも悪くも昔のナクソスらしさを残したアルバムだと言えるだろう。
    しかし、安価で親しみやすいサルスエラのメロディを気軽に楽しめるCDであるのは事実なので、入門用などにもおすすめ。

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     2021/04/23

    ロリン・マゼール、ズービン・メータ、世界的指揮者のこの2人がどう言うわけか、ミュンヘン・フィル管楽アンサンブルという団体を振り、ドイツとボヘミアの行進曲を録音した音源である。
    CD自体はデジパック仕様で、解説書も何もなく、演奏メンバー表があるぐらいで、何故この2人がタクトを取りドイツやボヘミアの行進曲を振ったのか不明だ。
    オケは名前の通りミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の管楽メンバーを中心に集めた団体だそうだ。
    演奏は全体的に遅めのテンポで、メータ、マゼールによる違いというのは殆どない。
    ブラインドで聴かせれたらどっちがどっちか分からないだろう。
    仕様譜はオリジナルの譜面もあるが、ルンデル編曲のものが多く、他にトゥシュラやダンツァー等、民間の編曲家の楽譜が使われている。
    録音場所はミュンヘンのホフブロイハウスという所で、有名なビアホールなのだそうだ。
    録音自体は新しいので問題はない。

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     2021/04/22

    このCDは海上自衛隊の音楽を集めたCDです。
    大きく分けて4つのジャンルの音楽が集められており最初の曲は、海上自衛隊の儀礼曲。
    国歌『君が代』をはじめ、『巡閲の譜』や制式行進曲『軍艦』に至るまでを収録しています。
    次は、ラッパ譜。
    これもあまり聴く機会はありません。
    その次は海上自衛隊歌。
    行進歌『海を行く』『三訓の歌』『出航用意』、海を行くをトリオに入れた行進曲『海を行く』を収録しています。
    海を行くは旧バージョンの歌詞で歌われており、意外とこのバージョンの録音は少ないので貴重と言えます。
    次は東京音楽隊の演奏からと題された物で、『東京湾凱旋観艦式記念行進曲』『芳春の幻』は前年に発売された吹奏楽大全集から、『鎮魂の譜』『吹奏楽のためのラプソディ』『掃海隊員の歌〜軍艦行進曲』は平成初期に行われたファミリーコンサートや第31回定期演奏会のライヴ録音。
    これらを演奏するのは全曲海上自衛隊東京音楽隊。
    指揮は谷村政次郎、青木凱征。
    ただし個別の担当曲は記載がありません。
    発売当時の音楽隊長&副長の指揮です。
    演奏は普段から手掛けているだけに、常に安定した、安心して聴ける演奏です。
    日本クラウンで発売された音源が幾つかあるのは、製造受託元が白樺録音企画(前記吹奏楽大全集を初めとした自衛隊音楽隊の音源を多数残した)によるためでしょう。
    録音年は不明ながら音質は良好。

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     2021/04/21

    1990年に発売された吹奏楽名曲コレクション・マーチ名曲選の第4集です。
    このシリーズは1970年代半ばに東芝EMIが制作したマーチ・アルバムをCD化したものです。
    定番の曲からこんにちでも珍しい曲まで収録したマーチ・ファンにとって必見の一枚となっています。
    演奏は航空自衛隊音楽隊(指揮:斉藤高順)海上自衛隊東京音楽隊(指揮:服部省二)陸上自衛隊中央音楽隊(指揮:蟻正晃、高橋良雄)ロイヤル・マリーンズ・バンド(指揮:ヴィヴィアン・ダン)です。
    70年代の自衛隊の音楽隊は今以上に各隊のカラーがはっきりと出ています。
    例えばアメリカのバンドのような明るさと軽快なサウンドの航空自衛隊、重厚なサウンドの陸上自衛隊、伝統的な海上自衛隊といった具合。
    『トランペットの栄光』『当直士官』『双頭の鷲の旗の下に』『ナイルの守り』は名演だと思います。
    ダン中佐とロイヤル・マリーンズ・バンドは一曲だけの登場ですが、得意のアルファードという事もあり、こちらも良い演奏。
    録音は古いのと収録場所の関係か、デッドなサウンドで、人によっては評価が分かれるかも知れません。

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     2021/04/20

    クルト・リヒター指揮、ウィンナ・ワルツ・オーケストラの演奏で録音されたヨハン・シュトラウスのワルツ集である。
    録音は1961年で、全14曲と感の良い方なら分かると思うが、有名な部分をリピートなしで演奏したカット版で収録。
    こういうのはパウル・ワルター指揮、ウィーン交響楽団やフランツ・マルスツァレク指揮、コンチネンタル・ボール・オーケストラ、ハンス・カルステ楽団等、LP時代に幾つかのアルバムが残っています。
    全曲派の人は不満が残りますが、サクッと美味しい所を聴きたい人向きのアルバムと言った所。
    この盤で指揮を取ったクルト・リヒターは詳細不明の人物で、解説には経歴等ありません。
    しかし1950〜1960年代にウィーン放送管弦楽団を振ったオペラの録音を残しています。
    オケは名前からして寄せ集めの録音用団体だと思われますが、案外上記のウィーン放送菅かもしれません。
    短縮版ではありますが、演奏はウィーン情緒豊かな本場の演奏。
    知名度こそ低いですが、なかなか良い演奏だと思います。
    録音は上記の通り古いのですが、年代の割には聴きやすい方ではないでしょうか。

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     2021/04/19

    エリートというレーベルから出たこの3枚組のCDはスイスの行進曲と言うタイトルの通り、スイス行進曲を集めたアルバム。
    但し厳密に言えばドイツやアメリカの作品も数曲はあるが、日本ではまず聴けないスイス行進曲がたくさん聴けるアルバムとして貴重なもの。
    但し意外な事に最も日本で知られたスイス行進曲である、ベリンゾーナは収録されていない。
    新しい録音ではなく、エリートが保有する過去の音源を組み合わせた物で、音質は良いものから曇ったものまで様々である。
    演奏はスイスの軍楽隊が大半であり、少しだけ民間団体が演奏している。
    これらは玉石混交というべきで、スイス陸軍合同軍楽隊やスイス陸軍歩兵第15軍楽隊、スイス陸軍野戦第7師団軍楽隊、チューリッヒ警察音楽隊等の演奏はいずれも勢いがあったり、聴き手を惹きつける魅力がある演奏が多く、中々優れた団体だと思った。
    ライナーは演奏者と曲目だけしかないが、十分だろう。

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     2021/04/18

    指揮者、アントン・パウリクといえばブレゲンツ音楽祭を創立したり、オペレッタの録音を残した事でお馴染みですが、ボスコフスキーやシュトルツらと並ぶウィンナ・ワルツのスペシャリストであり、ヴァンガードに多数録音を残しました。
    このCDはウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団を振ってヴァンガードに残された録音をキングレコードが復刻したもの。
    シュトラウス・ファミリーとその周辺の作曲家の名曲集という題の通り、ヨハン1世、ヨハン2世、ヨーゼフのシュトラウス親子と、レハール、ツィーラーの作品を集めたもの。
    パウリクの演奏は端正で中庸、ウィーンの薫りのする上品な演奏です。
    他の指揮者に比べて強い個性はないですが、カペルマイスターと言うべき堅実な仕上がりは、オペレッタを手がけてきたパウリクらしい演奏です。
    録音は古いものの、ステレオ録音が大半で、モノラル録音も2曲あります。
    ただ、年代を考えればまずまず聴きやすい音質と言えます。

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     2021/04/17

    19世紀ウィーンで絶大な人気を誇ったのが、ワルツでした。
    この分野で名を残したのは何と言ってもヨハン・シュトラウス・ファミリーで、ついでランナーですが、当時その次に知られたのがこのCDに収録された、ファールバッハ親子の作品でした。
    かつてカメラータ・トウキョウがファールバッハの作品集を出していた他は散発的に録音があるぐらいでまとまった録音は珍しいです。
    フィリップ・シニアが3曲、フィリップ・ジュニアが11曲の全14曲。
    その作風はライバル、シュトラウスの作品に比べて良くも悪くも実用音楽の域を超えてないもの。
    ここに収録された曲はある程度安定していますが、これといった印象に残るメロディも無く、この辺りがこんにち忘れられた所なのかもしれません。
    演奏はクリスティアン・シモニス指揮、ニュルンベルク交響楽団。
    シモニスはCPOに19世紀に活躍した知られざる舞踏音楽の作曲家の作品を録音しており、このCDはビルゼから始まり、アイレンベルク、グングル、ミレッカーに続くアルバム。
    ニュルンベルク響とは3枚目のアルバムになる。
    シモニスはスワロフスキー門下の指揮者で、堅実な演奏である。
    作品を知るには充分な出来だ。
    2017年録音と発売まで少し間があるが、音質は良好である。

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     2021/04/16

    エドガー・モロというチェリストが録音したアルバムでオッフェンバックとグルダのチェロ協奏曲を収めたアルバム。
    一見すれば正反対の作品を収めたアルバムだがどちらも技巧派向きの作品という点では同じ。
    共演しているのは、ラファエル・メルラン指揮する、オーケストラ・レ・フォース・マジュール。
    オッフェンバックは2019年が生誕200年を迎えていた事もあって、それの関係で取り上げられていた様だ。
    この曲の現在最も新しいアルバムで、2007年のペルノー盤以来の新規録音。
    使用された楽譜は上記ペルノー盤でも使用され、近年この曲の録音で基本となっているケック版である。
    永らくクレマンというチェリストの編纂された譜面で知られており、録音もそれによる物が多く、ケック版録音としては2枚目にあたる。
    チェロ協奏曲としては40分ぐらいの規模の大きい作品だが、初期ロマン派ぐらいの編成に、オッフェンバックらしい軽い作風で、聴きやすい部類に入る曲。
    全体的に過去の音源より両楽章はやや速めのテンポ設定で、中間楽章は少し遅め。
    そのためメリハリは上手い事付いており、新しいスタンダード・アルバムとして良いと思う。
    グルダのチェロ協奏曲は名前だが知っていて今回初聴きだったが、いきなりロックに始まるから驚いた。
    独奏部の超絶技巧も聴きどころ。
    メルランとレ・フォース・マジュールの伴奏、あまり前に出過ぎずしっかりとサポートしており、好印象。
    録音は新しいだけあり不満はない。
    CDはPケースではなく最近増えたデジパック仕様。
    個人的にはデジパックってあまり好きじゃないですけどね、Pケースみたいに簡単に交換出来ないから。

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     2021/04/15

    バルバロッサ・レーベルが発売したCDで、東ドイツ国家人民軍中央軍楽隊が演奏した音源を収録したもの。
    同軍楽隊の指揮者を長きにわたり務めたゲルハルト・バウマン大佐、その後任のハインツ・ヘッカー大佐、後にドイツ連邦空軍第4軍楽隊隊長として、ドイツ行進曲を吹き込んだベルンホルト・ジヴォニー少佐のタクトで収録しています。
    この巻は広場のコンサートと題されたアルバムの3巻目にあたり、ベートーヴェンのヨルク軍団行進曲に初まり、J.シュトラウスのジプシー男爵の凱旋行進曲、リッペの射撃兵分列行進曲と言った知られた曲の他、東ドイツの行進曲などこの時代ならではの曲も。
    この軍楽隊の演奏は訓練された縦の動きと卓越したアンサンブル、力強いサウンドで、聴く人を圧巻させる名演揃いですが、このCDでもまさにそうです。
    特にヘンデルの王宮の花火の音楽の重厚さと華麗な響きは、同曲の名演の一つでしょう。
    バウマンは1983年に引退しているのでそれ以前、ヘッカーも1990年に隊解散と同時まで在任しており、録音年は書いて無いですが、少なくとも30〜40年前の録音です。
    そう考えれば音は比較的良い音質と言えるでしょう。

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