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Fostex で聴いてます さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/08/14

    フェドセーエフの「春の祭典」目当てで購入しました。ビクター盤の表記とは収録日が異なっているので、ひょっとして別音源かと期待しましたが、同じ音源でした。ビクター盤よりは音圧が高めで、一聴して聴き映えがするのはこちらのメロディア盤ですが、わざわざ買い直すほどではありませんでした

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     2011/07/29

    ブルックナーの交響曲のうち、最近は第3番と第6番ばかり聴いているので、聴くのが楽しみでしたが、非常に充実した演奏で、購入してよかったと思います。録音も素晴らしく、Timpaniの最低音Eが地鳴りのように響いて、快感です。終了直後の餓鬼っぽい(失礼)フライングブラボーの声もなく、残響が消えた直後に熱のこもった拍手が湧き起こりますが、好感をもって聴けました。ただ、終楽章のコーダなど少し飽和気味で、これがSACDだったら、もっと部屋中に伸び伸びと音場が拡がったのでは、という気もしました。

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     2011/07/26

    ラフマニノフの交響曲全集は、マゼール&ベルリン・フィルのものが一番気に入っています。この交響曲第2番も素晴らしい演奏で、マゼールの指揮は微に入り細に入り、スコアからものすごい情報量を引き出しており、ラフマニノフが甘美な旋律にこれほど緻密な対位法を施していたのかと驚かされます。ベルリン・フィルも、その名技を存分に発揮して、面白いように指揮者の解釈を実体化していきます。ブリリアントな弦楽器、気品のある金管、そして強烈なフォーグラーのティンパニ。星5つでは足りない圧倒的な名演だと、わたしは思います。「死の島」も最高の演奏です。

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     2011/07/08

    シューマンの第4交響曲は、皆様が仰るとおり、何度聞いてもフルトヴェングラーの演奏が最高だと思ってしまうので、音質改善を期待してSACDで買い直しましたが、期待に違わぬ高音質で、たいへん満足しています。深みと伸びのある低音、分離のよい中音域、従来のCD=OBIP盤とは比較にならないと感じました。とくに感銘を受けたのが、約60年前のモノラル録音なのに、奥行きのある広い空間が再現されたこと。第3楽章から第4楽章の移行部など、SACDの器の大きさを感じさせます。これに比べると、CD=OBIP盤は、2本のスピーカーの間に、幕の内弁当みたいに楽器の音をベッタリと平面的に並べたように聞こえます。SACDがちょっとしたブームですが、ドイツ・グラモフォンやEMIのような老舗が、歴史的遺産を手間暇かけてアーカイブするきっかけとなるのなら、これからもSACDを買い支えていきたい、と思います

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/14

    初発時にCDを購入して以来、ずっと愛聴しています。とくに第6番が好きで、深淵をのぞき込むような第1楽章、重戦車のような第3楽章、この演奏に慣れてしまうと、他の演奏が物足りなくて仕方がありません。音質の改善を確認するためにSACDで買い直しました。とくに感心したのは第5番で、松ヤニが飛び散るような低弦、輝かしい金管など、フェドセーエフの全録音のなかでもトップを狙う好録音です。そして圧巻はどこまでも見通せるような第3楽章アダージョの深い響き。1995年頃はモスクワ放送響が演奏能力の頂点を極めていた時期の一つだと思うので、その意味からも貴重な録音です

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     2011/06/03

    ニールセンの交響曲第2番が好きで、いろいろ聴いているところです。新全集版の楽譜に基づく演奏ということで、購入しました。ボストックの指揮を聴くのは初めてですが、はったりのない誠実な演奏で、ニールセンにぴったりという気がします。録音も優秀です。
    この演奏で驚いたのは第3楽章の76小節目から、パート譜には「con sord. ミュートをつけて」と指定されたティンパニのロールの部分が、スネアドラムか何かのロールに聞こえます。「弱音器つきのティンパニのロール」というのも妙な指示ですが、「小太鼓なんて、あったかな?」と思いながらCDの解説書を見ると、何と『このミュートとは、上質の樺の小枝をブラシ状にして、ティンパニのエッジからヘッドにかけて置くことを意味する。これで密やかなカサカサという音を出す』というニールセンの指示があるとのこと。小枝をもったティンパニ奏者の写真まで掲載されています。実演で目にすれば効果抜群ではないでしょうか。

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     2011/05/02

    1812年序曲は、冒頭のロシア聖歌が合唱とパイプオルガン(またはオルガンを模したシンセサイザー?)で演奏されており、終盤でロシア聖歌が再現される部分はオーケストラに合唱が加わります。終盤のロシア軍の勝利の行進の部分は、大砲と鐘に加えて花火の上がる音までダビングしており、ちょっとやり過ぎのような気も。
    SACD 2chで聴いたのですが、大砲の音が、どういう音場を想定しているのか、よく判りませんでした。こもった響きの大砲の射撃音のあと、一瞬間が空いて、そのあとブワワワ〜ンと射撃音の残響が入っています。サラウンドで聴かないと、制作者が意図した音場にならないのでしょうか? 1812年目当てで購入すると、ちょっとがっかりするのではないかと思いました。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/17

    マゼール3回目の「春の祭典」の録音。前回のクリーヴランド管とのテラーク盤は、録音がとびきり優秀ですが、終盤の「いけにえの踊り」などちょっと冷静すぎる感じで、第1回目のウィーン・フィルとの録音が好きでした。今回は元が放送録音なので、レンジが狭く、重低音もあまり入っていませんが、新しい音盤が出るだけでもありがたいと思っています。収録レベルが低めなので、かなり装置の音量を上げて聴く必要がありますが、第1部中盤から徐々に乗ってきて、終盤に向かって盛り上がるライブの雰囲気満点の録音になりました。第2部前半の妖しい雰囲気などマゼールの面目躍如。「いえにえの踊り」など、あえて変拍子を強調し、スマートになりすぎないように演奏しているのが嬉しいです。「火の鳥」の組曲版は、ベルリン放送響盤、ワールド・フィル盤、ニューヨーク・フィル盤に続いて4回目の録音かと思いますが、「春の祭典」と同様の安定した仕上がり。マゼールにしてはライブ録音が多い曲目なのが興味深いです。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/14

    マゼールが意欲的に録音を行っていた1980年代の名演奏で、初発時から愛聴しています。これまで国内盤で所有していましたが、ザラついた音で、音場はスピーカーの間に窮屈に展開し、残念ながら音質が今ひとつという状態でした。さて今回の再発盤は、初発時と同じ4曲のみで、収録時間は短めですが他の曲を加えていないのが好ましく、何より24Bit/88.2kHzリマスタリングというのが注目です。その音質ですが、ボレロの出だしから全然ちがいます。ぴしっと締まったソロ楽器の定位、滑らかな音色、ホールに響く小太鼓の余韻、スピーカーの外に伸び伸びと拡がる音場、フォルティシモでも混濁しない見通しの良さ。16Bil/44.1kHzの録音でもここまで良くなるのかと驚きました。出来の悪いSACDよりも高音質に仕上がっていると思います。もっと音質を改善したことを前面にアピールして売ればいいのにと、この名演奏を愛するファンの一人として、ちょっと歯がゆく思いました。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/09

    廉価盤なのに、24Bit/88.2kHzで再リマスタリングしているというのが注目です。さっそく「第1番」「第4番」「悲愴」を旧規格盤と比較してみました。その結果ですが、(1) 旧規格盤よりも新盤のほうが、音がきめ細かく滑らかで、ずっと聴きやすい。定位感や音場の広さも、新盤のほうが上。リマスタリングをやり直したというのはウソではなさそう。リマスタリングは成功していると感じる。(2) 音の分離がよくなり、アバドが加えたティンパニや管楽器の改変がよく分かるようになった。(3) この全集は各々のアルバムにより収録レベルがばらばらだったが、音量差がなくなるようにレベルを調整しなおしたと感じる。(4) ボックスの中は、6枚のCDが、外箱と全く同じデザインの紙ジャケットに1枚づつ挿入されている。(5) 解説書の添付はない。リマスタリングに関する情報の記載もない。ボックスの裏に「24Bit」と小さく書いてあるだけ。すこしは情報があったほうがセールスポイントになったのでは?  肝心の演奏ですが、さらっと流した部分もあるものの、どの曲も誠実に取り組んだ好演だと思います。「悲愴」など、レベルが低めの奥まった録音で迫力に欠けると感じていましたが、リマスタリングで改善され、訴えかける力が強くなったと思います。そして現在のアバドがチャイコフスキーの全集を録音するとはとても思えないし、シカゴ響を起用して全集を録音するレーベルが現れるとも思えません。ハーセス、クレヴェンジャー、フリードマンらが大活躍していた時期でもあるし、今となっては、貴重な録音ではないでしょうか。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/03

    私は本当にこの曲が大好きです。この曲が発表された当時、私は大学生でした。はじめて聴いたときにものすごく感動して、毎日のように聴いていました。いまでもこの曲を偏愛しており、iPodの中から消えたことはありません。同曲異演盤を持たないため、他に比較する演奏がないのですが、マゼールの指揮も非常に素晴らしいと思います。マゼールの力なくしてここまでの魅力的な音盤にはなり得なかったのではないかと思っています。
    初発時は東芝EMIから発売されましたが、後にDECCAから再発されました。製盤技術の進歩でしょうか、DECCA盤のほうが音質はよいと感じます。また2曲目の「Dies irae and Rex tremendae」の冒頭のフォルティシモや、「Lux aeterna and Libera me」の最後のフォルティシモを歪みなく再生できるか、「Hosanna」が伸びやかに響くかなど、オーディオ的にも聴き所が満載だと思います。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/14

    復活の注目盤のリリースが続いていますが、期待をもって購入しました。SACDで聴きました。まず録音が素晴らしいのに驚きました。ライブ一発録りとは思えない完成度の高い録音で、2chなのにスピーカーの外側まで広大な音場が拡がります。ホールに響く残響まで繊細に捉えているのに、聴衆のノイズの少なさも驚き。終楽章の客席のくしゃみなど、デジタル処理で目立たなくしたのかと訝るほど。インバルの指揮振りも、曲を知り尽くしているという感じで、第1楽章の練習番号16以降のテンポ設定や、練習番号20のMolto pesanteの部分など「こうこなくては!」と快哉を叫びたくなります。オーケストラも素晴らしく、管楽器のソロやトランペットのハイトーンなど、急所がことごとく決まり、弦楽器の深い響きも聞き惚れます。オケの音程がきれいに揃っているので、むしろ独唱が、ビブラートが大きいのか音程が不安定なのか、聴いていてドキッとしました。終楽章の盛り上がりも素晴らしく、聴いていて感動しました。地方在住なので、首都圏のコンサートにはなかなか行けませんが、これからもSACDを買うことで都響を応援したいと思いました

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/01

    フルトヴェングラー指揮のベートーヴェン第4交響曲は、これまでも愛聴していましたが、SACDの音質を確認するために購入しました。期待に違わず目覚ましく音質は改善されており、改めてこの演奏の素晴らしさを実感しました。SACDで聴くと、第1交響曲もそうですが、フルトヴェングラーがスコアの指示を非常に細かく守って演奏しているのが、よく判りました。購入してから毎日聴いています。ところがこの盤の価値をおとしめているのが第2交響曲で、劣悪な音質に大きな変化はなく、SACD化する意味が分かりません。第8交響曲も含めて、交響曲全集にこだわらず、SACD化のメリットが明らかな音源を選んで発売するのがメーカーの見識ではないでしょうか。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/22

    これで何枚目の「バイロイトの第九」の購入かと思いつつ、期待を持って購入して聴きました。もっとも気になっていたのは第4楽章の終わりの部分。これまでの国内盤CDでは、最後の音が、ノイズがかぶったような、へんな潰れた音で、拍手を編集で付け加えるのに失敗して最後の音を削ってしまったのかと訝っていました。ART盤は、最後の3小節を別の音源と差し替えたみたいで、英HMV盤の板起こし復刻のような自然な終結部の音源は、もうEMIには残っていないのかと思っていました。果たしてこのSACDですが、不自然な編集の跡もなく、最後の音まできれいに鳴っていました。これだけでも買い直したかいがあるというものです。肝心の音ですが、聴きながら「もうこれで板起こし盤に出番はないなあ」と何度も思いました。英EMIのスタッフは、よい仕事をしたのではないでしょうか。
    モノラル録音ですが、脳内に定位するような圧迫感のある音場ではなく、2本のスピーカーの間にゆったり展開する感じで、少しステレオ・プレゼンスを加えているのだろうかと思いましたが、どうでしょうか。音量をどんどん上げたくなるのはSACDならではです。今後のテープの経年劣化を考えると、今回のDSDマスターがEMIの最終回答となるのでしょう。今回は買い直して良かったと思っています

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/10/29

    悲愴のSACDを集めているので購入しました。SACD 2.0chでの感想です。エクストンのスタジオ録音ということで、オーケストラにかぶりついて聴いているような、目の覚めるような高音質を期待していたのですが、オフマイク気味のおとなしい録音です。演奏は、フィルハーモニア管とのやっつけ仕事のようなライブ録音と比べると、堅実な仕上がりで、オケも誠意を込めて演奏していると感じます。ただ、演奏が堅実なだけに、録音でもっと魅せて欲しいと思わざるを得ません。「客席で聴くような音」は、実際に客席で聴けばよいので、もう結構。客席では聴けないような、指揮台の上で聴いているような、生々しい音響を聴かせて欲しいと、frustrationが溜まりました。

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