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ユローヂィヴィ さんのレビュー一覧 

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     2019/08/04

    これは面白い。
    クラシック音楽の枠にとらわれず、マリンバをメインとした楽しい作品を集めた1枚。全体的にジャズと南米の音楽の要素が強いようだ。

    エリック・サミュの『セーリング・フォー・フィル』が特に聴き応えがあった。

    これらの音楽は、個人的には海を見ながら聴きたらピッタリだと思った。

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     2019/08/01

    タイトルにある『イル・トロヴァトーレ』は吟遊詩人という意味で、この作品ではテノールの役であるマンリーコが吟遊詩人なのだが、この物語の本当の主人公は復讐に燃えるジプシーのアズチューナだ。

    この録音ではその肝心なアズチューナを歌うステファニア・トツィスカの声が若いというか軽めというか弱い印象がした。
    レオノーラを歌うリッチャレッリもドラマチックなイメージのあるレオノーラという役からすると軽く聴こえるが、違和感は感じなかった。
    恋敵のルーナ伯爵を歌うマズロクは端正な歌い方からくるものなのか、あっさりした味のルーナ伯爵になっている。

    ディヴィスの指揮はかゆいところに手が届くと言うのか、ここぞというところで歌手たちの歌を効果的に盛り上げたり、オーケストラの個々の楽器の聴かせ所にスポットを当ていて、細部まで楽しむことが出来る。

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     2019/08/01

    プラッソンの指揮の素晴らしさが感じられる録音。

    メゾ・ソプラノの役で歌われる事の多いカルメンだが、ソプラノであるゲオルギューのカルメンは違和感がなかった。カルメンという役の芯の強さが声にあらわれていると思う。

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     2019/07/31

    日本の演歌をどこか連想させるソヴィエト時代の歌曲というか歌謡曲。

    これらの歌を聴いていると写真や映像で見たことのある戦時・戦後の風景が頭に浮かんでくる。

    オペラを歌うときとは違う、ホロストフスキイの歌唱に引き込まれた。情感豊かで静かな歌い方が特に良かった。

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     2019/07/31

    シェバリーンにとって音楽との初めての出会いは、物心が付く頃に父親がアマチュア合唱団の指揮をしていたのを聞いたことだという。

    シェバリーンは音楽院の院長を勤めるまでに至ったが、ソヴィエト作曲家同盟から批判されたり、病気に見舞われたり、大変な音楽人生であったが、ジャケットの写真を見るようにとても穏やかな人柄だったのではないかと勝手に想像してしまう。

    これらの合唱作品はとても優しい音楽で、シェバリーンの人柄に触れるようだ。

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     2019/07/30

    プラッソンはEMIに1983年とこの1995年との2種類の歌劇『ロメオとジュリエット』の全曲録音がある。特に思い入れのある作品なのだろうか?

    2種類の録音を聴いてみたが、2度目の録音では、よりプラッソンの意図が感じられ、オーケストラも素晴らしい演奏をしている。

    1度目の録音ではロメオをアルフレード・クラウスが歌っていて、もちろん素晴らしいのだがロメオにしては年齢が高く(中年くらいに)感じられた。
    一方、2度目ではロベルト・アラーニャがロメオらしく若々しい歌声を聴かせてくれる。

    ジュリエットは、2度目の録音ではアンジェラ・ゲオルギューが歌っていて、大人の成熟した女性の豊かな声に感じられて、1度目の録音のイレアナ・コトルバシュの表現の方に軍配をあげたい。

    両方の録音でロラン神父を歌うのはジョゼ・ヴァン・ダム。慈愛に満ちた暖かい声が素晴らしい。

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     2019/07/23

    『奇跡のヴェール』ではチェロとオーケストラの音がまるで人間の声(合唱)のようにも聴こえる。天国ではこのような音が風のように響いているのではないかと想像してしまった。美しい光をも感じさせる。

    音楽の静と動の対比も効果的だ。

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     2019/07/23

    カンブルランは読売日本交響楽団の常任指揮者を勤めていたことから海外の指揮者としては実演で聴く機会が多く、毎回素晴らしい音楽を聴かせてくれている。
    とくに得意のフランス音楽や近現代音楽においては、これまたNHK交響楽団を通じて日本でお馴染みの指揮者であるデュトワより繊細な音楽造りをしているように感じられた。

    カンブルランはとてもデリケートで丁寧な表現をする指揮者のイメージがあったので、この磨きあげられた美しいブルックナーを聴いて、さすがカンブルランという感想を第一に抱いた。

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     2019/07/21

    ロシア・ソヴィエト音楽ファン、そしてピアノ音楽愛好家にとって、またもや知られざる美しい作品たちが姿をあらわした。

    コニュスという作曲家の名前は『ヴァイオリン協奏曲』の作曲家として記憶に残っていたが、それはこれらのピアノ作品を作曲したゲオルギィ・エドゥアルドヴィチ・コニュスの弟であるユーリ・エドゥアルドヴィチ・コニュスで、兄ゲオルギィの作品の録音はとても貴重なものだ。

    チャイコフスキイはゲオルギィ・コニュスのことを早くから注目して応援していた。コニュス自身は作曲家としてよりも教育者としてロシア音楽に大きな功績を遺したが、これらのピアノ作品は作曲家としてのコニュスの名前を永遠に伝えることだろう。

    ここにはピアノ愛好家なら弾いてみたいと思う作品がある。コニュスのピアノ作品全集が出ることを期待する。

    またコニュスは日本の民話を題材として日本の伝統音楽のメロディーを用いてバレエ『DAITA』を作曲し、ボリショイ劇場で初演されている。日本に興味を持っていたのだろうか。この作品が日本で復活しないだろうか。

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     2019/07/19

    シチェドリンとティシチェンコの室内楽作品を収録した名盤です。

    シチェドリンの『3人の羊飼い』は宗教的な崇高さが感じられる。シチェドリンの傑作に数えられるのではないだろうか。

    ティシチェンコの作品は交響曲で聴く彼の音楽のイメージとは違い、少ない楽器編成だからこそ生まれた削ぎ落とされ、磨きあげられた音楽。

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     2019/07/19

    『展覧会の絵』はこれまで幾つもの録音を聴いたが、アンセルメのように「バーバ・ヤーガ」の最後から「キエフの大門」にかけて演奏しているのは他に聴いたことがない。
    ゆったりとしたテンポで繋いでいく所がとても新鮮だった。

    「キエフの大門」のテンポの取り方もアンセルメ独自のようだ。

    特に最後の2曲に心奪われた。

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     2019/07/17

    ベートーヴェンのチェロ・ソナタは明るく伸び伸びとした音楽で、ベートーヴェンの作品の中では個人的にとても好きな作品だ。

    シャフランは瑞々しさの感じられるこれらの音楽を爽やかに聴かせてくれる。とても耳に心地いい。

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     2019/07/17

    シェバリーン作品の録音自体が珍しいが、これはシェバリーンのヴァイオリンとピアノのための作品全集という、ロシア・ソヴィエト音楽ファンにとってもとても貴重で嬉しい録音。

    シェバリーンの音楽にはとくに独特の個性や新しさは感じられないが、味わいのある可愛らしい作品が多い。

    『ヴァイオリン・ソナタ』にしても堅苦しくない、明るく楽しい穏やかな作品だ。

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     2019/07/16

    時に哀愁をおびた独特のメロディーが耳に残る。

    アルメニアには行ったことは無いが、この音楽を通じてアルメニアの風土を心で味わう事が出来た。

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     2019/07/16

    バッハの作品には宇宙的な遥かな広がりや、壮大な建造物としてのイメージがあるが、ここでのシャフランの演奏からは、バッハの人間味に溢れた温かな面が音楽にあらわれているように聴こえた。

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