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otik0608 さんのレビュー一覧 

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     2014/05/06

     合唱約70〜80名(少年合唱含む)、オケ約40名の古楽器演奏としては多めの人数。演奏は重厚で迫力がある。テンポは全体的に速め。通奏低音にはオルガンとチェンバロを併用し、リュートも加えている。
     福音史家のジュリアン・プレガルディエンは豊かな声量で迫力ある歌唱だが、やや硬質で力で押しているような印象があった。父クリストフの知性的で心に直接語りかけてくるような歌唱にはまだまだ及ばないという思いがした。
     他の歌手はオペラで活躍している人が多いせいか、ヴィブラートたっぷりの濃い歌い方をする人ばかりで、個人的にはあまり好みではなかった。
     時折物語の場面に応じた宗教画が画面に出てくるので、約3時間の長丁場も飽きずに観ることができた。
     映像・音質とも美しく文句なし。「マタイ」の好きな人、古楽器演奏の好きな人、プレガルディエン2世が見たい&聴きたい人には「買い」の2枚組。

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     2014/05/04

     バッハゆかりの聖トーマス教会でのライブ演奏。合唱団はさすがにこの曲を歌い慣れている様子で、終始安定している。指揮者のビラーは現役の聖トーマス教会カントルとのこと。普段から合唱団員を厳しく鍛えてそうな印象だ。
     フライブルク・バロック・オーケストラも合唱団の人数(50名くらい)に合わせて多めの人数で参加している(40名くらい)。テンポは古楽器演奏としては標準的。こちらも安定した迫力のあるいい演奏をしている。
     少年合唱と古楽器を使用したこの曲の演奏は珍しいので、この曲が好きな方、バッハマニアなら「買い」の1枚。

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     2011/10/21

    イエス役のマシュー・ブルックがすばらしい。人によって好みが分かれるかも知れないが、とても生き生きとした人間臭い、大工の棟梁か工事現場の監督のような親分肌の声のイエスで、親近感にあふれている。そして福音史家役のニコラス・マルロイも好演で、特に「最後の晩餐」の場面の2回の”dankete”の歌い方が絶品であり最高である。古楽系のマタイは他に5種類ほど所有しているが、このCDのイエス・福音史家の魅力にヤラレてしまい最近はこれしか聴いていない。

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