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マラ3マニア さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/13

    ブラームスの4番が凄い。ひとことで言えば、フルトヴェングラーのようなブラームスだ。リズムの切れ、テンパニィの強打、メロディーラインの粘着。これをやると、ブラームスの第4交響曲では全体が崩壊してしまうのだが、私の知る限り、フルトヴェングラーとカールベームの一部のライヴ演奏だけが成功している。要するに、細部を徹底的にこだわりながらも、交響曲の全体像を見事に提示する。この演奏はブラ4演奏の数少ない成功例だと思う。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/31

    若い時は、カラヤンの精巧で美しい演奏が好きだった。
    このクナッパーツブッシュ盤はテンポが揺れ、アンサンブルも正確でなく
    聴いていて気分が悪くなったものだ。

    しかし歳を重ねるにつれ、この演奏がたまらなく好きになるから不思議だ。
    今ではこのCDで、曲に酔い、クナッパーツブッシュに酔い、ワーグナーに酔う。
    人生の折り返しを過ぎ、ただ枯れ行く身でしか分からないでいろう陶酔の世界。
    文句なし満点!

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/22

    ユニバーサルの音源からは、妥当なラインナップ。
    難を言えば7番のシノーポリに疑問符が付くか?
    7番はEMIのクレンペラーのような決定的な演奏が、
    ユニバーサルの音源にはないので仕方ないか。

    3番のハイティンクは、この曲最高の名演のひとつ。
    やたらと楽譜に指示が多く、楽譜に忠実に演奏したら
    まず破綻してしまうこの難曲を、奇跡的に演奏に主観を入れず、
    見事にまとめあげたこのマラ3は、初心者にも断然おすすめ。

    マーラー入門には最適なCD集と言えるであろう。
    EMIの全集は、ややマニアックなので、入門用には
    こちらを選ぶと良いだろう。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/08

    すばらしい全集だ。難を言えば、初期のマイナー作品などは、やはり歌詞対訳が欲しい。それがあればあと2万高くても買うのに。しかし、この値段でヴェルディの全作品が聴けるのは嬉しい。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/08

    グールドのゴルトベルクを聴いて以来、ゴルトベルク変奏曲はピアノでないと
    違和感を感じるようになったが、このシュタイアーの演奏は実に良い。
    ひとつひとつの音がキラキラと輝き、チェンバロの金属的な音も全く気にならない。
    表情豊かで、録音も優秀だ。
    すごく楽しめた。ゴルトベルクファン必携の一枚である。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/28

    これはいい。指揮者だけを写した映像が見所。
    いったい、指揮者と歌手がどういうアイコンタクトや指揮者のキューで
    演奏しているにかが手に取るように分かる。
    これは画期的。オペラ好きは必携の映像である。

    トリスタンを指揮するのが、バイロイトのベームだったら
    凄いのにな〜!と儚い妄想を思ってしまいました・・・

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 11人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/13

    ハイティンクの指揮は常に中庸で、指揮者の主張が少ない。過去の巨匠たちの演奏に比べ、あくが少ないが、そのぶん曲の魅力を存分に引き出す。久々にリングを楽しめたが、このような名盤がこの値段で買えるのは嬉しい。

    11人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/02

    これは名演である。奇を狙わない非常にオーソドックスな解釈。何も足さない。しかし、この演奏から受ける感銘は限りなく大きい。曲の骨格がはっきりと見えるが、決して堅くならない。細部は歌に満ち溢れ、3楽章は非常に美しい。無論、終楽章の迫力も特筆に価する。録音も聴きやすい。これはブル8最高の名演のひとつである。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/25

    ブラームスのヴァイオリンソナタではこの演奏が一番好きだ。最近のムターの独特な演奏がブラームスと良くあってる。とても感動した。彼女のモーツァルトもベートーヴェンも主張が鼻についてあまり好きではなかったが、このブラームスは別。あくまでも私見ですが。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/25

    これは凄い演奏ではないか。圧倒的求心力で一気に聴かせる。しかも解釈は非常に現代的。この時代にこれだけのマーラーが演奏が出来たことの驚き。音質も非常に良好。本当なら文句なしに星5つだが、2楽章にアンダンテ。3楽章にスケルッオが入っていることに、どうしても違和感が拭えない。全体の感動が半減してしまう。私が古い人間だからなのだろう。それにこの時代、本当に2楽章にアンダンテを入れて演奏していたのだろうか?疑問。CDの順番を変えて聴けばいいのじゃないか?という声が聞こえてきそうだがそういう問題ではない。残念ながら星3つ。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/25

    演奏の求心力はいまひとつだが、それでも終楽章ではかなりの熱演を聴かせる。そしてこの盤の最大の売りは録音の良さ。シンバルの抜けのよさから、大太鼓の重低音まで実に上手に録音されている。アンダンテが2楽章に入るのも好印象。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/06

    テンシュテットのマーラーはどれもロマンテッックだが、この演奏はその最高峰にあたる演奏であろう。
    最近のマーラー演奏にも、即物的な要素を取り入れた演奏も数多く聴かれるようになったが、このマーラーの説得力の前には、完全にその説得力を失う。全く凄い演奏で言葉も出ない。音質も高水準。これからも、テンシュテットライヴ録音の発掘を祈る。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/06

    私見だが、数多い朝比奈隆のブル8の中では、これが一番素晴らしい。
    オケの状態が非常によく、特にソロパートなどはとても表情豊かである。
    アンサンブルも非常に正確で、朝比奈が演奏したかった、ブルックナーの8番像を正確に伝える。
    NHK交響楽団とのブル8の評価は非常に高いが、やはり官僚的なN響の演奏と比べ、
    この新日本フィルは全体がとても自由だ。全総での音の響き、迫力など圧倒的だ。その結果、聴き手に多大な感銘を残す。
    これはこの時期の大阪フィルでは到底望めない高レベルの演奏だ。
    U野センセイは、キャニオンの94年の演奏をやたらと誉めるが、あのアンサンブルが
    崩壊しかけた演奏の、どこが良いのか分からない。U野センセイはクナッパーブッシュのような、
    アンサンブルグチャグチャの演奏を精神性が高い演奏と勘違い?しておられるようだが、
    朝比奈も状態の良いオケなら、ここまで引き締まった演奏ができるのだ。
    決して、クナと同系列な指揮者でないことが、この演奏から聴き取れる。
    大フィルとの演奏で、朝比奈の評価が低い方たちに、是非聴いて欲しい演奏である。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/11

    やはりSadeはいい。彼女の切ない憂いのある歌声は健在。すばらしい。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/20

    シューマンの2番が超名演。シューマンの狂気をこれほどまで表した第2番の演奏は、他にチェリビダッケ盤しか知らない。曲は、希望と絶望、幻想と夢想の中を激しく行き来する。録音もたいへん良く聴き易い。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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