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ばぶ さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/10/13

    まだ部分的にしか聴いていませんが・・・各年代からいくつかピックアップしてまずは聴いてみましたが、「録音には満足できる」ものばかりだと感じました。例えば、1975年11月のシリーズはカーネギーライヴのボックスと合わせると11月2日(シカゴ)と後者の16日、23日と同じプログラムで聴くことができますが、カーネギーを聴いたときは何も気にせず満足して楽しんでいましたが、今回のシカゴの方が音質はきれいで、カーネギーは少しくもっているなと思うようになりました。例にあげたこのシリーズでは、個人的には11月16日のリサイタルが最もお気に入りかなと思いましたが、シカゴにもシカゴのよさがあり、「この辺りはこっちが絶妙!何とも言えない!」みたいなところがありました。
    カーネギーボックスでもそうですが、このボックス内でも同じ時期の別の演奏会のホロヴィッツを聴き楽しむことができるのがとても魅力的ですね。ミスタッチもふくべてすべてが音楽、一つとして同じものはないというものをじっくりたっぷり味わうことが、いくつか聴いただけでも実感することができました。
    その点では、この商品は素晴らしいと思いますし、この金額を出しても買ってよかったと思えます(ファンの方にとってはなんでもない金額なのかな??)
    因みに、私は「ホロヴィッツファン」とはいえない人間ですが、カーネギーボックス共々大切にしたいなと思いますし、カーネギー同様じっくり堪能したいと思っています。そしてカーネギーに加えて今回のボックスを聴き始めたことで、ライヴではない、ある意味余計なプレッシャーがなくただただ好きなピアノと素直に向き合っているであろうホロヴィッツの音楽もこれから聴いていきたいなと感じています。
    丁寧な梱包と気合の入ったboxや解説には「おぉ〜!」と感動します!・・・が、この商品の最大・唯一の弱点は「でかい!」ことでしょうか。カーネギーとの枚数の差は10枚弱ですが、並べるとその大きさの差は・・・・・・(笑)

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/03/07

    これは正しく『きたーっ!!!』というCDですね。今までのショスタコ5番は録音がぱっとしなかったりオケのパワーが今一つだったりという感じで、「こんなはずじゃないんだけどな…」という思いを抱いているファンは少なくなかったのではないかと思います。この演奏と録音はこれまでのそういった鬱憤を晴らしてくれたと言ってよいと思います! さらには、火の鳥までついてるというおまけ付き!! 正しくスヴェトラーノフの音楽、弦、管、打の全てが堪能できますね。
    これからさらにじっくり楽しんでいきます。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/04

    良い意味で期待を裏切られる演奏です。「オルガン付」では壮大な音楽を聴かせてくれていたので、どんなブラームスだろう?と思っていたら、さすが2枚のディスクに納まるだけあってテンポは速め、実に美しいブラームスです。純音楽的という感じでしょうか。スウェーデンの上手さが、美しさをさらに引き立てていますね。
    そんな中で、ところどころに、例えばティンパニの鋭い切れ込みなどといったアクセントが効いているところがにくらしい。規模の大きくない曲では敢えて大曲として演奏することで新たなる味わいを教えてくれたりするスヴェトラーノフですが、今回は余分に着飾ることはなく、しかしブラームスの魅力を損ねずに伝えてくれる音楽を聴かせてくれています。本当に良い全集だと思います。
    2番や4番の終楽章クライマックスで、「新世界より」を彷彿とさせる(あそこまでじゃないですが)「ジャーン」を聴かせてくれるのはファンに対する御愛嬌でしょうか(笑

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/08/27

    本当にすごい演奏ですね。7年前でしょうか、ネット受信・録音しMDにしたものをずっと大切にし、聴いていました。しかし、最初の部分では雑音が入っていたり、全体にクリアーな音で拾えていない分(今から思うと音響のこともあるのでしょうが)、「すごい演奏だな」という思いと同時にベールに包まれた部分もある演奏でした。その全貌がついに・・・と思うと、発売を知った時はかなり嬉しく思いました。
    サン=サーンスは本当にゆったりとしたテンポで、各楽器がたっぷりと鳴り響きますから、ライブでも録音でも親しんだこの曲も「こんな音だったのね」と感じるというか、まぁ「トレモロであってトレモロではない」という風に聴こえたりするのが新鮮です。まさに雄大・壮大で威厳ある響きの大曲がここにあるという素晴らしい演奏です。はまる人ははまるというか、繰り返し聴きたくなったり、少し距離をおいて他の物を聴いてもまた聴きたくなると思いますよ。壮大・威厳とはいっても、やはりサン=サーンスの曲ですし、このオケの音色・バランスはいつも通り大変美しいので、重くなく、繰り返し聴いてももたれませんね。
    さらに、この曲の後にルーセンべりが入っているのは良いですね。ディナーだと、メインディッシュの後に、見た目もきれいで、口の中でふわっと甘さが広がり、すっと消えていくような優しいデザートを頂くような気分でした。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/31

    スヴェトラーノフならではの新世界を十分に楽しむことができ、満足です。ソビエト国立とのものも良いと思うのですが、録音含めて考えると魅力十分とは言えないかな…という印象が僕にはありました。本盤は録音もよく、ソビエト国立の時に感じる歯がゆさを、僕の中では解消してくれるCDでした。(ソビエト国立も演奏の魅力はやはり捨てがたいですし、CDでは春の祭典だけでなく、凄まじい「鉄工場」が入っていることが忘れられないですね)
    スヴェトラーノフらしい、美しくもあり甘くもあり、優雅でもあるスラヴ舞曲。良かったです。
    そしてびっくりなプレゼント(?)は、一切記載もないのにスラヴ舞曲のあとに「売られた花嫁」序曲が鳴りだすこと…「え?終わりじゃないの??」と思いながら、とっても嬉しいプレゼント。「得した!」っていう気分にさせられました。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/13

    ゴールドベルクの音色、本当に素晴らしいですね。始まりの音からその世界に引き込まれていきます。他のバッハも良いですね。バッハ作品を特に好む訳ではないのですが、聴き入ってしまいます。「真実の音、音楽がそこにある」ただそれだけ、そこが実にすばらしいです。しかし、震災から1年経つ日にその音楽を聴いていると、はかなく、切なく、辛くもありました。
    ベートーヴェン、ロマン派の響きですね。残念なことにこれまでケンプをあまり聴いてこなかった僕は、「へぇ〜、こんなタッチなんだぁ。独特だなぁ」と、これも気に入りました。グルダの古き録音の方が、ずっとベートーヴェンっぽいなと思い、興味深かったです。シューベルトのソナタは持っていました。
    シューマンでも軽やかに歌うパピヨンから…やっぱり独特のタッチですね(きっと好き嫌いありますよね)。でも、(全体に言えることでしょうが)優しい音色に包まれると、心が洗われ、救われ、温かくなります。
    こんなセットが1枚約200円、無駄遣い・無駄買いはやめようと思う最近ですが、これは本当に買って良かったです。
    購入して、1点だけ「?」は箱が大きめであること。この余分な立方体にするためですかね?見栄えがよいから?
    ま、そんなことどうでもよくなる内容でした。この音楽との出会いに感謝します。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/03

    「Wow!!」「すげぇ…」ディスクを再生し最初に出てくる言葉です。火星が流れ出した途端に多くの方がこの録音を推していることが納得できました。ゆったりとしたテンポで、攻め込んでくる火星の迫力と言ったら…とても表現できるものではありません。ここまでやるかっていう点も、この曲はムード音楽だし、納得。全曲通して、色彩豊かで重厚な音色が響きオケの技巧も光ります。
    1曲目の火星がおわった時、この時の組み合わせでスターウォーズなんか聴いてみたい!って夢見てしまいました。
    僕は廉価盤なので、カップリングがボレロ。かなりの推進力でぐいぐいいきますからこれは大分好みが分かれそう

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/03

    幼少の頃からピアノでの演奏を聴く機会が多かった僕にとってハンガリー舞曲はピアノ曲、ピアノ連弾曲です。5番とかはオケが楽しいですが、1番などはやはりピアノの方が音色が深い。最近、I.フィッシャーが編曲で単品で出しているものは楽しいですが、それでもピアノでの演奏を聴くとほっとしてしまいます。僕にとっての王道は、聴き慣れているからかもしれませんが、コンタルスキー兄弟によるもの。本当に良い演奏です。本盤の演奏は、僕の感じ方では、音色に前者ほどの深みがない。その代わり自由さ、楽しさがありますね。例えば1番では、聴いたことがないほどのテンポの動きが随所にあり、2人の技術の高さというか、息がぴったりであることに思わず本当に4手?と驚かされました。安く楽しめるのも魅力ですね

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/03

    ありていに申し上げるなら「深い」、実に味わい深い演奏だと思います。内田さんはモーツァルトの音、シューマンの音…それぞれ異なる世界に私たちを誘ってくれるピアニストだと思いますが(その分、ミスタッチは派手だったり。でも気にならない)、ここでの音色に広がる世界はシューベルトの晩年のソナタを聴かせて下さる時と近い気がします。受け取る者によっては、深みにはまり込む、そういう意味では麻薬のような演奏です。
    それが今ほぼ1000円で売られているとなると、迷わず購入すべしと思います

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     2011/12/23

    39番の出だしの響きがまず最高です。そこで醸し出される豊かな空間に体が包まれ飲み込れていきます。それに浸っていると…矛盾していますが、初めて聴いた時はテーマが始まる前の序盤のちょっとした縦のずれが、「こういうところがまたザンデルリンクらしいなぁ」と、失礼ながら微笑ましくなる。(これは2回目以降の再生では気にならず流れていくようになりました)それ以降は、この曲のもつ美しく優雅な世界が広がり続けます。次に「へぇ~」と思ったのはメヌエット。木管がこんな風に活躍していたのね、と改めて確認しつつ楽しめます。田園、最初から最後まで非のつけようのないというのはこういうことかという演奏です。ゆったりとしたテンポで、ザンデルリンクの歌が最期まで続きます。

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     2011/05/12

    いやぁ、本当に楽しい演奏ですね。このコンビはどんな曲も楽しげに奏でているといつも思いますが(この曲でそれでいいんですか?まぁいいかみたいなこともしばしばのような・・・)、グレートはそれが全面に出ている気がします。オケのうまさや特色ある音色とかはいつも通りですが、とにかく楽しい。グレート、あまり好きな曲じゃないですが、繰り返し聴いてしまいました(ということはグレート好きの方にはうけないんでしょうか)。終楽章は演奏することの喜びが弾けているようです。
    ということで、僕も気に入りました。

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     2009/11/28

    購入後聴く前にカバポチさんのレビュー拝読しました。「どんな演奏なのだろう?買わなきゃよかったかな?」と不安を抱きつつ再生。再生ボタンを押した直後、納得しました。つまり「ばらばらな演奏」なんですねぇ。歌おうとしているのか、さらっと流そうとしているのか、あまりに楽器ごとに違いすぎてちょっとついていけなかった感じです。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/08/03

     モーツァルトのレクイエム、特にモーツァルトの作曲した部分の緊張感・・・すごい曲だなと何気なく中学、高校の頃思っていました。10年前に小さい頃からずっと一緒だった祖母が亡くなりました。それから1年以上経過したある日、何気なくモツレクを再生しました。イントロイトゥスが始まった途端、物凄い悲しみと恐怖が甦りすぐに停止を押してしまいました。それからずっとこの曲は封印することにしました。(今になって思うと序盤はスキップしてしまえばよかったのでしょうね・・・)
     最近まで恥ずかしながらリヒター盤の存在を知りませんでした。元々好きな曲でしたし購入して思い切って聴いてみました。やっぱり本当に恐い。きついですね。真に迫る名演だからだろうなと思います。余計なデコレーションもない分きついんでしょうね。
     ただ何とか序盤は乗り切りましたが胸がすっかりいっぱいで全部は聴けませんでした。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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