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マラ3マニア さんのレビュー一覧 

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/31

    これは凄い。ここまでの感情表現を小澤がやるとは!一楽章の大苦悩から、最後の歓喜のコーラルに至るまで、正に魂の叫びだ。小澤の言う「日本語のアクセントしか付かないけれど、真のところで音楽を捉えられるかどうかの実験」が大成功した。我々はこの演奏を聴き、ブラームスの苦悩を感じ、人類の苦悩を感じる。しかしこれほどまでの感情表現をしながら、音楽のフォルムは全く崩れていない。これは一握りの巨匠指揮者が、超一流オーケストラを指揮した時に、まれにこういう演奏が生まれる。凄い!凄すぎる!! 

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/09

    フルトヴェングラーのコピーだと揶揄されるバレンボイムだが、この「ロマンティック」は文句なしに素晴らしい。
    オケの響きの美しいこと。ライヴにしては安定した音程。そして壮大なスケール。
    安心してブルックナーの大河に身を任すことができる。
    お客の熱狂的な拍手も納得。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/12/20

    クナのリングは苦手だった。しかしこの盤は音質が大改善。その真価を再認識させられた。ワルキューレ第3幕で、ジークリンデが歌う「愛と救済の動機」の演奏の表現に感涙。そして15時間にも長大なオペラの最後の最後に、再び現れた「愛と救済の動機」に言葉では言えない、魂が震えるほどの感激を受けた。その時、リングを好きでいられた事と、クラシック音楽ファンでいられた事に心から感謝した。クナパーツブッシュさん、ありがとうとうと言いたい。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/12/01

    文句なしに素晴らしい。今流行りの軽めのブラームスではなく、非常に重厚で男性的ブラームスだ。正直、女性指揮者からこのような、構築性の高い音楽が聴けるとは思わなかった。しかも細部はこの指揮者ならではの細かい配慮が行き届いている。響きに対する配慮が抜群だ。この組み合わせで、ブラームス交響曲全集を是非完成させて欲しい。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/11/05

    このロッシーニとスッペの序曲集は名盤だ。
    カラヤンの数多い録音の中でも屈指の出来栄え。
    他の指揮者で聴くと、どうしても曲の弱点が聴こえてしまうが、
    このカラヤンの演奏は実に堂々としていて、しかも美しい。
    このような小曲を真っ向勝負で感動を与える演奏ができたのは
    カラヤンしかいない。長らく入手困難だが、ぜひ再発を願いたい。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/10/08

    2日とも聴きに行ったが、全体的に30日の方都響の響きの美しさ、
    まとまりが良かったように思う。
    31日はオケのアンサンブル若干乱れたところがあった。
    しかし要所(トロンボーンソロやポストホルン)の美しさは
    31日に軍配が上がる。どちらも捨てがたい。
    エクストンお得意の、2日分編集なしで3枚組で発売して頂くと嬉しい。

    インバルのマラ3はフランクフルトのCDの解釈とさほど変化なし。
    多重に交錯するテクスチュアを、あえて単純化し、流れにまかせて一気に聴かせる解釈。
    そのため、部分的な旋律の美しさを犠牲にしたり、オケの音色が単調化される危険があるが、難所は都響の高い技術力でカバー。
    個人的には好きな方の解釈ではないが、都響の技術力の高さで充分楽しめた。
    下手な編集をせずに発売される事を切に願う。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/24

    「運命」はたしかに凄い。高機能オケがその性能を見せ付ける。
    ただこの「田園」は嫌いだ。高性能スポーツカーで田舎をでぶっとばして行く「田園」。
    昔から、カラヤンを批判する人たちの格好の標的となったこの「田園」の解釈。
    田舎に着いた時の情景も、小川のせせらぎも、農民たちの踊りも、すべてスポーツカーからの情景。あっと言う間に過ぎてしまう。
    しかし「嵐」の迫力は凄い。田舎の夕立なんかではなく、ゲリラ豪雨と竜巻が同時に来たみたい。吹き飛ばされそうだ。
    そして感謝の歌もクライバー以上の駆け足で終わる。
    カラヤン先生、何をそうお急ぎですか?という演奏。
    久々に聴いてもこのイメージだけは払拭できない。星4つ。カラヤンファンのみなさんごめんなさい。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/16

    以前発売されたEMIのアメリカ盤では、オケが全体的に後ろに引っ込んでおり
    全然良い演奏に聴こえなかった。しかし、新しく発売されたこの盤は音質が
    大改善。ラトルとウィーンフィルがはじけまくっているベートーヴェンを演奏
    している事が分かった。少しのマスタリングでこんなに演奏が違って聴こえる
    のか?と驚き。それと同時に、ラトルもEMIではなかったら、もっと人気が
    出たのではないかと、考えさせられた。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/24

    朝比奈隆は優れたマーラー指揮者である。晩年は、ブルックナーが大きな評判になったが、個人的には朝比奈のブルックナーはそれほど良いと思わない。しかし、マーラーは別だ。ここで演奏されている「復活」は、私が何度も聴いた「復活」の生演奏でも、常に上位ランクに位置する思い出の演奏。最初の一音より、最後の和音まで、全く隙のない見事な演奏。ダメダメ指揮者が振ると、大抵グチャグチャになるが、この演奏は見事に建築された名演だ。今回の発売は本当に喜ばしい。

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  • 13人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/22

    あの素朴なおじいさんに見えるベームが、なぜここまで陶酔と熱狂とエロティシズムを作ることができるのだろう。クナもカイベルトもショルティもカラヤンもティーレマンも、リングを聴くときは、どうしてもこのベーム盤の興奮を無意識求めてしまい、いつも「何かが足りない」と思ってしまう。ワーグナーの毒を抜いた演奏だとちまたではよく言われるが、一番ワーグナーの猛毒が味わえる演奏だと思う。全く個人的感想だが。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/15

    日本のクラシックファンからはとやかく厳しいことを言われる小澤だが、もうこの個性は完全に巨匠の域に達した。このCDを聴いて確信した。響きが本当に整然としている。まるで拡大鏡で見たようなオーケストラの響き。そして、リズムの几帳面なまでの正確さ。ブラームスもラヴェルも、ドイツ的とかフランス的とかでは語れない、日本人の作ったインターナショナルな音楽がここにある。小澤の師である斉藤秀雄の「楽譜に忠実」という教えを究極に突き詰めた姿だろう。日本人が西洋音楽をやるに当たっては、楽譜だけがよりどころで、主観などは邪魔になると小澤は知っていたのだろう。その最良な形が最近現れて来た。これからの小澤の音楽が楽しみだが、食道がん宣言。体を完全に治して一日も長く指揮活動をしてくれる事を痛切に願う。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/14

    マーラーが凄すぎる。
    1978年のスタジオ録音盤よりもかなりテンポが遅く、
    聴く者に要求するものはかなり大きい。
    こんな演奏を聴いてしまうと、クック全曲版は完全な蛇足に思える。
    アダージョだけで完全に完成された楽曲なのだ。
    テンシュテットのマーラーにはいつも驚かされるが、これも本当に驚いた。
    「英雄」は手堅い演奏。録音はかなり良い。楽器の分離が非常によく
    ヴァイオリンの旋律線に乗っかっている木管楽器まで完全に聴き分ける事ができる。
    客席聴くいわゆる「生の音」とは違うが、指揮者からはこういう風に聴こえているのでは?
    と想像を膨らませることのできる優秀録音でおる。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/11

    20世紀マーラー演奏史に残るレヴァインの名演群がこの値段にて手に入るとは驚きだ。演奏はどれも大胆にして繊細。響きは重厚。特に金管セッションの強烈さはここでしか聴けない。こんな名演を叩き売りする時代になったのか?時代の流れを感じる。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/07

    ショルティはトスカニーニ以来最高のヴェルディ指揮者である。
    このオテロはその事を如実に証明してみせる。
    リズムの強靭な張り。ダイナミックな金管。
    そこから浮かびあがる優美なカンタビーレ。
    音楽の深み、精神性などクソ食らえ!というショルティの音楽が
    ヴェルディのオペラとしての音楽の素晴らしさを浮き立たせる。
    この盤はトスカニーニ盤と並ぶオテロ最高の名盤であると私は思う。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/07/26

    とても楽しいアルバム。
    特にスターウォーズはウィーンフィルの実力を発揮。
    メインテーマの金管の響き、レイア姫のテーマの美しさ。
    帝国のマーチの迫力。この表現力は、これは今まで聴いた
    事のない凄い演奏でやはりウィーンフィルは世界のトップ
    のオーケストラだと再認識。
    スターウォーズの曲を知っている人はもちろん、
    ジョン・ウイリアムスの楽曲に興味のない人も必聴のCDである。
    他の曲も高水準。録音も優秀。
    買って損はない。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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