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食券乱用 さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/29

    管楽器の音が印象的です。
    小生が自分で耳にした演奏の範囲では、中世・ルネサンス期の作品の演奏にはアカペラが多いのです。それも好きですが、この演奏を聴き、中世・ルネサンス期の作品でも楽器が多用される演奏がもっと多く出てきて欲しいと強く思いました。

    小生には音楽の素養も教養も無いので作品や演奏については語るべき言葉を持っていません。ド素人の言い方をすれば、聴いていてとても気持ちが良い作品であり、演奏です。
    第8と11トラックは特に管楽器の登場が多くて聞き惚れました。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/24

    録音から45年以上経過(2011年時点)して今も発売され続けるこの名盤には、名演であること以外にも魅力が有ります。それは録音です。音響効果と言う方が妥当かもしれません。この演奏を聴くと、音響が素晴らしいホールで録音されたことがよく分かります。ホールの音響効果は楽器のひとつ(オーケストラの一部だったかな?)という言葉を聞いたことがあります。その通りだなぁと思います。この演奏を聴いていると、とても気持ちが良いのです。そこには鮮やかな音響効果の寄与も大きいと感じています。

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     2011/10/21

    イスラエルの泉は名曲だと思います。でも、このCDはフレーミヒの指揮の巧みさを楽しむ演奏かもしれません。他の指揮者で同じ曲を聴いたらもっと単調に聞こえるんじゃないかと思います。
    合唱指揮の第一人者であったフレーミヒの解釈で聴くからこそ、聴衆は作品に内在する多様な魅力を享受することができる。小生はそのように思っています。
    フレーミヒの指揮が巧みと書いた理由は、劇的な効果を狙うとか奇をてらうとかいった印象が皆無である一方、演奏にはスケールの大きさと、刻々と変化する豊かな表情があることです。

    ハードロック大好き少年だった小生がそのままおっさんになり、クラシックもジャズも爆演を好む傾向は根強く残っています。しかし、フレーミヒの指揮する数枚のCDを聴いて以来、表面的なだけの劇的効果の薄っぺらさに気付いてきたようです。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/16

    懐かしいジャケットです。だいぶ前に友人から譲り受けたLPのジャケットと同じです。LPで聴いていた頃の記憶に頼り、演奏は5★以上です。

    それにしても、このバイロイトの第9に限らず、フルトヴェングラーの同音源異盤をいつまで出し続けるんでしょうかね?フルトヴェングラーは小生の中では神格化された別格の存在であり、全録音を入手したいのです。
    でも毎回似た様なキャッチフレーズで同音源異盤が繰り返し出てくると、節操のない金儲けとの不信感を抱かざるを得ません。
    『今度こそ、今度こそ、次回こそ・・・頑張ります』を繰り返すのは普通の民間企業では許されないことです。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/14

    俗な言い方ですが、『カッコイイ』演奏です。小生のような凡人がどんなに背伸びしても、一生かかっても到達不可能な、磨き抜かれた内面の滲み出た孤高のカッコ良さを感じます。
    エルヴィン・ジョーンズのドラムのソロの部分や、コルトレーンの吹くサックスのサウンドを流していると、知らず知らずのうちに自分の全神経が耳に集合して音楽を聴くことだけに集中してしまいます。
    このアルバムを発表したとき、コルトレーンはまだ38歳!!。長生きしていたらどんな変貌をしていたのか?
    既に多くの方が繰り返し語ってきたであろうこの言葉を、歴史にifを持ち込むのは禁物と知りつつ、自分もつい言いたくなります。

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     2011/10/02

    良い点は録音と火の鳥の後半です。小生はこのハルサイを爆演とは思いません。

    ハルサイとの出会いは、今年で録音から30年になるフェドセーエフ・モスクワ放送響盤です。この演奏が小生にとってのハルサイの頂点となる真の爆演です。デトロイトのヘヴィメタバンド(KISS)がモスクワに乗り込んでやりたい放題、そんな感じの演奏です。品が無いと言えば確かにそうですが。

    小生の好みは、世評や評論家による評価との乖離が少ないのですが、ハルサイだけはその乖離がはなはだしく、今まで何度もガッカリさせられてきました。シモノフ盤はガッカリとは言わないまでも、正直申しまして期待外れです。

    良かったのは火の鳥の後半です。これは凄みのある演奏に録音の良さが花を添えているお得盤です。でも・・・、火の鳥の前半は抑え過ぎですよ。

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     2011/10/01

    5★にした理由は、渋くて商業ベースに乗り難いと思える曲を録音という記録で遺そうとした方々の思いに敬意を表したためです。
    ドイツの人口が半分以下になった30年戦争の時代を生き抜いたシュッツと比べれば小生などは微温湯生活者ですが、たまには疲れて動く気もしないこともあります。そんなときにこのCDを取り出して聴くと心が安らぎます。
    これらのCDに収録された曲を無条件に楽しめる人は少ないと思いますし、誰にでもお勧めできるCDではありません。CDを購入した小生自身も毎日聴こうとは思いません。
    しかし、貴重な文化遺産を埋没させることなく極東の地に生きる小生にも接する機会を平等に与えて下さったことに感謝して5★としました。

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     2011/09/24

    マウエルスベルガーの指揮したマタイ受難曲が素晴らしかったのでロ短調ミサも期待しましたが、残念ながらやや外れでした。
    しかし、LPに比較してデジタルリマスタリングされたCDでは冴えない音になることがありますから★3というのはこのCDに限定した評価です。
    アナログ音源のまま聴けば全く違う印象を受けるかもしれません。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/09/19

    音楽を聴く者を美音の洪水が圧倒する。小生のセンスではどこかで聞いたような表現しかできませんが、率直な感想です。

    以下は趣味の問題です。
    バッハの曲は現代楽器を用いた現代の奏法で演奏して欲しいです。特にマタイ、ヨハネ両受難曲、クリスマス・オラトリオ、ロ短調ミサは大オーケストラで演奏して欲しいです。指揮もオケも歌手も揃って熱い演奏です。そうしないと、音楽を聴いた気がしません。

    こうした演奏はすでに絶滅種であり、ライヴで聴くことは叶わぬ夢です。何故なんでしょうか?古楽を現代楽器や大オーケストラで演奏することは間違いなんでしょうか?あるいは、多数の演奏家ご本人の好みが古楽器古楽奏法という点で偶然に一致しているのでしょうか?それとも、古楽を聴く人達の好みの主流が古楽器古楽奏法になっていて、このカラヤンのような演奏を新譜で出しても売れないのでしょうか?

    いずれにしても古楽演奏の昨今の状況は個人的には残念です。この盤のカラヤン節が現時点では小生にとってロ短調ミサの演奏の頂点であり、今後の購入予定CDはジュリーニ、クレンペラー、リヒター盤です。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 13人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/09/17

    HMVレビューにある『敬虔な美しさだけでなく、ときに劇的な効果や転調の面白さなども盛り込んだ作風は変化に富む多彩なもの』という一文を読んで、『小生がなんとなく感じていたのに、言葉にできなかったことはこれだ』と思いました。
    倫理も宗教も小生にはほぼ無縁です。しかし、この曲は娯楽性も合わせ持っている曲であると思います。小生はそこに魅かれてモンテヴェルディやバッハの宗教曲を聴いています。
    小生がモンテヴェルディの代表作『聖母マリアの夕べの祈り』の中毒患者になってからおよそ1年を経過し、このCDを入手して小生のモンテヴェルディ熱は更に高まる一方です。
    敬虔な信者から見れば、小生は『面白さ』だけ求める物見遊山的で、不謹慎な好事家です(たぶん)。しかし、宗教曲という看板や、『倫理的宗教的な森』という堅苦しいタイトルだけ見て、こんなにも豊かな音楽を遠ざけるのはもったいないです。

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     2011/09/04

    中世・ルネサンス期には高名な作曲家が多かったイギリスにおいて、その後の高名な作曲家と言えばパーセルから一気にホルスト、エルガーまで時代が下るのは何故でしょうか?
    20世紀後半にはビートルズ、ローリング・ストーンズといったスーパースターを輩出した国に音楽の長い空白期間があるような気がします。

    音楽の歴史が中断されることなくタリス、バード、ダウランド、パーセル等に続く作曲家が現れていたならば、モーツァルトやベートーヴェン等に匹敵する大作曲家がイギリスにも現れて、現代を生きる我々を楽しませてくれたのではないかな。このCDを聴くと、そんなことを考えてしまうのです。

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     2011/09/04

    お上品だけど、それ以上ではないというのが率直な感想です。
    マニフィカトをクルト・トーマス盤と交互に聴くと、ミュンヒンガー盤は人工的、トーマス盤はドイツの片田舎で伝統を守る頑固おやじ的です。
    このCDは平均点(3★)以上ではあるが、最高(5★)でもなく、バッハの権威としてのミュンヒンガーに小生が期待し過ぎたのかもしれません。
    でも、トーマス盤はやかましいという感想を持つ人もいるのかもしれません。
    結局は各人の好みの問題という典型的な逃げの結末になりました。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/09/03

    嫌なことをしばし忘れさせて別世界に誘ってくれる曲です。
    こうした曲は聴く者の脳内麻薬を分泌させてくれるのでしょうか?もし、そうであるのならばクセナキス等の20世紀の音楽との共通性を持っているのかもしれません。

    手元にあるタリススコラーズのCDはまだ6枚ですが、今後どんどん増やしてゆくつもりです。中世ルネッサンス期の曲は中毒効果を持っている感じがします。

    麻薬という言葉を使ってしまったので念のために書いておきますが、小生は違法薬物に手を出したことはありませんよ。見た事もありません。
    煙草も大嫌いです。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/28

    収録曲数が多いので特に気になったことに絞って書くことにした。
    BWV51のソプラノ歌手名がEmiko Iiyamaとなっている。
    小生は存じ上げていないが、日本人??

    BWV51はギーベル(指揮はクルト・トーマス)の録音が小生の大好物であった。このCDを買ったときはBWV51のトランペットをモーリス・アンドレが吹いていることが嬉しかったのだが、曲を聴き始めたらソプラノの歌声に魅了されてしまった。

    小生如き素人がこれら二人のソプラノ歌手を比較して論ずるなどおこがましいにも程がある。どちらの録音も生涯の宝である。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/27

    作曲者本人が指揮したル・マルトー・サン・メートルの録音は複数あるが、小生の持っているのはこのCDである。
    どう説明したらよいのか分からないが、名曲、名演である。録音もとても良い。
    名曲である理由を無理やりに文字にする必要はなく、聴いてみて気に入ればその本人にとっては名曲であるとしか言いようがない。

    家族は嫌がってるけどね・・・。『何、この音?』と言っている。『何、この音楽?』とは言ってない。小生がクセナキスの曲を聴いていたら、『嫌がらせもいい加減にしろ!』という感じの反応が返ってきた。

    年末に、姪っ子がチャンネル選択権を独占しているテレビで紅白を見たが、小生にはそっちの方が遥かに嫌がらせであった。

    結局、趣味の世界なんだから各自の好きにさせてくれよ!!

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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