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レインボー さんのレビュー一覧 

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     2023/12/23

    ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団によるグリーグの作品集です。
    メインは代表作品である、ペールギュントです。
    通常この作品が演奏される際は、組曲版で取り上げられるのが多いですが、本録音では劇音楽からの抜粋で組曲では聴けない曲や、合唱団とソプラノも入っており、意外とちゃんと聴いた事がないため新鮮でした。
    他には抒情組曲と忠誠行進曲が収録されています。
    演奏は鄙びた感じの演奏で、作品とよくマッチしていて悪くないと思います。
    本CDは東芝EMI時代のもので、音質はまぁまぁと言ったところです。

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     2023/12/22

    リチャード・ボニング指揮、ロンドン交響楽団が演奏したバレエ音楽集。
    名バレリーナ、アンナ・パヴロワが世界各地で踊ったレパートリーをボニングが集めたものだそうで、この手の作品の演奏に力を入れていたボニングらしいCDとなっている。
    演奏はイギリスの名門、ロンドン交響楽団で、何度かボニングは同オケと共演してCDを制作しており、ロンドン交響楽団の上手さも手伝い、色彩豊かで、メリハリのある演奏を聴かせてくれます。
    また選曲も珍しい作品が多く、資料的な価値も高い。
    デッカの録音なので、年代の割に聴きやすい音です。

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     2023/12/21

    このCDはデューリアスの歌劇『コアンガ』全曲と『高い丘の歌』を収録したアルバムです。
    指揮はチャールズ・グローヴズです。
    コアンガは、ロンドン交響楽団を振って録音したもので、世界的スター歌手こそいませんが、指揮、歌手、オケとも共感に溢れた名演だと思います。
    あまり録音自体多くないので、本CDはこの作品のファーストチョイスにも良いと思います。
    高い丘の歌は、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団との録音で、グローヴズはEMIにこのオケと録音していますが、この指揮者らしい暖かい音楽と、デューリアスの音楽が非常にマッチした演奏で、こちらも名演です。

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     2023/12/20

    レオポルド・ストコフスキー指揮、フィラデルフィア管弦楽団の演奏により録音された、ワーグナーの管弦楽作品を集めたものである。
    いずれも戦前、1930年代に録音された古い音源を復刻したもの。
    ストコフスキーはワーグナー録音を残しているが、これはその最初の方の録音となる。
    1番の聴きどころは、ストコフスキー自身が編曲したトリスタンとイゾルデの自作自演です。
    ただやはり全体的に録音の古さが目立つ音質であり、また特筆した名演というのもありません。
    そのため、このCDはファン向きの一枚と言えそうです。

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     2023/12/19

    アンドレ・クリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団による、ラヴェルの作品集です。
    ラ・メール・ロワと高貴で感傷的なワルツの2作品が収録されています。
    これらの曲は録音がたくさんありますが、このクリュイタンスの演奏は定評があるもの。
    フランス・オケらしい繊細な音色とその演奏は今日ではなかなか聴けない演奏です。
    特にラ・メール・ロワは好演奏と言えます。
    録音は1962年とかなり古いです。
    しかしながらこの度、新たにリマスターされたらしく、音質は年代を考えればそう悪くはないと思います。

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     2023/12/18

    トーマス・ビーチャム指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団によるモーツァルトの作品を集めたアルバムです。
    『交響曲第40番』『交響曲第41番』『フィガロの結婚』『魔笛』から序曲を集めた内容となっています。
    戦後はロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団との録音が多いビーチャムですが、戦前はロンドン・フィルとの録音も多く、本CD音源もそのうちの一つ。
    ビーチャムはモーツァルトを得意としていただけに本CDの演奏も生き生きとした好演奏です。
    ただ、やはり録音が古いので、演奏自体は悪くないのですが、ちょっとマニア向きな一枚と言えるのではないでしょうか。

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     2023/12/17

    アドルフ・アダンのバレエ音楽『海賊』の全曲盤で、リチャード・ボニング指揮、イギリス室内管弦楽団の演奏で収録されたアルバムです。
    劇中のナイラ・ワルツはわりと有名ながら、全曲録音は少なく、貴重な音源と言えそうです。
    バレエ音楽の名手としてデッカに様々なバレエ音楽を録音したボニング、この作品でも、真摯に丁寧に演奏し、演奏者よりも作品に語らせる様な演奏となっています。
    ボニングのバレエ録音はアナログが多いのですが、これは1990年と比較的新しい事もありデジタルで、音は聴きやすいでしょう。

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     2023/12/16

    フランス近代の作曲家、ルーセルの交響曲第3番と交響曲第4番を収録したアルバムである。
    演奏はアンドレ・クリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団である。
    クリュイタンスはベートーヴェンやワーグナーと言ったドイツ物でも優れた録音を残しているがなんと言ってもフランス物が得意で、名盤も多いのだが、このルーセルの交響曲もまさにそんな一枚。
    繊細で色彩豊かな演奏は今もって同曲の名演と言えるでしょう。
    クリュイタンス晩年の1965年録音で、年代の割に音は良いです。

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     2023/12/15

    このCDは、アンドリュー・デイヴィス指揮、BBC交響楽団によるヴォーン=ウィリアムズの交響曲全集より、交響曲第4番と交響曲第5番を収録したCDです。
    デイヴィスはBBC交響楽団の首席指揮者を1989~2000年まで務めましたが、その前半時代に、テルデックにイギリス音楽を録音しておりこれはその一枚となります。
    演奏は良い様にいうならば丁寧に演奏された演奏なのですが、良くも悪くも優しくノーブルな音楽で、あまり楽しいとは言えません。
    録音は、大変綺麗なのですが。
    ヴォーン=ウィリアムズもエルガーと同じく誰の演奏で聴いたかで、その後の好き嫌いが分かれるタイプの作曲家だと思うので、この盤は積極的にはおすすめしません。

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     2023/12/14

    リチャード・ボニング指揮、イギリス室内管弦楽団によるミンスクのバレエ音楽『ラ・バヤデール』を収録したCDです。
    19世紀の知られざるバレエ音楽の紹介に力を注いだボニングらしい選曲です。
    作品は全体的に聴きやすいメロディが溢れていて、知られざる作品ではありますが、悪くない。
    演奏も作品を知るには全く問題ない水準で、現在でもほぼ唯一といって良いぐらい録音のない作品なので資料としても貴重です。
    録音は1992年とボニングがデッカに入れた録音では新しく、特に不満なく聴けます。

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     2023/12/13

    佐渡裕指揮、トーンキュストラー管弦楽団によって録音されたこのCDは、千住明の『Glorious Museum』を収録したシングルです。
    この曲はウィーン美術史美術館とTBSテレビの10年に及ぶパートナーシップのテーマ曲として書かれた作品です。
    曲は平たく言うとワルツですが、千住サウンドが全開で、オーストリアのワルツといえばシュトラウスですが、それとは全く毛色が異なり映画で使えそうな作品となっています。
    演奏も丁寧に演奏されており不満なく聴けます。
    録音も良好。
    1曲だけの収録で7分程の収録時間、3つ折りの紙ジャケ仕様です。

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     2023/12/12

    イギリスのレーベル、トッカータが発売したCDで、カタルーニャの伝統音楽を取り入れた二人の作曲家の幻想曲と小協奏曲という変わった企画です。
    登場する作曲家は、マルク・ミゴとフアン・マネンの2名です。
    ミゴは1993年生まれの今売り出し中の若手作曲家。
    このCDでも3曲も入っているので、トッカータも推しているのでしょう。
    基本的に調性の枠内で動く作風なので、聴きやすい作風。
    カタルーニャらしさを強く感じるのは冒頭の『大衆の幻想曲』ぐらいですが、どの作品も丁寧に書かれており作曲賞受賞者は伊達ではありません。
    対するマネンは1883年生まれとミゴより100年違います。
    ここでは2曲のみですが、ロマンティックでひたすら美しいメロディが出てくる『ヴァイオリン小協奏曲』、シリアスな出だしながらカタルーニャ要素も入った『カタルーニャ狂詩曲』、さすがに100年違うとマネンの作品はロマン派的。
    演奏はヴォロディミール・シレンコ指揮、ウクライナ国立交響楽団。
    ソリストはカリーナ・マクタ、セルジ・パチェコ、ダニエル・ブランチ。
    シレンコ&ウクライナ国立交響楽団の演奏は意外とこじんまりとしている。
    一方でソリストと共演している曲はソリストのサポートに徹しているので、良い。
    2018年10月7日から11日、ウクライナ放送コンサート・ホールで録音された物で、音質は良い。

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     2023/12/11

    スイスの作曲家、リヒャルト・フルーリーの歌劇『破戒の聖僧ヴィターリス』を収録したCDです。
    ポール・マン指揮、ニュルンベルク交響楽団の演奏で収録されています。
    この作品は初演後は本録音まで演奏されなかったと言う作品です。
    作品はフルーリーらしく後期ロマン派ベースの充実したオーケストレーションをしていますが、一部の曲を別にすればこれと言って引き込まれる曲もなく、忘れられていったのも分かる気がします。
    マンはトッカータにフルーリーの作品を録音して、この作曲家の作品の紹介に務めていますが、このCDではニュルンベルク交響楽団の重心の低いドイツ的サウンドを生かした、演奏を聴かせてくれます。
    またシュティアー他の歌手も不足なし。
    またすごいのはセリフ集に加えて、作曲家の息子が作品の解説をしている他、本録音時の写真や初演の指揮者や歌手、それらと一緒に映ったフルーリーらの写真が乗った貴重なブックレットが付いており、これだけでも価値はあるでしょう。
    録音も良好。

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     2023/12/10

    イギリスのレーベル、ポリフォニックの人気シリーズ、グレート・ブリティッシュ・フォー・ミュージック・ウィンド・バンドシリーズの8枚目になります。
    演奏はジェームズ・ガーレイ指揮、王立ノーザン音楽大学ウィンド・オーケストラ。
    現在このシリーズは、王立ノーザン音楽大学が演奏を担当しているが本格的にシリーズに登場するのはこの8枚目から。
    ヴィルフレッド・ジョセフスと、ナイジェル・クラークが1曲ずつ、マーティン・エレビーが3曲収録されています。
    ジョセフスはマイナーな作曲家ですが、クラーク、エレビーは吹奏楽をやっている人にはよく知られています。
    めちゃくちゃ強い個性のある演奏ではありませんが、ドリームスケープス冒頭の柔らかなサウンドや端正な解釈は聴くに充分と言えるでしょう。
    またユーフォニアム協奏曲ではスティーブン・ミードが参加しており、卓越した技術のユーフォニアムを聴かせてくれます。
    2002年9月、王立ノーザン音楽大学にて録音。
    音質は良好です。

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     2023/12/09

    このCDは、レナード・スラトキンが、ナッシュヴィル交響楽団を振った2007年6月のライヴ録音である。
    ムソルグスキーの展覧会の絵をメインにしたプログラムである。
    まず冒頭のリストの『ピアノ協奏曲第1番』は、中国出身のピアニスト、ペン・ペンをソリストに迎えたもの。
    ペンは録音時14歳でアメリカに留学していたそうで、現在は作曲家としても活躍しているようだ。
    録音時の年齢を考えると非常にしっかりとタッチと若者らしい颯爽としたピアノが特徴的な演奏で、この曲の名演とまでは行かなくともなかなか良い演奏なのではと思う。
    メインの展覧会の絵はラヴェル版を含む15人の編曲家によるアレンジをスラトキンが纏めた、いわばスラトキン版とも言える独自の版。
    コンサート・ホール・ソサエティへの録音で有名なワルター・ゲールや、BBCプロムスの指揮者を永く務めたヘンリー・ウッドらラヴェル版に先立って編曲された楽譜から、アシュケナージやボイドら現代の作曲家または指揮者による楽譜まで様々、最後はギャムレイ版によって壮大に閉じる。
    試みとしては面白いが、やはり編曲には良いのも悪いのもあり寄せ集め感は拭えない。
    最後の国歌『星条旗』はマテスによる編曲で最初は静かに始まり徐々に盛り上がっていくという、アレンジである。
    スラトキンとナッシュヴィル響の演奏は特に問題もなく、安心して聴けるだろう。
    先に書いた様にライヴ録音ではあるが音質などは特に問題ないと思う。

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