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レインボー さんのレビュー一覧 

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     2024/02/21

    20世紀アメリカの管弦楽作品を収録したCDで、アーロン・コープランドの組曲『ロデオ』組曲『ビリー・ザ・キッド』ファディー・グローフェの組曲『グランド・キャニオン』を収録したCD。
    演奏は、モートン・グールド指揮、ヒズ・オーケストラ。
    指揮者、グールドはポピュラー畑でも活躍したが、クラシックでも活躍したアメリカの作曲家。
    このCDに収録された作品はいかにもアメリカ的な作品ばかりで、グールドの得意とする分野。
    オケのヒズ・オーケストラはグールド自身が組織したとの事で、本CDのための録音用団体ではないかと思う。
    だがオケは大変に上手く、グールドの巧みな棒さばきでよくコントロールされ、ダイナミックさと繊細さを持っている。
    腕利の奏者ばかりを集めたのだろう。
    ロデオ、ビリー・ザ・キッド、グランド・キャニオン、そのどれもがアメリカン・カントリーをイメージさせる良くも悪くも洗練されすぎないオケの音色や、作品への熱い共感性等、名盤と言うに相応しい演奏内容からこれらの作品を初めて聴いてみよう初心者にもおすすめです。
    録音は古いものの、優秀な録音だったため、音は現代でも通用します。
    尚、私が保有しているCDは2006年発売のSACD盤。
    再生機がないため普通のCD層での視聴だが、自然な響きで問題ない。

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     2024/02/20

    ヴィルヘルム・シュヒター指揮、北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録された、ピョートル・チャイコフスキーの『交響曲第5番』を収録したCDである。
    シュヒターはドイツの指揮者で、日本ではなんといってもNHK交響楽団の常任指揮者として有名だが、1953年から1955年まで本CDで振っている、北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めており、シュヒターが残した録音の内、何割かは同オケとの録音だ。
    ただ、その殆どが歌劇や喜歌劇、協奏曲といった伴奏物であり、シュヒターが主役、しかもシンフォニーとは珍しい。
    このチャイコフスキーはいかにも正統派のチャイコフスキーと言える様な演奏で、シュヒターらしい手堅い仕上がり。
    しかし、第4楽章のオケの厚みや演奏の盛り上げ方等、ドイツ的な音色満載の演奏はなかなか聴かせる。
    シュヒターという名前で買った様なものであるがなかなか良く、この曲のマニアは聴いてみても良いだろう。
    細やかな録音年月日は不明であるが1950年代後半にかけての録音との事で、本CDはHMV盤から復刻されており、年代の割には良好な音質。
    解説は紙一枚で、プレスCDではなくCD-R盤。

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     2024/02/19

    アメリカの20世紀に活躍した3人の作曲家の管弦楽作品を集めたものです。
    本CDは米CRIの音源を復刻したもので、アメリカのオケとアメリカで活躍した指揮者によって録音されています。
    チャールズ・カッシング『セレウス』とアンドルー・インブリー『伝説』は、エンリケ・ホルダ指揮、サンフランシスコ交響楽団の演奏で収録されています。
    どちらもホルダとサンフランシスコ交響楽団によって初演された物で、初演者による演奏となります。
    演奏は他に録音がないようですので、現在両方とも作品を知るには十分ですが、肝心の作品がパッとしません。
    バーナード・ロジャース『ムソルグスキーの歌曲による変奏曲』は、セオドア・ブルームフィールド指揮、ロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団による演奏で収録。
    この作品も初演コンビによる演奏です。
    演奏はこちらの方がやや力が入っているかなっと言った所。
    録音は1961年から1962年にかけてですが古さは感じません。
    アメリカ・クラシック・ファン向きな一枚です。

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     2024/02/18

    ジョン・ウィリアムズといえば切っても切れないのが、ボストン・ポップスとこの盤で演奏している、ロンドン交響楽団である。
    このCDはそのロンドン交響楽団とハリウッドの映画音楽を中心に選曲したものだ。
    黄金時代のコルンゴルトやフリードホーファーから、ワックスマン、ローザ、ハーマン、戦後のバリーや、メイケン、ロータ、日本からは坂本龍一らの作品が取り上げられている。
    もちろんジョン・ウィリアムズの自作自演もあり。
    いわばホームベースでの録音であり、落ち着いた余裕のある演奏が特徴。
    ロンドン交響楽団の腕もうまく時にあるソロでかなりその実力を存分に発揮している。
    音質は良好。

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     2024/02/17

    チャールズ・ゲルハルト指揮、ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録されたバーナード・ハーマンの映画音楽集。
    クラシック・フィルム・スコアシリーズの一枚です。
    この盤はハーマンの映画音楽から5作品が選ばれており、有名なサイコやタクシードライバーはないですが、彼の鋭いスコアを堪能する事ができます。
    ゲルハルトとナショナル・フィルの演奏も実に素晴らしい演奏であり、ツボを抑えた楽しい演奏です。
    録音はデッカのウィルキンソンが担当し、キラキラとした録音が特徴となっています。

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     2024/02/16

    ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団による、ウィンナ・ミュージックを集めた内容のCDです。
    バルビローリと言えば北欧やイギリス音楽の名演で有名ですが、意外や意外、この手のウィンナ・ワルツも中々の演奏を繰り広げています。
    本CDはバルビローリが脂の乗っていた、1950年代に録音されたものです。
    ウィンナ・ミュージックでは定番とも言える曲が並びますが、ランダウアー編曲によるシュトラウスの名曲を並べた『シュトラウス幻想曲』が珍しい収録と言えるでしょうか。
    録音も年代を考えると問題ありません。

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     2024/02/15

    このCDはアンドリュー・デイヴィスが、BBC交響楽団を率いて録音したプロムス・コンサートのライヴ録音である。
    ウッド編曲のトッカーカとフーガで始まり、定番の威風堂々や、タイスの瞑想曲などを挟み、最後はイェルサレムに聴衆が歌った蛍の光まで収録されています。
    デイヴィスのBBC交響楽団の首席指揮者時代の録音は少々評価が分かれる音源が多いですが、これはライヴということもあり、なかなか楽しい演奏で、雰囲気がよく伝わってきます。
    録音も問題ありません。

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     2024/02/14

    チャールズ・ゲルハルト指揮、ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団の組み合わせで録音されたマックス・スタイナーの映画音楽『風と共に去りぬ』です。
    ゲルハルトとナショナル・フィルによるにクラシック・フィルムスコアシリーズの一枚です。
    本盤は組曲版を収録していますが、本編の前に付いている、セルズニック・ファンファーレを含む有名な曲は全て収録しています。
    ゲルハルトは本職の指揮者では無いのですが、実に聴かせどころを上手く抑えて楽しく聴かせてくれる人物で、キンキラとしたタラのテーマなどオーケストラスコアの醍醐味が存分に味わえる非常に良い演奏です。
    録音も優秀で年代の割に良好です。

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     2024/02/13

    ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団によるチャイコフスキー作品集です。
    メインはピアノ協奏曲第1番。
    共演はジョン・オグドン。
    オグドンは若くして亡くなったこともあり、一時期忘れられていましたが、全盛期に録音されたこのピアノ協奏曲は中々に素晴らしい。
    情緒豊かなバルビローリをバックに芯のある演奏を聴かせてくれます。
    一方で、フランチェスカ・ダ・リミニてロミオとジュリエットではバルビローリ節が聴けます。
    録音は年代を考えると十分ではないでしょうか。

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     2024/02/12

    ルーマニア出身の指揮者、コンスタティン・シルヴェストリがEMIに録音した音源を10枚にまとめたアルバムです。
    シルヴェストリは爆演とも評される非常に個性の強い演奏でお馴染みの演奏家であり、本CDでも国民学派を中心とした演奏を聴けばよくわかるのではないかと思います。
    一時期忘れられていたシルヴェストリですが、近年は復刻に兆しがあり、本家EMIを買収したワーナーから15枚組のボックスも発売されており、買うならそちらをおすすめ。
    このCDは2軍落ち感は否めません。

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     2024/02/11

    ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団による演奏で収録されたものです。
    マーラーの交響曲第1番とバルビローリ編曲のパーセルの弦楽とホルン、木管のための組曲を収録したCDです。
    マーラーはバルビローリ唯一の録音との事で確かに悪くはないのですが、パーセルの出来が非常に素晴らしい。
    ロマンティックなバルビローリ節が聴ける。
    録音も年代を考えると上々だ。

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     2024/02/10

    20世紀を代表する指揮者、クレメンス・クラウスが振った音源を復刻さしたCDです。
    ウィーンの作曲家の代表的な作曲家として挙げられるのは、ヨハン・シュトラウスですが、クラウスはニューイヤーコンサートの創設者だけあり録音は当時の指揮者としてはかなりあります。
    戦後のデッカ録音が有名ですが、本CDは戦前に録音されたテレフンケンへの演奏を復刻、往年のウィーン訛りの強い演奏を披露しています。
    また併せてクラウスと親しい関係にあったリヒャルト・シュトラウスの作品も収録されている他、スペインの作曲家、ファリャというクラウスのレパートリーでは珍しいものも復刻されています。
    復刻は現在でも十分な水準だと思います。

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     2024/02/08

    アンタル・ドラティ指揮、コンセール・ラムルー管弦楽団演奏のビゼーのカルメン組曲とアルルの女組曲を収録したCDです。
    この音源は長らくCDになってなかった幻の音源との事ですが、今回ようやく復刻となりました。
    演奏は奇をてらうことのない、スタンダードな演奏ですが、速めのテンポでメリハリのついた闘牛士等、名演というに相応しい演奏もあります。
    当時のフランス・オケらしい色彩的なサウンドも聴きどころの一つ。
    またオマケとしてウィーン交響楽団を振ったグリーグのペールギュントを収録している。
    こちらもスタンダードな演奏なのだが、ちょっとオケが下手で、ビゼーの後だと霞んでしまう。
    録音は良好。

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     2024/02/07

    エーリヒ・クライバー指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団でテレフンケンに録音したクラシックの小品集です。
    戦後のクライバーの録音は交響曲など大曲が多いのですが、この戦前に録音された音源は、小品も多く振っておりこの時代にしか録音が残って作品もあります。
    質実剛健なクライバーの演奏ですが、その中で良いのを挙げるならやはりシュトラウスのこうもりで、推進力に満ちた演奏はかなりのもの。
    録音はそれなりに古さはありますが時代を考えたら仕方ないでしょう。

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     2024/02/06

    ルイ・フレモーとバーミンガム市交響楽団によるサン=サーンスの作品集です。
    フランス物に定評のあるコンビだけに、このCDもなかなかの演奏で、端正かつ、イギリスのオケからフランス色を引き出した好演と言えるでしょう。
    またトゥルトリエ親子などの著名なソリストを招いて、独奏曲も収録、こちらもソロ、伴奏ともにしっかりしたものです。
    また選曲面でも比較的珍しい曲が多いのも特徴です。
    そこそこ古い録音ですが、音質は良好です。

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