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mimi さんのレビュー一覧 

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/27

    J.S.Bachの鍵盤組曲の後期に位置し最も多様で深いPartitaには、G.Gouldも極若い時期の不十分な録音しかなく、そのためもあってか、Pianoでのこの曲集の演奏には、これはと思えるものがありませんでした。Perahiaのこの演奏は現代Pianoによる、現時点で最もよいものではないでしょうか。しばらく前のGoldbergではまだ、Bachの音楽を現代Pianoのロマンティシズムに無理やり引き寄せるような演奏をしていたPerahiaですが、ここでは自分のスタイルをいったん置いても、Bachの音楽スタイルにはどんな演奏が相応しいか、謙虚に熟考した上で、Bachの音楽に寄り添ったこの上なく美しい演奏を実現させています。何より小手先ではどうにもならない、Partitaの深遠な世界で、Partita Nr.4/Alemandeのように、これだけ味わい深い音楽を奏でられるのは、音楽性と年輪の賜物でしょうか。PianoによるBachで十分第一にお薦めできるCDと思います。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/19

    この盤の指揮者はあくまでSimon Prestonなので、HMVの肩書きは間違いです。皆様、くれぐれも誤解なされぬよう。それはさておき、疑いなくPurcellの録音史上に輝く名盤で、初発売時から愛聴してますが、これほどPurcellの音楽の魅力をストレートに味わえる演奏は稀です。演奏は、Prestonの指揮、Oxford Christ Church Chorus、共演のPinnock/English concert、すべて、奥ゆかしく、静謐で気品に溢れ、しかも精緻で躍動感に富んでいて、ほぼ30年近く経た現在も全く色褪せておりません。他のどの大作曲家にもないH.Purcellならではの音楽を味わうなら、まず第一にお薦めしたいですね。

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  • 10人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/08/08

    Abbadoはこの演奏に帰ってくることが出来て、どれ程嬉しかったのか、楽員・歌手含め、共演者もAbbadoとこの演奏が出来ることを、どれ程待っていたか。とにかく此れ程輝きと喜びに満ちあふれた「復活」は例がなく、Mahler Nr.2としてはやや異色かも知れませんが、音楽の若々しく生命力に溢れる様は比類が無い。こんなにも一音一音に演奏者全ての気迫と意志が篭った演奏は稀で、しかもそれは指揮者一個人の強烈な指示によって引っ張られて実現したのとは全く別物の、総意によって生まれた自発性の塊であることが、ひしひしと伝わって来ます。月並みな言い方だけれど、此れ程の友情と信頼に堅く結ばれた音楽は、あらゆる音楽ジャンルの中でも滅多に実感できるものでありません。全体のまとまり、精度などでChicago響との名盤に多少劣る面があっても、演奏者全員の総意と情熱、誠意、そして音楽することへの純粋な意志より、やはり記念碑的名演奏という他ありません。音楽の力を信じて共に生き続けることの素晴らしさを、しみじみと感じさせてくれます。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/07/26

    ほぼ30年前にこの演奏のLPを買いました。20歳そこそこの若造で、曲の真価も判らないままで、それでもこの演奏には涙しました。今回CDで10年ぶり位に聞きかえし、言えるのは、頻繁に聞いていたわけでなくとも、自分はこの曲、この演奏と共に生き、年を重ねてきたのだということです。今おそらく自分も人生の半ばを過ぎて判ってきたことは、この曲はどんなに日々辛いこと、苦しいことがあっても生き続けなければならない私たちへの、Mahlerのせめてもの慰め、贈り物なのですね。そしてKlempererのこの演奏!!たとえ将来、自分がいなくなっても、たとえ世界が、地球が滅びても、人間が生き続ける限り、無くなって欲しくない曲であり、演奏です。

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  • 13人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/07/22

    おそらく現時点におけるMahler Nr.9の最も質の高い演奏と言えるでしょう。Karajanが軽くみている作品に対してよくみせる「適当にやってしまえ」的な要素は皆無で、作品に徹頭徹尾真面目に向き合い、作曲者の意図を具現するのに集中している。第1、4楽章はおそらく交響曲の分野でのKarajanの最高の遺産であり、特に第1楽章ではKarajanという音楽家にしては非常に珍しく、曲そのものへのシンパシーも伺われます。これで五つ星をつけなかったら、不公正というものでしょう....だが、この曲ばかりは本当に恐ろしい曲で、指揮者が徹頭徹尾曲に向かい合った結果、Karajanという人間そのものが露になってくる。従って、この立派な演奏に感動できないとすればそれは演奏に問題があるのではなく、音楽家と自分たちの間にあまりにも人間として重なるところがないことに起因するのでしょう。ヒトラーを感嘆させ、フルトヴェングラーを恐れさせ、20世紀音楽界に君臨した人間と、極東の片隅に細やかに生き続ける自分たちに、人間として共感するところがなくても、考えてみれば当たり前か....そんなことを考えさせられる意味深い演奏と思います。

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  • 10人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/06/25

    Abbadoはこの演奏時、すでに死を予感していたのでしょうか?。この演奏が一般的な意味での名演奏であるかどうか、自分には評価する自信はありませんが、確かに言えることはこれだけ痛ましいMahler Nr.9は希有だということで、すべての楽章(第2,3楽章含めて)あまりにも優しく、悲しい。第3楽章の終結部など、こんなに激しい音楽でありながら、こんなにも慈愛と悲しみを放射する瞬間は、Mozartの最良の短調以外に思い当たりません。どんなに辛いことがあるのだろう?という程に、音楽が痛ましい。寡黙で自分のことを全く語らないAbbadoが、みせた数少ない自分のための叫びが曲全体、特に4楽章より聴こえるようです。この曲を演奏することでしか、救われない何かがあったのでしょうか。極めて個人的であり、そして感動的な記録と思います。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/06/21

    ’Credo’の’Confiteor’などを、Leonhardt盤と聴き較べると、同じく中世の響きでもLeonhardtがフランドル楽派の合唱ポリフォニーを想起させるのに対して、Kuijken盤はまるでMonteverdiのマドリガーレの世界にいるような錯覚すら覚え、どちらも西洋多声音楽の歴史を眼前に蘇らせる奥深い演奏と思います。もちろん合唱を使用していないことによる、言わずもがなの欲求は色々と感じはしますし、これがロ短調ミサの究極の姿ではないのでしょうが、少なくともこれまでに出た1パート1人のロ短調ミサ演奏で、最も精緻で美しい名演であることは間違いないでしょう。Leonhardtの記念碑的演奏より20数年、La Petite Bandeが未だに世界最高のバッハ演奏団体であることも実感させます。ロ短調ミサを愛する人にとっての必聴盤の一つと思います。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/06/20

    Soltiの最高の遺産の一つではないでしょうか。Mahlerは基本的に非西欧的要素が無視できない、東欧の音楽ではないかと思いますが、SoltiにとってはBartokと同じく血が近いのでしょうか。決して情感や思い入れを強調する型の演奏ではないけれど、Mahler独特のリズム、フレーズ、突発的な場面転換など、演奏者が真にMahlerに共感できてなければできない、きめ細かな表現で細部が埋められています。Mahlerが特に好きでもない指揮者の演奏では、4楽章へのつまにしか聴こえない2,3楽章が、ここまで素晴らしい音楽になっているのは、SoltiのMahlerへの共感の証明でしょう。4楽章も気品に溢れた素晴らしい音楽で、Soltiの世代のMahler Nr.9としては最上の演奏と思います。

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     2009/06/19

    最後のカプリッチョ「旅立つ最愛の兄..」BWV992が詩情と気品を湛えた稀に見る名演奏。有名だが決して名演の多くないこの曲が、バロック史上の逸品であることを再認識させてくれます。耳にすることは多いが目立たない、他の全ての曲も本当に美しい、チェンバロの機械的な味を全く感じさせない、潤いと生命感に満ちた音楽で、バッハに魅かれる全ての方に御薦めします。

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     2009/06/06

    Giulini氏はとても敬愛する指揮者ですが、このMahlerは良くない。氏の世代以前にはまだMahlerを演奏する習慣が珍しかったのかも知れないが、細部でどう表現していいか判らずとまどっている部分が多々みられ、氏によく言われる「歌」も方向性がわかっていないため、美しい瞬間が現れては消え、を繰り返す。BrahmsやBeethovenに較べ、もともとMahlerがあまり合わないのでしょうか。これ以後ほとんどMahlerをとりあげなかったのも頷けるような気がします。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/06/06

    いい演奏ですね。決して隅々まで感銘を受ける、といった凄みのあるタイプではないけれど、12番ヘ短調、24番ロ短調のフーガの深さは、この若いピアニストが本当のバッハを生み出せる音楽家であることをはっきり示しています。今後年齢を重ねていって、さらにどんな平均律を聴かせてくれるか、非常に楽しみですね。

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     2009/05/31

    Jazz界最高の巨人でありながら、レコード会社から無視され続けたGilの数少ない正規録音。メンバーのほとんどが邦人で、いま見ても目が眩むほどの名手揃い、当時の日本Jazzのレベルが物凄かったことがよく判ります。ボーナストラックも含め、すべて歴史的な価値をもつ名演ですが、特に最後のLove in the open(take2)は、録音に残されたGil Evans Orchestraの中でも、滅多に聞けないGil Magicの真髄が堪能できます。Gilが亡くなってはや20年、GilとMilesに匹敵する前向きさを持つ人は未だに現れていないですね....

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/05/27

    いやあ、もの凄い演奏ですね。VPOとの精緻・耽美を極めた静的な名盤をも霞ませる位、こんなに音一つ一つが飛び跳ねるように生き生きした音楽は、たとえLIVEといえど稀ですね。まさにどこからも押し付けがない、奏者一人一人の自発性の塊、しかも音一つフレーズ一つの細部まで何と美しく、楽しく、愛らしいこと。コーラスも本当にうまい、Mahler Nr.3はやはりここまで楽しくなければいけない、と再確認します。ルツエルンの「復活」みたいに、CDだけの盤も出ないかなあ。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/05/24

    演奏の精緻さ、まとまりではCSOとの旧盤が上かも知れません。ただ、BPO後期よりAbbadoは、演奏を精緻にまとめるより他にやることがあるようです。確かBPOとのラストコンサートもこの曲でしたが、Abbadoにとってもはや自分のための演奏は関心がない、ひたすら自分以外の何か(楽員と聴衆?)に感謝を捧げたいのではないのでしょうか。自分にはSchubertの最後のピアノソナタが透けて見えます。第1楽章の凄絶さ、中間3楽章に滲み出る人生の苦さと味わい、終楽章の感謝の歌、何かAbbadoの涙が見えるような名演奏です。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/05/23

    芳醇の極み!まるでビンテージワインのような、西洋文化の香り高い音楽ですね。どんなフレーズ、メロディも気品に溢れています。当時名高かったVPOとの4番(新鮮な魅力は今も健在と思いますが)をも超える、美しいマーラーです。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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