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西荻椿山 さんのレビュー一覧 

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     2013/01/21

    バッハのというより全バロックの協奏曲中個人的に最も偏愛する曲集です。本来ハープシコードの曲として伝わってきたらしいが、オーボエのために復元してくれた学者の方々に心から感謝したいと思います。ハープシコードというのは管弦楽部に比し音量的に非力で、急速な部分では脳にミシンをかけられているような気分になります。復元の効果が特に著しいのは緩徐楽章のカンティレーナで作曲家の天才の徴である澄みきった哀切の調べを堪能できます。本曲のいくつかの魅力を初めて知ったのはヴィンシャーマン/ドイツバッハゾリステンのおかげだが、彼らの場合終楽章で弛緩気味になることがありました。本盤ではそういう憾みはなくゴリツキのオーボエの響きは深く安心して聴くことができます。

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     2013/01/21

    KV563で忘れられないのはパスキエトリオ(SP復刻ではなくエラートレーベルで出ていたLP)です。ウィーンフィルハーモニア弦楽三重奏団盤を聴いたがパスキエ盤の緊密感のかけらもなく第1楽章を聴きとおすことさえできませんでした。最近のVPOはブランドだけで信用はできないと思われ、先述盤がCD復活をはたすまでは本盤がよいのではないでしょうか。KV423,424はVnとモーツァルトが好んだというVaとの2重奏でこれらを核とした協奏交響曲ほど有名ではありませんが佳品です。グリュミオーのVnで聴けるのだからほっておく手はありません。KV404aは聴いたことのある節がでてきてバッハが原曲でした。バッハに出会うことによってモーツァルトは後期の壮麗(KV563もその1例でしょう)を獲得できたと読んだことがあるが、まさにこれは彼が研究した証拠でしょう。モーツァルトにより角がとれたバッハですらすらと聴くことができます。

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     2013/01/21

    ハスキルはモーツァルトに定評があるらしい。DECCAレーベルのボックスをみると7曲協奏曲を入れていて20番など4通りもあります。それでもボックスに入ってない演奏もあるというのだから恐れいります。個人的にはふーんそうなんだで、何番を聴くならハスキル盤ということはありません。といってもモーツァルトのピアノ曲にあんまり嗜好がない者の言いぐさなわけですが。それはさておきむしろPfが主というソナタで大物ピアニストしかもモーツァルトが得意という方がつとめているという盤はこの外にはほとんどないでしょう。次にVnですが美音といってもいろいろで、多くはチョコレートのように粘っこいのが多いようです。グリュミオーは甘いといっても舌の上でスッと溶けていく阿波の和三盆糖のような後口の良さです。それに運弓の絶妙なことまるで美しき乙女の息づかいをみるようで天才ヴァイオリニストモーツァルトが演奏したらたぶんこんな調子。ピアニストの死によって全集にならなかったのは残念ですが、なかで優秀と思われる作品6曲が残ったのは慰めです。機械的に番号順に録音していかなかったのはこのお二人の見識の高さを証明し、黄金のデュオという名にまちがいはないと思います。

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     2011/08/24

    モーツァルトのVnソナタの演奏となるとグリュミオー・ハスキル、ゴールドベルク・クラウス、シュナイダーハン・ゼーマンあたりがとりあげられます。ところがどれもK296以後の完成された形で残っているもの全部は入れてありません。本シリーズは全部入っているのでそれが第1の長所です。次にフィルハーモニカーファンならシュナイダーハンということになるでしょうが、このコンビ、ブラームスでは素晴らしい演奏をくりひろげていたにもかかわらず、モーツァルトではなぜか自由さが感じられません。で、本シリーズを購入してみましたが、シェリングのVnの音は清新で、ヘブラーとの息もよくあっていて全く満足しました。特にVnのパートが充実してくるVol.2は聴いててとても幸せです。録音もグリュミオー盤より良好です。モーツァルトはウィーンという素人の思い込みが根拠のないものであることを思い知らされました。高評価のレビューが重なっている盤で同曲に自分の満足のいく盤がないときは演奏者にこだわらず積極的に聴いていこうと思いました。

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     2011/07/15

    これは竹取物語ですね。そこここに満月が出てきます。かぐや姫に甚八と若き日の的場兄いがふりまわされるお話。シニア世代になって再見してみますと、甚八と幸せになってほしいと思いますが、それじゃ黄昏流星群か。現代で御伽噺をやるんですから回を追うごとにちょっと苦しくなってきますが、それだけに現実社会が寝静まる夜のシーン(ビル屋上飛び移り、噴水での待ち合わせ)や街から遠く離れた誰もいない高原での出逢いなどはとてもファンタスティックで素晴らしい。まあ22歳のミポリンであってはじめて成立しえた画でしょうけど。美人がお澄ましできれいなのはあたりまえですが、彼女の場合笑顔もとてもcuteです。それから彼女は出演するドラマの主題歌にも恵まれていましたね。このドラマもそうですが、94年の「ただ泣きたくなるの」もたいへんけっこうでした、勢いというものでしょう。西村和彦、鶴田真由、五十嵐淳子、モト冬樹など助演陣も充実しています。歌の明菜といいドラマのミポリンといいこれら卑弥呼級の女性がまた出現するときが日本復活のときでしょう。

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     2011/07/15

    脳みそがソフトクリームでできた金髪グラマーというイメージが彼女は嫌だったようです。しかし、グラマーだったらブロンドにさえすりゃだれでもモンローやれるのかというと、いえいえ決してそんなことはありませんということを本編のJ.ラッセルが証明しております。そんな唯一無二の彼女の魅力をどこにもひっかかることなく楽しめるのが本編です。船室の窓からの脱出シーンなども楽しいが、ダイヤモンドは女の最上の友と歌い踊る彼女は圧倒的です。男なら誰だってガス(金持ちのボンボン)のように頭の中でカラカラリンと音が鳴ることうけあいです。ダンスといえばラッセルもイケメンムキムキオリンピック選手団とプールで本来主役の意地をみせています。

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     2011/07/15

    王様がグラントなら女王様はバーグマン、全盛のご両人揃い踏みですからたまりません。カメラが周回しながら延々ととらえる二人のキスシーン、何度みてもうなってしまいます。容姿だけなら届きそうな方もチラホラいるんですが、表情からわきあがってくる情感が特別で貴女こそ女王ということになります。それから彼女の乗馬姿のあでやかなこと、「恋多き女」でも披露していたように記憶しますが、ブルボン朝の王の愛妾が馬に乗ったらこんな感じ、たぶん。男優ではC.レインズ(「カサブランカ」の仏人署長の方)に注目、後年の「サイコ」のパーキンスを連想させるマザコン男の役でいい味だしてます。最後に、鍵のゆくえとか刻々減っていくシャンパンとか、何でこんなことぐらいでドキドキするんだろうと思いますが、それが監督の腕の冴えです。

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     2011/07/14

    輝くミルクだの断崖墜落のイメージだので有名ですが、そういう要素でこの作を推すわけではありません。サスペンスといってもええっ、こんなオチ!?といった話ですし。理由はひとえにJ.フォンテーンの美しさを観ていただきたいから。この方白人女性にはめずらしく美人薄命という言葉が似合う(実際は存命)どこか儚げな美しさなんですね。それゆえ、風の吹きすさぶ丘の上でグラントに手首を掴まれるシーンがあるんですが、ただそれだけでぐっとくるんです。原作ではパッとしないオールドミスの設定のようで、グラントにモンキーフェイス呼ばわりされ、髪も余りかまわず眼鏡をかけたりしているんですが、とてもそんなことぐらいで隠せる美しさではありませぬ。彼女が猿なら世の女性は皆猿以下、豚?(わーんごめんなさい。石ぶつけないでください。)彼女が気に入ったなら同じ監督の「レベッカ」、出来はおちるが「忘れじの面影」、「ジェーンエア」も入手できます。

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     2011/07/14

    A.ヘップバーンの美しさは、ご存知「ローマの休日」、本編そして「昼下がりの情事」で堪能できます。後の二つまでワイルダー監督作ですが、この先生「昼下がりの・・・」の魅惑のワルツといい本編のラ・ヴィアン・ローズといい主人公そして観客をダンスのうちに恋の夢見心地に誘うロマンチックな曲をみつけてくるのがお上手です。また、シャンパングラス・葉巻とか帽子・ステッキなど小道具の扱いがとても粋ですね。オードリーはここでもいろいろな衣裳で眼を楽しませてくれますが、最も似合っているのは(桃色の毛糸のチョッキ・・・じゃなくて)ヨットのシーンの白いシャツと短パンそして黒いレオタード?といったいたって素なものです。このレオタード姿で思い乱れてボガートに会いに出かけるわけですが、このシーンのせつないこと、この映画の白眉でしょう。いまじゃ逆立ちしてもできっこないシンデレラストーリーの快作で、全部知ってはいても見てしまう稀有な写真のひとつです。

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     2011/07/14

    お話が火サスなみ?なためヒッチコック専門家の方々の評判はあまりよろしくないようです。が、これほどきれいなカラー写真はこの後撮られてないような。まず舞台が素敵、つかみのカーチェイス、空撮で南仏の風光をあますところなくとらえて見事です。そのほかにもいってみたいなーと思わせる場面が多々ありますよ。次に主人公、いったいどうやったらこんなにシュッとできはるんですかね、キスシーンのさまになることといったら呆れかえってしまいます。世のイケメンは全員顔を洗ってでなおしてくださいですよ。対するヒロイン、クールビューティーとは説明不要でこの方のこと、うーん、エロガント。このお嬢が涼しい顔して爆走するのがこの映画のハイライトで、恐ろしくも可笑しい。ご両人絶対汗なんかかかないと思わせる、そう、絶滅して久しいスタアがここにはいるんです。助演陣もはずれなし、全シーン憶えてしまってもなお見入ってしまう逸品です。

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     2011/07/12

    86年DESIREよくかかってましたね。当時ファンでない私でさえdancing市松人形のイメージは強烈で購入。ここでは彼女はその衣裳では歌っていませんし86年当時が最も美しかったと思いますが、それでも図抜けているのは黄色人種にはまず似合わない紅いドレスが映えるのでわかります。それから彼女の身のこなしのしなやかなことといったら、イナバウアーをやってますよ。フリが多彩で上手に踊れるから90分ワンマンで全く飽きさせません。全24曲はじめてまともに聴いてみましたが、これは「明菜の恋」という連作歌(謡)曲(単独作詞作曲ではないが)ですね。恋の始まりのときめきも、相手へのいらだちも、どうしても思い切れないせつなさも全て描かれています。そして彼女の瞳に涙がにじむときいい歳をしたジイ様の胸もつぶれてしまいました。愛をさもなくば死を、こんな健気そうな娘さんにどちらもだめだなんて神様ヒドいよ。

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     2011/03/14

    前後のレヴァイン盤、カラヤン盤と比較してみます。Tはドミンゴよりカレーラスのほうがいいですが、アラガルも決して負けていません。Brはブルゾンがピカ一でL.キリコは問題外です。従ってこの2人の文脈でこのオペラを観る方はこのDVDで満足できます。フィリッポUはエステスが一番よく歌っているとは思いますが、風格はギャウロフで、宗教裁判所長との2重唱はレヴァイン盤がもっとも印象的です。Sは最も余裕があるのはカバリエで、フレーニが僅差で続き、ダミーコは自信が感じられませんが、視覚的にはダミーコであってほしいと感じます。いずれも世のむなしさを知る神よで人を落涙させるところまで達していません。Msはレヴァイン盤とカラヤン盤ではカラヤン盤(バルツァ)をとりたいのですが、本盤のバンブリーはレヴァイン盤以上で最良と思います。SからBsまで5〜6人がいずれもベストな状態で演じられるというのはまずないので、主としてどのパートを聴くかでお選びになるしかないと思います。

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     2011/03/01

    CDではS・Tどちらも大物というのは複数あり、お気に入りの歌手が揃っているので聴かれるのが一番だと思いますが、DVDではこれしかないので拝見。映像は若干ピントが甘いものの音声も含め安定度はHardyでは最上の部類です。視覚的にはSは村の素封家の娘としては鬼も十八、番茶も出花のジャガイモちゃんがぴったりとは思いますがもっと美しい方がいるだろうといわれればそのとおりです。Tは村の若い農民というより小学校に赴任してきた先生という趣きです。が、声の魅力の前には全て問題になりません。同年の日本でのルチアで不満めいたことを書いてごめんなさい。あれは極東の島国への長旅の疲れが残っていたのですね。S・Tのこの声の伸びは何でしょう、トップフォームとしかいう言葉がありません。Br、Bsもりっぱでこのオペラの他の映像記録がなくなっても全く痛痒を感じない出来栄えです。

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     2011/02/27

    デルモナコはあまりたっぱのある方ではなかったようです。もう少し低ければ声はありながら主役をはれないTで終わったかも。危ない危ない。このオペラのデルモナコの映像はNHKイタリア歌劇団のものが有名ですが、テバルディは大女なことがひっかかりこちらを購入してみました。モノクロの映画仕立て、字幕はありません。映像と音声は同時収録の模様。画像は経年相当の傷み、特に第2幕でコマ飛びや全体白けたりしますが、幸い重要な部分ではありません。音声は強音でヒスがつきまとい、第4幕幕切れのT・Sの2重唱で乱れるのは無視できません。Tの歌唱は確信に満ちた感じがするのが後の歌手には求められないものです。Sは身長も歌唱もTと互角、母は死にましたは胸にせまる出来映えです。Brもベストフォーム、観終わった後は充足感があり、全体は窯傷のある古伊賀の花入れにたとえられます。N響盤はキャストは同等、映像・音声がこれ以上悪いことはおそらくないと思いますが、フランス革命渦中の民衆が日本人という違和感につきまとわれるのは確実と考えると一長一短か。決して第1にあげられるものではありませんが、ドミンゴやカレーラスの盤で満足できなかった方はのぞいてみられると良いと思います。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/26

    若いスコットがルチアを歌うのが見れるお宝映像。そのスコット出だしは本調子でないようだが、第3幕はほぼ満足すべきものです。たっぷりと演技もおろそかではなくプリマの貫禄です。Tはりっぱな歌唱ですが、第3場を一人で退屈させないためにはもうひとつ熱が足らないです。パッケージに小さい字ながら注記してあるようにオケや合唱が盛り上がるとヒスが入ります。また、プロンプターの声が煩わしい。

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