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古今南北 さんのレビュー一覧 

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/07/06

    Piresの70歳の誕生日を記念するという全集。

    ドイツグラモフォンに移籍してからのすべてのソロ・レコーディング集ということあるが、シューベルトの4手のための作品(もう一人のピアニストはリッカルド・カストロ)やショパンのチェロソナタも含まれている。

    構成はバッハ1枚、ベートーヴェン1枚、ショパン5枚、モーツァルト6枚、シューベルト6枚、シューマンとブラームスで1枚の計20枚。


    オリジナルジャケット仕様。ただ、No3のディスクはショパンの前奏曲集が入っているアルバムであるが、ジャケットにはショパン・ピアノ協奏曲1番の表記があって指揮者とオーケストラの表記もある。前奏曲がメインのアルバムなのだから、前奏曲の入っていたジャケットにして欲しかった。

    BACH MASTERWORKSという50枚組の全集にこの人のBACHが入っていてとても良かったので購入したが、モーツァルト、シューベルトなどもいずれも評価の高い演奏であり楽しめる。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/02/10

    恥ずかしながら60になろうという歳になって初めてこの曲に出会いました。なんという美しい曲でしょうか。祈り、歓喜、悲しみ、神に対する感謝・・・歌詞の意味は分かりませんが、おそらくはそのような言葉が歌詞の内容なんだろうと想像します。

    録音された61年はまだステレオ録音の最初期にあたります。指揮者・オーケストラ・独唱者・合唱団それぞれが渾身の力を込めて最良の音楽を作り出し、それを当時の最新技術を駆使した最良の録音の形で後世に残そうとしたのだと思います。リヒター他各演奏者は、バッハの最上の音楽を広く世に知らしめなければならないという使命感に熱く燃えていたのではないでしょうか。半世紀以上も前の録音なのですが、音の粒立ちも良く、名録音といって良い録音だと思います。

    何回このCDを聴いたか分からないくらい聴きましたが、この曲・この録音に出会えた幸せを噛み締めています。これぞ名曲の名録音でしょう。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/21

    デビュー以来、SONYレーベルにおいてヨーヨーマが関わったすべてのCDが収められたと思われるボックスセット。シェーンベルクの「浄夜」の室内楽版のようにヨーヨーマがセカンドチェロで参加したようなものまで網羅されているので枚数が増えたようだ。純粋なクラシックだけではなく、ステファン・グラッペリとのコール・ポーター作品集とかエンニオ・モリコーニの音楽とか、ピアソラのタンゴ音楽など実に様々なジャンルの音楽が楽しめる。クラシック音楽の範疇では、もちろん聞き物はバッハの無伴奏チェロソナタの新旧2種類の録音なのだけれども、それ以外に、実に様々な作曲家のチェロ協奏曲を楽しめることは書いておくべきだろう。ハイドンやシューマン、ドヴォルザーク、エルガーなど定番の協奏曲はもちろんだが、普段なかなか聞けない協奏曲も多い。その中でディスクno47のアルバートのチェロ協奏曲、ディスクno57のドニエプルのチェロ協奏曲など実に素晴らしい曲・演奏を見つけることができた。ただボックスセット全体としてみると良い物もそうでないものもあり玉石混淆。一度聴けば二度と聴かないようなディスクも多くすべての人に薦められるかというと難しい。あくまでもヨーヨーマ命のファン向けのボックスセットだろう。全世界で7500セットしか用意されないという完全限定版。欲しい人は無くなる前に手に入れよう。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 18人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/05/15

     このボックスセットに収められたCD(元LP)はそのほとんどをレコード店の店頭でジャケットを見たことがあると思います。当時一枚あたり2,300〜2,400円だったでしょうか。今の物価水準で考えると4千円〜5千円かもしれません。学生にはとても高くて次々に買えるようなものではありませんでした。それでも数枚は所有していてカラヤン・ベルリンフィルの素晴らしい演奏には接していました。見覚えのあるジャケットがとにかく嬉しい。
     さらに当時から比べると驚くような低価格。学生当時の物価水準で3枚分くらいの出費でカラヤン・ベルリンフィルの1960年代のすべてのDG録音82枚が揃うのですからこれは買わざるを得ないのです。
     なお、今回発売されたセットはEU製で、当初企画された韓国版ではありません。200ページにも及ぶ解説本が付属していますが、ハングルは見当たりません。
     肝心の演奏及び録音ですが、数枚を聞いただけですが、ベルリンフィルの精妙にして太い音は的確に捕らえられており、やや多めの残響は全く気にならず、音が濁るようなことは全くなく、とにかく安心して聴けます。
    カラヤン・ベルリンフィルが最も輝いていた時代の記録かもしれません。是非多くのクラシックファンに聴いていただきたいと思います。

    18人の方が、このレビューに「共感」しています。

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