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なごやん さんのレビュー一覧 

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     2017/06/07

    手に汗握る・・・とは、こういう名演の時に正に当てはまる言葉。さらに、ドン・キホーテの、愛、諦観の情感豊かな楽想のところでは涙がにじむ。ロストロさんの何という表現力!それを支えつつ、オケのド迫力をぶつけるカラヤンさん。BPOの名奏者の名人芸がまたたまらない。全体に、音楽の推進力やうねりから生じる迫力は、カラヤン節であり、カラヤンの至芸。あっと言う間に聴き終えてしまう、とてつもない演奏とつくづく想う。

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     2017/03/09

    先に投稿のつよしくんさんに同感、同意。カラヤン得意のチャイコフスキーで、チャイコ節の歌い回しの呼吸の良さはたまらない。うまい演奏に最後まで聞き惚れる。しかし、1960年代のウィーンPOとの演奏は星8つ位の大名演で、それに比べると、こちらのロメオはフレーズの流れが滞っているようだし、盛り上がり、流麗さが劣る。それに録音の音場がこじんまりしており、艶もなくて物足りない。UHQCDでも改善されてないので、原盤に難あり、のようだ。録音チームは何をしてだのだろう?ともあれ、演奏の魅力は大きく、星5つ。

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     2017/03/07

    LPでカラヤンがBPOと組んで魔弾の射手を録音したのはEMI盤が最初だが、それを聴いた時、びっくり仰天した。それまでに聴いた他の演奏に比べ、あまりにもスケール感が大きかったから。まるで別の曲だ、と思った。このDGG盤も同じ解釈。オベロンも緩急の対比が見事だし、活気・迫力が申し分ない。他の曲も本当に楽しい。オペラ指揮者としてたたきあげたカラヤンの経験と、生来の類まれな才能をつくづくと感じる至芸がここにある。新装なったリバイバルを心から歓迎。

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     2016/06/14

    カラヤンが振るとどんな曲も一味も二味も違って来る。シェエラザードは正にその典型。全体の恰幅の良さ、ヒタヒタと頂点に向かう推進力、ゆったり静かな曲想での優美さと美しさの極みなどなど、音が鳴り始めたらもう聞き惚れるのみ。テンポと言いダイナミズムと言い、15種ほどこの曲の録音を遍歴して来た中で、この盤がダントツ。カラヤンは“下品”な曲がキライで、シェエラザードもそのひとつだそうだか、もしそうなら、よくぞここに録音しておいて下さった。イタリア奇想曲と1812年も抜群。あまりのかっこ良さ、鮮やかさに思わず笑ってしまう。カラヤンとBPOの名人芸に脱帽。そして感謝。

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     2015/12/10

    未完成は文句なく星5つ。少しばかり重厚かも知れないが、シューベルトのメランコリックな美しさが十二分に堪能できる。問題は、カラヤン流快速のグレイト。LPの頃からこのスピードはグレイトの味わいと違うのではないか?と違和感を持っていた。もともとグレイトはフルトヴェングラーの演奏でなじんだので、そう思ったのかも知れない。今回このCDを入手したのを機に、いろいろなマエストロの盤を聴き比べて見たら、皆さん案外、快速感をもって振っている。ベームはゆっくり目で美しく、いいなあ、と思うが、聴き進むといささか冗長さが否定できない。そこへ行くとカラヤンは快適。いいじゃん!と思い直す。とは言え、星4つかなあ・・・・?

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     2015/11/24

    オペラの名人カラヤンさんによる序曲集だから、楽しくない訳がない。ロッシーニの躍動感、快活で美しいメロディ、ロッシーニ・クレッシェンドが見事に表現されている。後年、同じ曲目をBPOと再録しているが、フィルハーモニアとの方が演奏に屈託がない印象。この盤は音も素晴らしい。Rogisとはどこのメーカー?大丈夫?と懸念したが全くの杞憂だった。英国の復刻専門メーカーらしい。ただし、このCDの問題点 @メーカー取り寄せと言ってもいつ入るかわからない。私もやっと手に入れたところ。Aジャケットデザインが魅力に欠ける A収録順が初出LPとは違うので、LPを楽しんだ郷愁はいまいち満たされない(=マイナーな個人的趣味の問題ですね)

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     2015/06/22

    音は確かに楽器の分離が良くなり、全体にクリアにもなったが、かのお菓子箱仕様の盤と聞き比べて見たら、“これだけの値段の差か?”と言うのが率直なところ。期待が大きかったので、CPにいささかシュン。@1,500円だったら・・・。
    演奏は快適なテンポでケレン味がなく、爽快な印象。昔からクリップス先生の演奏を楽しんで来た1人として、なつかしい演奏が装いを新たにして世に出るのはうれしい。次はどんな企画か、楽しみ。ただし、お安めによろしくお願いします、

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     2014/08/22

    とにかく楽しいアルバム。演奏はどの曲も極上だが、他の方々同様、スケーターズワルツが抜群。スケール大きく美しく歌うこの演奏のチャーミングなこと。LPで初めて聴いた時は度肝を抜かれた。選曲も、カラヤンかプロヂューサーのどちらかは知らないが、工夫を凝らしたすばらしいラインアップと思う。
    カラヤンさん、すてきなアルバムをありがとう!

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     2014/08/21

    オペラ指揮者としてキャリアを重ねて来たカラヤンの面目躍如たるさすがの一枚。多言は無用。とは言うもののちょっと駄弁を。魔弾のスケールの大きなこと! オランダ人の不気味な雰囲気、ローエングリンの天国的美しさ、ウィンザーの楽しさ、フィンガルの海の見事な表現 などなど。聴きどころはいっぱいだし、選曲もすばらしい。BPOを振って世界の頂点に飛翔しつつあった頃の録音で、ベートーヴェンやブラームスと言った大曲の録音プロジェクトの中で、マエストロとBPOがくつろぎつも底力を刻んだ記念碑。

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     2014/08/21

    新世界曲頭の嫋々たるホルンとその消え入り方が実に見事。望郷の念が凝縮されている。この部分の表現は他のどの指揮者のよりも勝ると思うし、カラヤンの録音の中でもこれが一番。マエストロの棒とホルンの名手をもってしても一期一会の出来と言うのはあるんだなと感じる。曲全体はややゆったり目のテンポを通しつつ、カラヤンらしい粘りのある運びと緻密に設計された緩急・強弱からもたらされる美しさと迫力に魅了される。モルダウも美しく、さまざまな場面が表情豊かに展開される。そして大海に向かって流れ去るエンディングが耳と心に残る。

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     2014/08/21

    ローマの松は、とりわけ、カタコンブの静謐で浄らかな描写とアッピア街道の勇壮な進軍の迫力の対比が心に残る。ローマの謝肉祭は胸のすく快演。中間部でのトランペットのスイングぶりなど何度聴いてもスカッとするしニヤッと頬がゆるむ。
    前奏曲は、重みがあって堂々たる出だしから引き込まれる。人生は死への前奏曲と言う曲想に沿って、穏やかな日々や争い、成功と失意など人の一生のドラマがそれこそドラマティックに描かれる。つくづくカラヤンは聞かせ上手だなあと思う。フィルハーモニアを鳴らせきった若きカラヤンの覇気が彷彿し、楽しく感銘深いアルバム。音も秀逸。

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     2014/07/15

    美しい調べとリズムが弾む楽しい響きにただただ聞き惚れる。BPOの弦の何と美しいこと!。そしてカラヤンの緩急・強弱のつけかたの巧みなこと!!。
    豪華なシャンデリアと家具に囲まれた王侯貴族のサロンで、楽長・カラヤンとその楽団の名演を楽しむ趣き。全体にいささか荘重とは感じるが、ヘンデルはこれくらいの恰幅の良さでなくては。合奏協奏曲のこのシリーズの他の盤も同じ印象(=以下同文)。CDでの登場を待っていたらSHM仕様で出た。高価ではあるが、高品位の盤を持つ特別感があり歓迎する。

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     2014/07/10

    この名演がこの値段とは! 録音も良いし買って損はない、どころか、もったいないようなコスト・パフォーマンス。ザイフェルトの卓越した技巧と美音。カラヤンの、ホルンの朗々とした響きを生かした晴れやかな曲の運び。愉悦に満ちていて、でもちょっと哀しさが垣間見えるモーツァルトの味が楽しめる。
    しかし、ザイフェルトさんはとても真面目な方なんでしょうか? かの有名なブレインの、一丁行くか!と言わんばかりの奔放な吹きっぷりと較べると遊びがないように思える。ま、両者それぞれの持ち味は誠に捨てがたい。

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     2014/03/14

    ワルツの、メロディのキリッとした引き回しと一転、夢見るように揺れる歌いっぱいの展開が実に優美、聴かせ上手で、ゾクゾクしホンワカする快感に満たされる。とりわけ青きドナウの美しさはたまらない。ラデツキーマーチは後年の録音に較べてテンポの速いのに驚く。この方がスッキリ、爽やかで私はこの録音が好き。後年の堂々たる演奏も良いが。全体にこのディスクの演奏はテンポの変化、柔軟さがかなりあって、カラヤン、BPOがはつらつと楽しくシュトラウスの世界を描ききっているような印象。楽しくうれしいアルバム!!

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     2014/03/13

    朝の新聞のカラヤンの録音はこのCDが唯一と思う。大好きな一曲なので大変貴重。メロディの実に優美な歌わせ方、メリハリの効いたテンポ変化は生き生きとして、曲にカラヤンとBPOが魂を吹き込み曲自身が踊り出したかのよう。ウィーンの森はリピートを丁寧に行っており、曲と演奏の美しさを堪能出来る。ウィーン気質の色香もゾクゾクする。ポルカは切れ味鋭くスカッとする。エジプト行進曲はゆっくりした前半から中間部ではテンポをぐんと速めており対比がおもしろい。カラヤンが思いっきり遊び、闊達に指揮しているような印象で、マエストロのシュトラウス・アルバムの中でも出色の1枚。

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