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エーテルの風 さんのレビュー一覧 

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     2012/02/06

    聴いてすぐに「1980年頃の音」だと思えました。まずはそのことだけで、私にとってこのディスクには大きな価値があります。
    マゼールの作り出す音にはまったく感情と言うものが感じられず、万が一感じられたとしても、それは方程式の二次曲線で表せるような、感情の説明みたいなものに思えて、マゼール指揮のディスクは長い間敬遠している私でした。この「運命」の演奏においても、ある意味その路線は周到しているのですが、音楽の運びを丁寧になぞりながら聴いていると、指揮者の意図のようなものがとてもよく伝わってきます。そして聴き進むにつれ、例えばクロスワードパズルがピッタリと完成に向かうような、秩序だった感動に包まれていきます。マゼールの演奏の中で、この「運命」は今のところ最高に好きな一枚です。「未完成」の方も、ほぼ同じ感想ですが、曲想のせいか、ややドギツ過ぎるという感想を持つ方もいらっしゃるかもしれません。いずれにせよ、他では聴けない個性の、一聴に値するCDです。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/06

    私にとってのこの曲の最高の演奏は、今もってベルティーニの盤であります。そのベルティーニ盤が「行間で聴かせるマーラー第3番」だとすれば、このホーネック盤はその真逆の「音そのもので聴かせるマーラー第3番」です。ホーネック&ピッツバーグのコンビによる演奏は、とにかく上手い!ひたすら上手い!ただその上手さが、逆に没個性となってしまった演奏もあるような気がして、今までは至極残念でした。しかしこの第3番は例外的?に、随所に指揮者の自己主張が感じられ、例えば一度聴いてしまえば2度目にブラインドテストされても「あ、ホーネック盤!」と気づくことが出来そうです。この演奏を油絵に例えるならば「筆跡のタッチ」の面白さが、私にとっての最大の魅力となっております。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/28

    ブーレーズのマーラーが『コンピューター的』だとすれば、マゼールのマーラーは『ロボット的』=それも具体的に挙げるなら、ウルトラセブンの第38話に登場した「クレージーゴン」のような、もうコテコテのロボットである。ここまで無感動に演奏しながら、少しも無機質な気がせず、むしろやっちゃった的愛嬌すら感じる。全体としてみるとまったくアンバランスなのだが、その瞬間瞬間は、ものの見事なアンサンブルしているあたり、マゼールの、常人には理解不能なまでの才能と言えるのだろうか?

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/28

    広上淳一は、ディスクに恵まれていない指揮者かもしれない。。。と言うのは、実演で聴ける『広上節』が、録音ではほとんど捉え切れていないと思うからだ。広上節は、一度体験してしまえばおそらくブラインドテストをしても「あ、広上節!」と気づけるほどの個性を孕んでいるのだが、このCDは私の知る限り、唯一の「広上節」満載のディスクだといえるだろう。GODZILLAファンかどうかと言う区分けは、この素晴らしい演奏の前にはまったく意味をなさない。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/25

    アバドの持つ音楽の美質は、オケで言うならロンドン響もしくはウィーンpoなどと共通するものがあり、逆にシカゴ響やベルリンpoなどとは相対する個性を持っているように思われる。しかしシカゴ響と組んだアバドの音楽は、双方のメリットを生かして、他では聴けない貴重な個性をかもし出す録音を数多く残した。反面ベルリンpoと組んだ数多くの演奏(=もちろん同曲「夜の歌」もその一つ)は、アバドの作り出す「調和美」のような繊細な美質が、ベルリンpoの「勢い」でかき消され、ベルリンpoの持つ「緻密美」のような構築性に、すきま風が吹いてしまうといった結果をもたらしている。同曲『夜の歌』にしてもそうだが、それでも数多くある他の演奏に比べて、決して水準の低い演奏であるわけではなく、推薦できる最低限の域はクリアしているあたりはさすがと言える。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/25

    アバドの持つ音楽の美質は、オケで言うならロンドン響もしくはウィーンpoなどと共通するものがあり、逆にシカゴ響やベルリンpoなどとは相対する個性を持っているように思われる。事実、ベルリンpoと組んだ同曲の新盤は私的には決して成功しているようには思えなかった。が、意外なことにシカゴ響と組むアバドの録音は、両者の長所が見事に共存し、他では聴けない見事な音楽を作り出している。この「夜の歌」にしても、お坊ちゃま的育ちのよさを感じるアバドの音が、シカゴ響の個性を受けてビシッと引き締まり、ややもすると無機的に感じるシカゴ響の音質が、アバドの柔軟な指揮ぶりで角のとれた上品さをかもし出している。同曲中屈指の名盤である。

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     2012/01/19

    この作曲者は『私は悲しく(寂しく…だったかも?)ない音楽と言うものを知らない』と言ったらしいが、このCDで聴けるカラヤンの演奏からは、作曲者のそういった心は微塵も感じられない。この時代のカラヤンの演奏を一言で表現するなら『流線型の極み』とでも言えるのだろう。ひたすら勇輝でひたすら明るく、健康的でスポーティーな「グレイト」である。こういったカラヤンの表現は、曲によっては魅力を台無しにしてしまうが、ことこの演奏に関しては大成功しているように思う。

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     2012/01/19

    悪くはない演奏だ。ただとりわけ『展覧会の絵』に関して言えば、ロンドンを振った旧盤の魅力には遥か及ばない。

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     2012/01/19

    悪くはない演奏だ。ただとりわけ『展覧会の絵』に関して言えば、ロンドンを振った旧盤の魅力には遥か及ばない。

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     2012/01/19

    悪くはない演奏だ。ただとりわけ『展覧会の絵』に関して言えば、ロンドンを振った旧盤の魅力には遥か及ばない。

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     2012/01/19

    恥ずかしながら、この盤を聴くまでこの曲の凄さに気づくことは出来なかった。ショスタコーヴィチの音楽と言えば、重厚で執拗で、オーケストラ音楽の迫力を味わうには持って来いだが、時としてただウルサく感じられることもあるのが私のホンネである。15番と同列の軽量系である「1番」や「9番」は、ウルサくはないが、諧謔的なだけでココロに響かない。そう考えると、この15番をザンデルリングで聴くということは、紛れもなくショスタコーヴィチの最高傑作を最高の演奏で鑑賞するということに他ならないのではないだろうか。

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     2012/01/18

    フェドセーエフにしてはロシア臭が希薄なショスタコーヴィチだ。もっともショスタコの「軽薄短小系」な1番や15番に、必ずしも民族的色彩を入れる必要があるわけではないが、それでは「ロシア的」「民族的」などの文学的?要素の代わりに それでは何がこの演奏から聴こえてくるのか?と言われると、返答に窮してしまう。要するに(酷な言い方をすれば)「ただ演奏しているだけの名演」の延長上にこのCDがあると言いたくなるような平凡さがネックだと思う。でも録音がかなりいいので、決してお薦めできないディスクというわけではない。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/17

    LPの時代だったが、4つのオケを振り分けたアバドのブラームス交響曲の中で、この2番だけはあまり好きになれなかった。2番が一番アバド向きの曲に思えるのにちょっと不思議だった記憶がある。
    後にアバドがカラヤンの後任としてベルリンフィルを専門に振るようになってようやくその理由がわかった。アバドとベルリンフィルとの食べ合わせ?が私には相性が合わないのだ… と。
    逆に考えれば、アバド/ベルリンpoの演奏が好きなリスナーにはお薦め出来るということになる。

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     2011/12/30

    ブラームスやブルックナーの作品などに強く言えることであるが、その作曲家らしさが音楽から感じられないような演奏は、魅力が半減する。シューマンもどちらかと言えばその一人だが、ここに聴けるシューマンの音楽から聴こえてくるのは、「ロマン派初期〜中期の時代に書かれた交響曲」であるということだけだ。耳当たりもよく、聴いていて不快感はまったくないが、逆に多少不快感が有ったとしても、「シューマンの毒」を感じさせてくれるような演奏を私は求めたい。

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     2011/12/29

    ブルックナー名演奏が数多はびこる今となっては、この演奏はまだブルックナーの「ツボ」や「キモ」を抑え切れていないような気がする。そしてそれが、この未完成(=改訂などの見直しをしていないという意味で、第4楽章がないという意味ではない)な音楽の、飾らない本音を結果として上手に引き出せていると思う。交響曲の方など、随所(例えば第3楽章冒頭など)に、他の演奏では聴かれないような貴重な?表現も見られ、同曲を語る上では是非聴いておきたい一枚ではあるが、ベスト盤として推薦するには今一歩及ばないと思えた。

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