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paul さんのレビュー一覧 

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     2021/05/05

    1970年代後半、オフコースの鈴木さんファンだった私にとって、ソロアルバムは待ちに待ったものでした。鈴木さんがオフコースを離れて、のびのびと自分のやりたい音楽をやっていることが伝わってきます。今に続く新たな第一歩の始まりとして、貴重なアルバムです。
    音質向上でとてつもない声のキレイさが、一段と感じられます。LPやかつてのCDを持っている人も、ぜひ買いです。

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     2021/04/24

    代表作「死の島」が廃版になってしまっている、巨匠福永武彦氏ですが、このエッセイ集「愛の試み」は息長く続いています。通読するには大した苦労は必要ないのですが、しつかり読み込もうとするとなかなか骨が折れ、難解な部分もあります。しかし、このエッセイ集を私なりに端的に表現すると、次のようなことになります。「人間は誰しも孤独です。これは一人ひとりがそれぞれ各々の魂を持っていることから、人間いや生物として逃れることのできない宿命というべきものです。しかし、孤独に生きるままでよいのか。孤独のままでは人生は味気ないものですし、人生における個人の成長も社会の発展もないのではないか。そこで『孤独に抵抗する試み』として愛があるのだと考えます。愛がすべてを解決するということは残念ながらないと思います。もしかすると愛とは個体としての人間が持つ感情であり一方的なものであることを逃れられないため、何の解決にもならないかもしれません。しかし、我々は孤独であるという宿命に抵抗し、より良い人生を求め、作って行かなくてはなりません。そのために愛が必要なのです。」福永氏には、全然違うと言われてしまうかもしれません。申し訳ありません。

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     2021/04/24

    ご子息の池澤夏樹さんの方が今では有名な作家かもしれませんが、福永武彦氏はもっと評価されてしかるべき巨匠です。氏の代表作は、何と言ってもこの「死の島」です。これは日本文学大賞受賞作ですが、広島原爆の話がベースになっています。私は大学生の時ラフマニノフの交響詩「死の島」という五拍子の管弦楽曲に夢中になっていたころ、偶然に大学生協で見つけて購入しましたが、その後何度も繰り返し読んでいます。この小説の中身はラフマニノフとは関係なく、むしろシベリウスがモチーフとして出てくるのですが、交響曲的手法が文学で採られ、それが構成力を高め緊迫感を最大限に演出している素晴らしい作品です。

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     2021/04/24

    生命が終わるというさけられない事実に対し、魂が不死であるという論述が二千数百年前、キリスト以前から行われていたのですね。二千数百年前ですから言葉も文化も(もちろん原語ではわかりませんが)現代とは大違いです。それをこの新訳では、すんなりと腹におちてきます。古典を読んでみたいと思っている人(私のような素人)には、おすすめです。人生が豊かになったような気がします。

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     2021/04/24

    私は、哲学の素養はありませんが、読み物として楽しくサクサク読めました。登場人物が生き生きと明確に時にはユニークに描かれており、それぞれの主張とソクラテスとの対話により愛、生きることについて考えを至らせることができます。多分ですが、この新訳が大変優れており現代の我々が理解できる訳になっているのだと思われます。

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     2021/03/30

    このピアニストの演奏については、集中力と音楽への浸透度合いの高さに感心します。コンサートで顕著なのですが、このCDでもそれが色濃く感じられます。前奏曲における各調性の特色がよく考えられていると感じます。バラードは、全曲聴きたいと思わせてくれるほど、第1番の完成度が高いと思います。

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     2021/03/26

    曲の背景に困難な歴史的事実があるにせよ、それを考えなくて純粋に音楽として上質です。神秘的でありながら静けさのなかに情熱も感じさせてくれます。一部に有名曲もありますが、もっと知られてよい音楽と思います。フォークトさんありがとうございます。

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     2021/03/26

    これは、小品集にとどまりません。ピアニストの個性と相まって1つの大きな作品に仕上がっています。ブニアティシヴィリ恐るべし。ただ、4分33秒が収録されているのは微妙です。

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     2021/03/16

    一言でお買得ですが、それ以上です。私は、このピアニストが東京春音楽祭でシューベルトソナタチクルスのうち、いくつか聴きましたが、最上級のシューベルトでした。ロシアピアニズムでありながら、弱音の美しさは特筆です。このCDでも、それが甦ってきました。

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     2021/03/16

    セールで購入しましたが正解でした。後期ロマン派好きにはお勧めです。ポピュラーにならないのはインパクトが弱いせいかな?しかしいずれの曲も十分ひきこまれます。

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     2021/03/07

    この曲はわたしがクラシックを聴くきっかけになった曲。およそ半世紀前なるかな。この演奏をきいて、この曲を聴き続けてよかったとこころから思った。このCDさえあれば他はいらない、というくらい。第3楽章練習番号36のあとmeno mossoインテンポ、アタッカで入るところーまあ楽譜通りだがーは、ほんとうに感心する。聴かせどころは、さらりとしている分、より印象的になっていると思う。本当は、N響、パーヴォで定期に載ってたはずでしたが、来日中止になって残念だったことを思い出します。

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