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ぬぬぬ さんのレビュー一覧 

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     2023/06/27

    デッカのデイソンの選集が出た時、何でこれが出ないのかなと思っていたら、遂に出るのか。今は無き秋葉原の石丸電器で輸入物を買い、そのころプロ野球ヤクルトにスコットという外国人選手が入ったよなぁと思いだす。多分70年代〜80年代は、これとノンサッチのリフキンが圧倒的代表盤で、その他レヴァインやラベック姉妹など有名どころも単発でバンバン出していたのに、最近ははやらなくなったのかほぼ見かけなくなったジョプリンの盤だけに貴重か。LP5枚と言っても最後が即興で実質4枚半なので、CDにすると三枚に収まってしまうのだろうが、即興も含めて詰め込んでしまったようで、オリジナルの曲順がグチャグチャになっているのが残念ではある。ただマスタリングは多少何でも目をつぶるので、とにかく無事に出て欲しい。

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     2022/09/23

    デュトワとのプロコP協3番に、シューマンのトッカータ・幻想曲・ソナタ2、バッハのイギリス組曲2、ラヴェル水の戯れ、リスト葬送曲、そしてショパンはよくありの舟歌・スケルツォ2・3、マズルカ40番に、マズルカ15・23・29のラインナップ。たしか昭和末期ANFという所からライヴクラシックシリーズというCDが出て、KIOSKのワゴンで怪しげな海賊盤と並んで売っていたことがある。その中にアルゲリッチのマズルカ23番というのがあって、JASRACのシールはつくものの、これ本物かと疑って聞いていたのだが、こうして出るとマジだった。ソロは放送録音で音も良好だが、致命的なのはウザい男性アナウンサーのアナウンスが入っていて、彼女の演奏の冒頭に完全にかかってしまっている点。アナウンサーの声がピアノ以上に生々しいのも腹立たしい。これさえなければ、演奏・録音・希少性(初出らしい)とも星五つ以上なのだが。買う方はこの点を了承して買って欲しい。

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     2022/09/22

    東京ライヴは歳はバレるが幼少時生で聞いていたので、大変懐かしく感じた。厳密にはこの数日前に札幌で聞いて、その後これがNHKで流れていた時、札幌では弾いてなかったショパンのマズルカをアンコール二曲目で弾いていたので、「アルゲリッチのケチ」と思ったものであった。ショパン前奏曲はレコードがあったから別にいいのだが、ベートーヴェンとバルトークは類似する演奏は全くないアルゲリッチ独特のものであった。過去海賊盤は出ていたが、このようにHMVでも堂々と売れる形で出たのは非常に喜ばしい。録音も高域は出ていなく、前奏曲冒頭に大々的ドロップアウトがあったりするが、一応ステレオで概ね音も悪くない。併録のシューマンもコルド・ワルシャワフィルほどの精度は無いが、ノイマンの堅固でさっぱりした伴奏に乗って悪くない。ステレオだがこれだけは拍手無し。デュトワとのチャイコはモノで音が冴えない上に、スタジオ録音の立派なものがあるため、これはあっても無くてもいい感じ。東京リサイタルだけで二枚分の金の価値はありそう。

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     2022/08/30

    断片、過半数補完を除くすべてを収録。2番にはティリモ補完と書いてあるが、11番も基本的には友社のウィーン原典版のティリモ補完、ただし一楽章にティリモが付け足した下世話なコーダはばっさりカット。さすか常識人。基本的には標準的でケンプっぽいが、すべて平安のケンプより推進力と底力があり素晴らしい。有名曲19番は先日あの小林愛実さんの結構素晴らしいライヴをYoutubeで見たが、それよりも完全に根性が入っている感の演奏。シューベルトソナタまとめては初めての方には、ある意味ブレンデルやシフより安心して勧められる。以前の箱を持ってる人でも絶対買いかも。
    (追伸)愛実さんの演奏は、今ならChopin institute発信で聞けます。

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     2022/06/08

    内容を見た瞬間、1970年代後半LP5枚組で出ていたRCAのディック・ハイマン盤にはあった「School of Ragtime」がない。そして、装丁はチープなデジパックで解説書は曲と時間の他は4ページのありきたりな解説で、演奏者も何者かわからない内容。本来はジャケットに掲載の情緒ある楽譜の表紙が各曲にあるはずで、この写真と各曲の解説のブックレットをつけてくれれば、レギュラー値段でも五つ星以上なのだが…。とは言え、デイソン独自の装飾はかなり入っているもののハイマン,リフキン等先輩ほどノリは良くなく、連続して聴くと同工異曲感も濃いが、誠実な演奏で、ストップタイムラグ等足のタップ音もきちんと入り込んでおり、この手の盤が軒並み廃盤の現在では貴重な存在。ジョプリンオタクには不満が残るが、エンタテイナーくらいしか知らないが他のジョプリンの曲を聴きたいという方にはお薦め。

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     2022/01/07

    今回のショパンコンクールは反田さんや愛実さんをはじめ他の参加者も、以前のコンクール参加者より取りこぼしが少なく感じていたが、その中でも抜群の安定感。選曲にも遊び心もあり素晴らしい。楽器の選択も芸風に合っているかも。ただ、過去仙台のコンクール他結構負けていたようなので、ショパンに特化してしまっているのかも知れない。今後の進化は期待半分不安半分だが、前のコンクールの悪しき先輩のごとく堕落せぬよう伸びていってほしいものだ。

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     2021/12/27

    おっ、復活! 今までのCBS箱で予約途中で予約停止になった例は、ワッツ箱とバドゥラ=スコダシューベルト箱。いずれも初期ロット製造不良交換で、しばらくしてから安定流通。これは今の所エラーは発見していないので、本当に売り切れだったんだろう。内容は、技巧は超一流ではないが、情念は最強。ショパンファンは絶対持っておいた方が良い。JVCから出ていた時書いてあった録音データはここには皆無だが、オリジャケの裏を見ると、CBSが本当にわからなかったんだなということを理解。

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     2021/10/28

    標準的で大変良いとは思うものの、えらく淡泊な気もする。これを考えるとショパンコンクールは頑張りました。コンクールのライヴが出たらそっちを買いたいような気も。

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     2021/05/15

    録音状態は製造元の言う通りではあり、演奏はミスタッチどころか一楽章の展開部は何をやっているのかわからない状態。一楽章の序奏は普通にカットされている上に女子アナの演奏者紹介アナウンスが入り、二楽章は速く、三楽章も主題の後大幅カットで五分ちょうどの上、その後また女子アナの声。しかし、演奏の気合に圧倒されてこれらが全然気にならなくなってしまう。田中希代子と同様の匂いを感じるが遥かにストイック。正直な所評価不能。何回も聞き返すようなものではないと思われる。音はもっと悪いと思ったが、ルービンシュタインの初期SP程度は確保。欠落については復刻の際よくまとめたという感じである。

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     2021/05/05

    ショパン生誕200周年記念と銘打ってDUXより作品番号付き全集を出した直後に癌で急逝してしまったシェバノワ女史。当時は、何で作品番号なしのは無いのかと口惜しく思っていたが、実は裏でしっかりこういうものを残していてくれた。ただ、ラインナップを見ると、3つの新練習曲、コントルダンス、カンタービレ、ブーレが脱落しており、ピアノ独奏曲「全」集と言えない所がまた口惜しい所である。これだけの力作が十年も塩漬けされてしまった理由は、ここいらにでもあるのだろうか。演奏はいつものおっとり刀で堅実一路も、細かいニュアンスや緩急が配慮され、速度が遅めのものでも弛緩感は皆無。後期になってくる程、演奏の立派さが際立って来る感じがする。ピリオドの音を気にしないなら、ショパン全集初めての方にもお薦め出来そう。ただ、分厚い解説書中の彼女の晩年と思われるやつれた笑顔の写真を見ていると、東京エムプラスの「没後十周年記念!」にはやや不謹慎感を感じるが。独奏曲の最後の12CD目を聴き終わった後は、「ありがとう。ゆっくり休んでくれ。」という感じがいっぱい。

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     2021/04/07

    マズルカ5,13,15番と30〜41番にヤナーチェクを収録。ステファン・ボレロの並行弦ピアノがどんなものかと思い購入。大道寺さんってどんな方かも全然知らなかったが、ボーランドっぽくは感じないが、そこそこルパートが入り真摯な印象。ピアノの音はくすぶったファツィオリっぼい感じで、聴いていて結構気持ち良い。マズルカの名演とまでは言えないかも知れないが、余裕のある方には是非聴いて欲しい感じ。

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     2021/03/16

    作品番号なしニ長調は2種類に、作品7−2の異稿も入り、三巻合わせると全59曲構成。シェホリ自身がライナーノートを書き、オタク度は満々なのだが、ルバートがポーランドっぽくなく感じるのはともかくとして、リズムにキレがなくかったるい感が。弾力イマイチのシフォンケーキを食べているようで、何か締まりのない様相。企画には好感を持つだけに、すごく口惜しい印象が。

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     2021/02/13

    スレンチェンスカと言うと、ホルショフスキーやチェルカスキー、ボレットなどのように、超高齢でも現役のいいおばあちゃんというイメージしかなかったが、これを聴くと、実は若い時は凄い人だったということを発見。堅実な技巧で研ぎ澄まされ、と言っても女性らしさも感じる演奏は聴いていて引きこまれる。特に超速でストイックなショパンのワルツは独特な存在感を感じる。ステレオ録音はイマイチもモノ録音の音質は素晴らしく、体裁と解説も豪華。ただし、この種の箱物の割には値段多少お高めだけが玉にキズか。

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  • 13人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/10/20

    昔の黒箱36枚組を持っていながら、DVDと新出ライヴ以外ダブり買いとわかっていて買い。全部を聴き比べた訳ではないが、マスタリングの音は前とほぼ同じに聴こえ、オリジャケで枚数が増えたので、容積は昔のちょうど二倍。先日のデッカのバックハウス箱とほぼ同じ。ただ、リヒテル箱仕様と同じくオリジャケの裏に曲と時間が書いている様態で、BMGソニーのオリジャケ箱より何か品格を感じなく、持っていてうれしい感がイマイチ。それにEMIの看板アーティストとして頑張ったフランソワの顔にあのエラートのシグマのマークは、デッカ印のブレンデル同様違和感バリバリ。オリジャケで時代順になったため、たとえばショパンを系統的に聴こうと思っても探すのが面倒臭いし。演奏は好きな人しか好きになれない特徴的演奏なものの、独創性は五つ星だが、装丁の総合的なことを考えると、昔の箱と日生劇場単品を持っている人は、新出をよほど聴きたくならない限り、ダブり覚悟で手を出すほどでもない感じがする。フランソワまとめてを持ってない方なら、ガサばる欠点を除けば超お薦めだが。

    13人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/08/27

    美貌が後ろを向いているジャケ写はちょっと残念で、演奏もちょっとクネった癖はあるもののかなり良い。嬰へ短調のワルツも入って資料的価値もあるのに、解説が無いとは言え、何でこんな安いのか。ワルツ集お初の人にもお薦め出来るが、この値段を見るとなんか複雑な感傷が。

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