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cattleya さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/05/20

    これもすばらしいブルックナーの8番である。
    ブルックナーの交響曲中カラヤンが最も多く演奏会で取り上げたのがこの8番であると思われる。
    録音に若干難があるけど、1960年代のカラヤンの貴重なライブ演奏が聴けるのはありがたい。
    1970年以降のライブ録音、スタジオ録音と比較しても、演奏の迫力、力強さはこの1966年ライブが勝っている。
    カラヤンのこのようなライブを聴くと、カラヤンも当然ではあるがライブが本領発揮の場であったことが明らかになる。
    スタジオ録音は、整理整頓された演奏(誰にもできる整理整頓ではないが)である。
    最近は、ライブを主に聴いている。
    昔の話になるが、1970年代後半ころに、Fヴェンブームが起こり、Fヴェンのライブはこれでもかこれでもかというくらいに発売された。
    これを聴いた評論家のU氏が絶賛し、他方、カラヤンの演奏を、精神性がないとか、無機的とか、批判されていた。
    Fヴェンのウラニアのエロイカが、某社から1枚1000円で限定発売された際のU氏の解説に、Fヴェンは一夜にして神になった、との記載があった。
    これでは、誰も神様であるFヴェンには及ばないねといいたくもなったけど。
    カラヤンのライブが多数発売されるようになったのは最近のこのことであり、U氏は、カラヤンのライブをあまり聴くことはできなかったと思われる。
    燃えに燃えたFヴェンのライブと整理整頓されたカラヤンのスタジオ録音を比較してFヴェンを絶賛しても、比較の前提がこのように異なっていたのだから、実はあまり意味のないことだったともいえる。
    最近他界されたU氏に、カラヤンの1966年ライブを聴いていただきたかったと思う。
    もっとも、U氏も、カラヤンの1977年東京ライブを聴くことはできたはずだけど、このことについてのU氏のコメントはあるのだろうか。
    今は、カラヤンもU氏も天国にいらっしゃるだろうから、天国でカラヤンとベルリンフィルが演奏する天上ライブ(あくまでライブ)をU氏に聞いていただいて、演奏終了後は、お二人が握手を交わしてくれることを願うものである。

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     2019/05/16

    これもすばらしい演奏である。
    カラヤンの数多いブラームスの1番の中でもトップクラスであると考える。
    このように、1960年代のカラヤンのライブを聴くと、カラヤンの最盛期はいつだったのかとあらためて考えることになる。
    1970年代という方もいらっしゃると思う。
    1980年代という方は多くはないと思う。
    私は、1960年代のライブを聴くと、1960年代のカラヤンが一番だと思う。
    カラヤンも壮年期であり、気力、体力も充実していた時期である。
    また、ベルリンフィルもまだまだカラヤンとの緊張関係の下で演奏していた時期である。
    張り詰めた空気のようなものがあったと思う。
    1970年代もすばらしいと思うが、この時期は、よく言われたことであるが、ベルリンフィルがカラヤンフィルになっていた面も否定できない。
    余談になるけど、カラヤンの後任者にアバドが選任された経緯がある。
    多くの方がマゼールと考えていたようである。
    私もそうだった。
    しかし、マゼールがカラヤンの後任になったら、ベルリンフィルが、マゼールフィルになっていた可能性もある。
    ベルリンフィルの団員が、このことを危惧してマゼールと対極にあるアバドを後任に選任したのではと勝手に考えている。
    もっとも、マゼールが指揮するマゼールフィルのベートーベン、ブラームス、チャイコフスキー等を聴きたかったなあ、とも思うけど。
    それにしても、今回のカラヤンの1966年録音の、ベートーベン全集、ブルックナーの8番、ブラームスの1番と聞いたけど、この時期の、厚みがありバランスのいい録音は本当にすばらしい。
    重厚な低音を底辺に、高音がバランスよく聞きとれる。
    このようなピラミッド構成のオーケストラ録音が聞けるのは本当にすばらしい。

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     2019/05/09

    1966年東京ライブを約半世紀後の今聴くことができるのは、本当にびっくり。
    まず関係者の方に感謝。
    演奏は、1977年東京ライブと同様にすばらしいもの。
    1番から8番までは、東京ライブとあまり違わないという印象。
    ただ、全曲とも、カラヤン50代後半の気力充実の時期なので、1977年東京ライブよりも演奏に力強さを感じる。
    しかし、第9番は、東京ライブと違い、数多いカラヤンの第9の中のトップの演奏である。
    1977年東京ライブも同年フィルハーモニーライブも及ばない鬼気迫る演奏である。
    第1楽章の下降旋律が盛り上がって一段落し、木管楽器が次のメロディーを奏するまでの冒頭のクライマックスは、ほかのカラヤンの第9では聴けない凄まじいものである。
    また、この冒頭だけではなく、演奏を引き締めるティンパニが終わりまで明瞭にかつ力強くしかしオーケストラ全体と遊離することなく録音された第9は、最新録音でもあまりない。
    第3楽章は一転して静謐なメロディー。
    ここからフィナーレに向かって静かに盛り上がっていく。
    録音時期は古いが、1977年東京ライブのような録音機器のトラブルもなく、バランスよくまとまった録音である。
    最新録音のような明瞭ではあるけど金管楽器が遊離したようなところもなく、アナログ録音特有のやわらかさ、ソフトさ、厚み、も確保されている。
    合唱もオーケストラとバランスよく録音されている。
    合唱については、1977年東京ライブと同様のボルテージの高さ。
    そして、フィナーレの圧倒的な最終場面。
    カラヤンの他のどの第9も及ばない重量感と加速された最終の和音が聞ける。
    1977年東京ライブの最終場面もすばらしかったが、それを上回る。
    第1楽章の始まりと第4楽章の終わりのあまりの凄まじさは、奇跡に近い。
    しかし、カラヤンとベルリンフィルからすれば当たり前かも。
    数ある曲の中で、ベートーベンの第9が一番好きなので、ずっと理想とする演奏を探していました。
    カラヤンの1977年東京ライブをまず聴いて、最近発売されたイッセルシュテットの第9を聴いていたが、とうとう理想とする第9に出会えた。
    本全集は、全9曲すばらしいものであるが、第9が特にすばらしい。
    ライブでここまでの第9は他にないというくらい。
    第9だけでも単発での発売、加えて特別仕様での発売を希望したい。
    それくらいの第9です。
    再度、発売に尽力された関係者の方に感謝の気持ちです。

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     2019/03/05

    数ある曲の中で、ベートーヴェンの第9が一番好きなので、自分の理想とする演奏をいつも探していました。これまでは、カラヤンベルリンフイルの1977年東京ライブでした。しかし、本CDにより、ようやく理想とする第9に出会えました。40年くらい前、イッセルシュテットとウイーンフィルとのベートーヴェン全集を買って、格調高いとかエレガントとかいう評価で、ワインガルトナーの典雅な英雄の再来とかいう評価もあり、実際まったく的外れではないとも思いました。もう少し力強さがほしいと思いました。しかし、その数年後、NDRとのブラームスの全集を買って、その情熱的な演奏にびっくり。これがこの指揮者の真髄であると考えました。その後、できる限り買い集めましたが、モノラルとかステレオ初期のものしか手に入りませんでした。CD時代になっても、同様でした。ところが、最近NDRとの1960年代や1970年代のCDが発売されていました。ただ、ベートーヴェンの第9は当初はモノラル録音が発売されていました。その評価の高さから買おうかと思いましたが、この曲でモノラル録音は抵抗があり、躊躇していました。ところが、ついに、ステレオ録音が発売されていました。しかも誕生日の記念すべきライブ。録音時期もアナログ最盛期。レビューで、これはすごい、とありました。期待を込めて購入。本当にこれはすごい第9です。分厚い弦、重厚な低音、ティンパニ、ホルン、トランペット、トローンボーンの強奏。独唱、合唱のすばらしさ。録音もオーケストラと合唱が自然のバランスを保っています。全員が指揮者と一体となって誕生日の記念演奏に燃えています。最後の和音の連続もバッチリ。感動の連続。この記念すべき名演奏を世に送り出してくれました関係者の方に感謝の気持ちでいっぱいです。今後も、NDRとのステレオ録音、その中でもライブ、を送り出してくれることを期待します。

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