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naoko さんのレビュー一覧 

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/01/28

    リマスターの表記はブックレットにはなかったけど、あれあれ、他の方も言われるとおり、生々しい音がするぞ。しかも、CDの方で。むかしの印象は、とことん地味!それがよかった。でも、今回のCD、クーベリックの虚飾のないアプローチはそのままに、音がいろんなところから飛び出して来る印象!もちろん、楽器配置が明確になっているという点で。自分の耳が単に変わってしまったのかもしれないが、オーディオ的にもおもしろい録音となった。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2018/02/05

    ホントは、本作収録のボックスセット、Sailors’ Tale を購入したのだけれど、なかなか全部を聴くのは難しいので、まずは、それに収録された目玉の Earthbound のディスク(DVD-A)について。オフィシャルで初めてCD化されたとき、アナログ盤とくらべ、あまりに低音が強めで脳みそがどうにかなってしまいそうだったので、CDはあまり聴かなかった。しかし、今回は、初CD化の際とマスターは同じにもかかわらず、ハイレゾ・マジックなのか、かなりアナログと印象が近くなったように感じた。元々の音が音なので、限界はあるけれど、かなり聴きやすくなった。●ボーナス・トラック(アルバム?)も充実していて、Earthbound の元の音源となった Jacksonvile と Peoria の公演からそれぞれ ”The Sailor’s Tale” と ”Groon”( ”Peoria” を含む)を収録。編集前の全貌が明らかに!ただ、”Pictures of a City” (Milwaukee)、”Formentera Lady” (Milwaukee)、”Cirkus” (Orlando)、”Ladies of the Road”(Orland)、”The Letters” (Denver)を収録している理由はなぞ。解説を読めば、理由が書かれているのだろうか? Fripp は当アルバム発表時からこのような構成を考えていたが、収録時間の関係で実現しなかったのだろうか?(★が一つ足りないのは、このへんの脈絡がよくわからないから。)●ちなみにオリジナル盤の構成と音質を楽しむため、恒例のアナログ落とし音源を収録!●個人的には、以前にコレクターズクラブの一つとして発売された Summit Studios のスタジオ・ライブが再収録されたのがうれしい。4チャンネル版も収録されているので、既にCDを購入された方も御一聴を!繊細なところはより繊細に(”Cadence & Cascade”!)、荒々しいところはより荒々しくなった気がする。特にCD化の際には、16分弱だった ”Improv.: Summit and Something Else (including The Creator Has a Master Plan” がおそらくほぼ未編集で倍以上の38分!CD版では、David Bottrill と Alex R. Mundy の巧みな編集技術により非常に構成された曲に聞こえていたが、ここでは曲が有機的に流れていく。Boz のスキャットはよりセクシーでソウルフルだ。しかし、この時期のKCは悪ノリする傾向が強いが、珍しく「静」を重んじる部分もある。これはスタジオ録音の雰囲気がなせる技なのだろう。残念ながら、”Lark’s Tongues in Aspic”っぽいギターはここでもテープの入れ替えのためか、尻切れトンボ。もう少し聴きたかった。●あと、”21st Century Schizoid Men” が入っているけれど、ぼくは遠慮しておきます。●最後に、Fripp は、この時期、Collins、Wallace、Boz にブルーズを勝手にやられて、置いてきぼりをくらい、スツールに座って、ギターを弾かぬまま、ただ下を向いていたみたいなことがよくいわれるけれど、ブルーズやファンクの語彙みたいなものは知っていて、ちゃんとギターを弾いているように思う。そして、あの独特なギター・ソロをぶち込むスペースを他の3人はちゃんと空けている(”Earthbound” の後半とか)。ジャズみたいにソロの持ち回りをしていただけじゃないかな。みんな、いい仕事していると思う。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/07/12

    発売延期の商品といっしょに注文していたので、ようやくこのアルバムを聞くことができた。すでに他の方のレビューをいくらか読んでいたので、はじめにあったほどの期待はしていなかったが、その分、「案外、いいではないか」と思えた。確かに収録時間、選曲はもったいぶっているように思うが、個人的な意見を言わせていただくと、「安易な道に走ったフィリップ」ではなく、「おじさん(おじいさん?)になった紅の王」といった感じ。フィリップ翁とよく呼ばれていたが、本当にフィリップは歳を重ねて翁になっただけで、いままでのように、どことなく奇をてらったことはぜず、ただ自分(たち)のしたいことをした、その結果、大人の落ち着いた演奏になったのではないかと思う。だからといって、何もチャレンジしていないわけではなく、トリプル・ドラムは、スタジオ録音でなくても、ステレオ効果をよく生み出していて、おもしろい。ただ、私の耳が悪いのか、マイク・セッティングのせいなのか、ドラム3人をフロントラインに置いておる割には、他の楽器より奥から聞こえてくる。これも、「結果、オーライ!」で、前の方でドカドカされても「煩いなぁ」としか思わなかっただろう。結局、私自身も歳をとって、昔のように理論も演奏もギンギンにされるよりは、今の落ち着いた演奏が合っているのかもしれない。まぁ、ライブをフルに聞けば、印象は変わるかもしれないが…。12月、それを確認するための時間を私にくれることを祈る!

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2015/06/28

    まず、オリジナルジャケットの再現は、当初、マーラーとショスタコーヴィッチがそれぞれ単独で発売されていたので、あきらめるとして、このカップリングで初めて発売されたときにジャケット上部中央にデカデカとあった「BEST+BEST」の表記がなくなり、デザインは少しばかり品がよくなった。確かに作曲家の生きた時代を考慮すると、この曲順になるかもしれないが、個人的には、「ショスタコーヴィッチ→マーラー」の順がよかった(DISC1の最後にマーラーの第1楽章。DISC2に残りの3楽章を入れる)。(マーラーは未完の10番があるので微妙だが、)2曲とも各作曲家最後の交響曲であるが、マーラーの方がこの世との別れを感じさせるからだ。演奏・録音に関してだが、ショスタコーヴィッチの方が録音の音量レベルが高めなのだが、マーラーの方がかなり低め。そのため、音量をかなり上げなければ、その真価はわかりづらいそうだ。それを除けば、どちらも優秀な演奏で、楽器の配置など、しっかり伝わってくる。特にショスタコーヴィッチは、打楽器などの入りが音響的にもとてもおもしろく感じさせる。マーラーの方は、皆さんが言われるように感情を目いっぱい込めた熱演でもこの世から別れを惜しむ演奏でもない。確かに生への別れをテーマにしていると思われるが、軽く微笑みながら、さよならも言わず、こっそりと部屋を出ていくといった感じ。自己憐憫は皆無。涙がボロボロと出てくるような演奏・録音も好きだったが、40歳過ぎると、この演奏がなじみます。個人的な話で恐縮だが、インフルエンザにかかって、家で隔離されることを選び、熱にうなされながら、部屋で一人臥せっていたとき、偶々、CDトレイに入っていたこの演奏・録音を聴き、音の一つひとつがまるで細胞の一つひとつに、そして細胞膜をも優しく浸透していくような感覚に襲われ、このCDに魅かれるようになったのが最初だろうか。とにかく一般受けはしなさそうだが、ある種、不思議なCDである。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/05/23

    ●モンティ・パイソンの(元?)メンバーの方の意見には大いに賛同します。値段的には庶民にはかなり敷居の高い本SACDですが(それでも3枚組なら昔のCDもこんな値段だったかなぁ?)、本作品の厳かさ故の敷居の高さは取り払われたように思います。時には「癒し」すら感じ、今までは心のコンディションによっては聴きにくかった本録音についつい手が伸びて、聴いてしまいます。その意味で値段に見合った商品のように思います。今後、命が続くかぎり、聴き続けていくことを思えば、まだ安いのかもしれません。●ただその再現力の高さ故、音響的・物理的な環境は選ぶかもしれません。今回のSACDのリマスタリングは、これまでのCDに比べ、平面的ではなく、奥行きを感じさせるものなので、うちのように装置が貧弱で、部屋が狭いと、そのポテンシャルをすべて引き出すのは少し難しい気がします。あくまでもうちの環境の場合ですが、大きな音で再生すると音が平面的に並列しているように聞こえ、せっかくの奥行き感が失われてしまうのです。また昔のCDは左右の音の振り分け方のコントラストがはっきりしていて、少なくともこの点での音響効果が抜群でしたが(たとえば、冒頭の合唱の「”sehet”対”Wen?”」「”seht ihn”対”Wie?”」…etc.)、本SACDでは、先に挙げたような理由から、いわば三次元的な音配置になるため、左右の音が前後にも分散して、このコントラストの効果が薄れてしまうようです。●それから今回、分厚いブックレットが封入されていますが、背表紙のない中綴じ製本なので、かなり膨れ上がって、ジュエルケースへの収まりが悪いです。●しかしながら、これらのマイナス面は、本SACD全体の価値と比べれば、些細なことです。一度に3枚とも聴くということは時間的には難しいですが、共に人生の十字架を背負ってくれる友の一人として持っておかれるのはよいのではないでしょうか。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2015/04/20

    「400点〜600点レベル」にしては、難しいのでは!?少なくとも、見れば、なんとなく意味はわかるが、アウトプットしていくには難しすぎる表現ばかり(その意味では練習になる)。内容もビジネスというよりは教養を要求しているという点で、ちょっとTOEIC向きというよりは、英検向きな感じもします。また、著者は、TOEICの会場について「パチンコにでも行くような気分で…試験場にひょいひょいと出かけて、頭の体操をしてくれるようになる。必ず続けて最低5回は受験しよう」「受験申込者の住所の近くを指定してくれるから…遅刻などという事にはまずならない」などと書いているが、まったく地方の事情を無視している。私の住む山陰地方では、松江と鳥取とを合わせて年間2回ぐらいしか受験できない。まぁ、会場が遠すぎて、かえって早めに出発して遅刻することはないが。著者名が「大賀リヱ/デイビッド・セイン」となっているが、セインさんはどれだけ関与しているのだろうか。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/04/05

    音質はこの時期(ラインナップ)のものとしては、非常に良い。音質に歪みが少ない分、少しスカスカした印象があり、Earthboundほどのローファイな圧倒的迫力には欠ける。またこの布陣での初期(Zoom ClubやPlymouth)の演奏のようにできるかぎりスタジオ演奏を再現しようとする姿勢はやや崩れ始めているが、後期(Earthboud期)ほど好き勝手していながらこなれた演奏は聞かれない。強いて言えば「守破離」のうち、「破」の段階か?この時期あたりから”The[A] Sailor’s tale”が単独ではなく、”Formentera Lady”とのメドレー形式で演奏されるようになった。そのためか、”The Sailor’s tale”はかつてのように即興を入れる余地が少なくなり、まだFrippのギター奏法も発展途上といった感じでまだ煮え切らない。このアルバムの目玉は何と言っても30分近くあるDisc2冒頭の”Improv”だと思う。何しろ、冒頭が40周年盤ISALANDSに収録された未発表曲(未完成曲)”A Peacemaking Stint Unrolls”のほぼ再現、いいかえれば、”Lark’s Tongues in Aspic, Part 1”と”Lament”の断片を演奏しているところだろう。しかしそれらのパートが終わると、正直、冗長な印象は否めず、この時期にはまだ演奏されていない”Groon”の即興のレベルには及ばないように思う(もっともWallaceのドラムソロは本人も自覚している通り、やや義務的なものではあるのだが)。だが、このランナップが好きであれば、持っていて決して損はしないだろう。しかも限定とはいえ、これまで一般には入手が難しかったから、今回の販売は非常に有り難い。在庫があるうちに購入することをお勧めする。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2014/11/30

    このレヴューでは日本盤(IEPS-9175)について書きます。まずほとんど商品の情報のないなかでの購入となりましたが、届いてみると、ジャケットは米国盤の再現、英国盤や邦盤に使われていた「射手座三裂星雲」の写真ではなく、当時の作詞家Pete Sinfield作の”Heaven’s sea”と呼ばれる作品(「淡いクリーム色の見開きで、表にはシンフィールドによって吸い取り紙に食用色素をつけた方法でデリケートな島々が描かれている」―シド・スミス、池田聡子訳―)でした。これまでの40周年邦盤についていた初出帯の再現はなし。これは、初出邦盤のジャケットを再現していないため、当時の帯をつけても整合性がないためだと思われます(もっとも、邦盤のDVD−Aには、同じく米国盤のジャケットデザインに邦盤初出の帯を再現してつけていましたが)。中には、英国で製盤されたヴィニール盤、そして、本来ならば英国や日本ではインナースリーブ扱いであった前述の”Heaven’s sea”のプリント(完全な再現ではない)、有名なZOOM CLUBでのメンバー写真のはがきサイズのカード(これの裏面にオリジナル・アナログ盤の無料ダウンロードの暗唱番号が掲載されています)、そして、ノンクレジットですが、中川五郎氏の歌詞の日本語訳が封入されています。なおジャケットをカバーするビニール袋に貼ってあるステッカーで言及されている解説はありません。これから40周年記念のISLANDSヴィニール盤の購入を検討されている方、もしお金に余裕があり、米国盤に愛着のある方はこの邦盤を買うことをお勧めします(限定800枚だそうですので、お早めに!)。しかしお金には余裕がないが、オリジナルの「三裂星雲」に思い入れのある方は英国盤を購入されてはいかがでしょうか。私の個人的な感想を述べると、なぜ輸入盤で我慢しなかったのか、本当に後悔しています。そして、米国盤のジャケットを採用するのであれば、なぜ、逆に「三裂星雲」の写真のプリントを封入するなりの配慮ができなかったのか、なぜ輸入盤に比べこれだけ付加価値のないものを発売するのに数回の発売延期が必要だったのか、発売元のWOWWOWエンターテイメントさんにうかがってみたいです。やはりコストの問題なのでしょうか。ISLANDS愛聴者を軽く見られているのでしょうか。私としてはDVD−Aの邦盤の発売以来の「再び”島の”悪夢」といったところです。非常に残念です。またRedの40周年盤から日本でのヴィニール製盤ができなくなり、英国盤の取り寄せ、日本でのアセンブリーとなっているはずなので、盤そのものに関しても何の付加価値はありません。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/11/08

    私は、この演奏・録音に対して好印象を持った。確かに、RCOとの演奏とくらべてみても、一般的に見ても、テンポは速い。しかし、せかせかしているようには感じなかった。この演奏全般的に言えるのは、一つひとつの音が、深く、また力強く彫琢されていること。テンポ設定そのものにどれだけの根拠があるのかどうかはわからないが、マーラーの書いた音を一つひとつ再現しようと一刀一刀に力がこもっている。そのために音が途切れそうになるときもあるが、きちんと呼吸を絶やさずにいる。またテンポをいたずらに揺らしたり、感情に溺れたりしない。そういった意味では、ワルター/VPOよりもワルター/コロンビアSOの演奏、棟方志功の板画を想起させる。オケも素晴らしく、ソロのパートでも美しい。録音の方も、確かに、映像作品であるので、楽器の空間バランスはやや大げさにしているのかもしれないが、ステレオを選んでも、各楽器ははっきりと分離して聞こえるし、奥行きも感じられる(ロックなどスタジオで作り上げた音楽や、意図的に音響効果を狙った曲ならともかく、普通のクラシックの楽曲なら実はステレオの方がサラウンドよりも自然なのではないかと最近、私は思う)。シャイーという人は、いくつかの読み物で判断するかぎり、それほど、音楽に深い哲学・想念はないように思うのだが、音楽を聞くかぎり、音楽に忠実に仕えようとする、また、正しいか間違っているかは別として、自分の信じた音楽を再現しようと努める真摯な人なのではないかと思う。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/10/30

    アバドといえば、私にとっては「マラ3の人」。昔、NHKのFM放送でBPOとの演奏を聴きましたが(CD化されていない録音)、はじめてマーラーの3番のよさを知り、それでこのVPOとの組み合わせのCDを買い、やはり感動しました。初期のディジタル録音のくせでもあるのでしょうが、ぐいぐいと力づくで押し切る演奏ではありません。大げさな表現はなく、力まず、ほぼ自然体で、とくに終楽章のしみじみとした表現は他にくらべるものがありません。本当に美しい。個人的には、VPOの美音も手伝って、後のBPO盤よりも好きですし、アバドの演奏のなかでも、マーラーの演奏のなかでも、忘れることのできないものです。今回、そんな演奏を再発して、スポットライトを当ててくれたことに感謝。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/07/28

     羨ましいなぁ、これ、買われたんですね、高っかったでしょう。レーベルのデザインがそっけないのは、「純プラチナ反射膜/ターコイズブルー・レーベル採用」だから、つまり、音質を重視したからではないでしょうか?まぁ、普通の人間の耳で違いがわかるのかわかりませんが。デザインも大切なのは十分承知ですが、せっかくですので音質も楽しんでください。
     内容に少しだけ触れると、Queenの名曲群はベスト盤で十分楽しめると思いますが、アルバムで楽しむなら、Queen II、Sheer Heart Attack、そして本アルバムJazzではないでしょうか。特にこのアルバムはバラエティさでは群を抜いています。しかし同時に流れが計算されていて全体的に散漫にならない。4人のメンバーが曲をバランス良く提供していて、それぞれがいい味を出しています。まさに収録曲の名前の通り、”Let Me[?Us] Entertain You”(俺〔ら〕に君らを楽しまさせてくれ)。エンターテイメントの極致!個人的に好きなのは、Deaconの隠れた佳曲”In Only Seven Days”!おそらく、忙しいツアーの合間の7日間という短い休みでの出会いと別れを歌ったせつないバラード。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/07/07

    このレヴューは、英SONYから発売されたDVD-A付き3枚組のものについてもの(相変わらず、BOXセットは、経済的事情もあり、また購入するほど思い入れもなく、パス)。まず、驚いたのは、当初、アナウンスされていたDVD-Aの5.1サラウンドなし!このために買ったようなものだったので、とてもがっかり。各マテリアルはブラッシュアップされ、分離もよく、はっきり聞こえるようになったが、不良品かと思うほど、バランスが悪い。しかも、「聖地エルサレム」のチューブラベルが落ちていたり、ヴォーカルのエコーが効き過ぎたり。荘厳を通り越して、騒音。肝心の「悪の経典#9」は、「第一印象パート1」のヴォーカルが、今度はエコーが無さすぎて、スカスカ。そして、繰り返すが、聴きこんだアルバムではないので、正確なことは言えないが、ヴォーカルの多重録音で落ちている箇所があるように見受けられ、またまたスカスカの原因になっているようである。「第2印象」は、オリジナルよりもメリハリがあり、スピード感を得られるようになった。この点は良かった点。オリジナル・ミックスのリマスターは、ヒス・ノイズが目立ち、「聖地エルサレム」の冒頭は相変わらず、よれよれ。これなら、前に発売されたリマスターの方が良かったのではないか。以前、出ていたDVD-Aや、評判の良かったSACD(ユニバーサルから出ていたデラックス・エディションの贅沢なおまけ)を買いそびれたので、今回のヴァージョンを楽しみにしていたが、正直、がっかり。何かの事故か悪夢だと思いたいぐらいである。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/06/08

    選曲は、賛否があろうとは思いますが、初心者ならともかく、ファンなら納得して購入しているはずでしょうから、文句を言うのはなしでしょ。私はこの選曲がおもしろくて、買いました。もう一つの購入動機は、2011年リマスター盤をすべて買い直すほど、いろいろな面で余裕がなかったので、サンプル的に購入。音はキレイです。いや、キレイ過ぎます。これは褒め言葉のような、そうでないような…、複雑な心境。最近のリマスタリングやリミックスの技術には驚くばかりですが、ロックって、歪みや淀みも大切な要素かなぁと思ってしまうのです。
    収録曲に関しては、先述のように文句はありませんが、どうせここまで良い意味で「はずした」選曲ならば、(シングル?)エディット・バージョンでなく、アルバム・バージョンを入れてほしかった。特に、「手をとりあって」は新しいミックスはありがたいですが、折角、「タイ・ユア・マザー・ダウン」のイントロを割愛していないのですから、「手をとりあって」のアウトロも残しておけばよかったのではないかと。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/12/01

    ようやくサザエさんの楽曲がこのようなかたちでまとめられたことが何よりもうれしいことだが、火曜日の再放送の歌まで聞けるのが、ある程度の年齢の方にはたまらないはず。個人的には特に「ウンミイの歌」や「天気予報」が懐かしい。長寿番組だけに、それぞれのリスナー(視聴者)によって思い入れも違うと思う。多分、毎日聞くことはないと思うが、ときたま、取り出して昔を懐かしむのもよいだろう。

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     2013/11/29

    彼らは”progressive rock”が様式に囚われ出したのに気付いたのだろうか。一般にこのジャンルに属するとされるバンドがますます様式化して、真に”progressive”であることを辞めてしまったのに、また時代にも迎合することなく、自らの新たな表現方法、語彙をこのアルバムで見いだしたように思える。Hammillのヴォーカルは歌謡的に一見(一聴)聞えるが、結構、すでにパンキッシュな部分もあり、歌謡的に聞こえるのは実はインストゥルメンタルがしっかりしていて、露骨にではなくクラシカルな部分があるからではないだろうか(特に終曲のJacksonとBantonの掛け合いはクラシック?)。Evansはいつもながら、西洋人的に拍数を数えてドラムを叩くのではなく(もちろん実際は数えたりしているのだろうが)、黒人のジャズ・ドラマーのように反射的・感覚的に叩いているように聞こえ、個人的には評価したい。とにかく、一般の”progressive rock”を期待していると当てがはずれるかもしれないが、柔軟に音楽を聞ける方は感動されるのではないだろうか。その意味でジャンルはVdGG。

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