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　2021/03/14

ドーハムは自分名義の作品においても他のホーンプレイヤーとの競演が多いが、このアルバムは菅は自身だけである事から、盤を通じて彼のアドリブプレイを楽しめる。そして、「なんかジャズをかけておきたい」という時にプレイボタンを押してそのまま鳴らしておげば、まず間違いの起きないアルバムでもある... ドーハム特有の音色やフレーズが鳴れば、部屋は独特の空気感に包まれていく。

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　2021/03/14

グリーンの数ある作品のうち、オルガンではなくピアノと競演している、さらっとライトな感触のアルバム。アルバイトタイトル通り、午前中や昼過ぎの時間帯に合う作品です。

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　2021/03/12

CTIのハバードはどのアルバムも良作。このアルバムに関しては、美しいメロディーを持つ4曲めの「Sky Dive」も捨て難いが、特に印象的な曲として 1曲めの「Povo」を挙げたい。ハバードの他にベンソン(g)、ロウズ(fl) の三者三様の、「これこそがジャズプレイヤーの底力」と賛辞を送る他ない、’スリリング’ なソロプレイを聴く事ができる。

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　2021/03/11

ゴードンのブルーノートでの作品といえば『Go』が最も有名かもしれないが、アルバム通しての統一感や共演者との相性、そして録音の良さといったトータルバランスからいえば、このアルバムが1番ではないでしょうか... B・ハッチャーソン(vibes) 参加で上品に仕上がってるし、ピアノはゴードンと同じ、「ちょっとリズム後ろズラシ」のバリー・ハリスだし、5曲めにはその2人のソロがたっぷり聴ける必殺バラード「Everybod’y’s somebody’s fool」が入ってるし。

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　2021/03/11

ハバードのCTIの一連の作品群の中で、最もプレイヤーにかける回数が多いアルバム。録音された直後にリリースされた作品でなく、コロムビア移籍前のセッション未発表曲がまとめられたもの、という事が信じ難いほど、アルバムを通して統一感がある。アルバムジャケット通りの、70年代特有のシリアスな世界が楽しめます。

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　2021/03/11

バードのペットについては、C・ブラウンを思い起こさせるし、その明るい音色を聴いているだけで癒される。このアルバム は、ジャッキー・マクリーン(as)との競演アルバムのひとつに数えられるが、全ての曲をバードが作曲している、という点で大変興味深い。そして、どの曲も曲としての出来栄えが素晴らしい... 完璧なプレイヤーというのは恐らくバードの様な人の事を指すんだと思う。

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　2021/03/08

鉄壁のリズム隊、エルヴィンとリチャード・デイヴィスの双頭作品。2人の掛け合いがタップリと聴ける。ベースソロだけの曲やエルヴィンのギターも聴けるなど、2人のファンにとって大変楽しい内容。バラエティに富んでいるお陰で、トータルアルバムとして、全曲を一気に聴いてしまえます。客演に目を向けると、特にラスト「Here’s that rainy day」のフランク・フォスター(ts) の伸びやかな音色により、ある種の清涼感をもって、アルバムを聴き終える事ができます。

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　2021/03/08

エア・サプライはアルバム『news from nowhere』を一番よく聴いていただけに、収録曲の「Always」「Unchained melody」を再現したこのライヴ盤(2曲のみスタジオ録音) は相当染み入るものだった。このライヴではヒッチコックの高音がまだギリギリ大丈夫な状態。3曲以外はすべてグラハムが作曲した曲。そのどれもが、容易に忘れる事ができない美しいメロディーを持っている... 彼の作曲家としての底力を改めて確認できた。

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　2021/03/08

カサンドラ・ウィルソンのジャズの面が全面に出たアルバム。テラソンの寄り添う様なピアノが心地良い。聴くならズバリ、夜に差し掛かろうとする時間帯の、混雑のないハイウェイでのドライブ... 疲れが少々残った帰り道のお供に是非。

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　2021/03/08

ギタリストとして器用なイメージだったが「どジャズ」も完璧。ピアノの音量が抑えられているせいか、クリーントーンが際立つジャズギターアルバムとなっている。マークにしかない上品というか洗練というか... BGMとしてだと理想は土曜の午前中か。全編に流れる空気感がたまらない。

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　2021/03/06

フュージョンという事で多少敬遠していたが、ボリュームを抑え気味にしてアルバムを聴き始めると、ポロポロ鳴るピアノが美しく、たまたま雨が降っていた午前中という事もあってか、とても心地良い時間を過ごせました。

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　2021/03/06

バリー・ハリス(p) との競演が小気味良い、クリスの代表作。特に2曲め「Tin Tin Deo」... テーマ部サビから暫く続く低俗な様子から一転、スザまじい上昇下降フレーズ挟み込んで存分にテクニックをみせつけた後、ソプラノ風摩訶不思議音色ソロ締めくくりにはいり、ハリスの典型的後乗りバップソロに移り変わる... ドラマチックな展開はひとつの物語の様... なかなかエキサイティングな土曜の朝になりました。

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　2021/03/05

このアルバムがイシューされた頃 (’85年) は スタックス系、特に オーティス・レディングばかり聴いていたので、このバンドのローランド・ギフト(vo) のソウルフルな声を聴いて「ホンモノをリアルタイムで体験できる！」と喜びで震えがとまりませんでした。曲もモチロン カッコイイけどジャケットがイケテマスよね。ジミー・ソマーヴィルのバックコーラス参加も効果的で、華やかな曲調に艶を与えています... おっと、昨年末に出たこのアルバムの2枚組リマスター版、買っとかないと。

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　2021/03/04

強烈に ’真夜中’ を感じさせるアルバム。アンニュイでスインギーで... だけどエルヴィンが叩いてるから、しっかりちゃんとしたジャズ。しっとりとした寝落ちを誘うアルバムとして、ケニー・バレル『ミッドナイト・ブルー』と共にオススメします... くれぐれもボリュームは極小で。

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　2021/03/04

私がこれまで1番聴いてきたジャズアルバム。良い曲ばかりで、加えて、絶好調のモブレーが聴けます。競演しているグラント・グリーン(g)も快調そのもの。彼らを煽っているドラマーはフィリー・ジョー・ジョーンズ。フィリーが煽ったのか、モブレー達が煽ったのか... ジャズプレイヤー達の組み合わせの ’妙’ が確認できる、ステキなアルバムです。