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北の火薬庫 さんのレビュー一覧 

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     2016/09/29

     1984年、スイトナーは冴えないおっちゃんにしか見えない、マタチッチは昔のテスタメントと変わらないし、シュタインにあっては、何者ぞ?の若輩者だった私も53歳となりました。今回、初めて購入しました(なので過去盤の音質はわかりません)。

     端的に「すんごい演奏!!!」です。

     1984年、エアチェックの鬼だった私は、ザルツブルグ音楽祭、ベルリン芸術週間、ウィーン芸術週間とカセットテープ(死語)に録音しまくってました。特に、カラヤン・BPOはライブがハチャめちゃでエアチェック泣かせでしたね。特にがっかりは、「ツァラ・・」のライブ、トランペットは「へにゃー」しかできず興ざめ。おまけに指揮者の気力低下。カラヤンは、特に壊れた演奏会が多く、消去された方も多いと思います。天下のBPOでもそんなのがありの時代背景ですよね。

     この演奏にも「へにゃー」や「アチャー」があります。ピアノではミスタッチなのかもしれません。でも、それが何なのでしょう?!
    ツギハギで綺麗なセッションだけを残した方のライブは売られてませんよ。
    下手ウマ路線ではありません。指揮者がオケを信じるからフィナーレを演じるオケがいる。そんな時代の記憶かもしれません。

     購入してよかったです。
     

     

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/07/23

    久しぶりに良い買い物をしました。
    当方シューベルトのミサ曲には、ケーゲルの伝説的な「ミサ曲 ト長調 D167」から入りました。なかなか、同じ水準のものを見出せませんでしたが、今回廉価ボックスで見つけました。
    これは上質ですね。売れない上質な曲 の録音を可能したのはサヴァリッシュの手腕としか言いよう化ありません。商業的に再録音が望まれません。興味にある方は是非お手元に。

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     2016/05/02

    ワルターの大きなセットを期待していたが、いつになっても発売されない。ということで中古で購入。私の場合は、まずブラ4から聞きました。LPといってもOdyssey版だったのでバランスが悪くきつい高音に悩まされておりました。今回のCDは、良いバランスのオーケストラの音になっていました。これは掘り出し物で当分楽しめそうです。

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     2016/01/26

     メンブランのリヒテル10CDに引き続き購入。
    ルービンシュタインのショパン全集は持っているものの、その他は初体験に近い状態。
    確かに早いパッセージ、立ち上がりの鋭い音ではあるものの・・・
     リヒテルは後世に引き継がれることを確信したボックスですね。

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     2015/07/01

    レビューアー諸氏の反応をみて購入。ピアノ協奏曲は、ロマンティックな甘いフレーズが多く万人受けすると思います。ウゴルスキのピアノのタッチが素晴らしい!!アシュケナージも録音していますが、この切なさは半端ではありません。ピアニストに巻き込まれてかブ―レーズ、CSOも、らしくない程にのめり込んで歌ってます。ウゴルスキ CDの数は少ないのですが、ただ者ではありませんね。

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     2015/06/30

    クアドロマニアからも4CDセットで分売されていた交響曲も含む10CDセット。シベリウスと同時代なるも、作品毎に管楽器の比重が高くなるニールセン。ロイヤルリヴァプールの管楽器の音は、ご指摘のようにこもり気味であるが、エルガーを聞いているような音と表現したほうがいいのかもしれない。やや丸く、イギリス的な暖かさのあるニールセンである。現代的なメリハリを求める方は、ヤルヴィやブロムシュテットが適当かもしれません。
    その他のCDも現代の一線にある演奏を楽しむには十分なもので録音も新しいものが揃っています。
    2015年6月9日はデンマークの大作曲家カール・ニールセンの生誕150年の記念日となります。この機会に一聴あれ!!

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     2015/05/26

    DG,Living Stereoの有名音源をもとにしており、オリジナルジャケットも使用されているとなれば素晴らしいボックスに違いありません。
    HMVでも論評の少ないCD5の展覧会の絵ですが、当方保有のPhilips盤420 774-2と比較しました。1958ブルガリアソフィアのライブ音源がオリジナルです.CD10のリスト、シューベルトは確かにオリジナル音源と思われます。しかしながらCD5の展覧会の絵は、明らかにセッション録音と思われオリジナル音源とは、咳の量やミスタッチの場所も異なり、テープの揺れはありません。iTunesで発見できる/sviatoslav-richter-live-in/id473574091ではなくmussorgsky-pictures-at-exhibition/id275878422の音に限りなく近いと思われます。彼のDiscographyからはMoscow 1958/8/8の可能性が高いと思われますが、当方現物を所有しておらず判定できません。ただ、この時期のリヒテルの特徴である強い打鍵、勢いを感じるテンポなどは保たれていますし、オリジナル音源より咳がやミスタッチが少ない演奏ですので、これはこれで最高の演奏の一つと思われます。録音ソースの誤記があるにしても星は5つで問題ないと思います。

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  • 11人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/04/11

    NMVレビューアーに癖のある人が減ったのでコメントが少ないと思います。廃盤になるでしょうから「北の火薬庫」としての推薦の言葉を書きます。

     2001のDisky10枚組から10年を経てEMI ICONからの復活です。
     リマスターと音源について、チャイコの4.5.6は2012のリマスター。バルトークの弦ディベとヒンデミットのマティスはステレオ初出。ステレオのドヴォ7.謝肉祭.8.9も2012と2013のリマスター。ベルリオーズの幻想も2013リマスター。ひっそり魔弾の射手序曲がステレオ初出。リストの前奏曲とタッソが2005リマスターでステレオ。モノのドヴォ9も2013リマスター。以上のようにこれまでの印象を変える内容もあり期待が膨らみます。
     チャイコはDIsky版との比較、Disky版では音場の拡がりの作りに無理があり音揺れを多く拾っていましたが、今回のマスタリングはおついていて聴きやすくなっています。ドヴォは、日本のHS2088との比較、今回は元テープが異なるのかヒス感が大きく異なります。拡がりも十分ですが強奏で音が潰れ気味なのは1959年の録音なので・・でも鑑賞には問題ないと思います。手持ちのものと一番大きく印象が異なったのが、「幻想」です。これは、山野楽器企画の1996年もの、テープのヒス感、音場、音の潤いともに全く違う印象で、幻想交響曲のもち異常さを十分に表しています。小品での手堅い演奏はもちろんですが、今回初出ステレオの弦ディベは、リズムのツボを得たなかなかの名演。
     画一的な演奏に飽きた貴方、一聴あれ!?ただ、彼は爆演指揮者ではありませんよ。最大の演奏効果を得るために演奏家としての努力を惜しまなかっただけです。

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     2015/03/31

    私をブルックナーの2番に開眼させてくれたのはジュリーニ・ウィーン響です。最近聞き直ししており、全集ものに当たりなおして発見。諸氏のレビューも納得の一打ですこの全集の中でも白眉の一枚。十分に広い空間にう〜んと上品な弦、たっぷりなテンポに天国のようなホルン。多くの演奏の中でで最長と思われる2楽章アンダンテです。美しい。全集の後半ではオケの非力さを感じてしまうところがありますが、この曲では違います。その他の楽章のリズム感も素晴らしく、手兵としてオケをドライブしています。是非一聴を。

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     2015/01/28

    若いものに批評を任せられんと思った親父の発言です。
     まず、「素晴らしいセットです。」
     何故素晴らしいにか?何がなのか?
     それは、現在では失われてしまったフランスオケとドイツオケの違いが「音」で比較できるにつきるでしょう。
     ドイツものベートーヴェンのマスタリングは、DISKYに供与されたものと同じフランスEMIのものに近いと思います。ヒスはありますが、音の伸びは十分です。フランスものは通常のCDレヴェルと思います。SACDとの比較はしていません。
     過渡期に生き、過渡期に残した名演を比較して味わえるボックスなのです。これは、名演奏NO1と違う価値観があります。合わせて購入なら、メンブランの10CDBOXとFABFourが必須でしょう。

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     2014/06/29

    リアルタイム プログレ世代としては非常に歓迎!!。
    モルゴーア・クアルテットなども含めて最近はうれしい。
    タルカスを交響楽として表現するのもですから、原曲に当たらなくちゃですが、原曲は耳にタコができているのでパス。キース・エマーソン提示の変拍子の扱いもよく全体として好演で入っていると思います。グレック・レイクのVoの表現はちょっとかっこ悪いかも。でもスリリングに落としこんでいるのは指揮者の力量か。CDからMP3再生より、ロスレス再生が結構活けていますのでSACDだと団子傾向が廃娼される可能性がありますね。
    ジャケットの裏面は、微笑ましくて・・・・
    Bugakuは、いまさら吉松さんにやってほしくありませんです。
    アメリカは、「そうピアノが主題をとると爽快よね?!」を具体化したような作品。
    タルカスで、もう一度盛り上がりませんか?昔の感動が戻ってきますよ。

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     2014/05/13

    ロト&レ・シクレルの噂を聞いて購入。久しぶりに耳に刺激を与える演奏。楽器の素材の良さを上手に活かすシェフとしての腕前にびっくり。インバルの式では、ただの音の塊だったものが、生き生きとメリハリをもって響く。録音も良く、聴衆と一体になってのめり込むことができます。

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     2013/06/18

    メンブラン(ドキュメント)には、チェリビダッケのセットが二つ存在する。新しい紙箱でのセットがこっち。未完成、くるみ割り人形と聞き物のありますが、近代音楽も含めて低調です。程度としては、紹介者であったストコフスキー程度でしょうか。チェリも、その程度だったことが分かります。晩年も考えると、考えて行動していない時期の記録がここにあるという考え方もあると思います。チェリの名演以外を聞きたい貴方にとって格好のディスクでしょう。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/21

     エレクトレコード創立80周年記念、東武ランドシステム共同制作第3弾。とあります。実際のLPは、高価過ぎて買えないのが現実なので朗報です。「やっと聴けました」が本音。ルーマニア国立放送交響楽団は、下手ではありません。むしろ、順応性の高いオーケストラです。
     さて、演奏に入りましょう。旧ソビエトに虐げられた民として「10番」を母国のオケとやることに意気込みがあったと思います。第一楽章Moderatoの緊張感が違います。ムラヴィンスキー並の怨念から入ります。一楽章の緊張感は只者ではありません。第二楽章Allegroの速さは尋常ではありません。オケが壊れています。(ショスタコが表現したかったのは)この凶暴さかもしれません。第二楽章の後は、収束を見せます。二つの纏まり平穏さが戻るかと思えば、第四楽章のコーダの盛り上がりは「すんごい」!!。ひっくり返すと、指摘された問題点を実現した唯一の演奏かもしれません。
     「今時の音では無い」というのは簡単だ。「今、このような響きを作れる指揮者がいるか?」が問題。素晴らしい意図と構成をもって「演奏家の理想は、作曲家が考えていた以上の演奏効果と生命力を聴衆に与えること」というシルヴェストリの主張を考えるべき。
     願わくば一聴を

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/07

    ライナーノーツにシルヴェストリへのインタビューが載っている。(演奏スタイル(特にテンポ)に関しては)聴衆の雰囲気での変わるし、ホールの残響によっても変わると述べています。これは同じルーマニアのチェリビダッケも述べている言葉です。作曲家が考えていた以上の演奏効果と生命力を聴衆に与えることに演奏家の理想があるという意見にも同調していいます。つまり彼の演奏スタイルには、通常スコアからは浮かんでこないような内容が含まれていることになります。
    これをもって「爆演系」とか「19世紀の遺物」として嫌うのか?それとも生命力あふれる演奏とするのか?が分かれ道でしょう。私は、後者を取ります。「はっと」気付かされるポイントだらけの演奏が、面白く無いわけが無いじゃありませんか。思わずテンポをとって指揮したくなるようなワクワク感がこのCDにはあります。
    若くしてがんのため他界したシルヴェストリですが、彼の残したレコーディングには、時に泥臭かったり、民俗的だったりする音が残されています。それに、彼の生命力が宿っているように思います。指揮者冥利なんだろうなと思ってしまいます。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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