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HQ さんのレビュー一覧 

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     2022/05/05

    「Ones」マライヤのバラードを聞くならこのアルバムだと思い購入しました。聞きこんでいます。最高です。

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     2022/03/28

    「ベートヴェン ヴァイオリン協奏曲二長調 エリカモリーニ、セル指揮クリーグラント管弦楽団(MEMORIES REVERENCE MR2597)」についてレビューします。1967年の演奏で古いものになりますが、当時のSTEREO録音を最新のDIGITAL REMASTERINGを加えてことで、問題なく聴くことができます。最新の録音に比べると、オーケストラの分離の悪さが少々気にはなりますが、演奏が素晴らしいので気になりません。今この演奏を聴けることに感謝です。

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     2018/05/27

     マリア・シュターダーの歌声を楽しむのなら本アルバムはお買い得だと思います。アルバムのカップリング曲が『ミサ曲ハ短調(大ミサ曲) K.427 (417a)』と『エクスルターテ・ユビラーテ』であるからです。
     『ミサ曲ハ短調(大ミサ曲) K.427 (417a)』は、重厚な合唱と、マリア・シュターダー(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)、エルンスト・ヘフリガー(テノール)、イヴァン・サルディ(バス)のバランスも良い。独唱部分(Trac3,Laudamus te、Trac10,Et incarnatus est)では、マリア・シュターダーの魅力が堪能できるのが素晴らしい。Trac5,Domine Deusでは、マリア・シュターダーとヘルタ・テッパーの重唱も素晴らしい。Trac7,Quoniamでは、マリア・シュターダーとヘルタ・テッパとエルンスト・ヘフリガーの重唱となり、さらに素晴らしい。Trac12,Benedictusでは、イヴァン・サルディの存在が演奏を引き締めます。
     フリッチャイ&ベルリン放送交響楽団、シュターダーの『エクスルターテ・ユビラーテ』は、屈指の名演だと思います。
    特に、マリア・シュターダーの水を得た魚のように活き活きとした歌声が堪能できます。ぐいぐいと引っ張っていく躍動感のある歌声が軽快で好きです。
     なお、『ミサ曲ハ短調(大ミサ曲) K.427 (417a)』については、他に「レーベル:Dg Originals No:463612(発売日:2000年03月10日)」にも同じ演奏が収録されていますが、私は、本アルバム 『Mozart ’Great’ Mass in C minor / Exsulate Jubilate』,「レーベル:Alto Label No:ALC1235(発売日:2013年10月15日)」を選びました。

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     2017/11/03

    ベートーベンのピアノ協奏曲は、第4番、第5番だと思っていましたが、本アルバムでは、第3番が最高です。
    特に、第一楽章の美しいピアノの調べとオーケストラの対峙がスリリングです。また、低音の鍵盤と高音の弦の対峙が見え隠れするところが非常にスピード感があって心が揺さぶられます。第二楽章は、ゆったりと聞かせてくれます。そして第三楽章へ軽いタッチのピアノがオーケストラを先導していく所が印象的です。

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     2017/10/28

     シール状の帯が素晴らしい。本品は、すでに廃盤なのでこのような視点から書き出すことお許し願います。
     日本盤特有の帯の話です。現在のCDでは、紙製の帯をケースに添わせてパックしています。パックを開封した後はごみ箱行きととなりがちです。
    しかし、当時のシール状の帯は、やわらかい樹脂もしくはラミネート加工をしているのでしょうか、貼り付けたままケースの開け閉めができます。保存も容易です。
     CDとともに帯も保存したい方には、良い形態だと思います。
     さて、肝心の収録について書かせていただきます。
    『カラヤン三重協奏曲』ポリドールレコード(1984年頃)販売 F35G 50124〕の収録は、「Triple Concerto」(1979年9月 ベルリン、フィルハーモニ)、「Egmont」(1969年1月)、「Coriolan」、「Fidelio」(1965年9月) ベルリン、イエスキリスト協会です。
     「Triple Concerto」、この曲の演奏で重要な点は、まずは、オーケストラの底力による支えがあること、次に、バイオリン、チェロ、ピアノの3者のバランスがとれていることだと思います。
    カラヤンの指揮のもと、若きソリストたち「アンネ=ゾフィー・ムター(16歳)」、「ヨー・ヨー・マ(24歳)」、「マーク・ゼルツァー(32歳)」が奏でる演奏が魅力です。
    解説書によると、「この三人の演奏が実現した背景には、CBS New York のご好意があった」ことのようです。感謝です。
     実際の演奏では、チェロの演奏が金目になるのではないでしょうか。第一楽章から「マ」が先導し、バイオリン、ピアノ、オケへと引き継でいくきます。この流れが非常にうまいのです。しかし、「マ」のチェロが「ムター」のバイオリンに呼応する部分でやや弱く感じる部分があります。
    第二楽章、オケが控えめで、ソリストたちの演奏をしっとりと聞かせてくれます。ただ、もう少しバイオリンの音色にみずみずしさがほしいと思いました。 第三楽章、第一楽章もそうでしたが、終焉の「ムター」のバイオリンの切れの良いことが印象的です。すばらしい、万歳!
     カップリング曲は、「Egmont」、「Coriolan」、「Fidelio」と序曲が続きます。これらの演奏は、ベルリンフィルの重厚な音作りが特徴です。「Triple Concerto」に比べ録音は古く、暗いですが安定感あることが印象です。プロデューサ、ディレクタが異なることも一因かと思いました。
    このアルバムは、ベートーベン、カラヤン&ベルリン・フィルという点で、カップリングも問題ないと思います。 
     なお、現在同演奏のアルバムを入手するなら中古品、または、輸入盤の〔『三重協奏曲、序曲集 ムター、ヨーヨー・マ、ゼルツァー、カラヤン&ベルリン・フィル』 Dg No. 4152762(1987年07月07日発売)〕となります。 

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     2017/10/07

    必聴の一枚です。
    欲を言えば、合唱にもう少しクリアさを求めたいアルバムです。
    しかし、演奏の完成度の高さは十分に伝わってきます。特にソリスト4人による合唱が美しいこと、「Sanctus」でのバイオリンソロが比較的しっかりしていて歌声とのバランスが良いことです。荘厳ミサ曲のなかで一、二番を争う演奏だと思います。この演奏を聴いて、荘厳ミサ曲がベートーヴェンの最高傑作であることを確信しました。
    以上、『荘厳ミサ クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団&合唱団』(Warner Original Jackets No:2435675462 2015年04月21日発売)について記しておきます

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     2017/10/01

     アンナ・トモワ・シントウの独唱が好きになりました。
     『ミサ・ソレムニス』Op.123と『ドイツ・レクィエム』Op.45が好きな曲なので購入しました。
     『ドイツ・レクィエム』では、アンナ・トモワ・シントウ(Sp)の独唱がすばらしい、ホセ・ファン・ダム(Bs)とのバランスも良い。残念なところは、合唱団の声の抜けがひとつ悪いこと、合唱の厚みがやや薄いところです。
     グンドゥラ・ヤノヴィッツ(Sp)の独唱は、『ミサ・ソレムニス』でもすばらしいが、『四季』のほうがすばらしい。
     以上、『カラヤン・エディション/ハイドン:四季、 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス、ブラームス:ドイツ・レクィエム
    1972〜1976(5CD)』〔Warner Classics  No: 2564633628 (2014年06月28日発売)〕について記しておきます。

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     2017/10/01

     『チャイコフスキー』ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 OP.35の魅力は、まず、第一楽章は、比較的早いうちからソロバイオリンが登場し、先導されたオーケストラが華麗に展開する主題にあります。一聴で引き込まれてしまいます。ソロバイオリンが主導する割合も高く、最初に技量を見せる所でもあります。続いて、第二楽章では、バイオリンが奏でる陰影のなかに憂いと安らぎが奏でられます。演奏者の情感が伝わってくるところです。そして、第三楽章は、ロシアの民族舞曲トレパークに基づく激しいリズムとスピードを備えた第一主題と、それとは対照的なゆったりとした第二主題との組み合わせが聴き所です。
     さて、 本演奏では、第一楽章のカデンツアがややしつこいところはありますが、全体的にバイオリンの高音が綺麗で、低音の渋みが効いていること、バイオリンの技量の高さと情感の豊かさが伝わってくることが良いと思います。特に、第二楽章で弱奏部が強調されていることで情感が豊かに伝わってきます。第三楽章では、第一主題と第二主題がフィナーレへ向けて繰り返され、緊張感が増して退屈しません。そして、フィナーレは、さらに熱狂的にかつ華やかに締めています。
     『コルンゴルト』ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 OP.35は、ゆったりと美しいバイオリンが奏でられます。妖艶な美しさはこちらのほうにあるのではと思いました。
     以上、「Dg No:4745152(2004年10月05日発売)」について記しておきます。
     

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     2017/05/29

    第5集は、すべてシューベルトの歌曲であることがうれしいCDです。
    1958年5月30日,6月8日(1-16)、1962年2月5-8日(17-20)の録音ということで、音質も全く問題ありません。 エリック・ヴェルバのピアノとも息が合っていて録音のバランスも非常に良いと思います。 以上『イルムガルト・ゼーフリート/第5集:シューベルト歌曲集(Eloquence Australia No :4807231、発売日:2014年11月25日)』について記載しておきます。

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     2017/03/20

     1年近く聞き込んでみましたが、やはり音が悪い印象は拭えません。
    本アルバムの使用音源「Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)」は、保存状態が良いようです。
    テープの伸びによるふらつきは、ほとんど感じられません。テープヒスノイズもありません。
     『おそらく、これほど細部が明瞭に聴こえ、なおかつ腰のしっかりした再生音は他にあまりないと思われます。』との記述から大きな期待を持ち、
    購入にいたりました。また、本品には『かつてないクリアな音質で蘇る!』の表示もあります。会場の雑音(軽い咳払い、物音)も時折聞こえ、明瞭な原音であることは程度理解できます。管楽器や弦楽器の単音は綺麗ですが、やはり盛り上がり部分、音圧レベルの高い部分での「潰れる音」や「混在する音」は聞き苦しい。

     具体的には、
      第一楽章は、ティンパニー単独の音は悪くないのですが、バスドラムの音になると潰れがひどい。爆音でもある。
    当時の録音機材もしくは録音技術の限界なのでしょうか。
      第二楽章は、冒頭のティンパニーの音がより締まったように聞こえる。やがて耳がなれた事もあり、音が普通(綺麗に近い)にも聞こえる。
      第三楽章は、本演奏中もっとも綺麗であり、演奏の質の高さが伝わる。
      第四楽章では、ソリストを個々に聞き取ることはできるが、やや距離感を感じる。コーラスに広がりはない。再びバスドラムの強烈な打音が入り、コーラスの音の割れもある。決して綺麗な合唱ではない。録音の悪さがよみがえる。

     1942年3月演奏の録音CDをすべて聴いた訳ではありませんが、このあたりが、この演奏録音(CDアルバム)の限界だと感じます。
     また、ライナーノーツには『プローべでのフルトベングラー』と題した7ページに及ぶ『フルトベングラー:道程と本質』からの引用(翻訳文)が記載されています。
    本CDの購入者たちの興味は、別のところにあると思います。
     1942年3月の演奏録音を収めたCDは他にも販売されています。
    また、1987年にモスクワ放送から自由ベルリン放送(SFB)へ一連の音源のコピー(38cm/sテープ)が送られた事実は、大方知るところです。
     たとえば、『なぜ今このCDを発売に至ったのでしょうか』、『先のコピーと本CDの音源であるPrivate archive音源とはどのような繋がりがあるでしょうか』などです。
    購入者の方々はそのようなことをライナーノーツから知りたいのです。
     以上、1942年3月第九『レーベル:Grand Slam *cl* 、カタログNo:GS2146、2016年03月31日発売』について記しておきます。
     なお、本品に対する投稿に〔2016/04/15 (金)〕『トネリコ』 さんものがあります。これは、『1942 エルプ再生(カタログNo:ALT165、レーベル:Altus *cl*)』にもリンクしていますが、内容から本CDに対するものだと理解できます。しかし、〔2014/01/19 (日)〕『ドンナー』さん、〔2013/05/19 (日)〕『馬羅』さんの投稿は、投稿日を参照すると『Grand Slam *cl* カタログNo:GS2146』 の投稿ではないようです。
     商品の発売日と投稿日を照らし合わせれば、概ね避けられますが、購入検討時に誤解を招く恐れもあリます。注意が必要です。ここでは、演奏に関連付けた表示ではなく、このアルバムに対して投稿した記述のみが投稿として表示されるべきであると思います。

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     2017/03/05

    現代では「荒唐無稽の筋書き」かもしれません。後半に女性の貞操を重んじている場面あり、ストレートすぎるように感じました。
    古いオペラでは、程度時代背景と地域に対する理解が必要だと思います。17世紀を想像すれば、筋書きも理解できるのではないでしょうか。
    大筋を記載しておきます。詳細はDVDでお楽しみください。
    海賊に襲われ奴隷として売買されてしまったコンスタンツェとその従者を許婚ベルモンテが救い出そうとする話である。
    ベルモンテはコンスタンツェらが保護されている宮殿からの救出を試みるが、見つかってしまい、捕らえられてしまう。
    宮殿の主セリムは、ベルモンテの父を敵とする相手であることが判明する。彼らの運命は絶対絶命となる。
    コンスタンツェとベルモンテ、二人の愛は変わらない、セリムの心は「悪い仕打ちには善をもって報いるものだ」という方向に動き、慈悲を持って彼らを無事に開放する。というものです。
    登場人物同士の掛け合いの場面もいくつかあり、見所がたくさんあります。
    愛を得ようとするセリムとそれを拒むコンスタンツェのやり取り、
    オスミン(宮殿の警護役)のベルモンテとぺドリデル(ベルモンテの従僕)への仕打ちの厳しさ、
    言い寄るオスミンとそれを拒否するブロンデイ(コンスタンツェの侍女)とのやり取り等がそれである。  
    また、場面の切り替わりがスピーディで軽快である。
    話の展開も簡単なものなので、解りやすいと思います。
    さて、カールベームの指揮、バイエルン国立歌劇場管弦楽団演奏はすばらしいです。歌手陣の演技も申し分のないものとなっています。
    本オペラ上映の特徴は、国立劇場の舞台装置や衣装の質を損なわないようにして、テレビ中継も考慮した演出やカメラワークになっているとのことです。画面も明るく見やすいものでした。
    DVD一枚にまとめられていることも扱いやすいと思います。
    以上、『後宮からの逃走』全曲、ユニバーサル ミュージック No:UCBG9114 2015年11月4日発売について記しておきます。

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     2017/01/22

     『すごい声。やはりすごいものはすごい・・・』、第一声を聴いて私もそのように感じました。
     最初の4曲が終わるまでライヴ(1980年8月14日モーツァルテウムのステレオライヴ)録音であることを忘れさせてしまうほど綺麗な録音であります。
     一曲一曲に緊迫感があり芸術性の高さも伝わってきます。すばらしい!シューベルト、メンデルスゾーン、そして、R・シュトラウスであります。
     以上、『80年ザルツブルク音楽祭ライブ』〔ORFEO DOR *CL* No:ORFEOR635041発売日:2004年10月09日〕について記しておきます。

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     2017/01/22

    歌声は言うまでもなくすばらしい。
    声の張り、艶、安定感どれをとっても抜群です。管楽器との相性の良さも印象的です。
    1994年12月、マリア・マグダレナ教会(ストックホルム)の録音です。
    特に、ヘンデルの「 Friedens-ode Hwv 74」、「Der Messias Hwv 56」、モーツアルトの「Motette Kv 165」が好きです。
    以上、アルバム『HYMNUS』〔Nightingale *cl*、No:NC130560(1996年06月25日発売)〕について記しておきます。

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     2016/11/20

     まずは、音質が良く、録音のレベルも高いアルバムだという印象を受けました。
    バイオリン、ピアノともクッキリとした音であります。
    演奏も、一音一音しっかりとが聞こえてきます。
    ライブ録音も悪くなく、全体にわたり「イダ・ヘンデル」の技量の高さが伝わります。
     一番は、1962年5月10-11日ドモヴィナ・スタジオでの収録ではないでしょうか。特に音が良くバイオリンの切れのよさが伝わります。
    Disc1において、クライスラー、タルティーニ、パガニーニ、クロール、ラヴェル、サラサーテ、ブラームス、バルトーク、
    メンデルスゾーン、シマノフスキ、ストラヴィンスキーと続きます。その中で、先頭のクライスラー(前奏曲とアレグロ)から度胆を抜かれ、タルティーニ(悪魔のトリル)、パガニーニ(モーゼ幻想曲)、サラサーテ(ツィゴイネルワイゼン)、ブラームス(ハンガリー舞曲第17番)と続きます。
    クライスラーは、特にバイオリンの伸びと切れが印象的です。
     二番は、ベートベンのバイオリンソナタがピアノの伴奏と息が合って緩急の切り替えがすごいことです。
    Disc2において、ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2, ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3,
    ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47『クロイツェル』は格別なものです。
     三番は、ヴィエニャフスキがすごいことです。
    Disc3において、ベートーヴェンの「ロマンス第1番ト長調 Op.40, ロマンス第2番ヘ長調 Op.50」は、テンポを落としてじっくりと聞かせ、これらに続くきヴィエニャフスキの切れのよさ際立っています。すごい! Disc5では、ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22が好きになりました。
     その他、Disc4では、「シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47」は、「シベリウス」自身のお墨付き受けた後の演奏として話題がありますが、これよりも36年後の1993年にラトルとの共演で行ったライヴ録音演奏に比べて正確さ重視の演奏に感じられました。
    また、「ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61」は、ヨアヒムのカデンッアとなっています。クライスラーのものとは違って、スピード感が殺され流れよりもソロ演奏を強調しすぎのように感じました。
     以上、『イダ・ヘンデル/プラハ・レコーディングス1957〜65(5CD)』(Supraphon No:SU4162 2014年08月28日)について記載しておきます。

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     2016/11/20

     「ブルッフ」のヴァイオリン協奏曲が印象に残りました。氷の上を滑らかに滑るようにバイオリンを奏でているところが、美しく魅力的です。盛り上がりも満足でした。
     「ドヴォルザーク」では、氷の上を滑るようなバイオリンが比較的あっさりとした感じを出しているように思います。全体が綺麗に流れまが、迫りくるものがなく、特に第3楽章フィナーレで力強さ欲しいと思いました。
     「ユリア・フィッシャー」のヴァイオリン協奏曲のアルバムは、他にモーツアルト、ハチャトゥーリアン、ブラームス、バッハ等アルバムはありますが大半がSACDです。そのなかで、『ブルッフ&ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 ユリア・フィッシャー、ジンマン&トーンハレ管弦楽団』(Decca *cl* No.4783544 2013年02月19日発売)は、貴重なCDアルバムです。

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