1人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2011/08/11

マルシャリンをはじめ、キャストは粒揃いの名歌手たち。A.デイヴィスの指揮は懐深く、歌手たちをよく歌わせている。素晴らしいライブ盤。

4人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2011/08/11

オクタヴィアンとゾフィーの二人の若さの輝きよりも、マルシャリンの感傷がよく描かれている。トモワ＝シントウのマルシャリンは素晴らしい！

カラヤンとウィーン・フィルの音楽も全曲を登して感傷を感じさせるものとなっている。

カラヤンの旧録音も素晴らしいが、私がこの新録音の方が好きなのはこの作品のテーマである「感傷」を見事に描ききっているところだ。

74才のカラヤンだから出来たことだろう。

2人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2011/08/08

バルトリの歌に込める情感が凄い。また、アミーナがメゾであることも、とても新鮮だ。バルトリは高度なテクニックも持っているし、こういう「夢遊病の女」もアリだ！と思った。

エルヴィーノのフローレスのベルカントが素晴らしいのは勿論だし、ロドルフォのダルカンジェロも威厳すら感じさせる素晴らしい歌唱。

これからコロラトゥーラ・ソプラノやカラスがアミーナの「夢遊病の女」と、このバルトリの「夢遊病の女」どちらも愛聴していくことになると思う。

1人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2011/08/08

骨太でありながら、濃厚で、きめ細やかな表情豊かな正統派ベートーヴェン。表現の幅が広いです。31番の２度目の「嘆きの歌」が素晴らしい！

0人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2011/08/08

28番第一楽章、深い情感をたたえて遅めのテンポで開始される。内田のフレーズの収め方が巧いため、カンティレーナもよく歌っていて素晴らしい。聞き手を夢見心地にさせてくれる。この楽章に一度だけ出てくるフォルティッシモの不協和音に深い意味を感じた。

第二楽章の中間部も幻想的に聞こえる。

第三楽章はどちらかというと軽やかか。

29番第一楽章はタメが大変効果的。特に第一主題や、展開部のフガートなど見事。相変わらずフレーズの収め方も巧い。

第三楽章は弱音で瞑想的に始まるが、聞かせどころでは盛り上げ、メリハリがあって大変良い。

フーガは疾走感があって爽快だ。

内田はハンマークラヴィアという長大な曲を退屈させることなくよくメリハリを利かせまとめ上げている。

0人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2011/08/06

誠実な演奏。「バッハのモティーフによる変奏曲」と「詩的で宗教的な調べ」が特に良い。

0人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2011/08/06

ひとつひとつの音の粒立ちがいいです。

0人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2011/08/06

愛しい人に対する優しさから、愛する人がいるが故の激しい嫉妬、そして孤独などまで、克明に描かれているクライスレリアーナ。

子供の情景もとてもロマンティックで、アルゲリッチらしく、メリハリが利いている。

とても素晴らしいシューマン。

2人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2011/08/06

抑制の効いたソコロフのショパンがとても美しく大変素晴らしい！！
チェルカスキーを聞いたのは初めてでしたが、ヴィルトゥオーゾで、華麗でロマンティックにリストを弾いています。

0人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2011/08/05

このＣＤで、ツィマーマンはピアノの魅力を完璧に引き出しているように思える（かつてリスト自身がそうしたように）。

力強さ、輝かしさ、煌びやかさ、軽やかさ、繊細さ、官能的なもの、叙情性...。

ツィマーマンは全てを兼ね備えているのではないか。

1人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2011/08/05

音の粒立ちが大変綺麗で魅力的。劇的な表現もありながら、全体的に叙情性が際立ったソナタ。そしてなんといっても、カップリングされた小品たちがどれも大変素晴らしい。

1人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2011/08/05

Duchableの流麗なリストのソナタ。

他に「２つの伝説」と「孤独の中の神の祝福」が収められている。

「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」の小鳥のさえずりのようなパッセージが効果的に演奏されている。

0人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2011/08/05

大変スケールの大きなデミジェンコのリストのソナタ。強弱の幅、緩急の幅、ともに広く、それをうまくまとめていると思う。この作品の華麗さよりも重厚さが際立っている。

ソナタ、「２つの伝説」の他に、「スケルツォとマーチ」が収録されている。

0人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2011/08/05

リスト作曲の、『J.S.バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」の主題による変奏曲』と『B.A.C.Hの主題による前奏曲とフーガ』目当てで購入しました。素晴らしかったです。テクニックと音楽性に圧倒されました。

0人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2011/08/05

よく耳にする「パガニーニによる大練習曲」の他に、異稿の「パガニーニによる大練習曲」が収録されています。異稿を聴くのは初めてですが、これが本当に難しそう...
それをハワードは良くまとめています。
おなじみの「パガニーニによる大練習曲」の方も素晴らしいです。